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2020年2月21日 (金)

ハンターが消えた!(完)

こんにちは。。。四国徳島は、気温12℃で良い天気です。

ご主人様は、ソラの山入訓練を2月15日から本格的にスタートさせ、本日も母親リリーの山入に同行させていました!。
今は猟期中でもありソラ単独の訓練は出来ませんので、仕方なく我々の山入に同行していますが、我々が山中に消えるまではリードに繋がれいます。仔犬の山入訓練はあくまで単犬で行うのがご主人様の拘りです!。
しかし、ソラが凄いのは昨日、何を思ったのか父親ハチの足臭を1.5kmも辿って行き、無事帰って来たのにはご主人様も驚いておられました(凄い!)。


さて今日は、昨年末に投稿しました「ハンターが消えた!」で沢山のアクセス(3000)を頂き、また多くの便りやご質問を頂きましたので、有害鳥獣駆除(捕獲報償金)に纏わる意見をまとめましたので紹介させて頂きます。

本記事は、大分前に書いていましたが、サツマビーグル保存会員様から沢山の猟果メールが届きましたので、そちらを優先し投稿は今日になりました。
2月15日で今猟期も終了した地域もあり、少し間が抜けた情報もになるかも知れませんが、没にするよりは若いハンター等の一助になればとの思いで投稿することにしました。

前ブログで、ハンターが消えた原因が「 狩猟期間中は捕獲報償金が貰えないので猟はしない!・・・」と言う記事を投稿しました。
その結果、2日間で3000アクセスと言う過去最多記録を更新したことに、ご主人様は驚きと関心の高さに驚かれております。
また、政府出先機関、当局(市町村)、団体並びに個人様等から色々な情報やご意見を頂きました。
問い合わせの多くは、「もう少し詳しく教えてください」等でしたが、「情報はあくまでご自身でお調べ下さい」とご返事させて頂きました。

以下、ハンターが消えた原因とされる有害駆除の捕獲報償金について、若干の知見を得ましたので紹介させて頂きます。
尚、調査はご主人様の全国の猟友並びにサツマビーグル保存会員様等より行ったもので、数値には偏りがあるかもしれませんので、予めご了承の上でご覧下さい。
( 以下の数値並びに考え等は、ご主人様の下に質問又は意見として多かった内容を記載しています )

1)捕獲報償金の支給(当局=市町村)
・有害駆除班(隊)に当局から一括(年間支給額)して受け取り、有害鳥獣毎に単価を決定し、班長(隊長)より支給する。
 ※ 班長(隊長)は当局に対し、捕獲数についてはその都度(期間終了後)、捕獲報償金の収支は当該年度末に報告する。
・有害駆除従事者が個人又はグループ単位で、期間終了後に所定の手続きに準じ当局に届ける。
 ※ 当局は、予め登録した個人宛又はグループ(代表者宛)の銀行に振込する。

2)有害駆除の捕獲方法(イノシシ、シカ、サル)

・個人単位・・・約40%(捕獲報償金は個人に支給)
・グループ単位(3~10名)・・・40%(捕獲報償金はグループ代表者に支給)
・駆除班(隊)全員参加・・・20%(日当を支給)

3)捕獲報償金の支給額(1頭又は1羽当たり)

・イノシシ・・・最安値=3000、最高値20000円、平均15000円
・シカ・・・最安値=3000円、最高値20000円、平均15000円
・サル・・・最安値20000円、最高値40000円、平均30000円
・鳥類(カラス、カワウ、サギ、カモ等)・・・最安値500円、最高値2000円、平均1000円
※ 鳥類は、駆除隊全員参加で月2回程行い、日当を支給している所もある(約1000円~2000円)
※ 捕獲班員(隊員)一人に当たり、捕獲活動費として年間15000~25000円(ハンター保険含)を捕獲報償金とは別支給している所もある。

4)駆除隊員の推薦と任命

・駆除班長(隊長)が猟友会員の中から適任者を推薦し、当局が任命する。
※ 駆除班長(隊長)は、地元猟友会長が兼務している(大部分)

5)駆除班員(隊員)になるための条件

・大部分は、銃器を所持している地元猟友会員の中から推薦(指名)され、ワナ猟者は除外されている。
※ 理由としては、捕獲対象動物はイノシシ等の獣類は銃器とワナよる捕獲、カラス等の鳥類の場合は銃器による捕獲が上げられる。
※ 言い換えれば、ワナのみの場合は捕獲報償金が高価なイノシシ、シカ、サル等の獣類を捕獲し、捕獲報償金の安い鳥類を捕獲をしないので不公平であると言う理屈(?)が通っている。

