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2019年1月

2019年1月29日 (火)

今猟期最大級の雄シカ捕獲!

こんにちは。。。四国徳島は、気温10℃で良い天気です


ご主人様は、今日も山入(狩猟)し、今猟期最大級の雄シカを獲ったので紹介します。


今日のお供は、当犬舎ナンバーワンの猟芸を誇るテツ号です。

朝8時に犬舎を出発し、猟場には8時30分に到着。

今日の猟場は、先日大きなイノシシを獲り逃した場所です。
テツ号の首輪にGPSマーカーを装着し放犬。
何時もの様にトイレを済まし、後ろ足で地面を二三ど蹴り上げ「やるぞ!」とばかり気合を入れ、林道を前進していきます。
途中、時々立ち止まり、得意の高鼻で獣臭をキャッチしていますが、今日は風が少し強く吹いているので、臭いが遠くからも来るので中々起こしは難しかったようです。
そこでテツ号は、地鼻を多く使って、林道から杉山に消えて行ったようです。
GPS受信機で確認すると尾根筋を東方向に向かって狩りこんでいます。
ご主人様との距離は約700mです。


暫くすると、テツ号独特の美しく良く通る追い鳴きが始まったようです!。
GPS受信機で確認すると、ご主人様が居る反対側の尾根を越え下方向に追い回しています。
このコースは、約40分程追跡しないと、ご主人様の方には帰って(回って)こない・・・
ご主人様は、この間を利用して、ゆっくりと射場(待場)に移動します。。。


案の定、30分程でご主人様が居る射場の方に回って来るようです!。
ご主人様は、GPS受信機を左手に持って注意深く確認します。
距離約400mで、やっとテツ号の追い鳴きが聞こえてきました。


ご主人様は、鉄砲にスラッグ弾を装填し、足場を固めて獲物を待ち構えます・・・


もうこうなると、テツ号の追い鳴きだけが頼りです。
追い鳴きは、下の谷筋から上に上がる何時ものコースの様です。
テツ号の追い鳴きが大きく聞こえた!、その瞬間・・・


ガサガサ・・・ドサドサ・・・と言う足音が聞こえてきます・・・


なんと雄シカ3頭が飛んできます・・・


テツ号とシカの距離は約50mと近い・・・


2頭の倍はあろうか?と思われる大きな雄シカに狙いを付け・・・


パ~ン!


雄シカは、ドサッと倒れ、後ろ足を大きくフリフリしながら谷に転げ込みました・・・


テツが現場に到着・・・


獲物が谷に落ちているので確認できず、また2頭を追い鳴きしていきます・・・

雄シカの血抜きをした後、GPS受信機で確認すると、また同じコースを追っています。


ご主人様は、1日1頭と決めているので、鉄砲を袋に仕舞いテツ号の帰りを待つことにします。
やはり、20分余りでご主人様の下に2頭に雄シカがやって来たようです・・・


ご主人様は、追い回して来たテツ号を回収し、帰宅・・・


捕獲した雄シカは丸々と太っており、とても大きなヒネ(成獣)で、体重は90kg近くあった様です。
今日は、二人の弟子(単独猟見習の老ハンター)が来ていないので、地元のハンターに連絡し、プレゼントしたようです。


写真は、今猟期最大級の雄シカを獲った時の様子
残念ながらもテツ号は追跡中で写真に撮れませんでした(笑)

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2019年1月26日 (土)

愛されています!

お早うございます。。。四国徳島は、今年初めてのみぞれが降っています


今日は、福岡県のオーナー様I氏より可愛いい!ほのぼのとした仔犬の写真を送って頂きましたので紹介します。

仔犬の名前は「リョウ」君です。
父親はアサ号、母親はマレ号で、昨年の8月25日生まれの男の子です。


当犬舎のフクちゃんと兄妹です。


オーナー様は、以前にも紹介しましたが、ローデシアン・リジバックと言う国内ではとても珍しい大型犬でイノシシ猟をしております。


写真はイノシシ猟で大きな雌イノシシを獲った時の様子。

この時リジバックは左足を噛まれたようで、舌で傷口を舐めています。
リジバックが大きいので80kg余りもある雌イノシシも小さく見えます。

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写真は、リジバックとリョウ君が芝生の上で日向ぼっこしている様子
リジバックは大型犬で怖そうな顔をしていますが、性格は従順で優しく、仔犬のリョウ君を親代わりに、とても可愛がっているようです。

写真は、お互いの背中に顔を載せ合い気持ちよさそうに寝ています。

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写真は、オーナー様が預かってる仔犬とお昼寝中のリョウ君

この仔犬は、とてもシャイで何時も机の下とか物陰に隠れビクビクしている女の子らしいです。そこでこの性格を治すためにオーナー様宅に預けられているらしいです。


ところがどうでしょう!・・・



なんとリョウ君には警戒心もなく、心を許しとても仲良く暮らしているらしいのです。
しかし、リョウ君が居なくなると直ぐに物陰に隠れてしまう様です。


写真を見るなり!ご主人様は大笑いで、直ぐに奥様にも見せに行きました(笑)


女の子は、リョウ君の首に手を回し抱き着いていますよね!


