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2018年3月

2018年3月28日 (水)

ドンちゃん単犬シカ初追鳴き

こんにちは。。。四国徳島は、気温24℃、快晴で良い天気です

さて、今日はとっても嬉しいニュースをお知らせします。
それは、ドンちゃんが僅か6ヵ月の幼犬ながら、今日初めてシカを起こして1km余り追い鳴きしながら追跡したようです。この初めての追い鳴きした時の感動を『一声千両』と表現するようですが、ご主人様の興奮した喜びようは良く分かります。山入訓練でご主人様が腰を下ろして「ヨシヨシ・エライゾ!」と笑顔で頭をナデナデしてくれます。我々先住犬もこの瞬間を今も忘れません。

それでは、今朝のドンちゃんの山入訓練の様子を詳しく説明します。
8時30分に訓練場所に到着。首輪にGPSマーカーを装着し放犬。ドンちゃんを先に林道をゆっくりと進んで行きます。暫くすると高鼻を使ったり地鼻を使ったりして林道を上に下に捜索をしています。これは何時もと同じです。
 
ドンちゃんは恐怖心がないのか、鈍感なのか分かりませんが、最初の基礎訓練からご主人様からどんどん離れて行き、暫くすると帰って来るを繰り返し、ご主人様を驚かせました。通常3ヵ月~4ヵ月余りかかる基礎訓練を1ヵ月余りで卒業しました。
現在は、ご主人様から100~200m余り離れて捜索をします。呼び戻しも完ぺきにこなす様になりました。20番スラッグ弾空ケースで「ピッピッピー」と強く吹くと、暫くして帰ってきます。
 
今日も何時もと変わらないなぁ・・・なんて、ご主人様は思いつつ林道の坂道を登って行きます。ドンちゃんは50m程先です。暫くするとドンちゃんが立ち止まり、高鼻で林道上をしっかり見てクンクンしています。ご主人様は歩くのを止め、ドンちゃんの様子を何時もの様に見ていました。その時です!。ドンちゃんが行き成りハイスピードで林道上を駆け上がり雑木林に消えていきました。
この場所はシカの寝屋があるので、ひょっとしたら・・・と、ご主人様も興奮してGPS受信機を見ます。ドンちゃんは、勢いよく真っすぐに足が伸びています。もうご主人様との距離は200m余り離れています。どうなるのか?等々、興味津々で見守っていると、大きな声で『ウワッウワッウワッ』と追い鳴きを始めました。ご主人様は「ヨッシャー!!!」と興奮して大喜びです。正に『一声千両』と言われる先人の思いが良く分かります。
これは、訓練犬と大汗をかき日々努力した訓練者にしか分からない感動です。ご主人様は67才ですが、幾つになっても訓練犬が初めて獲物を起こし追い鳴きをした瞬間は新鮮そのもので、この感動を体感したいがために若犬訓練はやめられない・・・と、ご主人様は良く話されます。
 
その後ドンちゃんは、なんと900m程追い鳴きして行きました。途中、水量がかなりある谷川も難なく通過して追跡しています。追い鳴きも犬舎で鳴く声と異なり、太くなっており、声変りをしたようです。
暫くすると、大きな山の中腹で鳴きが止まりました。さあ~て!、この奥山からご主人様の下まで帰るのは大変です!。ご主人様は、ここが基礎訓練の成果を確認するチャンスとGPS受信機で様子を見守ります。しかし、心配を他所に自分が通った軌道を辿って帰って来るようです?。GPS受信機の直線距離で900mは、実際はその倍の距離がある場合もあります。難所の大きな谷も難なく渡り切り、自分が走って行った軌道をなぞる様に山を下りて来ます。ドンちゃんは約15分ほどでご主人様の下に帰ってきました。この時ばかりは、何時も褒めてくれないご主人様も、腰を下ろし笑顔で「ヨシヨシ」と迎えてくれます。ドンちゃんも何が何だか分からないまま大喜びです・・・(笑)。

これから山入毎にシカを追い鳴きし、帰ってくる度に「ヨシヨシ」と褒めてもらえると、その内「シカを追うと褒めてもらえる」ことを学習し、益々山に行くことが大好きとなり、完成犬へとなって行きます。我々先住犬達も辿った道です。
それにしても、ドンちゃんは6ヵ月の幼犬ながら、単犬でシカを起こして1000m余りも追い鳴きし、迷うこともなく自らの軌道を辿ってご主人様の下に帰って来るとは・・・末恐ろしいです。今後はイノシシに十分注意し、訓練に励んでほしいと思います。

