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2018年5月

2018年5月29日 (火)

大型サツマビーグル作出

おはようございます。。。四国徳島は、気温24℃で曇り空です。。。どうやら夕方から明日の夕方までは雨模様になるようです

今日は、先日京都のオーナー様K氏夫妻に同行し、ダイ号が生後8ヵ月振りに里帰りしてくれましたので紹介します。

ダイ号は、四国プリンス犬舎の系統繁殖4代目の純血サツマビーグルです。父親は姿芸両全の大型美犬のアサ号、母親はバセットタイプ美犬のマレ号で、両親の良いとこ取りで生まれ、若犬ながら堂々とした大型犬で、骨太でガッチリとした「これぞサツマ!」と言う、サツマ愛好家にはたまらない素晴らしく美しい体躯をしています。
現在、生後8ヵ月で、体高58cm、体重30kgと言う堂々たる大型犬です。性格もフレンドリーで明るく、鳴き声も太く大きく、追跡犬の資質も備わっています。
現在、シカ猟犬として訓練中ですが、山入(捜索)も良いようです。最近は、起こしも追い鳴きも始めたようで、今後の成長が楽しみです。
絶滅が危惧されている本犬種にとっての救世主と成りえる秀逸犬であり、将来の種牡候補として順調な成長を切望しています

サツマビーグルは、今から60年ほど前が全盛期で、盛んに品評会も開催されていました。当時は体高で、小型(39cm以下)、中型(40cm~54cm)、大型(55cm以上)に分けられていたようです。
しかし、現在は純血種が少なくなり、大中小が入交り、繁殖しても同腹でもなかなか大きさが定まらないのが実状です。現存するサツマビーグルの殆どは中型で、小型と大型は殆ど見たことがありませんでした。しかし、ギン号とスズ号(ハク号直仔)の間に生まれたアサ号は、体高55cm、体重25kgと言う素晴らしい大型犬の第1号として成長しています。
この度のダイ号は、アサ号の直仔で、2代続けて大型犬となり、遺伝的にも継承固定)されつつ有ると、ご主人様は確信しているようです。


以下、昔の大型サツマビーグルと四国プリンス犬舎の系統繁殖犬を比べてみます。


写真① 50年前の品評会で優勝した大型部門の優勝犬
説明が要らない素晴らしい体躯のサツマビーグルで、惚れ惚れします・・・(拍手)。
この犬は、当犬舎が系統繁殖の目標としている犬です。
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写真② 四国プリンス犬舎の系統繁殖4代目のダイ号
ダイ号と上記優勝犬と非常に良くにていませんか?・・・。本犬はまだ生後8ヵ月なので、成犬になれば身体も筋肉質となり、更に似てくると思います。
※ 夢にまで見た50年前の素晴らしいサツマビーグルの再来に一歩近づき、保存活動に元気をもらっています(ご主人様談)
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写真③ 四国プリンス犬舎の系統繁殖3代目で初めて誕生した大型犬のアサ号
アサ号は、シカ猟犬として完成し、狩猟や有害駆除で活躍しています。今後は種牡として保存普及活動に取り組んでいく予定です。
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2018年5月23日 (水)

人・犬のマダニ感染症

こんにちは。。。四国徳島は、久しぶりの恵みの雨が降っています。。。
犬舎周辺も田植えが終わり、今日は雨で骨休みといったところです。カエルの鳴き声が一日中やかましいです・・・(笑)

さて、今日はマダニ感染症に付いて学習してみたいと思います。

実は、昨日、ドンちゃんを連れて山入訓練していた帰り、何時もの様にマダニがズボン等に付いていないかチェックしていると、なんと粉の様な小さなマダニが長靴上部から太腿辺りにびっしりと付着していました。マダニが孵化した直ぐの幼ダニの様です。大きさは1mm足らずで、よく見ないと見逃してしまう大きさでした。ご主人様もハンター歴45年のベテランですが、この様に一度に何百匹と言うダニが付着しているのは初めてのようでした。その時の写真は次の通りです。
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写真は、アップしているので付着数は実感してもらえませんが、気持ちが悪くなる多さで、今後山に入るのを躊躇させる多さでした。
写真の上部に黒く大きく写っているのが成ダニで大きさは約3mmです。その下に沢山黒く小さく写っているのが幼ダニで約1mmです。

今日は、このマダニの恐ろしい感染症について考えてみます。マダニ感染症は人ばかりではなく、イヌにも感染し、何れも死亡に至ることがあり、厳重に注意する必要があります。