可愛い!!!

とても癒されます・・・

それにしても、リョウ君は面倒見が良いですよね!
女の子は、リョウ君を見つけるやサッと飛んできてじゃれるようですが、リョウ君もされるがままジッとしているようです・・・。


偉いぞ!リョウ君。。。

女の子のオーナー様もサツマビーグルの優しい性格に驚かれているようです。
そしてリョウ君のお陰で、シャイな性格も徐々に改善されているようです(拍手)。

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2019年1月22日 (火)

アサに叱られる!

こんばんは。。。四国徳島は、今日も良い天気でした


ご主人様は、今日も午前中、山入(狩猟)していました。
ご主人様は、ニコニコ顔で帰って来ましたので、山入の様子を紹介します。


今日のお供は、当犬舎若手ナンバーワンのアサ号です。

何時もの様に、犬舎を8時に出発し、途中で大物単独猟見習中の老ハンター2名(以下、弟子A・Bと記す)と落ち合い、猟場には8時30分に到着。


本来、ご主人様は単独猟ですので狩猟スタイルも全員が一緒に行動し、グループ猟の様に各人が射場に着くことはしません。

あくまで犬任せの狩猟となります。

今日の猟場は何度も来ているので、弟子も知った山とばかりの顔をしていたようですが?
アサ号にGPSマーカーを首に装着し放犬。

アサ号は林道を100m余り行ったところで早くも、得意の高鼻で獣臭をキャッチ!(写真)

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アサ号は、この位置からハイスピードで臭いの方向に駆け下る・・・
直ぐにウォンウォンと独特の大きな声で追い鳴きを開始。。。


ご主人様は、弟子Aに弾を込める様に支持・・・


何時もの申し合わせで、雌シカは弟子、雄シカとイノシシはご主人様が撃つことになっているようです。


アサ号は順調に追い鳴きをしているようです・・・


この猟場は、大きな山ですが椀を伏せたような形状で、獲物が追われると良く回って来るので単独猟にはもってこい!の場所のようです・・・


ご主人様は、GPS受信機の地図上に、獲物を獲った場所に『マーク』を付けいてますので、急ぎその場所まで移動します。


アサ号の追い鳴きが大きくなり、こちらに向かって来ます・・・


ご主人様は、山の上を指さし、獲物が飛んでくるコースを説明・・・


すると2頭の牝シカがこちらに来ています・・・


パン!パン!・・・

雌シカは悠々と林道を駆け下り逃げて行きました・・・(笑)


ご主人様は、弟子Aに「弾がシカの後を撃っている!」。。。
撃つ時に銃を止めて撃っているので後撃ちになると・・・説明。。。
この弟子Aの悪い癖です・・・
(しかし、良いところは安全範囲しか撃たないところです)


アサ号は、かなり下まで追って行きましたが、追い鳴きは良く聞こえてきます・・・
ご主人様は、この追い鳴きを聞くのも狩猟の醍醐味と言われ、手塩にかけ訓練した愛犬の仕事(猟芸)を見るのが獲るよりも好きです。


雌シカの逃げる方向を弟子に説明していると、何と?また同じコースを辿り、こちらに向かって上って来るようです・・・


今度は弟子Bに弾を込め射撃体勢に入る様に支持・・・


来ました!。。。パン!・・・パン!


またもや外れです・・・(笑)


雌シカの白い尻尾だけがピョンピョンと上下し消えていきます・・・


弟子B
・・・おかしいなぁ~当たったと思ったのに???


直ぐアサ号が追い鳴きして来たようです・・・
そしてアサ号は、鉄砲が鳴ったので着弾した箇所を確認するも獲物が倒れていないので、また追跡を開始したようです・・・(写真)

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アサ号は、また先ほどの尾根に向かって追い鳴きして行ったようです・・・


この間を利用し、ご主人様が今の射撃について解説。。。
今度は「前を撃ちすぎです?」と説明するも。。。
弟子Bは反省しきりで、すっかり自信を無くしているようでした。。。


アサ号は尾根の向こう側を追い鳴きし、こちらに帰って(回って)来ない様なので、ゆっくりとそちらの待場(射場)に向かいます・・・


アサ号は、もう追跡を開始してから60分余りになります・・・


雌シカもさぞかし疲れていると思います。。。
もう走り方が上下から横横に逃げているようです。この時、近くに川があれば入水できますが、この猟場は谷川しかありません。。。


アサ号は、この猟場で訓練中に2度、小ジカを咥えていますが、今日の雌シカは大きなヒネ(年をとった成獣)ですので咥えることは難しいのでは?・・・
(ご主人様は頭の中で多分考えていたと思います)


