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2018年3月21日 (水)

猟犬人襲う「ネット炎上」

こんにちは。。。四国徳島は、今日も朝から雨が降り、肌寒い日が続いています


さて、今日は悲しいお知らせです。皆さんも既にTVニース等でご存知と思います。地元徳島県で発生した猟犬の事故です。起きてはならない事故が起こりました。徳島県や猟友会では、今後の対応策等に追われています。先ず、本事件を語る前に被害に遭われた三姉妹に心よりお見舞いと一日も早いご快癒をお祈り申し上げます。


事件の概要】

8日午後3時半ごろ、徳島市上八万町の養蜂業の男性宅で、小学生の娘3人が猟犬にかみつかれた。4年の次女(10)が両脚などに重傷を負い、6年の長女(12)と2年の三女(8)は軽傷。隣接する佐那河内村の山中でイノシシ猟をしていた阿南市加茂町、農業の男性(77)が連れていてはぐれた犬で、かみついた後に飼い主の男性の元へ戻り、確保された。

徳島東署などによると、飼い主の男性は仲間5人と午後1時ごろに猟犬4匹を連れて山に入ったが、途中で2匹がいなくなった。2匹は女児の父親宅付近をうろつき、1匹が追い払おうとした長女の尻と三女の右脚をかんだ。姉妹3人は敷地内の倉庫に立てかけられたはしごを使い、2階部分に逃げようとしたが最後にはしごを上っていた次女が両脚をかまれた。長女は「痛い」という声で次女が襲われていることに気付いて近くにあった飼い犬用のえさを投げ、犬が離れたすきに次女を助けた。次女は小松島市内の病院で治療を受けており、命に別条はない。咬みついたのは雑種の中型犬。女児の父親が追いかけると逃げ、飼い主の元へ戻った。一緒にはぐれていたもう1匹の犬は女児の父親が捕獲した女児の父親は「すぐに引き離すことができたから良かったが、命にかかわる傷を負っていたかもしれない。猟犬はきちんと管理してほしい」と話した。

署は、犬がはぐれた経緯などを確認し、飼い主の過失の有無も調べている。

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【その後分かったこと】

  地元TVでは飼い主の氏名が報道。

  加害犬は日本犬雑種の中型犬。

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女児を襲った猟犬(徳島県阿南市で)


 
GPSドックマーカーを装着していなかった為に、加害犬の発見が遅れた。

 県消費者くらし政策課によると、鳥獣保護管理法に猟犬の管理に関する規定は盛り込まれておらず、猟師の裁量に任せられている。一方、動物愛護管理法などでは狩猟後、猟犬を速やかに確保することが義務付けられており、県や県猟友会はGPS端末の装着を推奨している。

 事件の詳細は、現在徳島東署で取り調べ中

 今日までの事件から推測し、業務上過失傷害、狂犬病予防法違反等で書類送検される可能性が大きい。


【徳島県の緊急対応】

(県は20日、県内44地区の猟友会会長を集めた緊急会議を開催)

狩猟者の皆様におかれましては、改めて、次の事項に御注意いただき、安全な狩猟を心がけていただきますようお願いいたします(徳島県庁HP)。

1)捕獲活動前のミーティングの徹底

2)追い出し直前までの猟犬の管理の徹底

3)猟犬の鑑札装着等の徹底

4)猟犬所有者の氏名,住所、電話番号等を記載した首輪装着の徹底


ネット上での反応】

以下、代表的な書き込み(指摘)を記述します。詳細は「猟犬事故」で検索しご覧下さい。

害獣と言われるイノシシを駆除するために人間が放った猟犬に人間が傷つけられたということになります。

②飼い主の猟犬管理の瑕疵からの業務上過失傷害や狂犬病予防法違反等で書類されると思いますが、いわゆる狩猟関連本法(鳥獣保護法、銃刀法、火薬類取締法等)ではないと言うことで、狩猟や銃猟にまつわる資格は取り上げられない現状も問題。ハンターに甘い甘い制度や処分と考えざるを得ないところです。

紀州系日本犬の特徴として、一頭でも狩りが行える勇猛さ、気性が荒いとされています。躾を怠り野放しにすると攻撃的な性格になる。

猟犬は酷い飼い方をされていることが多いみたいですよね。要らなくなったら簡単に山に捨てられたり、この猟犬もどんな飼い方をされていたのか、管理責任は重い。

休日に姉妹で楽しく自宅の庭で遊んでいた時に、突然目の前に大きな猟犬が現れ、怖くて仕方なかったと思います。心の傷は一生消えません。体の傷はどうか綺麗に治りますように。私が親なら猟犬の飼い主は絶対に許しません。

犬に非は無い。ちゃんと見てない飼い主が悪い。猟犬って殺傷能力高いし居なくなる可能性も高い。飼い主の方はご高齢の方だったみたいだけれど、一人で4匹の面倒は無理だったのでは?