●マダニの生態
マダニは卵から20~30日程度で孵化して体長1mm程度の幼ダニとなり、動物に寄生し始めます。そして、3~7日程度吸血を行ってからは地表に落ちて脱皮をします。幼ダニが脱皮を経て若ダニになるとまた3~7日程度吸血を行い、脱皮して成ダニに成長していきます。成ダニは体長が約3mm程度まで大きくなります!。更にに吸血後の飽血状態では1cm近くまで膨れ上がるので驚きですね・・・。
飽血状態のメスのマダニはその後2~3週間で2000~3000個の卵を産んで一生を終えます。
マダニは、地上の草の根元や岩陰などに待機して宿主の発した熱、CO2、振動などを感知すると草の上に這い上がり、通過時に寄生すると言われております。賢いですね!。


●人への感染
マダニに噛まれることで発症する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が良く知られています。感染は一般的に関西地方と言われていますが、2015年には北陸石川県でも60代の男性が死亡しており、全国的に安全地帯はないとして対策を講じた方が最良と考えます。
感染すると3~4日間の潜伏期間を経て、発熱、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、肉痛、意識障害、皮下出血といった症状が出て重症化し、死亡することもあります。
致死率は6~30%。治療は「熱を冷ます」「痛みを和らげる」といった対症療法しかなく、有効な抗ウイルス薬などはないようです。感染経路はウイルスを保有しているマダニを介したものが中心でしたが、血液などの患者体液との接触により、人から人への感染も報告されています。
SFTSは2011年に中国で見つかり、日本では2013年1月に初めて確認されました。国立感染症研究所によりますと、2015年8月26日時点では国内で151人が感染し、うち41人が死亡しています。また死亡者には20代の感染者もみられたようで、感染に年齢差はないようです。
予防対策としては、マダニがいる山や草むらに行かないことが一番です。しかし、ハンターとなればそうもいきません。現在は、マダニに効果があるスプレー式の予防剤を山に入る前にズボンや衣服等に噴霧することである程度は付着を防止することは出来ますが、確実なのは、山から帰り車に乗る前に物理的に除去することが最も効果的と考えます。

以下、ご主人様のマダニ対策並びに除去方法を紹介します。
マダニ対策として「虫よけスプレー」と「荷造り用紙テープ」を車に何時も乗せています。

① 山に入る前には、虫よけスプレーをズボンを中心に噴霧します。
※ 靴は、膝まであるスパイク長靴を履いています。
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② 山から下りて車に乗る前にズボン等にマダニが付着していないか、丹念にチェックします。
※ このとき、行き成り埃を払うようにズボンを叩く人がいますが、マダニを拡散させ、他の衣服に付着しますので絶対にしてはなりません。
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③ 紙テープを写真の様に巻き、ダニを取ります。
※ 紙テープのノリ面を上にしてダニをペタペタと引っ付けて取ります。
※ ダニを一応取り終えたら、ダニがチェックできなかった場所もペタペタと引っ付けます。
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④ ダニが付着している紙テープを2つに折って、両面をしっかりと引っ付けます。
※ ダニは、紙テープの粘着で逃げることは出来ません。
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<特記>
今回、ダニが沢山付着していたので、もしかしたら???・・・と思い、履いていた長靴も紙テープでペタペタとやりますと、何と・・・・・・・ズボンの何倍ものマダニが取れました。
今まで、長靴はしていなかったので、付着したマダニは???。。。どこに行ったのだろう!!!。。。もしかして靴を保管している納屋や山用の車中はダニだらけになっているのか?・・・。。。
明日は早速、殺虫剤を散布(車内はバルサン燻蒸)してマダニを一掃します・・・


イヌへの感染
バベシア病と言う名は聞いたことがあると思います。マダニの吸血によって感染します。 
バベシア症は西日本を中心とした疾患と言われていましたが、イヌの移動が頻繁になった今日、全国各地で発生しているようです。感染は、バベシア原虫を保有するマダニに噛みつかれることにより発症します。バベシア症のおもな主徴として発熱、貧血、脾腫、黄疸(尿色の変化)が特徴です。
ご主人様も過去に4頭のアメリカンビーグルをバベシア病で亡くしています。まず、症状として、発熱により元気が無くなります。そして翌日ごろには、鮮やかな赤い尿をするようになります。これはこの病気を判断する症状で、バベシア原虫が赤血球を破壊することが原因で、極度な貧血状態となり、唇や歯茎は真っ白となります。更に進行すると黄疸となり死亡します。
予防対策は、マダニがいる山や草むらに行かないことが一番ですが、猟犬となればそうもいきません。 
現在は、1ヵ月に一回飲ませると、たとえマダニが付着しても約1か月間は死滅させる効果がある良い薬がありますので安心です。