移動後10分余りで、次の射場に到着・・・
しかしアサ号は、雌シカを見失い、追い鳴きは途絶えています。。。
もう一度捜索しているようです・・・


暫くすると、またアサ号がまた鳴き出しました・・・
もう、アサ号も疲れていると思いますが追い鳴きは元気一杯のようでした。。。


すると、なんと!射場にイノシシ(約30kg)が先に飛んで来たのには、ご主人様も驚いた様です。
ご主人様は、鉄砲に弾を入れてなかったので、みすみす逃してしまいましたが?(写真)

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弟子A
・・・『惜しかったですね?』


ご主人様・・・『何も惜しくない!・・・アサ号が追っているのは雌シカだし、このイノシシを撃てもアサ号は喜ばない!』し、返って信頼感がなくなることを説明。。。


そうこうしていると、アサ号の追い鳴きが射場に近づいて来ます・・・


今度は
弟子Aに弾を込め射撃体勢に入る様に支持・・・
ガサ!ガサ!と足跡が近づいてくる!


パン!・・・



2発目は安全が確保できなかったので撃てず・・・


ご主人様はすぐさま褒めます・・・よく止めた(撃たなかった!)
獲ることよりも安全重視は名ハンターの第一歩!


アサ号が追い鳴きしながら現場に到着・・・


大きく口を開けてハーハー言っている・・・
ご主人様は、『ヨシヨシ』と頭を撫で、もう行かなくて良い!と言います・・・


NHKの「チャコちゃんに叱られる」よろしくボートしてるんじゃねぇよ!・・・
と言わんばかりの顔付で、もう追跡は止めトコトコと林道を下り、GPS受信機で確認すると車の所に戻って行く様でした・・・


車の所に戻り、車の後部扉を開けてやると、アサ号は輸送箱に飛び込み知らぬ顔?・・・(写真)


アサ号の機嫌直しにビスケットをやると喜んで食べたようですが?・・・
弟子A・・・アサは怒っているようですね?。
本来なら放犬後10分余りで獲れていたのに・・・アサごめんね!

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2019年1月19日 (土)

動物取扱責任者研修!

こんばんは。。。四国徳島は、日中気温13℃でとても良い天気でした


昨日、ご主人様が『平成31年度動物取扱業者動物取扱責任者研修』に出席して来ましたので紹介します。

この講習会は、動物愛護管理法に準じて毎年1回行われています。

※ 当犬舎は、サツマビーグルを繁殖し譲渡していますので、動物愛護管理法による『販売』と言う登録認証を取得しています。


研修会の内容は、専門的になりますので、皆さんに関係する事項をご参考まで、以下に記述しておきます。
尚、罰則は結構厳しい内容となっております。心当たりの方は是非とも改善されることをお勧めします。


●法律関係

1)動物愛護管理法(罰則)


・愛護動物(犬、猫等)をみだりに殺したり傷つけた者・・・2年以下の懲役又は200万円以下の罰金
・愛護動物に対し、虐待を行った者・・・100万円以下の罰金
・愛護動物を遺棄した者・・・100万円以下の罰金
・無許可で特定動物を飼養し、又は保管した者・・・6ヵ月の懲役又は100万円以下の罰金
・無登録で動物取扱業を営んだ者・・・100万円以下の罰金
※ 登録認可を受けずに犬を繁殖し譲渡(販売)した場合はこれに当てはまります。

2)狂犬病予防法(罰則)
犬の所有者には、下記事項が義務づけられております。
・生後90日になれば予防注射を受けさせなければならない。
・毎年1回予防注射を受けさせなければならない。
・市長村長から交付される「狂犬病予防注射済票」を首輪につけておかなければならない。
※ これに違反すると・・・・20万円以下の罰金


2、動物由来感染症

感染症は沢山ありますが、特にハンターが注意すべき感染症を記載します。


1)トキソプラズマ症

・高齢者や免疫不全者が感染すると肺炎や脳炎などの重篤な症状が現れることも。
・妊婦が感染すると流産する。また、妊婦から胎児へ感染すると水頭症、視力障碍、精神運動障害をきたすことも。
※ イノシシやシカの生肉や生レバーは食べないように。食べる場合は、十分加熱すること。

2)重症熱性血小板減少症(SFTS)
・マダニの咬傷により人に感染。
・日本で患者393名発生、うち64名が死亡。
・症状
潜伏期間は6日~2週間。症状は発熱、倦怠感、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)、リンパ節腫脹、出血等がみられる。
・治療
対症療法のみで有効な薬やワクチンはない。


以上が研修内容中におけるハンターが特に注意すべき事項です。
皆さんも是非注意してください!。。。



写真は、研修会の会場となった徳島県動物愛護管理センターです。

この写真は本館ですが、他に犬猫飼育棟、ふれあい広場、ドックラン等があります。

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写真は、研修会場の様子です。(開始50分前)

研修会は、12時から受付、13時~16時までが研修でした。
研修終了後には、試験が行われた後、「研修終了証」が授与されます。
この研修を受講しなければ事業を行うことは出来ません。

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2019年1月16日 (水)

親子!

