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2020年2月17日 (月)

大猪 4頭ゲット!

こんにちは。。。四国徳島は、気温10℃で一週間ぶりに晴れていますが風が強く寒い天気です。

さて今日は、サツマビーグル保存会員様から凄い写メールが届きましたので紹介します。
メールを送って頂きましたのは、リョウのオーナー様で福岡のI氏です。

下の写真はメールに添付されていたものです。

Img_4110

何と、添付ファイルを開けてビックリ!!!
コメントに、写真の猪は、左端のもので70kg、中2頭は90kg、右端のものは110kgと書かれていました(凄い)。

この日は、リョウの他、3頭(日本犬雑、ローデシアンリジバック2頭)の狩猟犬を連れ、4名でグループ猟をした様です。
午前中に2頭、午後から2頭を獲った様です。

幸い犬は、軽傷で済んだ様です・・・

それにしても、こんな大きなイノシシを1日に4頭も獲るなんて、神業としか思えません!(信じられません!)
ところが、「グループ猟の場合は、出猟毎に3~4頭を獲っている」と、いとも簡単に話されるには驚かされます。


【 後記 】
狩猟グループは、20代~30代の若いハンターです・・・
当該地区は、数年前からハンター不在で、多くの猪が住み付いており、農作物等に甚大な被害を及ぼしていた様です。
このことをオーナー様が友人から聞き、現地を視察し現状のすざましい被害と、それに伴う休耕地の多さに絶句された様です!。

そこでオーナー様は一念発起し、「農家の皆さんを何とかしてあげたい!」と、ワナ免許を取得し、ネット等を通じ狩猟テクニックの習得に努めたようです・・・
当初は、くくり罠に猪が掛かっても止め差し等も上手く出来ず、独学の手探りで今日までやって来た様です(凄い)

その後、オーナー様の志に賛同する若者が次々とワナ免許を取得し、当局や猟友会等が主宰する「狩猟フォーラム」等に積極的に参加し、ワナの掛け方、止め差し、解体、保管、料理・・・等々を習得して来た様です。

その後、オーナー様はご主人様が管理運営する『 日本狩猟犬サツマビーグルの郷 』を通じ、ご主人様とお知り合いになりました。
ご主人様は、オーナー様の狩猟入門に対する志に感銘し、種々な質問にも丁寧に答え指導されて来られました。

その後、オーナー様は銃猟に興味を持たれる様になり、猟銃の所持許可を取得し、同年に当犬舎でサツマビーグルの仔犬「リョウ」を入手し、ご主人様の指導の下、訓練に励み、先導犬なしで僅か10ヵ月余りでリョウを狩猟犬(鹿猪)に完成にされました(拍手)。

幾らご主人様が指導されたとは言え、犬猟の素人ハンターが僅か10ヵ月余りで、一人前の狩猟犬に訓練することは信じがたいと思いますが、I氏のリョウの訓練に対する信念は、「農家を思いやる心が訓練の後押しをした結果だ!」と、ご主人様は申されています。

単犬での訓練で一人前の狩猟犬に完成させるのは、やった者(ハンター)でないとその苦労は到底理解されないと思います。
即ち、名犬はその訓練犬の資質(生まれ持つ能力)に加え、訓練に於いては全てのものを犠牲にして取り組むぐらいの姿勢が無いと到底達成されません・・・。

I氏曰く『 訓練を通して人間的に多くのことを学びました! 』と言う短い言葉の中に、多くの苦悩と挫折を味わったこが推察されます(ご主人様談)。


下の写真は、リョウを引き取りに来舎した際に同行して来られたハンター志望の若者達です。

左端がオーナー様のI氏です。
中央で女性に抱かれているのが「リョウ」君です。

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下の写真は、ご主人様がリョウ君との別れ前の記念撮影です。

080902

農作物の被害軽減を志し(目的)に取り組んでおられますI氏をリーダーとする若いハンター(狩猟グループ)に心より感謝と敬意を表したいと思います。
今後共害獣駆除に大いに取り組んで欲しいと思っていますが、イノシシ猟は非常に危険が付きものです。
どうか十分な注意を払いながら取り組んで欲しいと願っております。

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