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2018年8月19日 (日)

真夏の出産準備

お早うございます。。。四国徳島は、朝夕は気温23℃前後、日中でも31℃前後と、とても涼しい日々が続いています。昔から阿波踊りが終わる8月15日を過ぎると朝夕は涼しくなると言う言い伝えは本当のようです

今日は、来週、リリーとマレが子犬を出産します。そこで、昨日ご主人様が夏場仕様の産室(産箱)を作りましたので紹介します。


写真は、従来の産室に産箱を取り付けた様子です。
産箱と言っても暑いので網で囲い、風通しを良くしています。産箱の床もステンレス網の床敷(70×70cm)を敷いています。
但し、出産予定日の前後3日間は、新聞紙を短冊状に切ったものを入れます。
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大型ケージ(80×120×90cm)を2つ合わせています。右側が産室で左側が仔犬の遊び場です。管理がしやすいように鉄骨で40cm程高くした台の上に載せています。
糞尿は下に受けた強化プラスチック製の専用トレイに溜まるようになっています。
管理は、朝夕の2回、トレイを引出し水洗し戻しています。また、産箱のスノコは汚れたら適時に新しいも(洗浄した別物)のと交換しています。
産室は2日に一回、仔犬を取り出し、噴霧消毒(塩化ベンザルコニウム液:400倍希釈液)をしています。この消毒液は、非常に安全性が高く(皮膚にも優しい)、錆びを発生させないので、当犬舎では一年中使用しております。


写真は、猛暑日の対策用として作成した移動式の産室(産箱)です。
ケージは上の物と同じ大きさです。同社製品を今回、再購入しました。価格は、ケージ+専用スノコ+送料=2万円でした。
中国製ですが、5年ほど使っていますが中々丈夫で安いのでお勧めです。
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産箱は上記の物と同じものを取り付けています。網は、100円ショップで1個200円で4枚買って、ケージに合わせてカットし、結束バンドで固定しています。また、ケージの床裏面に四輪キャスターを4個取り付け、移動可能としています。もちろん、購入は100円ショップで、1個当たり200円でした。
産箱への出入り口には、仔犬が大きくなった時の出入りで、腹等を傷つけないよう板を取り付けてあります。
尚、産室及び産箱の管理は、上記した物と同様に行います。

使用としては、気温35℃を超えるような猛暑日でも、母屋や犬舎の風通しい日陰に移動したいと考えています。特に、母屋の北側は、日陰で1日中涼しい風が吹いていますので、子育てには最高と思います。キャスターはその為の移動用です。実際に母屋の北側までケージを押して行きましたが、約30kgの重さもスイスイと移動できました



【 後記 】

来週火曜日は、リリーが、日曜日はマレが出産予定です。
大きなお腹を左右にゆらゆらと揺らしながら朝夕2回の散歩(約2km)をしています。ご近所のお祖母ちゃんや散歩中の方から「何時生まれるのですか?、何頭生まれるのですか?)・・・等々の会話を楽しんでいるようです。頑張れ!・・・と頭をナデナデしてもらい喜んでいます。
また、猛暑日は餌を食べなくてご主人様を悩ましていましたが、最近は朝夕涼しく、日中も30℃前後となり、食欲も回復しています。
リリーは、朝ごはんが待ち遠しのか、犬舎入り口で待っています。言い忘れましたが、妊娠犬は運動とストレス解消を目的に、妊娠40日目から放され、犬舎と運動場を自由に歩き回れるようにしています。
週間の天気予報では、来週も曇りや小雨が多く、涼しい日々になるようです。リリーもマレも涼しくて良かったです。ラッキー!。。。
後は自分自身に打ち勝ち、無事丈夫な赤ちゃんを産んで欲しいと願っています。

ご主人様も、10月中旬までは忙しくなりそうです
倉庫ではハーレー君が泣いています!!!


写真は、今朝のリリーとマレの様子です。
(写真上:リリー、写真下:マレ)
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絶滅寸前の日本固有の獣猟犬『純血サツマビーグル』の保存普及活動に取り組んでいます。 
※ 活動の詳細は、『 日本狩猟犬サツマビーグルの郷  』を参照下さい。

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