こんにちは。。。四国徳島は、今朝気温7℃で小雨交じりの曇り空、午後からは気温10℃で良い天気になっています


最近、ご主人様は所用がなければ、我々を順番に連れ昼まで山入(狩猟)しています。
そして、午後3時からはフクちゃんを連れ、公園散歩又は犬舎近くの休耕田等を利用して基礎訓練をしています。


フクちゃんも一般社会犬として、他人や他犬とすっかり仲良く出来るようになっています。
また、休耕田等を利用した基礎訓練もほぼマスター出来たようです。
身体は小さいですが、全身が筋肉とバネで出来ているのかと思わせる動きで、岸(土手)の上り下りも上手になっています。


この分では、来週頃からは、我々が山入する時に連れて行ってもらえるのでは?と思います。
しかし、山に行っても身体が小さくGPSマーカーが装着できないので、当分の間はリードを付け、我々が捜索でいなくなった時にリードを外してもらい、ご主人様の後を着いて行く学習になると思います。


それでは、今朝の父親アサ号と子供フクちゃんの様子を写真で紹介します。


当犬舎では、夜は寒いので犬舎内のケージに入れてもらい、朝が来ると運動場に出してもらっています。
そして、トイレを済ませ、食事をします。食事はステンレス容器にドックフードと同量のぬるま湯を入れてた物を食べています。寒い朝も身体がポカポカと温かくなり、冷たい水を飲まなくて良く、下痢もせず体調はとても良好です。


その後、ご主人様がトイレで汚れた運動場のコンクリート床を水洗をしてくれます。


山入する犬は、基本的に朝食は抜きです。
皆が食事をする前に、その日山入する犬は車の輸送箱に入れてくれます。
この時ばかりは、みんな自分を連れて行って?とばかり、大声で鳴きアピールしますが、誰かが運動場から出て行くと、観念して静かになります・・・。


フクちゃんの運動場での繋ぎ位置は、父親アサ号の隣です。


フクちゃんは、一番後から運動場に出てきますが・・・


出て来ると、先ずお父さんのアサ号に「おはよう!」の挨拶をします・・・

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しかし、すぐに「遊ぼう!」となります・・・

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しかし、お父さんは食事が出て来るので気が気ではなく「ダメ!」と叱るも?・・・

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なおもフクちゃんがお父さんにチョッカイを出すと「ダメと言ったらダメ!」ときつく叱られると、何故か直ぐに静かになります。フクちゃんは、本当に可愛く、賢い仔です。
お父さんのアサ号が山入する日以外は、何時も朝はこの様になります・・・(笑)

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2019年1月11日 (金)

仔犬フクちゃんの初基礎訓練!

こんにちは。。。四国徳島は、曇り空ですが久しぶりに暖かい天気です


正月早々に嫌なニュースが多かったので、今日は一転、我家(犬舎)の仔犬フクちゃんが狩猟犬の第一歩となる基礎訓練を始めましたので紹介します。


フクちゃんは、父親がアサ号、母親がマレ号で、昨年8月25日、猛暑の中で生まれました。もう8種混合ワクチン接種(2回)も終わり、生後4ヵ月余りになりますので、ご主人様に犬舎近くの休耕田等に連れていってもらっい基礎訓練を始めました。

※ フクちゃんの名前は、NHK朝ドラ「まんぷく」の主人公である福子さんから命名されました。

当犬舎の基礎訓練は、生後4ヵ月から6ヵ月にかけて、将来狩猟犬となった時に大切な一般社会犬として他人や他犬と仲良くできることを学習します。
※ 基礎訓練は、一般社会犬としての学習と狩猟犬としての学習の2つがありますので、当犬舎で行っている方法を以下に紹介します。ご参考になれば幸甚です。



●一般社会犬としての学習

車に乗せ、近くの公園に行き、散歩をしています。
公園までは、車で5分余りで到着しますが、最初は10分ほどかけて行き、段々と時間を延ばし最終的には60分余りかけて行きます。
そして、公園では沢山の人がワンちゃんを連れて散歩されていますので、みんなと仲良くすることを学習します。
サツマビーグルの仔犬は、耳が長く大きく可愛いので、小さい子供さんもお母さんと一緒に近寄って来て、身体を触ったり頭を撫でられたりしている内に、社会犬としてのコミュニケーションを学習していきます。
また、車も沢山出入りしますので、車は危ない!ことも段々と覚えて行きます。

この社会犬としての経験を小さい時に学習していますと、狩猟に行った時に他人に噛みついたり、車に跳ねられ死亡する事故も回避できます。
また猟犬は、唯一他の警察犬や救助犬等と同様に、動物愛護管理法や飼い犬条例(放し飼いの禁止)で特例として山野等で放して仕事をさせることが認められています。
このことからも社会犬としてのマナーは教えておくことが義務と、ご主人様は考えております。



