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2019年2月

2019年2月28日 (木)

若きサツマビーグル種牡入舎!

こんにちは。。。四国徳島は、久しぶりに雨が降っています


当犬舎に、若くしてシカ猟完成犬となった純血サツマビーグルのハチ号が、オーナー様(愛媛県T氏)のご厚意で、入舎致しました。


写真は、オーナー様T氏の犬舎前で撮影したものです。

本犬の血統構成は、父:シロー号×母:シロ号で有り、当犬舎の作出計画に基づいた系統繁殖犬であります。

写真を見ての通り、外観は大きな頭骨、大きな絞り耳、ガッチリとした胴体、骨量豊かな四肢、毛並・配色等、殆ど欠点が見当たらない素晴らしい秀逸犬です。

特筆すべきは、鍛え抜かれた肉体と知的な風貌は、発祥の地(薩摩=鹿児島)の薩摩隼人を彷彿させてくれます。

また、性格はサツマビーグルには稀な友好的でフレンドリーであり、今後の品種改良には不可欠な存在と言えます。

 


<コメント>

 

母親のシロ号は、生後8ヵ月余りでシカ猟の完成犬となった優れたサツマビーグルであります。
ハチ号も生後6ヵ月頃からシロ号と一緒に山入し、母親と同じ生後8ヵ月余りで単犬で狩猟犬としての猟芸(捜索、起し、追跡、回収等)はほぼマスターするまでに成長しました。

T氏が猟を止める半年前までは、狩猟の他、有害鳥獣駆除にも大活躍していました。

ハチ号は今後、父親のシロー号の後継犬として、同系の貴重な種牡としての活躍も大いに期待されております。

本年度中に、ハチ号の仔犬繁殖を計画しております。

 

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2019年2月26日 (火)

出猟中の道路で見た物は?

こんにちは。。。四国徳島は、気温15℃で良い天気です


ご主人様は、午前中、リリー号とフクちゃんを連れてシカ猟に行っていました。


当地(徳島県石井町)の猟場は、山が少なく隣町の神山町との境界線の北半分しかありません。そこで狩猟や訓練は、神山町でやらせてもらっています。
石井町から神山町に行くには、犬舎前山の中腹にある新童学寺トンネルを通ります。
この新トンネルが出来たため、犬舎から1分余りで神山町に行くことが出来ます。

今朝ご主人様は、この新童学寺トンネルを抜けた直ぐの道路上に、茶色い動物の様な物が横たわっているのを発見しました。
車で踏まないように徐行し、その動物を見ると、なんと当地では絶滅に違い状態の『ノウサギ』が車に跳ねられ死んでいました。
下の写真は、その時スマホで撮影したノウサギです。
ノウサギは、成獣の雌でした!。。。
先日、捕食されていた子ウサギの母親か?
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昨年末頃から、夕方犬舎前山を散歩している人達から、灰色のウサギを見ました!と、スマホで撮影したノウサギを見せて頂いたこともおります。

ところがご主人様は、写真を見せてもらっても半信半疑でした。
しかし、今朝の路上で車に跳ねられ死亡していたノウサギを見て、犬舎前山にはノウサギが復活していることを確信したようです。
本来ならご主人様は、シカやイノシシの大物より、逃避能力に優れたノウサギ猟が好きだと聞いております。

ご主人様は、30年余り、アメリカンビーグルでノウサギ猟やトライアル(ビーグル猟野競技会)に没頭して来ました。

しかし、10年程前からシカやイノシシが異常繁殖し、ノウサギが激減したことから、サツマビーグルの保存普及活動をするようになっています。
※ 13代系統繁殖して来たプーギー系アメリカンビーグルは、ご主人様の良き理解者(猟友)の手によって今も保存されております。

兎に角、ノウサギの復活はもう無い!と諦めていただけに、ご主人様は大変喜んでいます。

しかし、ノウサギ猟犬は、シカ猟犬の様に簡単には作ることは出来ませんので、ノウサギ猟をしている猟友から先導犬を借りてくるか?、サツマビーグルの仔犬を預けて訓練してもらうか?、ご主人様は思案しております。


<フクちゃんの訓練記>・・・現在6ヵ月になる女の子

このコーナーは、とても人気があり、仔犬の訓練の参考としております!等の便りも多く寄せられています。
フクちゃんの訓練を通して、仔犬の訓練の一助になれば幸甚です。

現在、フクちゃんはご主人様から20m余り離れてクンクンしていますが、中々足が延びません。そこで今日は、フクちゃんの狭い捜索距離を逆手に取り、ご主人様がフクちゃんから約50m余り離れ、フクちゃんの行動を見ることにしました。
※ この方法は、訓練犬がすっかり山慣れしていることが条件です。山慣れしていないのにこの方法をとると、訓練犬は怖がって逆に訓練者から離れなくなるので注意が必要です。