ご参考までに、当犬舎で使用していますマダニ予防薬を紹介しておきます。
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如何でしたか???。。。
マダニ対策は、ハンター並びに猟犬には避けて通れない事項です。。。
万一、マダニ感染を発症しますと、人もイヌも最悪の場合は死亡に至る恐ろしい病気です。
何時までも愛犬と楽しい狩猟をするために、今からでも対策にとりくみましようね・・・。
尚、更に詳しい内容が知りたい方は、ネットで『マダニ感染症』、『バベシア病』で検索しご覧ください。

写真は、左側が成ダニです。右側は、吸血したダニで1cm程に大きく膨れ上がり、2000個余りの卵を産んで一生を終わります。
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2018年5月21日 (月)

犬舎運動場に寒冷紗を設置

こんにちは。。。四国徳島は、気温24℃で天空は雲一つない快晴の良い天気です
午前中、ご主人様は愛車ハーレーで山間ツーリングを楽しんでいました。気温も21℃前後で涼しく、快晴の天気で最高に気持ち良かったと喜んでいました。良いな~!!!。
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さて、昨日は真夏の猛暑対策として、犬舎運動場に寒冷紗を設置しましたので紹介します。

本年度も長期天気予報では、7月~10月までの夏季は、35℃を超える猛暑となるようです。ここ数日は気温も低く、過ごしやすい日が続いていますが、先週は30℃となりとても暑かったです。ご主人様は、我々が口を開けてハーハーと言っていたことを見て、毎年6月に設置している寒冷紗を一足早く設置してくれました。
寒冷紗を設置してもらうと運動場は、猛暑日でもコンクリート床の温度は30℃前後です。また、風がない場合は業務用の大型扇風機を運転してくれます。更に、外気温が35℃を超えると、犬舎運動場の屋根に水道水を撒いて温度を下げてくれますので、とても涼しく過ごすことが出来ます。
ちなみに、寒冷紗がない運動場の外側のコンクリート床は45℃を超えとて生活できる状態でく、火傷をします・・・。
しかし、夏季になると、ご主人様が絶えず我々の犬舎運動場内の様子をチェックし、適切な対応(処置)をして頂けるのでとても幸せです。感謝!感謝!
※ 繁殖室はスポットクーラーが運転され、そのおこぼれの冷気が運動場にも入ってきます。そのおこぼれは年の順に流れてくるように配慮されています。

是非、犬舎や犬小屋に寒冷紗を設置してあげてくださいね・・・。。。効果は覿面です!。


写真① 通常の運動場の様子
運動場の屋根には、遮光性及び遮熱性を上げるための材料が使用されており、約3℃程断熱する効果があります。しかし、猛暑日には対応できません・・・。
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写真② 寒冷紗を設置し運動場の様子

寒冷紗の設置は、3年前にトク号のオーナーN氏が来舎された時に、非常に効果があることを教えて頂きました。早速、インターネットで検索し、遮光ネットは黒で遮光率80%の物を購入し設置しました。効果は覿面で、外がカンカン照りでも寒冷紗を設置した運動場はとても涼していです。今年で3年目になりますが、今は無くてはならない夏の必需品となっています。犬は寒さよりも暑さに弱いので是非もと設置をお勧めします・・・。
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写真③ 寒冷紗を設置した運動場内部の様子
寒冷紗を設置した運動場は、薄暗く、中に入ると一瞬ヒャ!とするぐらい外部との温度差があります。また、運動場は昼から東風が入ってきますので、本当に涼しいです。
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2018年5月14日 (月)

くまもと☆農家ハンター

こんにちは。。。四国徳島は、昨日の豪雨から一転、とても良い天気です


さて今日は、昨日豪雨の中、熊本県から約10時間も掛けて『くまもと☆農家ハンター』共同代表の一瀬雄大氏が犬舎見学においで下さいました。


●ドンちゃんが一瀬氏に甘えています!!!。。。
流石に犬の扱いには慣れていますね!。。。警戒心が強いサツマもこの通り・・・。
アサ号のハウンドらしい美しさに、思わず動画撮影をされていました。
※ アサ号の仔犬が熊本に行くことになりました。
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くまもと☆農家ハンターは、2016年2月、イノシシ被害のショックから離農すると語ったお祖母ちゃんの一言が始まりとなり結成された様です。この会は、熊本の25才~40才の若手農家が中心となり、総勢80名余りが会員となり活動をしています。
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同会の詳しい取り組みや活動内容は、下記の動画をご覧ください。
尚、組織の詳しい取り組み等を知りたい方は、インターネットで『くまもと農家ハンター』で検索しご覧下さい。