●狩猟犬としての学習


当犬舎では、行き成り先導犬に付けて訓練するようなことはしません・・・。
あくまで、単独猟犬として仕上げるため、ご主人様を中心とした行動をするよう学習します。仔犬はご主人様のことを、ご主人様は仔犬のこと(性格等)を習得していきます。
そしてお互いを周知した時点で、その仔犬に応じた訓練を行います。

例えば、性格が臆病な子犬には、その様子が見られたらすかさずご主人様が歩み寄り「心配ないよ!」と優しく声をかけてやります。
こうすることを毎日少しづつ繰り返し行うことにより、ご主人様を信頼し、ご主人様といれば怖くない・・・と言う事を習得させます。
すると、最初ビクビクしていた仔犬も元気に走り回ったり、ご主人様が呼ぶと急いで帰って来る様になります。

以上が出来る様になっても山には行かず、毎日訓練できる近くの休耕田等に連れて行き、遊ばせます。
最初から元気に走り回ることは出来ませんので、毎日徐々に仔犬の性格を考えながら、最初はリードに繋いだままで歩かせたりします。
そして、リードをグイグイと引っ張る様子が見られるようになれば、リードを離して遊ばせます。時折、仔犬がご主人様から少し遠くまで行ったところを見計らい、仔犬の名前を呼んで呼び戻します。
これを繰り返すことにより、狩猟犬となった時の回収(呼び戻し)が容易となります。


それでは、昨日の休耕田でのフクちゃんの基礎訓練の様子を写真で解説します。


写真① 犬舎運動場から家門前に繋ぎ、健康状態をチェックします。
尻尾を立て、元気にワンワン言えばOKですが、逆に尻尾を垂らして元気がない時や下痢をしている時などは中止します。
フクちゃんは写真では大きく見えますが、兄妹では一番チビで、今も6.5kgしかありません。
全体的に筋肉質タイプの素晴らしいバランスを持っており、四肢のバネも凄く良いです。
勿論、トレードマークの長く大きな耳とピンと立った尻尾は健在です・・・。
ご主人様は、小型サツマビーグル(体高39cm以下、体重13kg以下)の再来か?と大変期待されています。

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写真② 高さ2m余りの岸(土手)を上るか?考えている様子

最初は、低い岸から行い、段々と高さを上げて行きます。
仔犬は、上れないと別の上れる場所を探す犬、上れないのに何時までも上がろうとする犬等々、仔犬の性格が良く分かります。
決して手伝ったりしては行けません・・・。ご主人の元に来るまで待ってやります。
すこし臆病な子犬には「コイコイ!」等の励ましの声をかけてあげましょう!。

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写真③ 上の写真と逆で、岸の上から下りる学習をしている様子。


仔犬にとって、上るよりも下りる方が何倍も恐怖心がありますので、辛抱強く待ってやります。
狩猟センスの良い犬は、下りやすい箇所を探し出してご主人の元に走って来ます。
フクちゃんも中々下りれず、最後は勇気を出して飛び降りました・・・(笑)
2mの高さですが、フクちゃんの体高に比べ約6倍は優にありますので、相当怖かったと思いますが、主人と逸れる方が怖かったのでしょう!、勇気を出して飛び降りたと思います。
※ 人なら10mの高さから下りることを訓練者も認識すべきです。
※ 訓練者は、常に訓練犬の立場になって考動しなければ良い訓練とは言えなく、結果も得られないことを認識すべきです。
※ 訓練は、「焦らず」、「急がず」、「騒がず」の3原則を守り、繁殖者と訓練犬を信じて行うことが成功への道。。。

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写真④ 初めての臭いに警戒する様子。

フクちゃんが初めて体験する臭いに、へっぴり腰でクンクンしている様子を見付けたご主人様は、知らぬ顔で切り株の元に行き、ジッとしているとフクちゃんも安心して近寄って来て臭いを嗅ぎ、何も怖くないことを悟ると、また元気に走り回っていました。
この慎重な行動は、その犬が利口で賢いことを証明する表現で、将来狩猟犬として追跡中に臭いを切られた(失った)時の臭腺つなぎの良し悪しを推察することができます。

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写真⑤ 犬舎から聞きなれた鳴き声が聞こえて来たので、何故か?と考えている様子

何時も午後4時になるとご主人様が犬舎の清掃と食事をもらえることから、犬舎から催促の鳴き声が聞こえて来てきました。
フクちゃんも暫く考え「ご飯がもらえる」こと思い出したようです・・・(笑)

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写真⑥ ご主人様に早く帰ろうと元気に走り回り催促している様子


