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2017年2月

2017年2月26日 (日)

ペットになったサツマビーグルのテル君

テル君は、当犬舎におけるサツマビーグルのペット第一号である。
オーナー様は、福岡県のK氏で、長年教職をされていた。オーナー様は、昔のサツマビーグルを良くご存じで、ご主人様が管理運用している「日本狩猟犬サツマビーグルの郷」を興味深くご覧頂いていた。定年退職を機に健康維持のため是非サツマビーグルを飼育したいと決意。早速ご主人様にサツマビーグルへの思いを手紙に託した。ご主人様は達筆な手紙を受け取りその思いに感動すると共に長年の勤務に対するに感謝の気持ちも込めて、快く飼育を託したと聞く。
 
テル君のお父さんは、ハク号、お母さんはエリー号で2015年3月30日に生まれた。仔犬の時は兄妹7頭の内、最もチビ(みんなの半分の大きさ)だったと聞く(宮崎県のトク号とサツマⅠ号とは同腹犬)。
しかし、現在は体高47cm、体重17kgと標準的な体躯に成長しており、仔犬の時のチビはその後の成長には関係ない・・・やはり両親の遺伝が左右することを知る。

オーナー様は、テル君の成長ぶりを仔犬の時からその都度ハガキに達筆で様子を書いて送って頂いている。今まで数々のエピソードがあるが、ご主人様が一番印象に残っていることを紹介する。
それは、生後5ヶ月になった時に、ペットの「しつけ教室」に入り、週に2回オーナー様と通っていた。最初みんなからテル君の耳の長い色白の犬が珍しく・・・なんていう犬種なのですか・・・等々、指導する先生も知らなかった。。。もちろんテル君は教室一番の人気ものになったらしい。更にペットとしてのしつけ訓練が始まると、なんと教えたことは直ぐに覚えるという賢さ・・・。。。指導の先生も大変驚いた様で、3ヶ月の予定で有った訓練メニューを僅か1ヵ月余りでマスターしたと聞く。
サツマーグルは利口で賢いと言われているが、それを証明したような出来事だった。。。
テル君は、屋内で飼われているが、叱るとそのことを良く理解し、その後は家具や置物等に悪戯をすることはないらしい。また、トイレも完璧で、何よりも屋内飼育で問題となるのが「体臭」であるが、全くと言っていいほど体臭は無く犬を飼っていることを明かさなければ分からないと聞く。

今後ハンターは、我々サツマビーグルと同じく絶滅の道を歩むことはもはや誰も止めることはできないとご主人様も考えており、ペットとしての生き残りを考えて頂いている。
現在、全国に譲渡した仔犬の内、ペットとして飼育しているのはテル君を入れ8頭。同犬の内4頭は秀逸犬で絶滅回避の秘蔵犬としてご主人様が飼育委託されている。
かって日本に猟犬として山野を駆けまわっていた柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、秋田犬、北海道犬も現在は天然記念物の指定を受け、猟犬としてよりペットして飼われる犬が多い。これらの犬も猟犬としてだけなら恐らく絶滅していたことであろう!。

Teru
 

2017年2月23日 (木)

急性気管支炎

昨日、ご主人様は午後から、奥様掛かり付けの医院に行った。
先生より色々と問診を受けた後、インフルエンザやマイコブラズマ等に感染していないかを調べる検査の他、血液検査で今まで聞いたこともないCRP検査(炎症や感染症を調べる)を行ったと聞く。
待合室で待つこと約20分。看護婦さんに呼ばれ診察室に入る。行き成り先生からCRPが凄く高いのでレントゲンを撮ります・・・とのことでレントゲン室に入り胸部を撮影。約10分後に看護婦さんに呼ばれ、先生の診察結果を聞く。「急性気管支炎」です・・・。後数日遅れていれば重度の肺炎となり入院していたかも・・・と言われる。ご主人様からCRPの事を聞くと、基準値は0.3mg以下に対し、ご主人様の測定値はなんと10mgと非常に高値であった。一般に15mgを超えると即入院らしい。

