« 昔の山里の暮らし! | トップページ | また捕獲報償金の不正受給(怒り!) »

2020年3月28日 (土)

シリーズ・山入訓練考(2)/ 難病が完治!

お早うございます。。。四国徳島は、気温13℃で雨が降っております。

・・・と言うことで、山入はお休みです!


さて、本日は「シリーズ・山入訓練(2)を紹介します!。

第1報は、大変な反響を頂きました。
本シリーズは、ご主人様の猟歴46年の経験と諸先輩から学びました知見や逸話を紹介しており、山入訓練の一助になれば幸甚です。

本日は・・・

『 高齢ハンターが仔犬の山入訓練で、原因不明の難病「足腰の麻痺」が完治! 』

・・・と言う逸話を紹介します!


本日の逸話は、ご主人様の師匠から昔お聞きしたものです。
ご主人様も、この様な逸話はご自身でも経験されていますので、時間を当時にタイムスリップしお話し(記載)したいと思います。

特に、最近はハンターも高齢化が進み、多くの持病を持つ方も多いと思いますので、何か元気になれるヒントになれば幸甚です!。

紹介しますハンターは78才と言う高齢にも拘わらず、昔飼ったサツマビーグルの猟芸が忘れられず、もう一度良い犬が飼いたいと!奥様と一緒に師匠の犬舎を訪れた様です。
色々と昔話を聞かせて頂き、奥様もとても犬好きで、長年に渡り猟犬を常時5頭余り、旦那様の代わりに面倒を見て来られた様です。
そのせいか、犬舎に居る沢山の犬に怯むこともなく接する姿には、流石の師匠も驚いたらしいです(笑)。

話はこれからで! 帰り際に・・・

『 私も高齢ですので、今自家用に残されています仔犬を譲ってもらえませんか? 』と言われ!、更に奥様からも『 冥途の土産と思って大事に飼わせてもらいます・・・ 』ので何とかお願い出来ませんか?と懇願されたそうです(涙)

( 中略 )

ご夫婦のお人柄は文句なしの方で、師匠は仔犬への愛着を吹っ切れるか否かに追い込まれました(汗)。
そして、師匠から『 仔犬が飼えなくなった時は必ず返してくれますか? 』との妥協案を提示し、『 勿論他人には絶対譲渡せずにお返しします! 』と約束してもらえたことから、譲渡に至ったらしいです。

その後、仔犬は老夫婦の愛情の下、すくすくと成長し、時折送って頂く写真も想定通りに素晴らしいサツマビーグルに成長していた様です。

仔犬は、師匠の指導の下、生後4ヵ月から6ヵ月に掛けて、『 他犬や他人と仲良くできる社会学習 』も無事終わり、いよいよ山入訓練を開始しました。

山入訓練は、最初、車が余り通らない林道で仔犬を山に慣れさせることから始め、山の上り下り、谷川の横断、岩場の上り下り等を学習させます。
そして最終的には、訓練者から100m余り狩り込みができる様にすること目的です。

( 写真はイメージです )

Img_20200303_145557

山入訓練は、毎日行っていた様で、『 中々度胸もあり覚えも早い! 』等々のお電話も頂いていた様です。
そして、何時も師匠から分かり易く丁寧な説明をされ、訓練を補佐されていました。

ところが、ある日オーナー様より悲しい連絡が入って来ました!。

電話の内容は以下の様なものでした。

『 折角いい子犬を頂いたのに足腰に麻痺が出て、日常生活は何とか出来ますが、犬と一緒に山を歩くことは出来きなくなりました! 』とのことです(涙)。
師匠は、電話の向こうでオーナー様が涙ながらで話されていることが辛いほど分かった様です。

そして続けて・・・

『 飼えなくなった時は犬を返すと約束していましたが、老い先短い我々夫婦の子供として引き続ぎ飼わして欲しい! 』と懇願されました。

師匠は、ご夫婦の思いは良く理解でき、恐らく犬もご夫婦から離しても、その思いが強く残り、利口で賢いサツマビーグルは忘れることは難しいと判断された様です。

そして、師匠は『 犬もご夫婦の下で居るのが一番幸せと思います! 』と引き続き飼育することを快諾された様です!。

電話の中で・・・

鉄砲は止めたのですか? 』とお聞きますと、クループ猟で『 待ち(タツマ)専門のハンターになる! 』との話しをお聞きし様です。

そこで、師匠は一つの提案をしました!・・・・

仔犬はオーナー様から可成り離れて狩り込みも出来る様なので、『 山入訓練は、奥様にも手伝ってもらい、ご夫婦で訓練をしてはどうですか? 』とアドバイスをされた様です。