後ろに白っぽく見えるのが犬舎で、後ろの平屋建てがご主人様の家です。
訓練している場所は、直線距離で約100mです。しかし、フクちゃんが一人で帰るには遠すぎます。
しかし、フクちゃんは「ご飯」の事を思うと怖さも忘れ、独りで犬舎まで帰っていきました。
犬舎には帰れなくどこかに行ったのでは?と、ご主人様も後を追って行きましたが、犬舎倉庫のドックフードが入っている箱をガリガリとやっており、ご主人様も大変驚かれていました。
フクちゃんは、何かにつけご主人様を驚かせ、狩猟センスがとても良い犬だ!との評価ですが・・・。評価は親バカか?・・・(笑)
※ フクちゃん実は、長野県のK氏の下に行く予定でした。しかし、氏が家庭の事情で急遽飼えなくなり、ご主人様が家に残すことにしたようです。
※ ご主人様は、元々フクちゃんは小さく小型サツマの再来か?と考えており、譲渡する気はなかった様です。これがご主人様とフクちゃんの運命の出会いだったのでしょうね!。

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【 後記 】

昨年生まれた兄妹も訓練を開始されていると思います。
今後、フクちゃんの訓練の様子を順次、当ブログ又は当犬舎のホームページに掲載して行きますので、ご一緒に訓練していきましょう!。
そして生後10ヵ月頃には単独シカ猟犬としてデビュー出来る様にしましょうね!。

また、訓練や飼育で分からないことが有れば、何時でもご主人様に連絡してくださいね!。
ご主人様から丁寧な解説(アドバイス)がもらえると思います。

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2019年1月 8日 (火)

悲しい知らせ!

こんにちは。。。四国徳島は、今朝2℃と冷たい朝でしたが、午後からは風もなくポカポカ天気になっています


今日は、正月早々にも拘わらず、一昨日(1/6)悲しい連絡が2件もありましたので、当ブログをご支援して頂いている皆様方にもお知らせします。


1件目は、昨年12月に武者修行で滋賀県に行っていたドン号が、シカ猟から帰った翌日から体調が急変し、下痢が酷く動物病院で点滴治療を受けていましたが、翌朝犬舎内で亡くなっていました・・・と、朝8時に連絡をもらいました。


ドン号は、12月24日から山入し、単独で大きな牝シカや雄シカを捕獲したと嬉しい知らせを貰っていました。また、1月2日も4段角の大きな雄シカを獲るなど、滋賀の新天地でも活躍してくれ、ご主人様も大変喜んでおられました。

それが、一作日の朝8時にオーナー様K氏より、ドン号が今日亡くなりました?・・・と言う連絡が入りました。

K氏もご主人様が大事にしていたドン号を死なせてしまい、何度も何度もご主人様に詫びられておりました。突然のことで気持ちの整理がつかない心情で大変辛そうでした。

K氏は、昨年末コハク号を事後で亡くした他、2頭のビーグルも亡くしています。また先犬のビーグルもカモシカの角に突かれ大けがをして治療中と聞いております。
災難(不幸)と言うものは、良く続くと言われますが、本当に気の毒でなりません。
ドン号の亡骸は、グループメンバーと共に埋葬しましたと、後日連絡を頂きました。

ドン号も1.3才と若死にしましたが、当犬舎で居た時から連日ご主人様と山入訓練に励み、生後6ヵ月で単独でシカを追い鳴きしする等、多くの思い出を残してくれました。

ドン号は、新天地の滋賀でもK氏ご夫妻の他、狩猟グループメンバーにも大変可愛がってもらい、本望だったと思います。

ドン号の冥福を我々犬舎一同、心よりお祈り申し上げます。


写真は、滋賀県に旅立つ早朝、ご主人様が撮影したドン号です。


ドン号の父親はアサ号、母親はマレ号で、牡の1.3才でした。
若死にですが、大変優秀な狩猟犬として多くの感動と思い出を残してくれました。
※ 京都のダイ号(大型犬)とは兄弟犬です。

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2件目は、秋田県でサツマビーグル初のクマ猟犬として活躍していたリク号が、一昨日クマ猟中にクマの凄い反撃を負い亡くなりました・・・と、夜8時に連絡をもらいました。


オーナー様T氏の落胆ぶりは、何とも表現できない状況だったと聞きました。
当日は、雪が降り積もる中でのクマ猟だった様です。
リク号は、得意の高鼻で冬眠を始めたばかりのクマの塒(冬眠中の穴)を発見し、暫く大声で鳴いていたようですが、T氏は積雪で足を取られ急行することが出来なかったことから、リク号が塒に踏み込み、クマと激しく揉み合いとなった様で、K氏が現場に辿り着いた時はクマの反撃を受け亡くなっていたと聞きました。

積雪が少なければ、何時もの様に大手柄をたてていたと思うと、もとても残念ですが、これもリク号の運命と受け止めるしか諦めようがありません・・・。

リク号のご冥福を我々犬舎一同心よりお祈り申し上げます。


写真は、2才頃のリク号の写真です。

リク号は、東北地方におけるサツマビーグルのクマ猟犬第一号として
普及活動に大いに貢献してくれました。
素晴らしい純血サツマビーグルの種牡として昨年8頭の仔犬を残してくれましたが、これから・・・と言う時に亡くなり、ご主人様も大変残念がっています。
※ 当犬舎のアサ号並びに広島県のヒメ号とは兄妹犬です。