フクちゃんの行動は、GPS受信機で確認しています。

何時もの様に、ご主人様が居ることを確認しに帰った来たフクちゃん?。。。
今日は、ご主人様が居ないことに気づき、あちこちを探し始めました(想定通り)。
フクちゃんは、自分の足跡(足臭)を辿って行けばご主人様の元に帰れることは既に学習出来ています。

そこで、今日も何時もの様に自分の足跡を辿って帰ってきましたが、ご主人様は居ない?。ご主人様は、30m程移動しておりますので、自分の臭いはありません?。

困ったフクちゃん!!!。
約10分程探しますが、今日は自分の足跡の延長上にご主人様は居ません?。
※ 仔犬の訓練は、この意地悪をした時にどのようにしてご主人様を見つけるか?を見るのも仔犬訓練の楽しみでもあります(ご主人様談)。

ご主人様を見つけるために足を延ばして探し始めます・・・。
フクちゃんは、ご主人様と一緒に歩いて残っている自分の足跡を辿り、300m余りも元に戻ったり、アレおかしい?・・・等々、四苦八苦のようでした。独りでかなりの距離を歩いた様です。そして、普通の犬であればギブアップし「ウォ~~」と泣き、主人を呼びますが、フクちゃんは泣かなかったようです。
ご主人様は、中々根性がある!等、フクちゃんを褒めていましたが?。

この迷いながらご主人様を探している時は、決して訓練犬に声を掛けたりしてはいけません。兎に角、訓練犬を信じて何時間でも待つ気持ちが必要です。

そしてその内、ご主人様の足跡(靴臭)を辿って行けば会うことが出来ることを悟ります。

この基礎訓練は、完成犬になった時にも非常に使いやすい狩猟犬となります。射場がかなり離れた場所でも犬を迎えに行かなくても主人を探して帰ってきます。単独猟では無くてはならない猟芸の一つであります。
即ち、犬探しが不要になると言う訓練です・・・。
フクちゃんも50分余りかけて、ご主人様の元に辿り着いたようです。
それは偶然ではなく、自分と逸れた場所から約30mの距離をご主人様の足跡を辿って戻って来たようです。
※ それはGPS受信機のご主人様の軌道をブレずに辿ってきたことで証明できました。
如何でしたか?。。。仔犬の基礎訓練は非常に大事な訓練です。
仔犬がどの様にして難問を解決するか?を見るのも、仔犬訓練の楽しみでもあります。

もうフクちゃんも山で迷うこともないでしょう!?。
一度独りで難問を解決すると、一生忘れることはありません・・・。

写真は
、フクちゃんの首回り小さくGPSマーカーを装着しても外れるので、本体の内側にスポンジをビニールテープで固定し外れなくした「フクちゃん用GPSマーカー」です(笑)

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写真は、フクちゃんがご主人様を探している様子・・・
どこにフクちゃんが居るかわかりますか?

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2019年2月23日 (土)

プレチャージ式エアライフルにスリング取付!

こんにちは。。。四国徳島は、気温13℃で晴れたり曇ったりの天気です


ご主人様は、今日も午前中はシカ猟に行っておりました。


さて、主人様は昨年10月より有害駆除用にエアライフル始めました。

エアライフルは、初心者で色々と学習すること多く、カタカナ文字が多く出て来て、最初はチンプンカンプン?。。。購入したことを後悔したことも多々ありました(笑)。

 

しかし、にほんブログ村のブログ(記事)を大変参考にさせてもらい、かなり上達しているようです。
最初はスコープを取り付けただけで、調整(ゼロイン)もせず有害駆除でカラスを狙いますが、全く当たりませんでした(笑)。

 

 

そこで、当地の射撃場に出向き、スコープの調整(ゼロイン)を教えてもらいました。
その後、昨年はすっかり射撃に熱中し、かなり腕も上げ、5羽のカラスを仕留めることが出来ました。

