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2017年7月

2017年7月28日 (金)

ハクオー号の里帰り

先週の日曜日、香川県のオーナーI氏に連れられてハクオー号が里帰りしてきました。
理由は、オーナー様がオーストラリア旅行に行かれるので、ご主人様が預かることになったらしいです。ちなみに今オーストラリアは冬らしいです・・・。。。
2年振りに帰って来たハクオー号は、犬舎内でも落ち着きがあり堂々としており、顔はタン色の濃いイケメンで、全体的にバランスのとれた非常に美しいサツマビーグルになっていました。女の子達は興味津々で見ています。何時かお嫁さんにしてほしい・・・なんて思っているのかもしれません
 
ところが困ったことにハクオー号は運動場に出してもらってもトイレをしません。仕方なくご主人様は毎日朝夕の散歩でトイレをさせています。これもサツマビーグル特有の尻癖の良さとご主人様は常々話されています。
我々も運動場が出来た当初は、みんなトイレはしませんでした。運動場は、我々の仲間が多くなるにつれ、ご主人様の散歩時間も長くなり、特に雨の日の負担が大きくそれを軽減させるのが目的で新設されたようです。
奥様の話では、ご主人様が段々と年をとり散歩が出来なくなるための「老後対策」で建設したと聞きますが・・・(笑)。建設に当たっては奥様の全面的な賛同の下、設計は屋根付きの大きな運動場兼育成場になったらしく、今では雨の日も安心して快適にトイレをすることが出来ます。感謝!感謝!。。。
しかし、当初我々は運動場を汚してはいけないと思い我慢をしておりましたが、考えは真逆でトイレをするために作ったのだと後で話を聞き大笑いしました。
初めて運動場に出してもらった時はそれを知らず、トイレの辛抱を我々とご主人様で我慢比べをしていましたが、2日目ぐらいから我々が我慢できなくなりトイレをするようになり、ご主人様もホッとして笑っておられたのを思い出します。
 
ハクオー号の話をしなければならないのにトイレの話になってしまいました(笑)
ハクオー号は、今週の日曜日まで我々と生活をします。

写真①・・・運動場の右端に居るのがハクオー号
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写真②・・・散歩中のハクオー号
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2017年7月24日 (月)

暑い~~~です!

マリー号は初めての夏で・・・毎日暑い暑いと愚痴っています
 
暑い!!!・・・暑い~~~よぅ
これからどうなるの・・・・あぁあぁあぁ~~~ん
 
しかし、まだ7月半ばですが・・・
確かに暑い!!!
 
 
ここで一句


運動場 暑さ増します セミの声


お粗末でした・・・

写真・・・今朝の運動場の様子
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2017年7月20日 (木)

サルノコシカケ

今朝、ご主人様は久しぶりに独りで山に行きました。
四国徳島は、梅雨明けとなり、朝6時と言えども平地では朝日が照り付け、とても暑く感じます
我々も日中は業務用大型扇風機なしでは昼寝もおぼつきません
さて、話を戻しましょう・・・。
ご主人様も、山入りは梅雨期の雨等により二十日余り山入りをしておりません。
今日はじっとしておれないのか、独りで山の様子を見に出かけたようです。流石に高地は涼しかったようですが、朝7時を過ぎる頃から蒸し暑くなり、ブヨがひつこく追って来て顔を何箇所も刺され、赤く腫れていました。山入りの際は、「団扇」を持っていくと涼を取ったり、ブヨを追い払うのにとても役に立ちます。今日は忘れて行ったようです。。。
やはり、我々が山入りし、シカを長時間追跡できる環境ではないとの結論です。
しかし、我々の様な完成犬でない幼犬の場合は、林道での短時間の運動であれば問題はないとのことです。当該犬を飼育されているオーナー様は、朝夕に涼を求めて林道の散歩をお勧めします。

ご主人様は、今日の山入りで、最近まで使われていたと思われる獣道を見つけたので、その道をなぞって歩いて行くと、枯れ松に珍しい『サルノコシカケ』が生えているのを見つけました。
サルノコシカケをネットで検索しますと、漢方では上薬と呼ばれ、副作用も毒性もなく、毎日長く服用でき、病弱体質や虚弱体質など体質改善に効果があるらしいです。また、血液をサラサラにしたり、癌にも効果があると記載されています・・・。
尚、詳しい事を知りたい方は「サルノコシカケ」でネット検索して下さい。
また購入したい方は、ヤフー店や楽天などでネット販売されております。
ご参考まで・・・。

