TV生番組に声出演
お早うございます。。。四国徳島は、最近少し暖かくなり今日も良い天気です
さて今日は、一昨日テレビの生番組でサツマビーグルが取り上げられ、ご主人様は電話で声出演、一方犬は福岡市のオーナー様A氏の愛犬「カイ号」がご自宅で中継放送されましたので、その模様等についてご紹介します。
番組は、九州朝日放送の人気番組『アサデス』です。
放送は2月22日の10時から・・・。
当局のディレクターK氏と言う方から、20日夜の7時頃に電話があり、ご主人様が管理運営しているホームページ『日本狩猟犬サツマビーグルの郷』を見て、今大変話題になっているNHKの大河ドラマ「西郷どん」が飼っていた「薩摩犬」とサツマビーグルが密接な関係が有ると言う事を知り、ディレクターの直感でこれは面白いと感じたらしいです。
そこで、ご主人様に電話をして、本当にサツマビーグルに薩摩犬の血脈(遺伝)が入っており、それがどの様な形で残っているのかを聞かれたようです。さすが番組のネタ探しに長けたディレクターは流石と、意気投合し約1時間余り話をして納得して頂いたようです。
しかし、番組には予算が少ないので四国徳島まで取材に行くことは出来ないので、九州福岡の近辺でサツマビーグルを飼われている方はいませんか?と尋ねられたので、福岡市内に私が繁殖した犬が居ますと答えますと、早速その方に番組の取材をさせてもらえないかと聞かれ、それは何時ですか?と尋ねますと「明日です」・・・エエエェェェ。。。そして放送日は2日後です・・・となんと開いた口が締まりません・・・。飼い主の都合もあるので無理と思いますが一応聞いてみますと言って電話を切りました。
サツマビーグルのオーナー様A氏は長年JA農協に勤務され、今年からやっと職務から解放され大好きな狩猟を楽しんでおられます。狩猟雑誌「全猟」にもサツマビーグルの記事を投稿するなどサツマビーグルの普及活動に尽力を頂いております。
夜遅い9時にご自宅に電話し、上記の事情を説明しますと、サツマビーグルの保存普及活動のためならと快諾を頂きました。
早速、ディレクターに連絡。後はオーナーのA氏とよく相談して下さいと、氏名、住所、電話番号をお知らせし電話を切りました。
暫くして、ディレクターから電話があり、明日スタッフを連れ取材に行ってきますと連絡があり、その日は終わりました。
しかし、話は終わったと思ったのですが、なんと続きがありました。それはサツマビーグルの取材は録画では無く、A氏に了解を得て本番は中継放送で行うことになりました。いやぁ~~~A氏には大変なお願いをしたものだ!・・・と反省しきり。早速A氏にお電話し、それで本当に良いのですか?と尋ねると、「心配しないでもサツマビーグルの映像をとるだけです」とのことで了承したようです。
続きはまだあり、放送前日に「久米さんも番組のトークに生出演してサツマビーグルと薩摩犬の関係を話してもらえませんか?との一方的な要望に、またもやエエエェェェ。。。吉本新喜劇ではないのですから・・・等々、冗談を交えながらディレクターの切なる願いとサツマビーグルの普及になればと承諾をしたようです。
いよいよ本番当日です。朝9時にディレクターから電話があり、話は当初3分位と言っていましたが1分位でお願いします・・・になり、またもやエエエェェェ。。。ホームページで紹介しているサツマビーグルと薩摩犬の関係の記事を読むだけでも15分は掛かるのに、どうしてサツマビーグル誕生100年の歴史を1分でしゃべるのだ!とごねるも、本番まで後1時間あまり・・・。ディレクターも番組の準備もあるだろうからしぶしぶ了解し、しゃべる内容を考える。まてよ!、また時間が無くなったので30秒でお願いします・・・なんて言われないか・・・等々を想定し、極々簡単に約20秒くらいで話し、更に詳しい話が聞きたければお話ししましょうか?・・・と言う作戦を考えて本番に臨んだようです。