感染症(風邪等)は最初、鼻→喉→気管→肺気管支→肺胞の順に炎症を起こしていく。その各段階で身体の免疫機能や薬剤投与等によってブロックされ快方に向かう。しかし、著しい体力の
低下やストレス並びに治療の放置等により、ブロックが次々と破られ、最終的に肺胞まで炎症が進み肺炎となる。
ご主人様は、肺気管支まで進んでいたので、間一髪で重症にならずに済んだようた。

しかし、今朝は犬舎の清掃に来る時間が7時になっても来ないので、みんな心配していた。
すると、何時もの30分遅れでやって来た。みんなホットする・・・。また、昨日服用した新抗生物質が良く効いたのか、昨日より元気なような気がする。。。
よかった!。。。よかった。。。
これを機会に、ご主人様にも、我々の保存普及活動で一番大事なことはご自身の健康管理であることを痛感してもらえば幸いである。。。

2017年2月22日 (水)

ご主人様は風邪

先日、ご主人様の同級生である大親友が66才の若さで亡くなった。それからと言うもの、何か元気がなく、年寄りのお爺さんよろしく、山にも行かず、我々の飼育管理にも何か覇気がない。10日前から風邪気味だったようだが、どうやらその風邪をこじらせたようである。
今朝の飼育管理は、咳と痰が酷く、なんだか辛そうで、気の毒であった。
以前の様に、アメリカンビーグルであれば、ご主人様が会社勤めをしていたので、飼育や繁殖もすべて奥様がされていたと聞く。しかし、我々サツマビーグルは身体が大きく、飼育ケージやトレイも大きく重いものも多く、女性ではなかなか飼育管理もままならない。それと我々の保存普及活動は一切ご主人様がやる・・・と宣言した以上、今日の様に体調が悪くても辛い態度は出来ない。。。ご主人様が可哀想!。

もし、ご主人様が我々の保存普及活動を止めたらどうなるのだろう!!!・・・なんて考えたら我々の未来は全く見えなくなる・・・絶滅への道を歩んでいくことは間違いない。。。
心優しいご主人様は、先日の友人の死はかなりのショックだったに違いない。。。
先程、奥様から病院に行くように促されていた。何時もなら「風邪を治す薬はない・・・」等々と屁理屈を言って病院は行かず市販薬を飲んで治していたが・・・今日は「病院に行ってくる」と言って先程出て行った。若くないので昔の様な無茶は慎み、早く治してほしい。

今日は天気も良いが、みんなご主人様の身体を心配してか、元気がない!!!
元気があるのは仔犬(写真)のマリー号だけだ・・・
母親のマレ号が『静かにしなさい!』と叱るもお構いなし・・・。ご主人様が運動場の前を通るたびに愛嬌を振りまいている・・・。
 
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2017年2月16日 (木)

スミレ号の旅立ち

今日は、家族のスミレ号が、新しいオーナー様の下に、引き取られていった。
スミレ号は、昨年の10月18日生まれで4ヶ月の女の子。。。
兄妹は12月末までに全国の新しいオーナー様の下に引き取られ、現在元気に暮らしている。スミレ号はと言うと、生後60日が経ち、オーナー様の下に送られる当日に、ご主人様の最後の身体検査で鼠径ヘルニアが見つかり、手術した後、送犬することとなり、今日まで我々と生活を共にしていた。本来なら名前は、新オーナー様が命名するが、暫くは一緒に生活することからご主人様が命名した。名前の由来は、当犬舎の慣例となっているNHKの朝ドラから命名すると言うことで、現在放送されている「べっぴんさん」の主人公である『すみれ』となった。
今日は、栃木県のオーナー様の下に旅立った。徳島空港まで約一時間を要するが、動物病院まで何度も車に乗っていたので、全く車酔いもしなかったようだ(笑)。

