稚鮎の遡上を狙う鵜の駆除「動画」
こんにちは。。。四国徳島は、気温25℃で良い天気ですがとても暑い(夏日)です

さて今日は、四国三郎「吉野川」の第十堰の魚道を遡上する稚鮎を狙う鵜の駆除に付いて紹介します。
吉野川の天然アユは、3月から5月頃にかけて、紀伊水道に注ぐ河口部から上流部を目指して遡上します。下流域の第十堰等では、魚道を越え遡上する稚鮎を狙う「海鵜(川鵜)や鷺等の群れ」が飛び交います。これら幾多のハードルを越え、上中流域で育った吉野川の天然鮎は「大型で絶品」と言われています。
ご主人様が所属する猟友会には、毎年4月1日から5月31日までの期間、吉野川漁協と石井町から鵜の駆除を要請され、微力ながら駆除活動をさせて頂いております。駆除は、期間内の毎日曜日に有害鳥獣駆除班が早朝に実施しております。
以下、写真にて駆除の様子を紹介します。
写真① 石井地区猟友会鳥獣駆除班のメンバー
鵜の駆除には銃班の15名が行っています。最高齢80才で高齢化かが進んでいますが、元気に頑張っています。また、罠班は猪と鹿の駆除を行っています。
写真② 吉野川第十堰
第十堰から上流側を見た吉野川はとても雄大で美しいです。
写真③ 第十堰に設けられた魚道
当堰には、吉野川の水量が少ない時の為に、魚が行き来できるよう3箇所に魚道が設けられています。写真は、魚道先端部から下流側を見たものです。
※ 細く映っている線は、鵜や鷺を近づけないためのテグスです。効果は一時的です。
写真④ 魚道を遡上する稚鮎の魚影
物凄い数の稚鮎が上流を目指し、魚道を遡上しています。写真にもよく見ると稚鮎の魚影が見えます。
動画① 魚道を遡上する無数の稚鮎
物凄い数の稚鮎が魚道を超え、上流に向かおうとする迫力には圧倒されると思います。じっと見ていますと、魚道の上にも飛んできます。鵜は魚道の中へ、驚いて飛び出した稚鮎はカラスやサギが食べるのでしょうね!。野生の連携には脱帽です!!!。
鵜は、非常に賢い鳥でハンターの姿を見ると、超低空で吉野川の中州に移動し、上空には飛び立ちませんので、撃つことは出来ません。
駆除は、周に1回程度に留め、鵜の警戒を少なくして行っています。毎日鉄砲を鳴らすと日中は別の場所で過ごし、夜になると魚道に来るようになり、これでは銃器の使用も出来ませんので、鵜と人間の知恵比べとなっています。。。
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