以下、今日の訓練の様子を写真で紹介します。

写真① ドンちゃんがシカを追跡した軌道(GPS受信機にて)
軌道色が見ずらいのでペンでなぞりました。S:スタート。矢印はご主人様の位置。
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写真② シカを追跡しご主人様の下に帰って来たドンちゃん
初めての追い鳴きでとても疲れたのか、ご主人様の下で座り込みました・・・(笑)
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写真③ 元気が戻ったドンちゃん
10分程寝かせてやり、帰るよ!とご主人様に促され、イヤイヤ起きたドンちゃん。
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写真④ 訓練の帰り道で目に入った美しい景色
車を止め車内から写真を撮りました。神山町は、道路沿いにしだれ桜を数千本も植えており、今は六分咲きの様です。とにかく見物客の車で道路は混みあっています。
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2018年3月27日 (火)

明王寺しだれ桜

お早うございます。。。四国徳島は、とても良い天気です


今日は、昨日ドンちゃんと山に基礎訓練に行っておった際に、日頃静かで人も少ない山里ですが、昨日は大変な賑わいでした。それは徳島では大変有名な神山町明王寺の見事なしだれ桜の見物客でした。ドンちゃんの訓練場所は明王寺から1キロほど奥に入った山でしたので、訓練の帰りにご主人様も同寺に立ち寄り、見事なしだれ桜の写真を撮ってきましたので、ご紹介したいと思います。


【明王寺しだれ桜】神山町の観光HPより抜粋)

明王寺には、樹齢80年と60年の2本のしだれ桜があり、3月下旬から4月上旬には競うように咲き乱れます。十メートルもあろうかと思われる樹高 から枝垂れ、風に揺れるしだれ桜の楚々とした姿は、ひとしおの風情と美しさを持ち、山門の白壁の塀越しに見事な花の滝をかたちづくっています。

桜の花をつけた長い滝は、目の前まで垂れ下がり、塀沿いに歩くと桜のカーテンに包まれたような感覚で、近景でも桜を楽しむことができます。


以下、写真をご覧ください。

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どうですか、明王寺のしだれ桜は写真で見るより是非、現物を見て頂きたいです。また、明王寺境内から見た周辺の山里風景は、一部写真を掲示しましたが、本当に雄大で美しいてす。我々もドンちゃんと同じで、この素晴らしい山里の中で訓練し狩猟をしております。昔懐かしい田舎を彷彿させる民家等も残っています。しかし、近年は子供数も激減し小学校や中学校が閉校され、人口減少に歯止めが効かなくなっており、町も県外からの移住を積極的に推進しております。

半面、10年ほど前からシカ、イノシシ、サル等が激増し、農林業への被害も甚大となっており、収穫期になると殆どが一晩で全滅する食害に会うことも少なくありません。この様な事象は更なる人口減少に拍車をかけているように思います。ご主人様は前記しました事象を深く受け止め、少しでもお役に立ちたいとの思いから、特に狩猟期間中に依頼されたシカの捕獲は進んで行っております。しかし、同町で猟犬を使用したシカ猟の専門ハンターはご主人様の他数名と少なく、なかなかシカの増加に歯止めが掛からないのが実情です。


基礎訓練中のドンちゃん…大分山にも慣れてきています。

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2018年3月24日 (土)

岩から聞こえる奇怪な声「動画」

こんにちは。。。四国徳島は、朝は4℃と寒かったですが、午後は16℃となり、ポカポカ陽気でとても気持ちがいいです

さて、今日もご主人様は、ドンちゃんを連れて基礎訓練で山に行っていました。
ドンちゃんが林道で立ち止まり不思議そうに眺めていたので、はてな???と思い、その場に行くと、岩肌から何とも奇怪な声が聞こえてきます。その声は、カエルが鳴いているような声で「ガーガ、ギーギ、グーグ、ゲーゲ、ゴーゴ」と音程も大きさも色々の様で、ドンちゃんは何かが隠れているでは?と探していましたが、なかなか見つかりません・・・(笑)
声の正体は、自然現象の一種で、山に雨がまとまって降ると、それが岩肌に沁み込み流れ出そうとする時に、空気も一緒に流れ出し、細かい岩肌で空気が滞留し、圧縮されながら一度に流れ出す時に発生する音の様です。ご主人様も昔、杉山の岩肌から聞こえる奇怪な声を初めて聞いたときは、ドンちゃんと同じように何かが隠れていないか?と探したそうです。自然現象とは本当に面白いですね・・・(笑)