同オーナー様の下には、昨年ナナ号が行っており、もうすっかりシカ猟の完成犬として、今猟期は大変活躍をしていると聞く。スミレ号もナナ号から良く学び、来猟期は立派な猟犬になってほしい。。。
 
 
●旅立つ前のスミレ号(運動場にて撮影)
何か旅立つことを悟っているかのような顔をしている。。。
寂しいけど新しいオーナー様の下で元気に暮らせ!
また何時か会おう!!!
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●空港で搭乗手続中のスミレ号。。。
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●鼠径ヘルニアの手術をした当時のスミレ号(生後60日)
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2017年2月13日 (月)

初めての雪山

先日の寒波で、四国徳島の平地にも雪が降った。
今日も、みんなトイレと食事も終え、天気も良いのでゆっくりと日向ぼっこでくつろいでいたが、なんとご主人様が赤いチョッキを着て運動場に入って来たではないか・・・。
みんな、山に行くのが分かっているので・・・私を連れ行け~~!!!とばかり大声でアピールするも、やはり1才になったばかりのアサ号の元に行き、車に乗せる。
今日の山は、最近アサ号と良く通っている比較的高い山である。
車を走らせ、何時もの駐車地に到着すると、何と薄らと先日の雪が積もっている。
アサ号は、初めての雪山で少し戸惑っている。この白いものはなんだ!とばかり口にするが冷たくそっけない顔をしている。
何時もの様に林道を南斜面に向かって登って行くと、流石に雪は全くない。
 
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暫くして、林道下から吹き上げて来るシカ臭に反応し、活きよいよく坂を降りていく・・・すぐさま追い鳴きに変わる。GPS受信機で確認すると何時もの様なコースを追跡している。
今日は、アサ号に思う存分追跡させてやろうと言うご主人様は鉄砲を持たずに来ている。
約30程追跡した後、ご主人様の方に追い回して来る。ご主人様は息を殺して追い鳴きする方向に視線を向ける・・・・すると大きな牡シカがドサドサと尾根から真横に降りて来た。
ご主人様は、すぐさまスマホを取り出すが、時すでに遅し・・・シカでなくアサ号を撮影。。。
何時もならスマホの代わりに鉄砲が鳴り・・・一巻の終わり。。。
 
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その後、シカは裏山の降雪地に逃げ込み、何とかアサ号の追跡を阻止しようとするが、最近のアサ号は、連日の山入で筋肉の鎧を撒いた凄い体躯になっており、体力と持久力も十分に備えているので、シカとのレッドヒートは見ものだ!・・・。
約2時間程追跡して、追い鳴きが止まったので、ご主人様は今日はここまでと、ポケットから弾の空ケースを取り出し、帰ってこいコールの『ピッピッピー』と何度も吹くと、約10分程でアサ号は帰って来た。
雪山で滑るのか、かなり疲れている様だ。今日は引き綱に繋がれなくても、ご主人様より先にトボトボと車に戻って行く(笑)。
 
この分だと、明日は我々にも山行の順番が回ってきそうだ!!!。。。
 
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2017年2月10日 (金)

西日本に記録的な大雪の恐れ

今日(10日)は、四国徳島も朝から雪が舞う、非常に寒い1日だった。
何時もは、朝に犬舎から運動場に出てもらい、トイレと食事をする。
その後、天気が良ければ夕方まで日向ぼっこをしているが、今日はご主人様に全員が早く犬舎に戻してぇ~~~と大声でアピール。。。
すると、ご主人様が『寒いか・・・ヨシヨシ』と、全員を暖かい犬舎に戻してくれた。
暖か~~~い!!!。。。
今後も雪は降り続き、11日朝までの予想降雪量は中国地方で100cm、近畿で80cm、四国や九州でも20~30cm等となっている。
明日の朝、犬舎周辺も一面真っ白な雪化粧となっているかも?。
とにかく南国鹿児島が発祥地の我々サツマビーグルにとっては寒さはきつい!。
何といっても北海道犬の様なフサフサした暖かい体毛はなく、裸同然の短毛だ。。。
以前は、ご主人様がスノコに毛布を敷いてくれていたが、マレ号がこの毛布を食べて命拾いをしてからは何もなし・・・トホホ!。ご主人様にしてみれば我々の命を守ることを最優先しての考えと思う・・・仕方ない!。
しかし、犬舎の中は2℃近くまで冷えるが、ケージ上部に毛布を掛けてくれているので室内は体温等で10℃近くなっているので凍死するようなことは無い(笑)
 