①農家ハンター活動のTV紹介・・・ 動画を見る
※ 活動内容が実に詳しく報道されており、今やその取り組みは全国的にも高く評価されています。

②代表のイノシシ箱わな実演
・・・動画を見る 
※ 同会の第2回ミーテングで、共同代表の一瀬雄大氏が狩猟初心者の会員に、箱わなに入るイノシシに扮し、身振り手振りで実演する姿が実に面白い!!!。
絶対に笑ってもらえます・・・(必見!・・・
ご主人様は、保存版にして楽しんでいます(笑)。
◎気取らない共同代表にみんな親近感を持って信頼をおいているようですね・・・(拍手)。



ご主人様は、昨日一瀬氏にお会いし、38才と言う若さにも拘わらず、流石に大きな組織のリーダーらしいオーラが満ち溢れており、大変感動されていました。
同氏は、会員の中でも唯一、3代が猟師と言うバリバリのハンターです。猟犬も20頭あまり飼育されており、良い猟犬が居ると聞くと全国どこにも見学に行っているようで、どこかの誰か様とよく似ていますね・・・(笑)。。。親密感アップ⤴⤴⤴

●経営する大きな農場の一角に猟犬の飼育エリアを設けているようです。
ワンちゃんは日光浴中で気持ちよさそうですね!。。。
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●一瀬氏、お子様2人と愛犬2頭が大きなイノシシの前で記念撮影です。
みんないい顔していますね!。。。
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2018年5月12日 (土)

溜池用水路一斉清掃

こんにちは。。。四国徳島は気温25℃でとても良い天気です

犬舎の周辺は、田植えの準備で大忙しです。先日は、地区住民全員参加で溜池用水路の一斉清掃を行いました。5月20日は、溜池の水抜きが始まります。いよいよ田植え本番です!!!。田植えが終わりますと、犬舎周辺は夜通しカエルの大合唱が始まります。
ドンちゃんは初めての経験ですので、さぞかし眠不足になるでしょうね・・・(笑)。。。

溜池は、犬舎前の山麓にあり、約3haの水田に水を供給しています。大変大きいです!。
この溜池の奥には、有名な別格本山「童学寺」があり、一年中全国からお遍路さん等がお参り来られています。
お寺は、石井町城ノ内にあり、東明山と書かれた真っ白の門を前にして、全景が池の青い水面に影を投じて大変美しいです。飛鳥時代に創建され、四国最古の寺で、寺名も弘法大師が幼少の頃この寺で修業したため、これにちなんで命名されたと言われています。
また、皆さんも良くご存じの『いろはにほへと・・・』の発祥の寺とも言われており、別名「いろは寺」とも言われています。
残念ながら本堂は昨年4月の火事で喪失してしまいました。今、再建に向けて寄付金集めを行っています。2023年までの5年間で3億円を集めるようです。凄い金額です・・・。

以下、写真にて童学寺溜池を紹介します。

写真① 溜池用水路の一斉清掃の様子
毎年、田植え前に行っている恒例行事で、地区住民が全員参加で行っています。住民も皆さん高齢で、この先何時まで農業が続けられるか心配されています。
作業は、用水路周辺の草刈りと水が流れる障害となります底に溜まった土砂や落ち葉等を取り除いています。お年寄りには大変キツイ作業です!!!。
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写真② 溜池の土手から見た周辺の様子
●土手の前には大きな溜池が見えます。
冬には、沢山の鴨が飛来します。しかし、残念ながら同地区一帯は鳥獣保護区に指定されており、捕獲することはできません。
しかし、イノシシ、シカ、サル、カラスは4月1日から狩猟が解禁される前日の11月14日まで行われています。特にイノシシによる水稲や野菜等の被害は甚大です、犬舎の直ぐ近くで下りて来ます。
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土手の奥には童学寺があります。
ご主人様が小さい時は、土手に大きな桜並木があり、池には地元の婦人会によってボートが浮かべられ、大変賑わっていたようです。しかし、今は土手の大改修により、全て伐採撤去され、全く面影はないようです。
土手の奥には、学寺の山門、通称『白門』があります。寺は溜池の奥にあり、とても美しい景観です。
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●土手からは犬舎並びに石井町の全景が見えます。
遠くに見える山は、板野町で、山の向こうは香川県となります。また、天気のいい時は、兵庫県の淡路島も見ることが出来ます。とても美しい景観です。ドンちゃんはご主人様と毎朝夕散歩に訪れています。
黄色で矢印をした向こうに見える白く見える建物が犬舎、その横が運動場です。土手から犬舎までは約200m弱です。
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2018年5月 5日 (土)