岩から聞こえる奇怪な声・・・・
※ 動画は「動画を見る」をクリックしますとご覧いただけます。




以下、ご参考まで・・・今日のドンちゃんの基礎訓練の様子を紹介します。

写真① ドンちゃんの基礎訓練をしている山からの眺望
遠くに見えます山の頂上には沢山の白いものが見えます。雪解けまではまだ少しかかりそうです。
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写真② 山入訓練中のドンちゃん
林道の散歩とは勝手が違い、藪、大きな倒木、急な崖等々、小さな身体で一生懸命頑張っています。シカの骨を見つけては、カリカリと美味しそうに食べています。
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写真③ 下から吹き上げてくる臭いに関心を示しているドンちゃん
サツマビーグルの特性の一つ「高鼻」で獣臭をキャッチし起こしに繋げるのも時間の問題か???。。。そんなに甘くはないか(笑)
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【余談 】
徳島県の平成29年度の猟期は3月31日までありますが、ご主人様は3月に入ってからは鉄砲を持たずに山入りしています。お目当てはドンちゃんの基礎訓練です。
4月からは引き続き有害鳥獣駆除が11月14日まであり、一年中猟が出来ますので、昔の様に気合が入らないと言っておられます。
何時でも行けると思うと中々山に足が向かないハンターも多いのでは。。。また駆除には報奨金が出るので猟期より張り切るハンターもいます。一人で年間?十万円も稼ぐハンターもいるようです。報奨金は税金が掛かりませんので年金より多い人も少なくありません。
そんな訳で、ご主人様も3月以降の捕獲は、報奨金目当てのハンターの為に自重しているようです。もし、報奨金がなくなれば一気にハンターは激減するでしょうね???。
昔の様に楽しみや趣味ではなく、賞金稼ぎの様な時代になり、山でのトラブルも多いと聞きます。お金に目がくらみ、中には報奨金の不正受給をやったり、猟友会が手数料を徴収し一部の幹部がそれを着服したり等々、悲しいニュースも聞かれます。

ちなみにご主人様は、犬好きからハンターになったようです。ご主人様は我々と山に行き、四季折々の風景を楽しみつつ、若犬の訓練を通じて、自らの健康維持にも気を付けておられます。お陰様で67歳になりますが凄くお元気で、健康診断でも「異常なし」です。
これから暖かくなりますと、もう一つの楽しみ、愛車ハーレーでのツーリングが始まります。最近、天気が良い日は車庫から出して、点検したり、ピカピカに磨いたりしています。


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2018年3月21日 (水)

猟犬人襲う「ネット炎上」

こんにちは。。。四国徳島は、今日も朝から雨が降り、肌寒い日が続いています


さて、今日は悲しいお知らせです。皆さんも既にTVニース等でご存知と思います。地元徳島県で発生した猟犬の事故です。起きてはならない事故が起こりました。徳島県や猟友会では、今後の対応策等に追われています。先ず、本事件を語る前に被害に遭われた三姉妹に心よりお見舞いと一日も早いご快癒をお祈り申し上げます。


事件の概要】

8日午後3時半ごろ、徳島市上八万町の養蜂業の男性宅で、小学生の娘3人が猟犬にかみつかれた。4年の次女(10)が両脚などに重傷を負い、6年の長女(12)と2年の三女(8)は軽傷。隣接する佐那河内村の山中でイノシシ猟をしていた阿南市加茂町、農業の男性(77)が連れていてはぐれた犬で、かみついた後に飼い主の男性の元へ戻り、確保された。

徳島東署などによると、飼い主の男性は仲間5人と午後1時ごろに猟犬4匹を連れて山に入ったが、途中で2匹がいなくなった。2匹は女児の父親宅付近をうろつき、1匹が追い払おうとした長女の尻と三女の右脚をかんだ。姉妹3人は敷地内の倉庫に立てかけられたはしごを使い、2階部分に逃げようとしたが最後にはしごを上っていた次女が両脚をかまれた。長女は「痛い」という声で次女が襲われていることに気付いて近くにあった飼い犬用のえさを投げ、犬が離れたすきに次女を助けた。次女は小松島市内の病院で治療を受けており、命に別条はない。咬みついたのは雑種の中型犬。女児の父親が追いかけると逃げ、飼い主の元へ戻った。一緒にはぐれていたもう1匹の犬は女児の父親が捕獲した女児の父親は「すぐに引き離すことができたから良かったが、命にかかわる傷を負っていたかもしれない。猟犬はきちんと管理してほしい」と話した。

