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2017年9月 4日 (月)

マダニ対策

今日は、厚生労働省から重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関連して、一般の方向けのマダニ対策に関するパンフレットが作成公開されていますので紹介します。

<内容>
1.マダニの生息場所
2.マダニから身を守る服装
3.マダニから身を守る方法
4.忌避剤の効果
5.参考資料
  ①マダニの分類とマダニ媒介感染症
  ②マダニ媒介SFTSとは
  ③マダニの生活環

マダニ対策、今できること ←ここをクリック(押す)しますと上記の内容が閲覧できます。

先日、愛媛県の農業従事者(60才)がマダニ感染症(SFTS)で亡くなりました。
ご主人様の様なハンターの方々は、一般の方より山に入る頻度がはるかに多く、特にシカの多い猟場はマダニが多く生息しており注意が必要です。
ハンターの衣類に付着したマダニや猟犬に付着したマダニの人(家族等)への再付着はマダニ感染症の発症に大きな脅威となることが知られていますので十分な対策が求められています。

以下に、ご主人様が日頃実行しています簡単なマダニ対策をご紹介します。

写真①・・・人のマダニ対策用に使用している虫よけスプレーとガムテープ
ご主人様は、山に着くと速やかに虫よけスプレーをズボンや袖に噴射しています。このスプレーは網戸用の虫よけです。効果はてき面で、処置を行わない時は20匹ほど付着していましたがスプレーを使用するようになり数匹に激減しています・・・(拍手)。
また、山から下り車に乗る前には、必ずガムタープ(紙テープでも可)を30cm程の長さに切り、両手を使ってズボンの表面をペタペタと引っ付けては離すを繰り返しマダニを取り除いています。この方法で取りますと目には見えないような(老眼)極小さいマダニも良く取れます。まだ実施してない方は、是非とも試してほしいです。家族の為にも・・・。
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写真②・・・犬には毎月1回マダニ駆除剤を投与(1ヶ月間有効)
我々(全犬)は、毎月一回、フィラリア予防剤と一緒にノミ・マダニ駆除剤を投与(経口)してもらっています。ご主人様は、経費削減として両薬ともに大型犬(50kg)用をネットで購入し、半分にして2頭に投与しています。投与は、餌のドックフードの中に潜り込ませていますのでガツガツ食べる我々には分かりません・・・(笑)。
※ 本剤は、液体のスポットタイプではないので確実に投与が可能です。一回の投与で約1ヶ月間は有効です。猟犬は山から下りるとマダニが数十匹余り付着していますが、約8時間ほどで完全に死滅し、犬の身体には全く認められません・・・。
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