いよいよ本番です!。その前にディレクターが電話の声が双方に綺麗に聞こえるかテストがありました。電話を掛けっぱなしですのでテレビスタジオのアナウンサーの声はよく聞こえます。先ずはアナウンサーがニュースや天気情報を流した後、いよいよトーク番組が始まりました。先ずオリンピック結果等をワイワイガヤガヤ話しているのが聞こえます・・・。この番組って何なの???と疑いながら聞いていました(笑)。
するとメインキャスターがNHKの大河の「西郷どん」に出てくる「薩摩犬」の『ツン』と言う犬知っている・・・と振ると、東京上野公園の銅像の犬でしょ!・・・等々話がはずみ、『薩摩犬はこんな犬』と私のホームページの写真を見せると・・・みんな「ほおう・・・」との声が聞こえます。そしてこの薩摩犬は絶滅しましたが・・・実は現在はこの様な形で生き残っていますと、サツマビーグルの写真を見せますと、それぞれ言いたい放題!。。。「全然違うやん・・・」等スタジオは騒然。。。
そこで、ご主人様の登場となります。
メインキャスターから、「それが嘘か本当かサツマビーグルの保存活動をしている四国徳島の久米さんに聞いて見ましょう!」・・・と言う事で、「久米さん・・・サツマビーグルについて教えて下さい・・・」と振ってこられ、いよいよご主人様の登場です。
作戦は、約20秒の極々簡単な説明で、時間があれば詳しく話すと言う作戦が見事にあたりました。なんと約20秒で話は終了。生番組は本当に何かとハプニングも多く、必ずスポンサーのCMは入れなければならないので、話は僅かでしたが良い勉強になりました。
そして、MCの後、いよいよ今度は、オーナー様A氏の番です。スタジオより中継車のアナウンサーに「〇〇さんよろしくお願いします」と言う話は聞こえますが、A氏とサツマビーグルの「カイ君」の映像がどの様になっているのか全く分かりません。想像するしかありません。
サツマビーグルは薩摩犬の血を継承しており、警戒心が強く、ましてやカメラや全く知らないアナウンサーが近づいてくると、撮影になるのか心配をして、あらかじめ早くA氏宅に行ってスタッフや撮影に慣れさせて下さいとディレクターにお願いしておいたのだが、その通りしてくれたのだろうか?等々、心配をしていました。
番組が終了し、ディレクターから電話があり、「この度はご無理な申し入れにも関わらずご協力を頂き有難うございました。久米さんのお話もA氏の中継もうまく行きました・・・」と言って頂き、ホットしました。
そして、当日は私が余りサツマビーグルについて話が出来なかったので、字幕スーパーで「サツマビーグルについて詳しいことが知りたい方は、ネットでサツマビーグルで検索して下さい」と流してくれたようです。
尚、放送翌日と翌々日には、ホームページへのアクセス数が通常の1日約1000件から倍の2000件に増えておりました。やはり人気番組なんだな!と思いつつ、西郷どんの薩摩犬の気質が継承されているサツマビーグルを更に詳しく見てみよう!と言う方が多くおられ、生番組と言う初めての体験でしたが、やはりTVの力と影響力には驚いております。
また、ホームページを見た方から、保存活動への労いメールや電話を頂き、出演して本当に良かったと思っております。また、子犬が欲しいと今日も朝から携帯電はフル回転・・・。あっという間に十数件の子犬予約の問い合わせを頂き、ホームページの「分譲犬の紹介」サイトに、急遽『本年度の子犬予約を終了しました』とのメッセージを掲示した次第です。
最後に、この度サツマビーグルに着目し、九州朝日放送の人気番組「アサデス」のディレクターK氏並びにスタッフの皆様には心よりお礼申し上げます。
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