さて、今年も有害鳥獣駆除がスタートしましたが、昨年の反省から、猟場での銃の持ち運び(移動)に便利なスリング(負革)を購入し、取り付けましたので紹介します。

プレチャージ式はスリングの取り付けが難しいと聞いていましたが、トウキョウジュウホウから送られてきたカタログを何気なく見ていますと、シリンダーに無加工装着できる負環を見つけ、早速購入しました。
商品+消費税+送料で約12000円と少々高かったですが、消耗品でもなく長期間使用可能であることから即決したようです。

 

 


写真は、負環をシリンダーに取り付けた状態です

負環にはセットで銃床に負い革を取り付けるネジか付属していました。

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同時に、ネット販売で銃床に取り付けるネジが必要ない「台尻カバー」と、本革製スリング(負革)を購入しました。両方で約8000円でした。

 


写真は、台尻カバーを取り付けた状態です。

スリングを結ぶ革ひもが少し細いようですが?何とか使えそうです。
これは消耗品で長期間の使用には耐えられませんので、負環にセットで付属していたネジを銃砲店で取り付けてもらう様です。

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写真は、スリングを取り付けた銃全体の写真です。
これで移動も楽になりそうです・・・

 

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更に、車に乗せるガンケースも購入しました。約10000円でした。

写真は、ガンケースに収納したエアライフルです。
スコープは調整(ゼロイン)していますので、過度な衝撃が加わると狂ってしまい、当たらなくなると聞きましたので購入したようです。

 

色々とお金もかかりましたが、長く使用できることから考えますと、食事会(スナック含む)1回分余りで購入できることから考えますと、安い買い物とご主人様は言っておられますが?(笑)

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これで、有害鳥獣駆除の準備も出来ました。
今年の目標(2月~11月末迄)は、カワウ+カラス=50羽?らしいです。
※ カラスは、知能(学習能力)が高く、ハンターの服装や車まで見分けますので、捕獲目標を50羽と低く抑えているらしいです。

獲らぬ狸の皮算用にならないように頑張って下さい(笑)



<フクちゃん訓練記>

全国にフクちゃんの兄妹も沢山いますので、ご参考まで訓練の様子を今後紹介して行きます。ご参考にして頂ければ幸甚です。

フクちゃんは生後6ヵ月です。
フクちゃんは、2日に1度のペースで、先輩犬のカ猟に同行しています。

先輩犬がシカを起こして追跡(追い鳴き)に入りますと、リードを放して貰えます。一応首にはGPSマーカーを装着していますが、今のところその必要も無いようです(笑)

リードを放してもらうと林道を前後左右、元気に走っては止まり、何かをカリカリと食しています・・・。今の時期は、山の環境に慣れさせることが一番大事です。

フクちゃんは、山にも大分慣れてきましたので、林道から脇道の細い山道に入って訓練しています。
林道とは異なり、鳥獣臭も濃くなりますので、クンクンしている内に運よく獲物に出会えれば初鳴きとなる可能性も出てきます。

ご主人様は、フクちゃんがクンクンし出すと、諦めて戻って来るまで待ってくれます。
ので、フクちゃんは安心して藪の中にも入っていけます。現在はご主人様から20m余り離れてクンクン出来る様になっています。
しかし、この距離では獲物が先に移動しますので出会いはありませんが、100m余り離れてクンクン出来る様になれば、起こし(獲物を発見)に繋がります。

ご主人様から100m余り離れてクンクン(捜索)出来る様になれば基礎訓練は卒業です。
そして、いよいよ藪入りして起こしを学習します・・・。

写真は、フクちゃんと山道を登っている時に見つけたサルノコシカケです。
ネット検索しますと、漢方薬として販売されており、この大きさ(直径30cm)ですと3000円ほどで販売していました。
サルノコシカケは、見つけようと思って山中を駆け回っても中々見つけることは難しいと思いますので、考え様によっては安いかも?。
ご主人様は、山入(狩猟・訓練)の際に見つけては持ち帰り、希望者に差し上げています。

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2019年2月20日 (水)

猟の帰りに見た光景!

