山菜の王『タラの芽』
こんにちは。。。四国徳島は、とても良い天気です

さて、今日は山菜の王と言われています『タラの芽』を紹介します。
ご主人様も奥様も、タラの芽は大好物で、桜が散るころを見計らい、とっておきの場所に取りに行っています。この場所は、もう5年余り採取しており、タラの木が数多く群生しています。
タラの芽は食べて美味しい一方、採取するのもとても楽しいので、皆様も清々しい山郷に出かけてみませんか。。。
以下にタラの芽の採取から料理までの流れを説明します。
●採取に必要な用具
・長靴、ゴム手袋、まな板、包丁、レジ袋・・・先端にU字金具を付けたひっかけ棒(手製)
●タラの芽の採取
タラの芽は、約3mほどの高さにあります。そして木にはびっしりと鋭い棘がついています。そこで、上の写真に紹介した「ひっかけ棒:長さ約2m」を用いて、木の真ん中よりやや上の幹にU字フックを掛けて、手前に引き寄せ棒を左手で持ち、ゴム手袋をはめた右手で、芽の元を掴みポキッと折り袋に入れます。そして、ひっかけ棒を両手で持ちゆっくりとずらしながらタラの木を離して(伸ばして)いきます。
※ 手前に引き寄せ弓なりになっているタラの木を離す(元に戻す)場合は、棘があり危ないので急がず十分に注意しながらゆっくりと行ってください。
●採取したタラの芽の下処理
タラの芽には「はかま」と言っています袋状の葉が根元に付いていますので、タラの芽の根元から少し上に包丁を入れ切断します。次に手で芽とはかまを分離し、取り除きます。
※ はかまは、下の写真のタラの芽の根元にある紫色した小さな葉です。
タラの芽の根元に包丁を入れ、芽の部分とはかまを分離させたのが下の写真です。
※ はかまはとても苦いのでしっかり取ってください。ご主人様も初めての時は、はかまを取らずに上の写真の状態でてんぷらにして食べたのですが、苦くて食べれず、すぐに師匠に聞きますとはかまをとったか?と言われ、下の写真のように下処理することを教えてもらった様です。
下の写真の右側がはかまです。
●タラの芽の料理
ネット等で色々な種類の料理が紹介されていますが、ご主人様は「てんぷら」にして、熱いうちにしょうゆにマヨネーズを入れたタレに付けて食べています。タラの芽の香り、しょうゆの香ばしさ、マヨネーズのまろやかさが食をそそり、いくらでも美味しく食べられます。ビールがあればなお良い・・・(笑)
●余談ですが・・・・ご主人様は1時間余りで下の写真ように、沢山のタラの芽を取ってきます。場所はないしょで、誰にも言ってくれません???。。。
※ タラの芽には、黒い小さい虫が付いていますので、下処理は山で行ってきます。道の駅等では、5本ほど入って一袋の値段が200円ほどしますので、購入すると何千円にもなりますね。。。
※ 一度に沢山とって食べきれない場合は、タラの芽をビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておけば10日ほどは保存できます。我が家では、てんぷらを沢山し、ご近所にもおすそ分けしています。
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