お早うございます。。。四国徳島は、気温5℃で良い天気です

ご主人様は、前ブログを更新してから風邪をひき、もう一週間になります。
やっと今日は、久しぶりにブログを書く気力が戻ったようです(笑)
前ブログの「130kgの巨大ニホンシカ」は多数のアクセスを頂き、有難うございました。
しかし、その後ブログ更新が無かったせいか?、心配メールを頂きました。
中には、当ブログは「読みごたえがあり、何度読み直しても面白く、猟犬の飼育や訓練法を初心者にも分かりやすく解説して頂き、大変参考になっております・・・等々のお便りを頂きました。有難うございました。
さて、今日は生後5ヶ月になる女の子「フクちゃん」の山での基礎訓練を始めましたので、その時の様子を紹介します。
当犬舎の基礎訓練は、生後4ヵ月~6ヵ月の間に、他犬や他人と上手くコミュニケーションが取れる様に、公園等に車で連れて行き、触れて触れられ段々と一般社会犬としての学習をさせます。
そして、それが出来るようになると、場所を車が殆ど通らない林道に連れて行き、自由に遊ばせ、自然に溶け込むみ、獣臭や鳥臭に興味持ち、独自で100m程主人から離れて捜索出来る様にしています。
ご主人様は、『猟犬は狩猟犬である前に一般社会犬であるべき』を訓練のモットーにしておにられます。
前置きが長くなりましたが・・・
今は狩猟期間中でもあり、フクちゃんは大好きなお父さんのアサ号が山入するときだけ山に連れて行ってもらっています。
フクちゃんは身体が小さくGPSマーカーを首に装着しても、直ぐに抜けてしまいます。
そこで、我々が装着しています首輪に、100円ショップで買ってきたスポンジを下の写真の様に取り付けました。
ご主人様は、上手く行くか心配でしたが、早速フクちゃんの首に装着しました。
その様子は下の写真の通りです。
1時間程装着したままで様子を見ていましたが、外れることも無く、嫌がる様子もありませんでした。
いよいよフクちゃんもリードを離してもらい、山での基礎訓練を開始です!。
我々と行く時、フクちゃんはリードで繋がれ、我々が捜索を開始し、追い鳴きが始まるとリードを離してもらっていました。
今日は、大好きなお父さんのアサ号が山入するので、フクちゃんのリードを離してどの様に行動するか?・・・、ご主人様は興味深々で連れ来たようです。
写真は、輸送箱に載せられ猟場に到着した時の様子。。。
右がフクちゃん、左がお父さんのアサ号です。
随分大きさが違います!・・・それにしてもフクちゃんは小さいですねぇ(笑)

いよいよ、お父さんと一緒に放犬です・・・。
フクちゃんの身体はお父さんの四分の一ほどしかないチビですが、身体全体のバランスが良く、筋肉質でバネもあるため『お父さんに遅れない!』とばかり、しっかり後を付いて走って行きました(拍手)

お父さんもかなりフクちゃんをかばって何時ものスピードではない様でした?。
知らぬ間にアサ号も子供思いの立派なお父さんになっている様でした(笑)
写真は、アサ号が林道で得意の高鼻で獣臭をキャッチしするもフクちゃんが甘えている様子・・・
しかし、アサ号はフクちゃんを叱ることもしないで、暫くじゃれさせる親心・・・偉い!
しかし、この後アサ号は林道のり面を登って行き、追い鳴きとなりました・・・
フクちゃんものり面を上ろうとしますが、幾ら挑戦しても無理だったようです。
そこでご主人様がフクちゃんでも登れるのり面を見つけて、アサ号の臭いがある場所まで連れて行ってやりました。
アサ号が追跡を止めて帰ってくるまで、杉山や雑木林の中を怖がりもせず、あっちこっちと探検する姿を見て、ご主人様はフクちゃんは度胸があり、鼻の使い方も凄く上手だ!とべた褒めですが?・・・
我々はこの時期この様に褒められたことはなく、唯一褒められたのは亡くなったドン号ぐらいです。
写真は、初めて山に引いているのに、元気に走り回っているフクちゃん・・・
ご主人様から100m余りも離れて、何か臭いを取り姿が見えなくなります。
するとご主人様は、この時とばかり20番スラッグ弾の空ケースを吹いて呼び戻しの訓練をします。
最初は、何か分からないですが、しつこくピィー
ピィーと聞こえる音色に興味を持つようになり、近づいて行くと、何とご主人様が吹いている!・・・と言う事を学習します。
フクちゃんも同じ体験をしたようです・・・
これを繰り返すことにより、呼び戻しをマスターします。
お父さんのアサ号もフクちゃんを心配してか?、1時間余りの追い鳴き(追跡)でご主人様の下に帰って来たようです。
アサ号とフクちゃんの相性はぴったしで、猟期中でも連れていける目途が付いたと、ご主人様は大喜びのようでした。
本日は、フクちゃんの体調を考慮し、早々に帰宅したようです。
昨日、犬舎周辺には今年初めて雪が降り、芝生に薄っすらと雪が積もっていましたが、大したことはありませんでした。
しかし、猟場から眺望する奥山は積雪で真っ白になっていた様です。
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