こんにちは。。。四国徳島は、気温17℃と春の陽気の様な良い天気です


ご主人様は、今日もリリー号とフクちゃんを連れてシカ猟に行っておりました。

フクちゃんも大分山に慣れた様で、何か臭いながらご主人様からかなり足が延びる様になっています。


さて、ご主人様は、今日猟からの帰りに、何とほのぼのとした案山子の老夫婦が日向ぼっこをしている光景が目に入り、思わず車を停め、スマホで写真を撮ったようです(笑)。


それが下の写真です・・・


本当に良く作られており、本物か?と思う程、表情が豊かです。
お爺さんに、そっと寄り添うお婆さんの表情をよく見てください?。
『本当に幸せです!』・・・と、言いたげな可愛い顔をしています。
お爺さんはと言うと?、かなり照れくさそうな顔に見えます。

将来、山にも行けなくなったら、奥様とこの案山子のように仲良く暮らしたい・・・等々、恐らくご主人様はこの案山子を眺めつつ、思ったことに相違ないと思います(笑)

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< 後記 >


フクちゃんは現在、生後6ヵ月です。

この時期の訓練は、とにかく時間があれば訓練犬を車に乗せ、山(学校)に通うことです。
できれば早朝6時頃の鳥獣の臭いが濃く残っている時間帯に山入することがベターです。猟欲の発現も早くなります。

学校にも行かずに勉強が良くできる・・・等、聞いたことが無いと思います。

特別な方法より、訓練犬任せでゆっくりと林道を歩いてやることです。
言い換えれば、この時期は技術的な事を教えるよりも、山に慣れさせることが大事です。木を噛んだり、臭いを嗅いだりして独りで遊ばせてください。
ご主人様の訓練3原則は、「急がず」「焦らず」「騒がず」・・・です。
フクちゃんもこれを順守し、山入りしています。

昨年8月に生まれたフクちゃんの兄妹達も山入訓練を始めていると思います。
サツマビーグルの訓練で分からないことが有れば、何時でも何処でも何なりと遠慮せずにご主人様に連絡して下さいね!。丁寧に教えてもらえると思います。

そして生後10ヵ月頃には、兄妹犬全てがシカ猟犬等として、デビュー出来る様に頑張りましょう!。

写真は、林道から杉山を上って行く途中で何か臭いを拾っているフクちゃん

この様な動作が見られると、訓練者は動きを止め、臭いを拾うのを諦めるまで待ってやる。そして何かを噛んだり食べたりしても、絶対に声を掛けたり、叱ったりしないこと・・・
兎に角、山(学校)では不必要に訓練犬に声をかけず、静かに行動を見守ってやることが、成功(名猟犬)への第一歩(秘訣)です。。。

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2019年2月18日 (月)

100kg超級の猪ゲット!

こんにちは。。。四国徳島は、気温9℃でとても良い天気です


ご主人様は、今週から3月末まで、午前中は狩猟、午後からは有害鳥獣駆除を行う様です。


今日も午前中、シカ猟に行っておりました。
2月初めに捕獲目標数を達成し、現在は単独猟の見習(弟子)老ハンターの技術指導に重点をおいた狩猟を行っています。
最近弟子もかなり実力が上がっているようで、今日の捕獲で23頭になっているようです。



今日は、アキ号のオーナー様で滋賀県のK氏より、久しぶりに写メが届きましたので紹介します。

K氏は、今猟期コハク号、ドン号、他ビーグル2頭・・・と相相次いで亡くし、かなり落ち込んでおられましたが、グルー(4名)仲間達に勇気づけられたのか元気に狩猟を再開している様で、ご主人様も大変喜んでおられます。


今日のメールに添付されていたイノシシは、なんと100kg超級の大物です。

当日は、アキ号とビーグル2頭で出猟し、シッポ(尻尾がないビーグルの名前)が止め鳴きしていたものを若いハンターが仕留めたようです。

写真は、100kg超級の大イノシシと捕獲したグループの若いハンター
凄く大きいですね!
こんなのが突進して体当たりでも受けたら大変ですね・・・

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先日、ハク号のオーナー様で栃木県T氏が捕獲した130kgの巨大ニホンジカも凄く大きかったですが、この度のイノシシもかなり大きいですよね・・・。


ご主人様は、この関西のK氏と関東のT氏の二人には、一目も二目も置いております。若いハンターではありますが、狩猟技術、猟犬の扱い、射撃等、名ハンターに必要な能力はベテランハンターでも到底及ばないだろうと豪語されております。
数少ないサツマビーグル保存の後継者であります。