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【 後記 】

新年は、早々に滋賀のシカ猟犬ドン号と秋田のクマ猟犬リク号が亡くなると言う悲しいスタートとなりました。

2犬は、ご主人様が純血サツマビーグルの保存普及活動には無くてはならない存在と認めていただけに、とても残念です。
しかし、2犬が残してくれた数々の思い出は、一生涯忘れることはないと確信しています。

残された我々も先立って行った2犬に負けないように頑張って参ります。

ドン号もリク号も同日一緒に旅だったので寂しくはないと思います。
天国に着いたら、先に亡くなっている先輩犬と一緒になって楽しく暮らしてくださいね!。
そしてサツマビーグル保存普及活動の行く末を見守って下さるようにお願いします。


合唱!

最後に、ドン号並びにリク号生前中は大変なご支援を頂きましたこと、両犬に成り代わりまして心よりお礼を申し上げます。

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2019年1月 5日 (土)

2019単独老ハンターの初猟

こんばんは。。。四国徳島は、午前中は小雨交じりの曇り空でしたが、昼からは良い天気になりました


ご主人様は昨日、2019年の初猟に行っていましたので、その様子を紹介します。


当日は、地元徳島の方とその友人で県外の3名の見学者(老ハンター)が、サツマビーグルの単独猟を是非見学させてほしいと依頼されていましたので、ご主人様を入れ4名で山入りしました。

使用犬は、昨年12月に愛媛県から4年半ぶりに帰って来たシロ号です。しかし、ご主人様はシロ号との山入は初めてなので、万一の事態を考慮し、当犬舎広報部長のテツ号も連れて行きました。


●8時に犬舎を出発。途中で見学者と合流し、本日の猟場に8時30分に到着。

早速、シロ号にGPSマーカーを装着しながら、見学者にシロ号は今日初めてご主人様と猟に来ていること等を簡単に説明。


写真は、放犬前のシロ号の様子

知らない他人が多く居るので、少し警戒しているようです。

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ご主人様が見学者の方に、『シロ号が少し警戒しているようなので、私の10m程後を歩いてきてください!』とお願いし、シロ号を放犬。

写真は、放犬後、林道を元気よく前進していく様子

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当日は、風が全くなく、サツマビーグル特有の高鼻が使えない。。。シロ号は、巧みに地鼻と高鼻を使い分けながら、ご主人様の前方100m余りを狩りこんで行ったようです。
しかし、一方的に走って行くのではなく、ご主人様の歩くスピードに合わせ、再々ご主人様が着いてきているかどうかをチェックしていた様で、とても使いやすく利口な犬だ!とのことです。


写真は、後ろを振り返り、ご主人様が着いてきているか様子をチェックするシロ号


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ご主人様は、このシロ号の狩りこみを見学者に丁寧に説明しながら歩いて行きます・・・。


写真は、シロ号が時折高鼻を使って獣臭をチェックしようとしますが、風がなく起こすのに苦労している様子
シロ号は、熟練した落ち着きのある狩り口で、テツ号と良く似ているようです。

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暫くすると、シロ号が林道の脇でシカの足跡臭をキャッチし、尻尾を左右に振りながらすーとなぞる様に杉山に登って行きました。

写真は、シカの足跡臭をキャッチたシロ号の様子

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徳島の見学者は鉄砲を持参しているので、ご主人様の方に一人で来るよう手真似で呼び寄せたようです。
そして、シカが飛んでくる場所まで移動してもらう・・・


ご主人様は、もう一方の県外見学者と合流し、もうすぐ起こしに繋がることを説明・・・


この間、スタート(放犬)してから、約10分余り・・・


案の定、思った通りシロ号のウォウォウォと言う牝犬にしては低く良く響く追い鳴きが始まった様です。
GPS受信機で追跡方向を確認すると、この猟場でよく見られるコースを追跡しているようです・・・。


見学者にもGPS受信機を見てもらい、『何時もならこの辺から一回こちらに迂回します・・・』と説明。。。
すると本当にこちらに向かって追って来たようです。

100m程離れて獣道で待っている徳島の見学者(ハンター)に、手真似で合図・・・。。。


来た!!!


パーン!と向矢を撃つが当たらず?

すかさず、林道を下に駆け下りて行く牝シカにパーンと後矢を撃つが?


