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2017年5月26日 (金)

マムシの洗礼

ここ2日間、四国徳島は雨で山入りはお休みでした。
今日ご主人様は、1ヵ月ぶりにシロー号を連れて山に行きました。
マリー号はお休みでしたが、ご主人様が運動場からシロー号を連れ出そうとすると「私も連れていけ!」とばかりに大声でアピールするも、何時もの様にニコニコしながらダメと一蹴される。しかし、我々先住犬としては、明日の山入りは我が身とばかり内心喜んでいる。
 
さて、今日の山入りは、何時もと同じ6時に犬舎を出て6時30分に訓練場所に到着。シロー号にGPSマーカーを装着し放犬。何時もの様に林道をゆっくりと前進しながら盛んにシカ臭をチェックし、ここぞと思うところは勢いよく刈り込んで行き、シカが居なければ10分程すると一旦ご主人様の元に帰って来る・・・を繰り返し、1ヵ月のブランクは全く関係なかったようである。
追跡は、約60分余りでご主人様が止めたらしい。それは、追跡中のシロー号の異変(追い鳴きの声が大きくなく不連続)に気付いたからである。すぐさま身体を調べてみるが特に異常は認めなかった。しかし、車の元に帰り輸送箱に入れ、GPSマーカーを外す時に「キャン」と鳴いたので顔を良く診察すると鼻の上に小さな出血が診られた。ご主人様はすぐさまマムシに噛まれたことに気づき、速やかに帰宅したようである。
 
シロー号は帰るなり、何時もの様に運動場に繋がれ餌を与えられたが、流石にパクパクとは食べないものの完食した。餌には白い錠剤(抗生物質)が入れられていた。
我々先住犬も何頭かはマムシに噛まれているが、通常マムシにやられたら追跡を中止し、痛みに耐えられず座り込み、暫くしてからご主人様の元に帰るのが一般であるが、シロー号はご主人様が追跡を止めさせたと聞き、凄いのは悪役顔だけでなく、狩りに対する執念と気力には脱帽である。流石に当犬舎ナンバー2だけある・・・拍手!!!
 
以下、山入りとマムシに噛まれ精彩を欠いている様子(写真)を紹介します。
 
写真① 林道を前進しながら高鼻でシカ臭をチェックしているシロー号
この後、「ウォ~ン」と前鳴きし、勢いよく刈り込んで行くとすぐさま起し(シカ発見)となり、約60分程あまり追跡(追い鳴き)中、雄シカを確認した場所にて回収(犬を繋ぐこと)。
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写② 雄シカを追跡中のシロー号
大きな足音で土を蹴って逃げていく雄シカを確認。シカとの距離は100m余り離れていた。シロー号の追跡スピード(平均速度)をGPS受信機で確認すると6.8m/hであった。ハク号やアサ号の約10m/hの高速追跡から見ると見劣りはするも決して遅くはない。
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写真③ マムシに噛まれ精彩を欠いているシロー号。
マムシに噛まれたのは、追跡後半に一度追い鳴きが途切れた時に、シカ臭を地鼻で捜索している時にやられた推測する。シロー号は高鼻より地鼻を多用して追跡するために鼻を噛まれる確率は高い。逆に高鼻を多用する犬は、一般的に足を噛まれることが多い。
写真は帰宅後5時間を経た時点で撮影。恐らく明日は口の中まで腫れ上がる可能性が大きく、餌を与えると喉に詰まり窒息する危険性があるので絶食にするらしいです。可哀想なシロー号!。
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