尚、関東のT氏宅には、現在、父ハク号と母ナナ号の間に8頭の仔犬が生まれております。もう目も開く頃と思います。また、写メを頂いたら紹介します。


<後記>
K氏からは、もう一通の写メが届きました。
それは下の写真のネコです。
先日、猟場の駐車場にいた様で、数時間後に帰っても未だ車の傍に居たようです。K氏が車の扉を開けて乗ろうとすると、そのネコも飛び乗って来たようです。何度出してもやはり乗って来るので、仕方なく自宅に連れて帰った様です。
この地はドン号が最後に来た猟場でもあり、ドン号がネコに変わって帰って来た・・・と瞬間感じたらしいです。
早速自宅に帰り奥様に相談すると、持ち主が探しているかも?と、動物愛護センターと地元警察署に相談したところ、届け出を受理してもらい、取敢えず持ち主が現れるまでK氏宅で預かって飼育することになった様です。
動物病院で健康診断の後、ネコケージも新しく購入したようで、K氏も奥さんも本当に優しい方ですよね!。
今のところ持ち主は見つかっていない様です。
因みにメール用件は、名前は「ドン」と付けたいのですがよろしいでしょうか?との問い合わせでした。もちろん喜んで了承させてもらいました(笑)。


写真は、猟場で保護したネコのドンちゃんです・・・
シャムネコの様な毛色でイケメンですね!

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2019年2月16日 (土)

2019有害鳥獣駆除始まる!

こんにちは。。。四国徳島は、気温7℃でどんよりとした曇り空です

今年も、ご主人様は本日(2月16日)から徳島県石井町の有害鳥獣駆除をスタートさせました。


駆除活動は、ほぼ一年中行われていますが、従事者証は行政上(下記理由により)から2ヵ月毎に交付され、失効した従事者証は30日以内に町役場に返納(捕獲報告書を含む)する仕組みになっております。
※ 前2ヵ月における駆除活動での成果(捕獲数)や地区住民からの苦情(野生鳥獣の農林業被害届等)を考慮し、鳥獣等の種類及び数量の変更が行われています。
この度は、2月1日~3月31日が捕獲期間となります。
※ イノシシ・シカ=20頭、カワウ・カラス=100羽、サギ類=100羽
※ 駆除隊員の申し合わせにより、この捕獲期間は狩猟期間(猪・鹿は3月末まで)と重複するため、捕獲報奨金の受給は自粛しております(不正受給の防止)。
※ また2月1日から2月15日までの間は、狩猟期間と重複することから、銃を使用した捕獲は自粛しております(理由としては、吉野川河川敷や前山にはカモ、キジ、キジバト等も多く、保護区内での銃器使用は誤解を招く恐れがあります)。


写真は、町役場(町長)からご主人様に交付された有害鳥獣駆除の『従事者証』です。
これと一緒に、有害鳥獣駆除に係る捕獲報告(罠/銃)、地図、腕章が配布されています。
※ 駆除範囲は、鳥獣保護区を含みます。
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ご主人様は、自ら老ハンター等と日頃申しておりますが、実は猟友会では「若手」と呼ばれております(笑)。
猟友会の役員でもあり、早速犬舎前の山(鳥獣保護区)に入り、イノシシの痕跡等の調査をして来ました。


石井町の山は、唯一、犬舎前方に見える隣町との境界線となる山の北半分だけです。
昔から、一帯は鳥獣保護区に指定されていることもあり、狩猟が解禁されますとハンターに追われたイノシシやシカが安全な当地に逃げ込み、甚大な被害を与えています。

写真は、犬舎から見た前山です。この山の稜線が隣町(神山町)との境界となっています。
※ 山の麓で茶色く見えているのが童学寺の溜池(土手)で、数百羽の鴨が羽を休めています。
※ 童学寺は、弘法大師が幼少の頃学問をしたことから命名されたと伝わっています。とても有名なお寺で、毎日沢山のお遍路さんが参拝に訪れています。
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調査結果は、以下の通りでした。

稜線に上る途中、かなり大きなイノシシによる土の掘り起こしが見られましたが、少し古い物でした。
※ 上の写真の窪み当たりです。
※ 今猟期(H30)は、お隣の神山町でもイノシシが少なくなっており、当地保護区内(石井町)への逃げ込みもかなり少ないようです。

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更に、近くの竹林にも足を延ばしますと、早くもタケノコの食害跡が見られました。
※ 写真で少し茶色く見えているのがケノコの食害跡です。
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写真は竹林でイノシシがタケノコを掘り食べた跡の様子です・・・
※ タケノコの時期は未だ少し早いようでした。
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イノシシは、まだ麓の畑への出没情報は無いようですが、タケノコを食害した後は毎年山から下りて、畑や水田を荒らします。


早速、上記の情報は駆除隊員に発信し、くくり罠の設置が行われることになりました。
※ 当地は鳥獣保護区で、山には遊歩道も整備されており、日中は沢山の元気なご老人さん達が歩いており、猟犬による銃器での捕獲は安全上から自粛しております。
※ 捕獲は、山を熟知した地元駆除隊員が箱罠とくくり罠で行っています。


< 後記 >

犬舎周辺には、早くも春の訪れが感じられます・・・。
毎朝シロ号との散歩でもウグイスの鳴き声が聞こえる様になり、梅の花も写真の様に満開になっております!。。。

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2019年2月14日 (木)

ノウサギ復活の兆し!?