署は、犬がはぐれた経緯などを確認し、飼い主の過失の有無も調べている。

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【その後分かったこと】

  地元TVでは飼い主の氏名が報道。

  加害犬は日本犬雑種の中型犬。

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女児を襲った猟犬(徳島県阿南市で)


 
GPSドックマーカーを装着していなかった為に、加害犬の発見が遅れた。

 県消費者くらし政策課によると、鳥獣保護管理法に猟犬の管理に関する規定は盛り込まれておらず、猟師の裁量に任せられている。一方、動物愛護管理法などでは狩猟後、猟犬を速やかに確保することが義務付けられており、県や県猟友会はGPS端末の装着を推奨している。

 事件の詳細は、現在徳島東署で取り調べ中

 今日までの事件から推測し、業務上過失傷害、狂犬病予防法違反等で書類送検される可能性が大きい。


【徳島県の緊急対応】

(県は20日、県内44地区の猟友会会長を集めた緊急会議を開催)

狩猟者の皆様におかれましては、改めて、次の事項に御注意いただき、安全な狩猟を心がけていただきますようお願いいたします(徳島県庁HP)。

1)捕獲活動前のミーティングの徹底

2)追い出し直前までの猟犬の管理の徹底

3)猟犬の鑑札装着等の徹底

4)猟犬所有者の氏名,住所、電話番号等を記載した首輪装着の徹底


ネット上での反応】

以下、代表的な書き込み(指摘)を記述します。詳細は「猟犬事故」で検索しご覧下さい。

害獣と言われるイノシシを駆除するために人間が放った猟犬に人間が傷つけられたということになります。

②飼い主の猟犬管理の瑕疵からの業務上過失傷害や狂犬病予防法違反等で書類されると思いますが、いわゆる狩猟関連本法(鳥獣保護法、銃刀法、火薬類取締法等)ではないと言うことで、狩猟や銃猟にまつわる資格は取り上げられない現状も問題。ハンターに甘い甘い制度や処分と考えざるを得ないところです。

紀州系日本犬の特徴として、一頭でも狩りが行える勇猛さ、気性が荒いとされています。躾を怠り野放しにすると攻撃的な性格になる。

猟犬は酷い飼い方をされていることが多いみたいですよね。要らなくなったら簡単に山に捨てられたり、この猟犬もどんな飼い方をされていたのか、管理責任は重い。

休日に姉妹で楽しく自宅の庭で遊んでいた時に、突然目の前に大きな猟犬が現れ、怖くて仕方なかったと思います。心の傷は一生消えません。体の傷はどうか綺麗に治りますように。私が親なら猟犬の飼い主は絶対に許しません。

犬に非は無い。ちゃんと見てない飼い主が悪い。猟犬って殺傷能力高いし居なくなる可能性も高い。飼い主の方はご高齢の方だったみたいだけれど、一人で4匹の面倒は無理だったのでは?

怖すぎる。 一生のトラウマになるだろうな。かわいそうに。

猪を駆除する目的として猟をしていたのなら、若い人でしている人は少ないんじゃないかな?田舎になるほど猟をする人も高齢になるんじゃないかと。ここに限らず、どこで起こってもおかしくない。猟をする人を増やす、猟犬にはGPSを付けるとか、対策をして欲しい。被害に合う人を増やさないために。

飼い主が高齢な事、猟犬として教育されてか、どうしてはぐれたのか等、不明な点がいくつもあり、これらについての原因究明が求められます。

 狩猟に使用する猟犬は、狩猟登録申請時に狩猟犬登録も一緒に申請し、登録した犬のみ使用できるようにする。

猟犬には全てマイクロチップの装着を義務付ける。

⑫飼い主の責任は大きい。事故を起こした以上、今後は狩猟を止めるべきです。

⑬三姉妹かわいそう。子供の頃、通学路に時々現れる野良犬がいて、襲ってきそうな態度を取るので本当に怖かったです。

その他(厳しい意見)

●爺さん管理出来ないなら猟も犬を飼うのもやめようよ。爺さんが良くても周りに迷惑かかるし次は爺さんが子供を撃ち殺してイノシシと間違えたって言い訳する前にやめな。猟師ってそんなに猪を殺してうれしいか?!鹿も害獣か?知事も猟銃を簡単に許可して、野生動物と共存共栄する方向に知恵をしぼる努力を怠り、安易に殺害しか考えない!