全国のサツマビーグル保存会の会員の方から、ご主人様に届く便りも雪に関するものが多い。降雪量も多く山に入れない日が続いているが、特別な猟期延長が無い地域では後5日で猟期も終了する。明日と明後日が今猟期最後と言うハンターも多いと思われるが、記録的な大雪にも拘わらず天候に逆らい、無理な出猟をして事故でも起こせば大変だ!
安全第一で行きましょう!!!。。。
 
写真:犬舎周辺も薄らと雪化粧(午後5時現在の様子)

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2017年2月 7日 (火)

カモシカは崖で追跡を阻止

今日は、1才のアサ号が山(狩猟)に行った。
最近は獲物も少なく、サツマビーグルの特性である「帰り良し」を武器に、今まで行ったことがない山に入っている。本日の状況は次の通りだ。
朝8時に新猟場に到着。GPSマーカーを首に装着してもらい・・・イザ!出陣。
 
山は大きく深い。単独猟でこの様な地形で犬を放すことは回収が気になり、先ず来ないだろう!。それが証拠に林道には全くタイヤ跡がない。
アサ号は、放犬後直ぐに林道の法面上部を見ながら、頻りに高鼻を使って臭いを取っている。臭いの方向が定まったのを見て、ご主人の「ホイホイ」の合図で一目散に登って行くと直ぐに大きな声でウォンウォンと鳴き出した。ご主人様がGPS受信機で軌道を確認すると山の裏側の谷川を挟んで追跡している。その後アサ号は約30ほどでご主人様の方に獲物を追い回して来たが、今度は林道の下側に追い鳴きして行った。暫くすると追い鳴きが一箇所に止った。ご主人様は、急ぎ現場に行き、アサ号が鳴いている目線の裏側に回り、崖を詳細にチェックすると中段の窪みに黒いものが居る・・・よく見ると『カモシカ』だ!。
ご主人様は、速やかにアサ号の元に行き「ヨシヨシ」と頭を撫でて仕事を労った。
カモシカの心境(恐怖心)を考慮し早々に下山し、帰宅。。。
【注記】
カモシカは、シカと異なり縄張りを持っており、今後この猟場は避けた方が良い。

写真:アサ号に追い詰められ絶壁の崖に避難したカモシカ
※ カモシカはご主人様を見て警戒しているが、崖上ではアサ号が大声で鳴いているので身動きが取れない・・・アサ号を連れて下山するまで同じ場所でじっと我慢していた。
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2017年2月 3日 (金)

ブーギー系アメリカンビーグル13代目

当犬舎は、我々サツマビーグルを飼育するまでは、約43年間に渡りブーギー系アメリカンビーグルの系統保存をしていました。しかし、今は三重県の猟友に保存を託している。写真のダイナ号は12代目の男の子である。この度、4年振りにダイナ号に同系のローラ号を交配し13代目の繁殖を計画していると聞く。
ダイナ号もローラ号も実猟はもとよりトライアル(競技会)でも大活躍しており、ご主人様も今から楽しみにしている。
仔犬が産まれたら報告しますね・・・。
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写真:四国プリンス犬舎で系統保存しているブーギー系アメリカンビーグル
●犬名=シコクプリンス・ブーギース・ダイナ 牡4才(血統書:全日本狩猟倶楽部)
●特徴=体躯は重心が低く筋肉質で、毛色は全身黒勝ちで野武士を彷彿させる。また猟芸は、捜索範囲が広くスピーディな狩り込みから起こしが早く、美しい追い鳴きでノウサギを4時間以上追跡する。
 

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