家庭菜園

こんにちは。。。四国徳島は、気温27℃で良い天気です。
 
今日は、奥様の家庭菜園の近況を紹介します。


●2週間前に植えた苗が大きくなりましたので、午前中ご主人様は、奥様の家庭菜園の支柱立てのお手伝いをしていました。
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●ゴウヤ、キュウリ、トマトに支柱を立てました。
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●支柱がしっかりと出来ました。これからは、日照り対策と水やりが美味しい野菜作りのポイントになります。水やりは、夕方運動場の清掃作業が終わりますと、運動場から前の家庭菜園に水道ホースで水やりを行います。。。非常に楽です!!!。
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●支柱にカマキリが卵を産み付けており、今日は卵から小さく可愛いカマキリの赤ちゃんが次々と誕生していました(笑)。この支柱は使用せずにそっとして置きました・・・
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<追記>
5月連休中は、帰省者も多く、安全を重視し、有害鳥獣駆除はお休みです。
我々も毎日運動場で寝っ転がりゴロゴロしています。
運動場の屋根は、暑さ対策として断熱材が使用されていますので、外気温より約3℃余り低く、また東側から1日中風が入ってきますので、とても気持ちよく過ごしています(笑)。
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2018年5月 2日 (水)

狩猟ビジネス学校

こんにちは。。。四国徳島は、久しぶりの恵みの雨と期待していましたが、曇り時々小雨程度です。今後どうなるか・・・

さて、今日は雨模様で山入は中止です。ご主人様はネットで情報収集をしていましたら、大変ユニークで興味深い活動が見つかりましたので紹介します。


千葉県君水市が狩猟ビジネス学校を開催(全12回)

イノシシやシカによる農作物被害が深刻化する中、有害鳥獣を捕獲する新たな担い手を確保しようと、君津市は先月28日、同市大山野の周南公民館で、全12回の講習会「狩猟ビジネス学校」を初開催した。捕獲者は高齢化しているのが現状で、ジビエ(野生鳥獣肉)を活用した狩猟ビジネスのモデルや実践法を紹介し、参入者を増やす狙いだ。
千葉県内2番目の市域に広い山林地帯を抱える君津市では、2016年度有害鳥獣による農作物被害が県内最多の約4700万円に上り、イノシシやシカなど5千頭以上が捕獲された。市内には三つの獣肉処理加工施設があり、市はジビエ料理の振興にも注力して被害の減少を目指している。

だが、捕獲者の多くは猟友会のメンバーや、自らの農地を守るため捕獲資格を取った農家らで、高齢化が進む。捕獲数に応じて市や国から補助金が出るが、これだけでは生計は立てられず、担い手確保のハードルになっているという。

そこで市は、野生鳥獣を有効活用する狩猟ビジネスへの参入を促し、捕獲を“なりわい”にしてもらおうと講習会を開催した。初回の28日は、県内外から訪れた20~70代の男女約50人が参加。3班に分かれてシカを解体したり、同社が運営する「猟師工房」の事業を学んだりした。
大分県豊後大野市から受講した看護師の佐藤栄佑さん(29)は「ジビエのビジネスに興味がある。ゆくゆくは起業できれば」と真剣な面持ちで解体作業に加わった。

猟師工房の原田祐介代表(45)によると、狩猟ビジネスは、定年後の地域貢献や40代半ばの脱サラを考えている会社員、大学の狩猟部に所属する若者など、興味を持つ人が増えているという。原田代表は「個人で何とかしようと思っても小規模で限りがある。地域ごとに狩猟ビジネスができる土壌を作り、行政とともに狩猟に関する雇用の創出に取り組みたい」と講習会の意義を語る。

県内で16年度に捕獲されたイノシシのうち、ジビエ料理に利用されたのは約1%と活用が進んでいない課題もあり、「捕ってもうまく食肉に替える仕組みができていない。田舎で捕って都会で売る仕組みを作りたい」と原田代表は意気込む。

同市農政課は『将来的に捕獲を継続させるためには今から従事者を育てないと。仕事として若い人たちが担ってくれれば』と期待した。
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