写真・・・枯れ松に生えていたサルノコシカケ
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2017年7月19日 (水)

パンダカラー仔犬のその後

滋賀県のオーナー様 I 氏より、今年1月に非常に珍しいカラー(毛色)の仔犬が生まれたと写メを送って頂きました。この時、ご主人様から、この様な珍しいカラーの犬は稀に生まれるが、死産又はその後も身体が弱く上手に育たない場合が多いので淘汰した方が良いとアドバイスしたようですが、是非育ててみたい・・・とオーナー様の強い決意から飼育することになったらしいです。しかし、スカイ号は心配をよそに元気に成長してると聞き、ご主人様も考えを新たにしておりました。
 
この度、同オーナー様から生後6ヶ月になった写メを送って頂きましたので紹介します。この子の名前は元気に育ってほしいと言う意味から、スカイ号(大空)と命名されています。
 
ご主人様によりますと、スカイ号の様な珍しいカラーは約100年ほど前にイギリスからやって来た当時のハウンドにこの様なカラーの写真が残っていることから、恐らくその隔世遺伝ではないか・・・との話です。この血統は約50年前に飼育されていた「樺山系」や「押川系」に引き継がれ、白耳に黒色(タン色かも?)の斑点がある写真(白黒)が残されています。仕事(大物猟)は、よくやったらしいですが、鹿児島特有の門外不出の気質から、一部の集落(地域)のみで飼育され外に出さなかったために、今日では絶滅して居ないらしいです。
尚、スカイ号のカラーは、隔世遺伝ですと残念ながら遺伝はしないらしいです。
現在、スカイ号は6ヶ月ですが、先導犬に付いて山入りしているようです。写真から見ると足は遅いようですが、なかなか動きは良いとのことです。
今猟期には、大物猟犬としてデビューし、活躍してほしいと祈っています。
 
写真①・・・生後10日目のスカイ号
本当にパンダそっくりで驚きました・・・。
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写真②・・・生後6ヶ月になったスカイ号
目の辺りは、仔犬の時の面影は残っていますが、全身白毛に濃いタン色の丸班が実に美しいです。また、耳がタン一色ではなく、白地に濃いタン色の斑点が入ると言う非常に珍しいカラーです。
身体は、サツマビーグルの男子らしい体型になっています。
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2017年7月15日 (土)

セミの抜け殻

四国徳島は、やっと梅雨明けの様です。。。
しかし、今度は連日35℃近い猛暑で、もうぐったりです・・・。
 
我々の一日は、朝5時に運動場に出してもらい、夕方6時に犬舎に戻るを繰り返す単純な毎日です。
ご主人様は、応接間から運動場をチョロチョロ見ながら、我々の様子に絶えず気を配ってくれ、大きく口を開けてハーハー言い出すと、すぐさま大型業務用扇風機を2台回してくれます。するとすぅ~と涼しい風がコンクリート床を流れ、気持ちよくスゥースゥーと寝入ってしまいます。

さて、今朝は母屋の犬走(軒下のコンクリート道)の上にアブラゼミの抜け殻を見つけました。また、これからはこのセミ達の大合唱が始まり、いよいよ夏本番となります・・・。
老ハンターの皆さん!・・・暑い時は無理して山に行かないようにしましょう!。健康が一番!。健康なくして山入り無し!。我々ワン子の為にも長生きして下さいね!(笑)
ご主人様も例年は子供の夏休みに合わせて、我々の訓練もお休みとしています。
訓練の再開は。9月からとなります。
 
写真・・・アブラゼミの抜け殻
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2017年7月11日 (火)