以前も徳島県で猟師が隣の家の人を猪と間違って撃ち殺した事故があった、他の県でもあったのではないか?俺も犬は好きだが誰でも猟犬は怖いはず、女児たちの恐怖とケガ!精神的ケア!を猟師も知事もできるのか?!できんだろ!しかし考えて実行しなければならん!

●重傷だから。治療費の支払いだけでは済まないよ。書類送検で罰金の前科がつく。

●とりあえず犬は殺処分。爺はどんな罪になるんだろう?業務上過失傷害かな? 女児の早期な回復を願います。そして行政のしっかりとした対応を。

●私であれば、犬や飼い主家族に、同じ目にあってもらうかな。


まとめ・・・

結論から申し上げますと、猟犬事故の原因は、猟犬の誤った育て方にあると思います。

猟犬が起こす咬傷事故は、これまでも沢山ありましたが依然と後を絶たないのが現状です。猟犬だからと猟欲を高めるために躾けは必要ないと思い込んでいるハンターも少なくないと思います。猟をする犬でも躾けは必要です。猟犬として才能のある犬は、当然ながら訓練性も高く、咬んで良いモノ、いけないモノの区別はつきます。

酷いハンターは、1歳位まで縄で繋いで飼って置き、何も訓練もせずに解禁になったからと言って先導犬に無理やりつけて突然放して猟犬として使っています。本能だけでハンティング出来る犬なんていません。猟犬だからと言って、躾けをしないハンターは、猟銃を持っても犬を使った猟はしてはならないと思います。


猟犬事故がありますと、真面目に猟犬を飼って狩猟や有害駆除に貢献しているハンターにも、世間の目は冷たく当たってきます。これは当然の自己防衛であり、我々ハンターは真摯に受け止め、狩猟モラルの向上に努めなければなりません。先人から受け継いだ猟犬を使った狩猟文化は、何とかして後世に残していかなければなりません。

この度の猟犬事故は対岸の火事では無く、全てのハンターが自省し、狩猟ルールの徹底や猟犬に係るあらゆる法規制に順守していくことが求められます。

今後の猟犬に関する法制度の改正等に大変貴重と思われるネット上での書き込みも見られます。制度改正には我々ハンターに都合が良いことばかりではなく、一般目線からみた事項「GPSドックマーカー、鑑札、マイクロチップの装着ない猟犬の使用を禁止(逸走防止)等」も取り入れるべきだと考えます。


最後に・・・

猟犬は幼少の頃から家庭犬としての適切な躾(基礎訓練)を徹底して行いましょう。

※猟犬は『狩猟犬の前に家庭犬で有るべき』のご主人様の理念の下、当犬舎では生後4ヵ月から6ヵ月にかけて家庭での躾や猟場での基礎訓練を徹底して行っています。


猟犬を用いて狩猟や有害駆除等を行う場合には、次の事項を徹底しましょう。

1)咬みつき癖の疑われる猟犬は使用しない。

2猟場は、前もって地形や周辺状況等を十分チェックしておく。

3)獲物を嗅ぎつけるまでは、猟犬にリードを付け管理者から放さない。

4)GPSドックマーカーを装着する。

5)犬登録の鑑札、狂犬病予防ワクチンの接種済札及び所有者の住所、氏名、電話番号を記載した名札を装着する。



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2018年3月14日 (水)

イノシシ「メタボ危機」

こんにちは。。。四国徳島は、気温20℃で厚いです。本の1ヵ月前は氷点下で大雪になっていたことがことが嘘のような天気です

さて、今日もご主人様は、午前中はドンちゃんを連れて山入訓練に行っていました。午後からは見学者がありました。その後、大好きなTV大相撲を見ながら、パソコンで色々と情報収集していました。結果、少し古い情報ですが、面白いので紹介します。

【 記事概略 】
神戸市東灘区で住民がイノシシに襲われる被害が続発している。
食べ物を与えられることによる人慣れが一因とみられるが、餌付けはイノシシにも深刻な「メタボ被害」を及ぼす。
栄養過多で体重が通常の3倍近くになったり、運動不足で足の筋肉が衰えたり。専門家は「本当にかわいいと思うなら餌をやらないで」と訴える。

