水田にイノシシ出没
水田に稲穂が少し垂れ出した今日、イノシシが道路沿いの若い稲穂を食害する被害がでました。
イノシシが出没している場所は、犬舎から50m前方の道路に面した水田です。ご主人様の見回りではかなり大きなイノシシのようです。
この犬舎周辺の道路は、朝夕多くの方が散歩しており、日中は近くの病院の車が多く往来しています。まさかこの様な場所に・・・と思いますが一昨年頃から出没しており、毎年10頭余り箱ワナで捕獲していますが、一向に減る様子はありません。近年に生まれたイノシシは箱ワナが怖いことを既に学習しており、なかなかワナに掛からなくなっています。今のところ人間との知恵比べはイノシシに軍配が上がっています。
これからはお盆で帰省客も多くなり、また子供達も虫取りに里山にも出入りするので、ワナの設置には十分注意を払う必要があります。
それにしても、我々が犬舎に居るにも拘わらず、犬舎周辺をイノシシが徘徊するとは舐められたものです(笑)。
※ 石井町は、平野が大部分を占め、由一の山が犬舎の裏山です。しかも山の北半分のみで、南側の山は神山町となります。更に石井町の大部分の山は鳥獣保護区に指定されており、毎日多くの方が散歩や山歩きで山に出入りしており、危険回避上から銃を用いての駆除は自粛しております。ですから我々(猟犬)の出番も全くありません。
●イノシシは夜になると山から下り、堂々とアスファルト道路を使って食害をしています。
●イノシシは若い稲穂の甘い汁が大好物です。
●イノシシは若い稲穂の甘い汁を吸った後、上手にもみ殻だけを吐き出します。
●食害があった水田にイノシシ進入防止用のネットを張っているところです。ネットの補助金は全く無く農家の負担(出費)も大きくなっております。
●道路沿いに敷設されているイノシシ進入防止用ネット。
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