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2020年7月18日 (土)

クマ撃てぬ! 北海道内の猟友会

こんにちは。。。四国徳島は、気温32℃で晴れていますが、暑いです。

7月に入ってから一昨日までは、殆ど毎日が雨雨雨又は曇りでしたが、我々にとって・・通常この時期は暑くてハーハー言っているのですが・・涼しくてグットでした!。

しかし、来週からは晴れの日が続き・・気温も朝23℃、日中は32℃・・と、暑い暑い「真夏日」になる予報らしいです・・(@_@)

今朝・・今夏初めて「クマゼミ」の鳴き声が聞こえて来ました・・(暑くなります!)



さて今日は、、、北海道ヒグマ駆除トラブルに関する・・その後についてのお話しです。


先ず、北海道新聞の記事をご覧ください・・

クマ駆除時の発砲を違法とされ

写真は、砂川市の民家の玄関先に残っていたヒグマの足跡を調べる池上治男さん・・銃は所持していない!

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砂川市でクマの駆除をした際の発砲が違法だったとして、北海道猟友会のハンターが銃の所持許可を取り消された影響で、道内各地の猟友会が「クマ駆除に銃は極力使わない」と決めるなど慎重姿勢を強めている。人里へのクマ出没が増える中、駆除のあり方が問われている。

道警は発砲が可能な場所明確に示さず

今年は人里に近づくクマが多く、現場で危険性を調べては助言するだけだ。池上さんは「このまま銃駆除できないと、人畜被害が起きかねない」と懸念する。

市農政課は通常、箱わなを仕掛けて捕獲を試みるが、成功しても銃でとどめを刺す必要がある。同支部が昨年夏、道警や市、道と協議した際、道警はとどめの発砲が可能な場所を明確に示さずに「発砲に問題があれば摘発する」と説明した。これに対し、同支部は「それならクマ駆除では撃たない」との方針を決めた。

クマ駆除を巡っては、法規制が足かせとなった例もある。帯広市の住宅街にある小学校で昨年12月、クマが現れた際には、異例の手続きで銃駆除が行われた。校舎の木に登っていたのは130キロの若グマ。道猟友会帯広支部は危険性が高いと判断し、発砲を決めた。

民間に重い責任

ただ、住宅街での発砲は原則禁止され、合法的に撃つには警察官職務執行法に基づき、警察官の命令を受けないと撃てない。そのため帯広署長に現場へ来てもらい、発砲命令までに4時間かかった後、ようやく駆除できた。同支部の沖慶一郎さん(53)は「クマが動かなかったのは奇跡」と振り返る。

道立総合研究機構の間野勉専門研究主幹(60)は「国内では適正なクマ駆除を行える法制度になっておらず、ハンターら民間人に駆除の責任を負わせるのは重すぎる。海外のように自らの判断で発砲できる公務員を育成するなどの体制を整えるべきだ」と話している。



【 後記 】

心配していたことが現実のものになってしまった様だ!

また、道内各地の猟友会も池上さん等に同調し、「クマ駆除に銃は極力使わない」と決めるなど慎重姿勢を強めている。

人里へのクマ出没が増える中、駆除のあり方が問われている。

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※ 写真はイメージ


市や警察は、市民からのヒグマ出没通報への対応に苦慮しているようだ!・・

少なくても警察は、猟友会を敵に回しており、ヒグマ駆除の要請は出来ない!・・

八方ふさがりの状態・・ヒグマによる人畜被害が発生するまで・・何も進展できないのか?

もし!そうなれば、市や警察はまたもや自らの責任は問わず「 要請に従わなかった猟友会の責任 」と言い張るのだろうか?


先日のブログでも、ある方からの下のメッセージ・・・・

『 猟銃所持許可を取り消すと言うことは、巨大で凶暴なヒグマから市民を守ってくれる勇気ある有能なハンターが一人居なくなると言うことから、告訴は市民も池上さん等ハンターと一緒になって起こすべき裁判と考えます 』

・・・を紹介しましたところ・・多くの方の賛同が頂けました!・・(感謝/拍手)


写真は、裁判に向かう池上さん等ハンターと関係者!

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現在、北海道各地には、例年にないヒグマの出没が多発しており、飼い犬が捕食されたり、放牧している牛が襲われ捕食されると言う痛ましい事件も発生しています。

人被害が起きないのが不思議なくらいと言われています・・(>_<)


話は変わりますが・・・

ヒグマを射殺すると・・それに批判的な道外の動物愛護者から市に射殺は中止し「麻酔銃」を使用するよう抗議が寄せられるようですが?

環境省の麻酔銃使用のガイドラインでは、市街地における麻酔銃の使用は『 ニホンザルに限定 されています!・・

理由は、市街地でヒグマに麻酔銃を使用すると、麻酔が効くまでに30分余り掛かり、その間ヒグマが興奮し暴れ出して大きな惨事になる・・等が指摘されています。

更に、ヒグマの様な大型で獰猛な野生動物は、安全を確保して上で「射殺」することが推奨されています・・


以上のことから、市街地にクマが出没し市民に危険と判断した場合は、警察(公安委員会)の発砲許可を得たうえで、ライフル銃での射殺が最も安全に捕獲できるとされています・・。

ところが!、警察立会いの下でヒグマを射殺したものの、「市街地で発砲した」としてライフルの所持許可が取り消され、今後市の要請に「銃は使用しない」と決めた池上さん等猟友会支部の真意も十分理解できます。


池上さん等の不当処分をみた北海道猟友会の各支部でも、ヒグマ駆除要請には「銃を極力使用しない」ことを決めているようです・・

このままでは、市街地に出没したヒグマの捕獲は、市と警察が何とかしなければならないのが現状です・・

今後、市や警察が猟友会にヒグマ駆除を要請しても、ハンターは「鉄砲ナシ」での協力となります・・

これから・・どうなるのでしょうか?

まさか!・・巨大で獰猛なヒグマに素手で立ち向かうなんてことは無いと思いますが?・・自殺行為と同じです!・・

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人に重大な被害が発生しない内に・・何とかならないものか?・・とても案じております!。


本日も・・最後までご拝読頂き、感謝とお礼を申し上げます!。

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拝読後のご感想で・・・
人被害が出ない内に何とかベストな解決を願っています!
と思った(感じた)方は・・

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