こんにちは。。。四国徳島は、朝から雲ら空で、冷たい風が吹いてます


今朝、ご主人様がシロ号を連れて、何時ものコースを散歩していました。

ところが、下の写真の所を通りすがろうとした時、突然!シロ号がリードを強く引っ張るので、その場に行くと・・・

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シロ号が何かをクンクンしています?・・・

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近寄って、よく見ると・・・・
何かの血液が付着していました。。。

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更に、周辺を見ますと・・・
その血液の正体が分かりました?
まだ子供のノウザギが、今朝、何者かに捕食 された様です。

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この場所は、犬舎から100m余り行った山の麓です。
10年程前までは、この辺りにもノウサギが生息していたようですが、 現在では絶滅したのでは?と思われていました。
しかし、最近、散歩をしているご老人たちから、ウサギを見た!・・・と言う話をよく聞くようになっていましたが、ご主人様は半信半疑でした。


しかし、今朝そりれが現実のものとなり、ご主人様は大変喜んでおられます。
それもそのはず、ご主人様はサツマビーグルの保存活動を開始する8年前までは、約33年間に渡り、アメリカンビーグルでノウサギ猟専門に楽しんで来られました。
ご主人様が系統繁殖していましたプーギー系アメリカンビーグルは、現在猟友に飼育を託されており、14代目となっております。

ご主人様の猟場でも昨年度から、新しいノウサギの糞が見つかっており、ノウサギ復活の兆しが見えております。
また、何時かノウサギ猟が出来ることを、ご主人様も大変興味と期待を持って見守っておられるようです。


< 後記 >

今日は、バレンタインデーですね!

昨晩、ご主人様の娘さんとお孫さんが手作りのチョコクッキーを持って来られました。
ご主人様は、このサプライズに驚き、とても喜んでおられました。早速、お孫さんに『ありがとうね!・・・』と、ニコニコしながらお小遣いを上げていました。

今日、ご主人様がプレゼントの包装を開けますと『おじいちゃんへ・・・と、お手紙が入っており、チョコクッキーを食べながら読んでいました。

手紙には、『じいちゃんげんきでながいきしてください』と書かれていたようです。
ご主人様は、絶対に目もウルウルになったことお察しますが?・・・(笑)

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2019年2月12日 (火)

お父さんといっしょ!

お早うございます。。。四国徳島は、気温5℃で良い天気です

ご主人様は、前ブログを更新してから風邪をひき、もう一週間になります。
やっと今日は、久しぶりにブログを書く気力が戻ったようです(笑)

前ブログの「130kgの巨大ニホンシカ」は多数のアクセスを頂き、有難うございました。
しかし、その後ブログ更新が無かったせいか?、心配メールを頂きました。
中には、当ブログは「読みごたえがあり、何度読み直しても面白く、猟犬の飼育や訓練法を初心者にも分かりやすく解説して頂き、大変参考になっております・・・等々のお便りを頂きました。有難うございました。


さて、今日は生後5ヶ月になる女の子「フクちゃん」の山での基礎訓練を始めましたので、その時の様子を紹介します。

当犬舎の基礎訓練は、生後4ヵ月~6ヵ月の間に、他犬や他人と上手くコミュニケーションが取れる様に、公園等に車で連れて行き、触れて触れられ段々と一般社会犬としての学習をさせます。
そして、それが出来るようになると、場所を車が殆ど通らない林道に連れて行き、自由に遊ばせ、自然に溶け込むみ、獣臭や鳥臭に興味持ち、独自で100m程主人から離れて捜索出来る様にしています。
ご主人様は、『猟犬は狩猟犬である前に一般社会犬であるべき』を訓練のモットーにしておにられます。

前置きが長くなりましたが・・・
今は狩猟期間中でもあり、フクちゃんは大好きなお父さんのアサ号が山入するときだけ山に連れて行ってもらっています。

フクちゃんは身体が小さくGPSマーカーを首に装着しても、直ぐに抜けてしまいます。
そこで、我々が装着しています首輪に、100円ショップで買ってきたスポンジを下の写真の様に取り付けました。