有害鳥獣駆除

滋賀県のオーナー様K氏より、コハク号の有害鳥獣駆除での活躍写メが送られてきましたので紹介します。
コハク号は当犬舎作出犬で、父親がハク号、母親がアキ号です。平成28年1月12日生まれですので、まだ1.5才の若犬です。
小さい時は、生後60日で2.5kgと標準の半分にも満たない極チビでしたが、実にすばしっこく元気な男の子でした。小型サツマビーグルの再来かと期待し残されていましたが、現在のオーナー様が奥様同伴で犬舎見学に来られ、コハク号に目が留まり是非飼育させてほしいと熱望され、ご主人様は若いハンターでもあり将来の後継者として快諾したようです。オーナー様は若いハンターではありますが狩猟犬に関する研究心も旺盛で、特に訓練については独自の哲学を持つほどの凄腕の持ち主でもあります。
コハク号は、厳しい訓練に耐え、弱冠7ヶ月より同猟犬とイノシシやシカを狩るようになり、1才を過ぎた頃にはシカ猟の完成犬となった秀逸犬であります。
 
この度の便りは、一昨日の日曜日の午後からシカの有害駆除に行った時のコハク号の写メを送ってくれました。最近は、雨が多く、しかも気温も30℃越えと、猟が出来る環境ではありませんが、コハク号は幼少の頃より厳しい訓練を受けており、この環境(悪条件)をもろともせずに起こし、追跡、追い鳴きを難なくやってのけ、帰り(呼び戻し)もよく、駆除隊員グループの信頼も厚いと聞きます。
 
コハク号は、オーナー様が将来はハク号の様な素晴らしい名シカ猟犬になるようにと「小さいハク号」で『コハク号』と命名されたようです。もう名前負けしない立派な狩猟犬となっており、ご主人様も大変喜でおられます。
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ご主人様は、常々、関西滋賀のオーナーK氏と関東栃木のオーナーT氏は、将来のサツマビーグル保存の若き後継者として高く評価されております。

2017年7月 5日 (水)

アクセス数10000突破

お早うございます。
四国徳島は、台風3号の影響は他県より少なかったようですが、大きな被害を被った皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今日も雨が降っており、もう10日余りスッキリしない天気が続いています。
 
しかし、今日は嬉しいニュースをお知らせします。
ご主人様がサツマビーグルの普及活動の一環として、今年1月に開設スタートしましたブログ『狩猟犬サツマビーグルのつぶやき』のアクセス数が10000件を突破しました。
当初は、狩猟に関するブログであり、ハンターは高齢者が多くインターネット等には無関心の方が多いと考えておりましたが、ブログの視点が犬目線で記載していることも有り、珍しさも手伝って一般の愛犬家からも多くのアクセスを頂いております。
アクセスを頂きました多くの方々に心よりお礼を申し上げます。
 
我々サツマビーグルの仲間も全国で71頭まで増えております。
今後ともタイムリーな情報を発信して参りますので宜しくお願い申し上げます。
               四国プリンス犬舎内サツマビーグル一同
 
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2017年7月 3日 (月)

里親募集(第1回)

昨日、四国四県は日中の気温が35℃を超える猛暑になりました。久しぶりの梅雨の間の天気となり、ご主人様はアサ号を連れて山入りしましたが、標高700mの高地における早朝訓練でも午前7時を過ますと暑くて汗だくとなり、訓練は早々に切り上げて帰って来ました。夏季訓練は水分補給に水筒持参を忘れないようにしましょう!。
 
さて本日は、日本狩猟犬サツマビーグル保存会員様からの依頼による里親募集犬をご紹介させて頂きます。
何れも純血サツマビーグルで、今後同犬の保存(繁殖)を考えておられる方にはまたとない機会でありますのでご検討ください。
 
尚、下記犬に関する問い合わせは事務局(090-7787-3299 久米)までお願いします。
●募集経緯=病気療養、高齢、家事都合。
●性格・特徴=従順で温和
●健康状態=良好
●分譲価格=要相談
●引渡し=引取希望(要相談)
 
写真① チコ号 牝5才 ノウサギ猟 完成犬
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写真② ヒメ号 牝1.5才 ノウサギ猟 (1才まで山入り)
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写真③ リリー号 牝0.6才 山入り基礎訓練中
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写真④ モモ号 牝1.5才 ノウサギ猟 (1才まで山入り)
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【ワンポイントアドバイス】
ノウサギ猟で訓練された犬は、シカ猟にも使用可能です。当犬舎の名シカ猟犬種牡ハク号、テツ号、シロー号も鹿児島ではノウサギ猟犬として使用されていましたが、当地徳島に来てからはノウサギが少なく逆にシカが多く生息していることから、自然とシカ猟犬となっております。
 

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