怖すぎる。 一生のトラウマになるだろうな。かわいそうに。

猪を駆除する目的として猟をしていたのなら、若い人でしている人は少ないんじゃないかな?田舎になるほど猟をする人も高齢になるんじゃないかと。ここに限らず、どこで起こってもおかしくない。猟をする人を増やす、猟犬にはGPSを付けるとか、対策をして欲しい。被害に合う人を増やさないために。

飼い主が高齢な事、猟犬として教育されてか、どうしてはぐれたのか等、不明な点がいくつもあり、これらについての原因究明が求められます。

 狩猟に使用する猟犬は、狩猟登録申請時に狩猟犬登録も一緒に申請し、登録した犬のみ使用できるようにする。

猟犬には全てマイクロチップの装着を義務付ける。

⑫飼い主の責任は大きい。事故を起こした以上、今後は狩猟を止めるべきです。

⑬三姉妹かわいそう。子供の頃、通学路に時々現れる野良犬がいて、襲ってきそうな態度を取るので本当に怖かったです。

その他(厳しい意見)

●爺さん管理出来ないなら猟も犬を飼うのもやめようよ。爺さんが良くても周りに迷惑かかるし次は爺さんが子供を撃ち殺してイノシシと間違えたって言い訳する前にやめな。猟師ってそんなに猪を殺してうれしいか?!鹿も害獣か?知事も猟銃を簡単に許可して、野生動物と共存共栄する方向に知恵をしぼる努力を怠り、安易に殺害しか考えない!

以前も徳島県で猟師が隣の家の人を猪と間違って撃ち殺した事故があった、他の県でもあったのではないか?俺も犬は好きだが誰でも猟犬は怖いはず、女児たちの恐怖とケガ!精神的ケア!を猟師も知事もできるのか?!できんだろ!しかし考えて実行しなければならん!

●重傷だから。治療費の支払いだけでは済まないよ。書類送検で罰金の前科がつく。

●とりあえず犬は殺処分。爺はどんな罪になるんだろう?業務上過失傷害かな? 女児の早期な回復を願います。そして行政のしっかりとした対応を。

●私であれば、犬や飼い主家族に、同じ目にあってもらうかな。


まとめ・・・

結論から申し上げますと、猟犬事故の原因は、猟犬の誤った育て方にあると思います。

猟犬が起こす咬傷事故は、これまでも沢山ありましたが依然と後を絶たないのが現状です。猟犬だからと猟欲を高めるために躾けは必要ないと思い込んでいるハンターも少なくないと思います。猟をする犬でも躾けは必要です。猟犬として才能のある犬は、当然ながら訓練性も高く、咬んで良いモノ、いけないモノの区別はつきます。

酷いハンターは、1歳位まで縄で繋いで飼って置き、何も訓練もせずに解禁になったからと言って先導犬に無理やりつけて突然放して猟犬として使っています。本能だけでハンティング出来る犬なんていません。猟犬だからと言って、躾けをしないハンターは、猟銃を持っても犬を使った猟はしてはならないと思います。


猟犬事故がありますと、真面目に猟犬を飼って狩猟や有害駆除に貢献しているハンターにも、世間の目は冷たく当たってきます。これは当然の自己防衛であり、我々ハンターは真摯に受け止め、狩猟モラルの向上に努めなければなりません。先人から受け継いだ猟犬を使った狩猟文化は、何とかして後世に残していかなければなりません。

この度の猟犬事故は対岸の火事では無く、全てのハンターが自省し、狩猟ルールの徹底や猟犬に係るあらゆる法規制に順守していくことが求められます。

今後の猟犬に関する法制度の改正等に大変貴重と思われるネット上での書き込みも見られます。制度改正には我々ハンターに都合が良いことばかりではなく、一般目線からみた事項「GPSドックマーカー、鑑札、マイクロチップの装着ない猟犬の使用を禁止(逸走防止)等」も取り入れるべきだと考えます。


最後に・・・

猟犬は幼少の頃から家庭犬としての適切な躾(基礎訓練)を徹底して行いましょう。

※猟犬は『狩猟犬の前に家庭犬で有るべき』のご主人様の理念の下、当犬舎では生後4ヵ月から6ヵ月にかけて家庭での躾や猟場での基礎訓練を徹底して行っています。


猟犬を用いて狩猟や有害駆除等を行う場合には、次の事項を徹底しましょう。

1)咬みつき癖の疑われる猟犬は使用しない。

2猟場は、前もって地形や周辺状況等を十分チェックしておく。

3)獲物を嗅ぎつけるまでは、猟犬にリードを付け管理者から放さない。

4)GPSドックマーカーを装着する。

5)犬登録の鑑札、狂犬病予防ワクチンの接種済札及び所有者の住所、氏名、電話番号を記載した名札を装着する。



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