6)捕獲報償金が全廃されれば・・・

効果は?
一昔前の仲の良い猟友会に戻れ、駆除隊には銃器、ワナ双方のハンターが有害駆除を行うので猟果も上がり、その結果有害鳥獣による食害も以前に増して軽減できる。
・逆効果は?
捕獲報償金目当てのハンターの大半は猟を止めると思われ、その結果、有害鳥獣が増え、食害も多くなる。

7)狩猟期間中の有害駆除について
多くは、狩猟期間中も並行して有害駆除を実施している様ですが、捕獲報償金の支給は各地区により色々なパターンがあるようですので、関心があると思われる事項を紹介します。
捕獲報償金は全く支給されない。
・イノシシとカラス等の鳥類は支給されない。
・シカとサルには、本来支給額の1/3~1/4又は一律3000円~5000円が支給される。
・シカ、イノシシ、サルに限り、一定額(平均3000円)が支給される。
・珍しいものとして、ワナで獲った有害鳥獣のみ支給(平均3000円)と言うのがある(ワナ猟を奨励しているのか?)
・牝シカのみ支給される(3000円)
どれを見ても本来支給額からは安く、「 猟は有害で行い、狩猟ではやなない 」・・・
これで「 猟場からハンターが消えた! 」と言う事象の説明がつくが?・・・

8)有害鳥獣駆除の意味と今後の課題

本来の有害駆除は、野生鳥獣から農林業従事者の生活を守ることにある。
このことを、全てのハンターがもう一度再認識し、銃器とワナの双方が捕獲に携わることが賢明である。
捕獲報償金の支給を「個人単位」を廃止し、3~10人単位の「グループ」、又は「駆除班(隊)」に支払うようにすればお金のいざこざは無くなる。
しかし、駆除班(隊)に支払う様にすれば、また不正受給や横領が発生する恐れもあるので、当局が適正に監査を行う等のルール作りが必要である。
そして、駆除班員(隊員)は銃器、ワナの区別なく、原則全員が入班(入隊)出来る様にすべきと考える。

以上が、捕獲報償金等に関するまとめです・・・


【 後記 】

上記の記事(内容)を当ブログに投稿するか否か、ご主人様は相当悩んでおられましたし、今もそう思っています。
しかし、当ブログは個人の他に、政府(省庁)出先機関、大学並びに団体職員様等も拝読して頂いていることから、一つの意見として一石を投じるべき投稿に踏み切りました。
この投稿が何かの改善に繋がれば幸甚です。

< 追記 >
若いハンターが徐々にではありますが、増えている様です。
ご主人様が調査しました情報にも、駆除班員(隊員)にしてもらえない新米ハンター(ワナ猟)が多くの不満を持っていることも判明しました。
現在ご主人様も含め、ベテランハンターは高齢者が多く、後5年も経たないうちに猟を止めざるを得ないハンターが大多数と思われます。
この状況を何とかしたいと、国は多くの税金を投入し若いハンターの育成に力を注いでおり、一定の効果を上げております。
しかし、若いハンター(ワナ猟)が徐々に増えているにも拘わらず、地元猟友会(有害駆除班・隊)と上手くコミュニケーションが取れない為、「もう猟を止めよう!」と考えている方も少なくない様です。

結論から申し上げますと、捕獲報償金絡みから、駆除班(隊)への入班(入隊)や猟場でのトラブルが発生していると考えます。
当地でも昨年、捕獲報償金の不正時給が発生しており、全国的に見ても数多く報告されております。
更に、狩猟期間中に有害駆除を実施している市町村に於いては、市町村以外のハンターが捕獲した駆除対象動物の売買が横行しているとの情報もあります。

政府や当局はお金を出すだけでなく、上記した問題等を真摯に受け止め、適切でタイムリーな新制度を早急に策定して欲しいと願っております。
政府が動かない限り、当局(市町村)だけでは前に進まないと考えます。

今日は、我々(サツマビーグル)には分からない難しい話に終始しましたが、不正受給が防止でき、大多数のハンター(駆除班員・隊員)が納得できる「全国的に統一されたルール」が早急に策定されることを願っております。


最後は気分転換に、昨年度に犬舎運動場で見られた美しい景色を紹介します。

( 朝焼け )
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( 夕焼け )
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上記の様な美しい自然(景色)が拝める犬舎運動場で過ごしていることに感謝しています!。

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拝読後の感想で・・・
捕獲報償金は公平公正なルールが必要だ!
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