増える初心者ハンターと事故!
こんにちは。。。四国徳島は、今朝は気温3℃で初霜がおりていましたが、午後は良い天気になっています
。

ご主人様は、午前中所用があり、今日の出猟はお休みです。
平成30年度の狩猟も解禁されました!。
近年は、ハンターの高齢化が全国的に加速していることから、関係当局の若手ハンターの育成努力(講習会等の開催)により、今はちょっとした狩猟ブームになっているようです。
しかし、そこには大きな落とし穴が潜んでいるようです・・・。今日は、この問題に対するご主人様の体験談と考えを述べてみたいと思います。
平成30年度の狩猟も解禁されました!。
近年は、ハンターの高齢化が全国的に加速していることから、関係当局の若手ハンターの育成努力(講習会等の開催)により、今はちょっとした狩猟ブームになっているようです。
しかし、そこには大きな落とし穴が潜んでいるようです・・・。今日は、この問題に対するご主人様の体験談と考えを述べてみたいと思います。
現在のハンター育成は、残念ながら狩猟免許の取得に力点を置いた講習会の内容となっており、兎に角試験に合格するための講義となっている様です。いわゆる実践を知らない「ペーパーハンター」を育成していると言う意見(ニュース)も良く耳にします。
ご主人様の若い時代(50年前)は、親兄弟や近所にハンターが居て、小さい時からそれを見て育ち、興味があるものが狩猟クループ隊員に入れてもらい、ルール(仕来たりや所作等)、猟犬の飼育や訓練、狩猟技術、解体、猟師料理等々を見よう見まねで学習し、一人前のハンターに成長したと聞いております。
昨今は、国や市町村が猟友会等に講習会を委託し、ハンターに関する知識や経験が全くない一般人(素人)が講習会に応募し、狩猟免許を取得するケースが多くを占めています。狩猟免許を受ける理由は、ジビエ料理に興味がありシカやイノシシを獲ってみたい等と、軽い気持ちで取得する者も少なくなく、狩猟免許の9割は「ワナ免許」でらしいです。
しかし、狩猟免許を取得し、地元猟友会に入会しても知る人も無く、また先輩猟友会員にも新米ハンターは誰も相手にしてもらえず、困惑する若いハンターも多いと聞きます。
仮に、先輩にハンター修行を志願し猟隊に入れてもらっても、今までチワワやダックスフント等の愛玩犬しか飼ったことがないが新米ハンターが、行き成り狩猟犬の世話を任されてもどうしてよいか戸惑うのは目に見えています。
また、グループ猟隊の上下関係とか仕来たり等々が今の若いハンターには窮屈で我慢が出来ないことも少なくないと思います。
しかたなく、経験や知識もない新米ハンターが独り歩き(単独猟)することになります。
即ち、狩猟が解禁されると自己流のハンティングを行う事となり、当然安全には注視していても、いざ獲物を発見すると矢先の確認もせず「獲りたい一心」で発砲し事故に繋がるケースも増えると思います。
例えば、罠猟でも、試験に合格するための知識しか持っていないため、くくり罠の設置は出来ても、罠に掛かり暴れているイノシシ等の止め差し(命を奪う)はベテラン猟師でも一番危険な作業です。にも拘わらず、経験のない新米ハンターが止め差しを行うことは大ケガのもとに成り兼ねません。また、自ら描いていた狩猟環と真逆の現実に直視し、その恐怖心からハンターを止めるものも少なくないと聞きます。
やはり地元の猟友会の諸先輩にハンター修行を志願し、一通りの狩猟技術等を学習することが今後の課題と考えます。
また、ベテランハンターも自らの新米ハンター時代にお世話になったことを教訓に、若いハンターを温かく迎い入れる広い心を持って対応してもらいたいと切望します。
しかし、一昔前と違い、若いハンターは叱られることに慣れていないせいか、落ち込みむ者も少なくなく、ベテランハンターも面倒を見るのを嫌がっているのも事実であります。
関係当局は、ハンターの育成(増員)も良いのですが、狩猟免許取得(合格)に力点を置いた今のやり方を見直し、狩猟に興味がある若いハンター志望者に、地元猟友会員が行う狩猟や有害駆除にある期間参加してもらい、納得の上で自主的に狩猟免許を取得してもう・・・と言う手順を踏まないと、折角狩猟免許を取得しても後が続かないことに成り兼ねません。
しかし、一昔前と違い、若いハンターは叱られることに慣れていないせいか、落ち込みむ者も少なくなく、ベテランハンターも面倒を見るのを嫌がっているのも事実であります。
関係当局は、ハンターの育成(増員)も良いのですが、狩猟免許取得(合格)に力点を置いた今のやり方を見直し、狩猟に興味がある若いハンター志望者に、地元猟友会員が行う狩猟や有害駆除にある期間参加してもらい、納得の上で自主的に狩猟免許を取得してもう・・・と言う手順を踏まないと、折角狩猟免許を取得しても後が続かないことに成り兼ねません。
今後の狩猟文化を継承するのも若いハンターです。狩猟免許取得後のことも十分に考慮してあげる必要があります。
安易なハンターへの勧誘や育成は、万一事故を起こしたら若いハンターの一生涯を台無しにすることも十分に考慮に入れて行わなければなりません。
以下に紹介します猟銃の「誤射事故」は、正に上記しました経験の少ない若いハンターが山中で仕事をしていた森林官をシカと誤認して発砲し、死亡させた…言う痛ましい事故であります。
この若いハンターは、狩猟免許を取得したことへの後悔と被害者への償い等を考える時、本当に気の毒でかける言葉も浮かんできません。本当に可愛そうです・・・。
今猟期も始まったばかりです。獲ることよりも安全第一でやりたいものです。
今猟期も始まったばかりです。獲ることよりも安全第一でやりたいものです。
もう一度「矢先の確認」「獲物の確認」「脱包の励行」「猟服に注意」の4原則を再認識し、安全狩猟に努めたいと思います。
誤射死亡事故のネット記事は、以下の通りです(原文記載)。
恵庭市の国有林で20日、北海道森林管理局の森林官菅田(すがた)健太郎さん(38)がシカ猟の猟銃の誤射で死亡した事故は、ハンターによる安全確保の重要性を改めて浮き彫りにした。エゾシカの増加を受けて道はハンター育成に力を入れ、新たに狩猟免許を取る人は増えているが、安全への意識や技術も同時に強く求められている。
「130メートルの距離なら肉眼で人かシカか確認できないはずがない」。北海道猟友会札幌支部副支部長で、同支部恵庭部会長を務める岩崎清行さん(72)=恵庭市=は、なぜ誤って撃ったのか―と、いぶかしむ。
誤射をしたとして業務上過失致死容疑で逮捕された札幌市の自営業佐孝(さこう)英司容疑者(49)の狩猟歴は4年で、「まだ初心者の部類」(地元ハンター)。恵庭部会では初心者にベテランを含め複数で動くよう指導しているが、佐孝容疑者は1人で入林した。「シカが増え、1人で捕れる確率が上がったからでは」と岩崎さんはみる。
恵庭部会では誤射防止へ、スコープではなく肉眼で確認できなければ撃たないよう会員に指導しており、狩猟歴40年の岩崎さんは「(自分なら)300メートルの距離でも肉眼でシカか人かは分かる」。地元ハンターの1人は「普通は標的を間違わないためヤブから出るのを待つ。今回は、なかなか捕れず焦っていたのでは」と推測する。
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