外した!!!・・・と、興奮気味の大声が帰って来た・・・。
シロ号は、かなり下まで追い鳴きして行き、更に道路を超えて下に追って行ったようです。
シロ号との距離は、1km余り・・・


ご主人様は、すかさず見学者にGPS受信機を見せ、『この様に主人から遠ざかって逃げるシカは獲れないことを知っている熟練サツマビーグルは30分余りで追跡を止め、主人の元に帰ってきます・・・』と説明。。。


これが出来ないと単独猟は台無しとなり、犬探しとなることを説明。



特に、ご主人様の様な老ハンター(65才以上の高齢者)は、山を歩くのも人それぞれで、腰が痛い!、膝が痛い!、足が痛い!等、犬が追跡して行った方向に急行することも出来ない!等々を説明。。。
3人の見学者も納得!の様子・・・(笑)

そうは言うものの、果たしてシロ号は帰って来るのか?ご主人様は心配していましたが、20分程の追跡で、自分が追って行った軌道をなぞる様にご主人様の下に帰って来たらしいです。。。
シロ号が帰ってくるなり、シカを撃ち損じたハンターは『御免なさいね!』と、シロ号の頭を撫でながら平謝りしていました・・・(笑)


放犬後1時間余りの単独猟でしたが、サツマビーグルの主人中心の利口で賢い狩りは十分堪能してもらった様です。
ご主人様の説明も分かりやすく好評であったようです。



●10時前なので、折角遠くからお出でになっているので山を変えて猟をしますか?とご主人様が言いますと、『もし良ければお願いします・・・』と言う事で、車で10分余り行ったところで2ラウンド目をすることになった様です。


林道の入り口に車を停めて、シロ号を放犬。。。


上記の様にして、林道を奥に歩いて行く・・・・。
幸いにも、林道に向かって風が下から吹き上げている様でした。


シロ号は、100m程行った林道で立ち止まり、しきりに下から吹きあがって来る獣臭の方向を確認しています!。


すると、林道下にスーと下りて行ったと思うと、行き成り追い鳴きになったようです!。


追い鳴きは、下の谷を渡らず、谷筋を上の方に向いている・・・。
この上は大きな岩場があり、何時もなら迂回し林道に上がって来ることを徳島のハンターに説明し、近くの待ち場まで全員で移動。。。


案の定、雄シカがバリバリと音を立てながら、林道に向かって上って来る!

ご主人様が、まだ!まだ!と小声で静止!

約20m手前で、何と雄シカが停止!


撃て!     パーン!(雄シカはドサっと倒れる)

会心の一撃でした!。
また、回収もなだらかなスロープとなっている坂から林道に持ち上げることが出来たようです。


狩りは10分余りで終了。

獲ったシカは見学者にプレゼント!。。。


【 後記 】

シロ号の猟芸は、ご主人様も見学者と同様、初めての体験でした。
しかし、シロ号は初めこそ知らない人に警戒心を持っていましたが、放犬前のご主人様から『シロよ!ヨシヨシ!』と優しく頭を撫でてもらい、見学者にも同じことをして頂いた様です。
このことで、シロ号もすっかり皆を信頼した様で、安心して林道から狩りこんで行き、見事な追い鳴きで射手の前に雌シカを追って来ました。
そして第二ラウンドでは、見事雄シカを狩らせてくれました!。

獲れる獲れないは時の運!・・・安全第一で愛犬と楽しい単独猟がご主人様の狩猟スタイルです・・・。
今日の見学者もサツマビーグルの主人を中心とした利口で賢い狩りを見て頂き、大変感動して頂きました。


帰り際に、単独猟は体力がいると考えていたのですが、今日サツマビーグルの仕事を見てて老ハンターの単独猟も犬次第で出来る!ことを確信しましたと言って頂いた様です。


また『日頃はグループ猟をしているが、日曜日しか出猟できないので、年も年だし、これからの残り少ないハンター人生を心置きなく楽しむよう是非サツマビーグルを譲って欲しい・・・』と言い残し、見学者と山でお別れしたようです。
※ 夜に食事会を誘われましたが所用があったので丁重にお断りさせて頂きました。


サツマビーグルは、帰りが良いので、1~2時間余りで次々と山を変えれるため、単独猟には最適の犬種とご主人様は考えております。
また、無駄な長追いをしないので犬自体の体力消耗も比較的少ないことから、連日の出猟にも十分耐えれます。


ご主人様は、何時も朝8時に犬舎を出発し、12時前には帰ってきます。
最近は、雄シカとイノシシ以外は撃たないことにしているようで、1日1頭が原則です。
早ければ、10時頃に帰ってくることも少なくありません。


今日は、万一の場合を考えテツ号を連れて行きましたが、シロ号の頑張りで出る幕は無かったようです・・・(笑)。


ご主人様とシロ号の山入(狩猟)は、今日が初めてであり、未だお互いに半信半疑のところがあったと思います。
今後の山入回数を積み重ねていくことで信頼度も向上して行くものと考えます。


写真は、第二ラウンドで見事に雄シカをゲット!した様子

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2019年1月 1日 (火)

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

本年も宜しくご指導の程お願い申し上げます。



今年の干支は、イノシシですが?。。。

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今年は、全国的に寒い正月となっているようです・・・

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今年初の山入は4日からです・・・

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