マダニ感染症 シカに注意!
お早うございます。。。四国徳島は、今9時過ぎですが早くも気温30度と高く、今日も35℃前後まで気温が上がりそうです!(汗)
夕立ちでも降って涼しくなって欲しいです!・・(@_@。
さて今日は、マダニ感染症のお話しです・・・
先ず、下の資料(ニュース)を見てください!
( 出典:神戸新聞 7/27 )
このデータは、全国のシカのSFTS陽性率を表したものです。
マダニが媒介する感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が急増しています。
SFTSを保有するマダニに刺されて感染するこの病気は治療法がなく、致死率は人間が50代以上で約30%、猫は60~70%に及びます。
2019年度における全国の感染者数は、西日本エリアを中心に102人と過去最多となり、東日本への感染拡大が懸念されています。
上記のデータは、国立感染病研究所が各都道府県でシカのSFTS陽性率を調査したものです。
その結果、中部地方4%、関東地方6%、東北地方10%と、ほぼ全ての地域で感染の可能性があることが分かりました。
野生動物が多い山間部に近いほど感染リスクが高まると考えられていましたが、近年は住宅エリアにも生息が広がっています。
但し、全てのマダニがSFTSウイルスを保有しているわけではなく、マダニの刺咬イコール感染ではありません!・・
兎に角、山には出来る限り行かないことがお薦めですが、最近は住宅地の開発が山際まで広がり、朝夕は愛犬を連れ裏山周辺の道路を散歩されているのをよく見かけます。
最近は、飼い犬の体液に触れたり、猫に噛まれたり直接マダニに刺咬されなくてもSFTSに感染することが分かっています。
ましてや!・・ハンターともなれば山に行くことも多く、高齢化したハンターがSFTSに感染しますと、冒頭にも申し上げましたが本症の治療法がないため感染した約30%の方が亡くなっています・・(>_<)
コロナ感染も高齢者ほど重症化すると言われていますが、マダニ感染症も高齢者にとって感染は何としても避けたいところです!。
特に、シカ猟をされているハンターならよくご存じと思いますが、シカを捕獲し30分も経つと数えきれない無数のマダニがシカの体表面に浮かび上がって来ます・・(@_@。
( 写真はイメージです )
万一、このマダニがSFTSウイルスを保有しており刺咬されますと感染者となります!・・(>_<)
最後にもう一度、上記した「 全国しかのSFTSの陽性率 」を確認し、各自の地域にどの程度SFTSウイルスを保有するマダニが居るのかを知り、適切な付着防止対策を実施する必要があります。
因みに!・・最もSFTSの陽性率が高いのは中国地方で47%、当地四国徳島県は14%となっています!。
即ち!・・当地徳島の場合、捕獲したシカの7頭に1頭は過去にSFTSウイルスを保有するマダニの刺咬よって感染したと言うことになります。
このことは!・・当地徳島にはSFTSウイルスを保有しているマダニが生息している言う証でもあります・・(>_<)
ご主人様も、来月9月には70才の古希を迎える老ハンターであり、且つシカ猟をやっていますのでマダニ付着防止は凄く神経質になるほど注意され、色々と対策をされています。
しかし、孵化したばかりのマダニは極小さく、肉眼ではよく見ないため、ご主人様は車に乗る前にガムテープで丁寧にズボンや衣服をペタペタと貼っては剥がしを繰り返し、マダニの除去をされています。
また、付着したマダニが発見しやすいように、ズボンの色は『 白系 』を着用する様にしています。
確かに!・・白系ズボンは汚れやすいですが『 命には代えられません! 』・・(>_<)
因みに!・・我々猟犬は、毎月初めに下のダニ・ノミ駆除薬『 ネクスガード 』を経口投与してもらっています。
※ おやつ感覚で与えられるビーフ味のチュアブルです。
効果は、ノミで8時間、マダニは48時間で全て駆除できます( 効力は約1ヵ月間 )。。。
本日も・・最後までお付き合いを頂き、ありがとうございました。
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拝読後のご感想で・・・
シカ猟をしているのでSFTSの感染は心配しています!
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