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ご主人様は、上手く行くか心配でしたが、早速フクちゃんの首に装着しました。
その様子は下の写真の通りです。
1時間程装着したままで様子を見ていましたが、外れることも無く、嫌がる様子もありませんでした。
いよいよフクちゃんもリードを離してもらい、山での基礎訓練を開始です!。

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我々と行く時、フクちゃんはリードで繋がれ、我々が捜索を開始し、追い鳴きが始まるとリードを離してもらっていました。


今日は、大好きなお父さんのアサ号が山入するので、フクちゃんのリードを離してどの様に行動するか?・・・、ご主人様は興味深々で連れ来たようです。


写真は、輸送箱に載せられ猟場に到着した時の様子。。。
右がフクちゃん、左がお父さんのアサ号です。
随分大きさが違います!・・・それにしてもフクちゃんは小さいですねぇ(笑)
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いよいよ、お父さんと一緒に放犬です・・・。


フクちゃんの身体はお父さんの四分の一ほどしかないチビですが、身体全体のバランスが良く、筋肉質でバネもあるため『お父さんに遅れない!』とばかり、しっかり後を付いて走って行きました(拍手)

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お父さんもかなりフクちゃんをかばって何時ものスピードではない様でした?。
知らぬ間にアサ号も子供思いの立派なお父さんになっている様でした(笑)


写真は、アサ号が林道で得意の高鼻で獣臭をキャッチしするもフクちゃんが甘えている様子・・・
しかし、アサ号はフクちゃんを叱ることもしないで、暫くじゃれさせる親心・・・偉い!

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しかし、この後アサ号は林道のり面を登って行き、追い鳴きとなりました・・・


フクちゃんものり面を上ろうとしますが、幾ら挑戦しても無理だったようです。
そこでご主人様がフクちゃんでも登れるのり面を見つけて、アサ号の臭いがある場所まで連れて行ってやりました。
アサ号が追跡を止めて帰ってくるまで、杉山や雑木林の中を怖がりもせず、あっちこっちと探検する姿を見て、ご主人様はフクちゃんは度胸があり、鼻の使い方も凄く上手だ!とべた褒めですが?・・・
我々はこの時期この様に褒められたことはなく、唯一褒められたのは亡くなったドン号ぐらいです。


写真は、初めて山に引いているのに、元気に走り回っているフクちゃん・・・


ご主人様から100m余りも離れて、何か臭いを取り姿が見えなくなります。
するとご主人様は、この時とばかり20番スラッグ弾の空ケースを吹いて呼び戻しの訓練をします。
最初は、何か分からないですが、しつこくピィーピィーと聞こえる音色に興味を持つようになり、近づいて行くと、何とご主人様が吹いている!・・・と言う事を学習します。
フクちゃんも同じ体験をしたようです・・・
これを繰り返すことにより、呼び戻しをマスターします。

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お父さんのアサ号もフクちゃんを心配してか?、1時間余りの追い鳴き(追跡)でご主人様の下に帰って来たようです。

アサ号とフクちゃんの相性はぴったしで、猟期中でも連れていける目途が付いたと、ご主人様は大喜びのようでした。
本日は、フクちゃんの体調を考慮し、早々に帰宅したようです。


昨日、犬舎周辺には今年初めて雪が降り、芝生に薄っすらと雪が積もっていましたが、大したことはありませんでした。
しかし、猟場から眺望する奥山は積雪で真っ白になっていた様です。


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2019年2月 4日 (月)

130kgの巨大ニホンジカ!

こんにちは。。。四国徳島は、気温14℃で暖かく、とても良い天気です


先日、当ブログで「今猟期最大級の雄ジカ捕獲!」と言う記事を掲載しましたが、多くのサツマビーグル愛好家等から便り(電話・メール)を頂きました。
有難うございました・・・


今日は、その頼りの中から、凄いニュースを紹介します。


便りは、当犬舎で長年純血サツマビーグルの種牡として活躍してくれたハク号の現オーナー様で栃木県のT氏より、久しぶりに写メを頂きました。


現在T氏の下には、ハク号の他、シカ猟の完成犬として狩猟や有害駆除に大活躍していますナナ号(牝3才)がいます。
以前は、名獣猟犬のリュウ号やスミレ号も居ましたがイノシシ猟中の事故で亡くなり、今は2頭となっています。


しかし、この度ハク号とナナ号の間に待望の仔犬が2月5日に生まれる予定です。
両親共に名シカ猟犬ですので、さぞかし素晴らしい子犬が誕生すると、ご主人様も太鼓判を押されています。
無事出産することを心より祈念しております。