その後、車に犬を載せたり運転は奥様が担当し、シカが居る林道をオーナー様は杖をついて、ご夫婦でゆっくりと歩きながら、毎日訓練(散歩?)をした様です。


オーナー様は、治療のため午後からは病院(ビハビリ)に通っていた様ですが、一向に症状(足腰の麻痺)は改善されなかった様です!(涙)。
病院を変え精密検査( レントゲン、CT、MRI等 )しても脳、骨、筋肉等に異常は認められませんでした・・・
元々、何故に足腰に麻痺が起こった原因(動機)も分からず、 朝起きたら足腰に麻痺が起こっていた様です(涙)。

( 中略 )

山入訓練は、ご夫婦の熱心な努力により、少しシカを追い鳴きするまでに成長し、毎日山に行くのが楽しみになって行ったようです。
ご夫婦の会話も、山入訓練のことばかり!・・・『 訓練は楽しい! 』と言う師匠が申されたことを、ご夫婦もようやく理解できる様になったようです(拍手)。

( 写真はイメージです )

0032_20200327110001

仔犬は、段々と追い鳴き(追跡)も上手になり、オーナー様も是非シカを見てみたいと言う欲が出て、あれだけ歩くのを嫌がっていたのに、杖をついて少し遠くまで歩く様になり、時には追い鳴きに先回りしようと、杉山にも痛い足を引きずりながら入って行くようになった様です

これには、奥様もビックリされた様です!・・・

ビハビリで出来ないことも、山入訓練で愛犬がワンワン鳴き出すと、痛みもどこかに消えている様でした!(奥様談)



( 中略 )


上記の様な山入訓練を毎日繰り返し行っていると、仔犬もやがて30分余りシカを追い鳴きする様になりました!。

この時には、オーナー様も可成り歩けるようになっていた様です(拍手)

そして、ある日、オーナー様にサプライズが待っていました!・・・

それは、何時もの様に山入し、今日こそは仔犬が追い鳴きしているシカを見てやる!との思いが強く、シカはオーナー様が居る林道の100m先を飛んで来る(逃げて来る)と判断し、何と杖を持って小走りで向かった様です(驚き!)。

その時です!・・・

シカは予想通りオーナー様の30m先に飛んで来ました!・・・

( 写真はイメージです )


17041

オーナー様は、遂にシカを目撃し、天にも上る気持ちになった様です!・・・

その時、オーナー様は何と!杖なしの小走りで、あっちこっちと歩き出し
ました!!!

奥様も、この時のことは良く覚えておられる様で、目の前の主人の動きに『 信じられない!』・・・と呆気にとらわれていた様です。

仔犬の山入訓練が、実はオーナー様のビハビリに繋がっていたのです!(凄い)

担当医は『 愛犬をシカ猟犬に完成させたいとの欲望(意欲)が、身体に何らかの良い変化をもたらし足腰の麻痺(痛さ)を完治させた可能性が大きい!』と推察し、その効果に驚かれていた様です!。

最近、障がい者の治療にセラピードックが活躍!と言うニュース等を良く耳にします・・・。
福岡のサツマビーグル『リョウ君』もシカ猟犬の他にセラピードックとして働いており、最近も、あるうつ病の方と仲良くなり、その後症状が飛躍的に改善し、社会復帰した!と言う素晴らしい話もお聞きしております。

やはり、人と犬の間には、現代医学でも解明できない何か不思議な力が起こるのは間違いない様です!(凄い)。


この度紹介しましたオーナー様も、山入訓練を断念しペットとして愛育していたら、足腰の麻痺が完治した言う 奇跡 は起こらなかったと思います(大拍手!)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

拝読後のご感想で
・・・
仔犬との山入訓練で足腰の麻痺が完治!
老ハンター夫婦と師匠の心温まる逸話に感動しました!
次回の投稿も楽しみにしております!
と思った(感じた)方は・・
下の写真をポチッ!とクリックお願いします!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村
( 写真は山入訓練中のソラです )

« 昔の山里の暮らし! | トップページ | また捕獲報償金の不正受給(怒り!) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事