写真①  兵庫県森林動物研究センターに展示されている同年代のイノシシのはく製
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写真のコメント・・・
兵庫県森林動物研究センター(丹波市青垣町)には、神戸市内で捕獲された雄イノシシ(推定4歳)のはく製がある。体長約1・5メートル、体重は約160キロ。同年代の平均的な個体(約50~60キロ)と並ぶとまるで大人と子どものようだ。
捕獲場所などから、餌付けをされていたとみられる。

今年1月中旬、当犬舎から約2kmほど離れた、四国八十八箇所遍路の第11番札所の藤井寺近くの山林で、体長160cm、体重153kgと言う巨大な雄のイノシシが捕獲され、地元の徳島新聞に掲載されました。

近年、イノシシは餌が豊富な人家近くで住み着き、果樹や水稲の他、家庭菜園や放置された残飯までも捕食するようになり、栄養過多で巨大化する傾向が見られるようです。
半面、人家近くで有害駆除をすることも多くなり、銃器や猟犬等による人身事故も多くなっています。十分な注意が必要です・・・。

写真② 今朝の運動場の様子
エサも食べ、みんなのんびりと落ち着いています。
手前から、リリー、マリー、シロー、テツ、マレです。
他の犬は反対側で、写真には写っていません・・・
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2018年3月12日 (月)

サツマビーグルの若犬訓練(1)

こんにちは。。。四国徳島は、暖かく良い天気です

ご主人様は、雨天や所用がない場合、6ヵ月になる牡犬のドンちゃんを連れて、山に行っています。今日も午前中行っていましたのでその様子を紹介します。

朝8時に犬舎を出発。訓練する山には約15分で到着。この山(場所)は、我々先住犬もみんなここで一人前の狩猟犬になりました。
この山は、ご主人様が若犬の訓練場所として約3年間をかけて、訓練をしながら藪払いを繰り返し、幅約90cmの山道を谷川を中心に、一周約2kmの山道を整備しました。
この山道には、山入する若犬の訓練場として必要な急な斜面、シダ場、岩場、雑木林、杉林、檜林、水が流れる谷、涸れた谷、放置された畑等々、色んなフィードが盛り込まれており、訓練には最高の場所と言えます。また、この山での狩猟は、猟期中も中止しており、ヤマドリ、タヌキ、ノウサギ、リス、シカ、イノシシの他、カモシカも時折見られます。鳥獣の宝庫とも言えます。ご主人様が我々の訓練の為に長年にかけて整備してくれました。

基礎訓練を終えた若犬は、筋力を強化しながら、獲物を見つけて追い鳴きが出来るまでこの山で訓練します。
約2kmの山道を2時間余りかけて、ゆっくりと訓練犬の自主性に任せて歩いて行きます。

ドンちゃんも今日は何時もの林道とは違う事を察知してか、終始尻尾を垂らして警戒をしながら、おっかなビックリの様子でした。これから毎日この山の学校(訓練場所)に通うことにより、自然と慣れてくると思います。そして、ご主人様と共に山入することが楽しくなっていくと思います。それは、山に行く前の犬舎内での態度で分かります。

若犬訓練は、ご主人様も山歩きで健康も維持でき、また訓練犬の成長過程も共有できる楽しみもあり一石二鳥と言えます。

以下、写真でその様子を紹介します。

写真①
 
山用の軽四バン4WDの後方が訓練の山(場所)です。
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写真②
訓練場所に行く途中には集落があり、今日は梅が満開でした。
ウグイスも「ホーホケキョ」の鳴きの練習を始めていました。
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写真③
いよいよ山入訓練開始です。ドンちゃんは、何時もの林道と異なり、辺りを見渡したり、臭いを嗅いだりして警戒しているようです。
度胸があり物怖じしないドンちゃんでしたが、流石にご主人様の位置を度々確認するなど、少しは大人になっているようです。ご主人様もこれには苦笑いです。
山の怖さを知ることも訓練です。この怖さを上手く利用し、主人との連携を学習し、人犬一体となった素晴らしい単独猟犬に育て上げて行きます。
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写真④
山道の途中、少し開けた場所で何かの臭いを取り、鼻を「スゴスゴ」と鳴らして周囲を嗅いでいます。この仕草が出ると、大分山にも慣れて来たことが分かります。
 