さて、今日紹介するのは130kgの巨大ニホンジカです。

T氏がご主人様のブログを見て、『今猟期ハク号単独で捕獲した中で一番大きなニホンジカです!』とコメントがあり、その写真が添付されておりました。


メール返信で、体重をお聞きすると何と130kgとのこと。。。
まさか、エゾシカじゃあるまいし?、こんな大きなニホンジカが居るのか?と・・・
ご主人様がネットで検索しますと、ニホンジカの雄は50kg~130kgとあり、ハク号が捕獲した雄シカは、ニホンジカでも最大級の大きさであることが分かりました(拍手)。


最近、T氏からはすっかり連絡が途絶えていましたが、聞くところによりますと『ハク号とナナ号は獲って当たり前!』なので、特別なことがない限り連絡をしなかったようです。



写真は、T氏の師匠(お父さん)と130kgの巨大ニホンジカのツーショットです。

それにしても大きいですね・・・(拍手)
隣で写っている師匠が凄く小さく見えます・・・(笑)


T氏は小さい頃からお父さんに付いて狩猟技術や犬の飼育・訓練等を学習しており、若いハンターではありますが、ご主人様も一目置くほどの名ハンターの様です。


お父さんは、腎臓病を患い、週に3回ほど透析をされているとお聞きし心配しておりましたが、この写真を見る限りお元気の様子で安堵しました。
お父さんは、大病にも拘わらず猟欲は衰えず、休日が近づいてくると『今週はあそこの猟場を狩れ・・・等々』とアドバイスの他、自分も軽トラの助手席に乗って出かけるらしいです。
家族が止めるも聞く耳を持たない猟師魂で、T氏も『何とかして欲しいです・・・』と笑っておられました。

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2019年2月 1日 (金)

四国徳島の猟場も積雪!

こんにちは。。。四国徳島は、昨日は久しぶりに雨が降りましたが、今日午前中は曇りでしたが午後からは気温8℃で良い天気です


ご主人様は、昨日は雨で山入(狩猟)はお休みでしたが、今日は当犬舎ナンバーワンの美声の持ち主のシロー号をお供に山入しましたので、その様子を紹介します。


8時に犬舎を出発 → 猟場には8時30分に到着。。。

途中目に入る光景は、何と山の頂上付近は雪が積もって真っ白になっていました。
そこで、急遽本日予定していた猟場を変更したようです。

しかし、猟場を変えたものの、案の定、少し積雪があった様です・・・(写真)

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この分では、頂上付近はかなりの積雪があると推測・・・
ご主人様は、シロー号を放犬するのを一瞬ためらったようですが、明日は所用で山入は出来ないので、獲物が頂上付近に飛ばない(逃げない)ことを念じて、シロー号を放犬したようです。


シロー号は、林道をゆっくりと前進しながら、時々止まって得意の高鼻を使って獣臭をキャッチしています・・・


そして、臭いが有ると林道の左右を狩りこんでは(捜索しては)ご主人様の下に戻るを繰り返します・・・


狩り込みを開始して約10分余りで、アォ~~ンと低く良く響く大きな声で前鳴きが始まりました。シロー号独特の猟芸です・・・


しかし、狩り込みは意図しない林道から尾根(頂上)に向かって足が伸びています。


ご主人様は『しまった!』・・・と後悔するも?


直ぐにシロー号の追い鳴きが始まりました・・・


鉄砲にスラッグ弾を装填し、息を殺して追い鳴きを聞く体制をとった・・・


その時!、ドサドサと若い雄シカ(一本角)が林道目指して飛んで来ました・・・


パ~ン!


シカはヨロケながらも林道を横切り、下の杉山に降りて行きましたが、直ぐ倒れ込んだ様です・・・


ネックショット1発です!。。。
弟子に見せて上げたかった様ですが?(今日も弟子は所用でお休みでした)

何と、シロー号が前鳴きしてから10分余りの出来事でした・・・


獲れる時はこの様なもので、逆に獲れないときは撃場をどんなに変えようと獲れないものです・・・
獲物は、山神様の授かり物とは、良く言ったものです・・・(笑)


ご主人様はシロー号を回収し、早々と帰宅。。。


獲物は、例によって地元ハンターにプレゼントされた様です・・・(写真)
※ 一本角(1才)の若い雄シカは肉も多く、柔らかくて美味しいらしいです?。

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