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2017年9月25日 (月)

リリー号単犬山入訓練(2)

リリー号は、ご主人様の用事がない限り、山入りしております。
今日で単犬山入訓練も3回目となります。基礎訓練をしっかりしているので山入りの恐怖心もなく、ご主人様も心配する程広範囲に捜索するそうです。
ご主人様のリリー号への評価も日増しに向上しており、「この若さで成犬顔負けのスピード豊かな捜索行動は今まで見たことはない・・・」との誉め言葉を掛けられています。
 
鹿児島でサツマビーグル一筋70年のベテランハンター(師匠)に『凄い若犬が居るので貴方が飼って繁殖に使いなさい!』と言わせたリリー号だけに、流石に凄いらしい・・・。
性格はフレンドリーで犬でも人でも直ぐに仲良くなれる・・・サツマビーグルの性格の品種改良には最高の台牝と期待されています。
ご主人様曰く「これだけエネルギッシュな狩り込みができ、捜索範囲も広いことから獲物の起し(発見)と追い鳴きは時間の問題・・・』と昨日奥様と話されていました。
今日は案の定、牡シカを起して、リズミカルな追い鳴き声で、追跡しては切られ(見失うこと)を約1時間ほど繰り返した様です。リリー号凄い・・・(拍手)
笛(20番スラッグ弾の空ケース)による呼び戻しもほぼ完璧に熟したらしいです。
こうなれば、山入りするたびに体力も付き、連続した追い鳴きを見せるのも時間の問題のようです。先住犬のテツ号の若い時よりも捜索は素晴らしいらし様です・・・。
 
一番心配なのは、イノシシの洗礼を受けて山に入らなくなることです。ご主人様もイノシシが出ていれば(土を掘り返す等の跡が確認される)山を変えている様です。
狩猟解禁まで後50日余り・・・この分だと解禁までに完成犬になるかも?・・・。。。
 
ご主人様は、リリー号の山入訓練とマレ号の仔犬に首ったけで、我々先住犬には見向きもしてもらえません・・・トホホ(涙)
 
今日の訓練の様子を写真で紹介します。
 
写真① 山道で臭いを拾うリリー号
起こしを教えるために広い林道から山道に訓練場所を変え、リリー号の自主性に任して、ゆっくりと前進し、リリー号が山に入ると帰るまでその場で待ってやっています。こうすることにより訓練犬は安心感が増し、次第と捜索範囲を広げることが出来ます。
Img_20170921_152738
写真② 吹き下ろしてくる漂臭をキャッチしているリリー号
サツマビーグル特有の高鼻を使って臭いを取り、確認出来れば速やかに起しに掛かる。
Img_20170921_152221
写真③ 雄シカを追跡するリリー号
雄シカの巧みな逃避戦術でなかなか上手に追跡出来ない。しかし、諦めず捜索する姿勢は評価できる。これにはご主人様も脱帽だ!・・・
Img_20170921_153020

【訓練のポイント】
この時期は、主人との信頼関係を重点に学習させる。決して焦ってはならない。山道をゆっくりと進んでは止まりを繰り返し、訓練犬が帰って来たらゆっくりと前進・・・。絶対に目を会わさず知らん顔しその場で動かずじっとしていること。すると訓練犬は退屈し、またゴソゴソと捜索を開始するようになる。そして山に入った場所では訓練犬が帰って来るまで移動せず、何時までも待ってやる。この訓練を繰り返すことにより、訓練犬に「主人は何時までも待って居てくれる」ことを自覚させ安心感を植えつける。
この安心感から主人を信頼するようになり、帰りの良い使いやすい狩猟犬に成長する。

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