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写真⑤
山道から臭いを取りながら、急な斜面を降りて行きましたが、暫くして帰ってきました。
この山入訓練は、主人から約100m程離れて、自主的に獲物の臭いを求めて捜索することが最終目的となります。
訓練で大事なことは、訓練犬が今何をしようとしているのか、訓練犬の身になって考え行動することが大切です。けっして「イケイケ」等の声をかけて促してはなりません。また、訓練犬と目を合わさないで、知らぬ顔をしいると、自然と足を伸ばして捜索するようになります。10m前進すると約1分程知らぬ顔をして停止するを繰り返すことが大事です。若犬は自然と山の恐怖心も薄らぎ、筋力も付いてくると、このゆっくりとした主人が退屈になり、少しづつ足を伸ばして捜索するようになります。
若犬訓練の三原則『急がず、焦らず、騒がず』を念頭に、忍耐強く、時間があれば少しでも山に引くことです。山の学校に行かずして名犬は出来ません。
「コツコツが勝つコツ」。
追跡犬の訓練において、獲物を見つけて初めて追い鳴きした時の感動を『一声千両』と表現しますが、正に訓練犬を信じ共に大汗をかいた訓練者だけにしか分からない言葉です。
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ドンちゃんの一声千両は、何時になるか分かりませんが、その日が来るまで忍耐強く訓練に励みます。今後も訓練の様子を適時紹介させて頂きますのでご期待下さい!。。。


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2018年3月 5日 (月)

マダニ感染症治療確立へ

こんにちは。。。四国徳島は、朝から雨が降っています
明日からは、また寒さが戻って来るようです。

今日、ドンちゃんも雨で基礎訓練の山行きは中止です。
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     (写真は、基礎訓練中のドンちゃん(牡5ヵ月)

・・・と言う訳で、ご主人様はパソコンで情報収集です。その中で、ハンターには大変恐怖で関心が高い、マダニ感染に関する嬉しいニュースを見つけましたのでご紹介します。

記事(本文)は、以下の通りです。
マダニから感染する致死率の高い感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に対する初の治療薬承認に向け、富士フイルム傘下の富山化学工業(東京)が月内にも臨床試験(治験)を始めることが4日、分かった。同社のインフルエンザ薬「アビガン」を使用。治療法のないSFTSにも効果が期待できるという。SFTSはウイルスが原因の感染症で致死率は6~30%と高い。2017年の患者数は88人で、うち7人が死亡した。国内では13年に初めて患者が確認され、その後西日本を中心に拡大。今年1月末までに計23府県で報告され、対策が課題になっている。

ハンターは、狩猟等で山に入ることが多く、一般人からするとその感染率は相当高くなります。特に最近は、全国的にシカが爆発的に増加しています。シカを捕獲して良く分かると思いますが、捕獲して30分も経ち体温が低下してくると身体表面にマダニがびっしりと浮かび上がって来ます。数えたことはありませんが恐らく何千匹と言う単位になると思います。ハンターは、シカの回収や解体時にマダニが付着します。また、我々猟犬もシカを追跡する際や捕獲した時に獲物を噛む時等に沢山付着します。

これを防ぐために、ご主人様は山に入る前にマダニ駆除用スプレーをズボンに噴霧しています。また、狩猟(訓練)を終えた際、乗車する前にはズボン等にマダニの付着はないかチェックし、更に確認されない場合でもガムテープを適当な長さに切って、衣服の表面をペタペタと引っ付けては剥がすを繰り返し、目に見えない小さいマダニを除去しています。
また我々猟犬は、毎月初めにノミ・ダニ駆除剤を経口投与してもらっています。

しかし、毎年マダニ感染症で死亡される方が後を絶たないのが現状です。現在のところ治療方法が確立されておらず、マダニの付着を予防することしか対応がないのが実情です。ハンターは、この様にマダニの危険性があることは知っていても、自分の地域は大丈夫!、私は大丈夫!・・・等々、見て見ぬふりをして山入りしている方も多いと思います。感染して泣くのは自らだけでは無く、ご家族も同様であることを肝に銘じマダニの予防対策に心がけなくてはなりません。

感染すれば死亡率が高いマダニ感染症ですが、上記新薬の臨床試験が早く成功裏に終わることを心より祈念しています。そしてハンターが安心して狩猟や有害駆除等に専念できる日が1日も早く訪れることを切望します。


写真① 重症熱性血小板減少症候群を媒介するマダニの一種

 国立感染症研究所提供

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