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2017年6月 6日 (火)

元気に山入り

四国徳島は、ここ数日気温が25℃前後で涼しく、運動場兼育成場での昼寝もとても気持ちが良いです。
さて、今日はシロー号とテツ号が早朝訓練に行きました。シロー号はマムシに噛まれ大変な目にあいましたが腫れも癒え元気になっています。今日は12日振りの山入りです。お相手は、この度の怪我が縁でとても仲良くなったテツ号です。
 
6時30分に訓練場所に到着。GPSドックマーカーを首に装着し放犬。今日の山は、先日シロー号がマムシに噛まれた場所である。2頭は林道をゆっくりと前進して行く。暫くするとテツ号とシロー号がほぼ同時に歩行を止め、高鼻で獣臭をチェック。獲物の居る方向が確認出来たのか、何時もの様にテツ号が大きな声で「ウォ~ン」、シロー号も更に太く大きな声で「アォ~ン」と前鳴き。勢いよく2頭は法面を狩り込んで行くと、すぐさま起こしから追い鳴きに変わり追跡となった。2頭の流れるような心地よい追い鳴きが静寂の山々に響き渡る。追跡開始20分余りで牡シカを確認。その後40分余り追跡したところで早めに2頭を回収(呼び戻し)し訓練を終了。
※ 完成犬は、運動とストレス解消を訓練の目的としており、追跡時間は暑さによる体調異変を考慮し約60分を目安にしている。
 
ご主人様曰く「やはり当犬舎のナンバー1&2の仕事は素晴らしい・・・」と上機嫌で帰宅しました。また、怪我の功名か・・・2頭がパックで仲良くシカを追跡したことに我々も驚いております。
 
写真・・・放犬前のテツ号(左)とシロー号(右)
素晴らしい追い鳴きで約60分間に渡り雄シカを追跡させた後2頭を回収。
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