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2021年2月 1日 (月)

猟場に向う途中 見た物は?

本日は、猟場に向う途中で見たお話しです。

何時もの様に、8時に我家を出発。。。

犬舎前山の童学寺トンネルを超え、猟場の神山町に入った途端!?

道路中央に何かが横たわっている様です・・

近寄って見ますと・・何と!・・ノウサギでした・・( 驚き! )

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ノウサギと言えば・・ご主人様は我々サツマビーグルを飼う10年前までは、アメリカンビーグルでノウサギ猟一筋35年・・・

犬舎には何時も10頭余りのビーグルが居た様です。

ご主人様がノウサギ猟を始めた昭和50年頃は、現在のシカの様に全国で大繁殖し、1猟期に100羽余りを捕獲し、1日での最高は8羽と言う・・今では信じられない様な捕獲をしていました。

下の写真は、当時のノウサギ猟の模様です・・

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写真の左側がご主人様、右側がノウサギ猟の師匠「故前田等氏」であります。

当時は、10頭近いアメリカンビーグルをお供にノウサギ猟をしていた様です。

ご主人様等は、獲るよりもビーグルの追い鳴きを楽しんでいた様で、今日は〇〇が優勝だな!、〇〇は見違える様に良くなったな!・・等々を嬉しそうに話されていた様です。

その甲斐あって!・・㈳全日本狩猟倶楽部主催「第12回全猟ビーグル競技会全国決勝大会で成犬部門優勝の他、総合優勝で内閣総理大臣杯も受賞しました。

下の写真は、全国優勝したマリー号「シコクプリンス・ブーギース・マリー」とご主人様です・・( 若い!/笑 )

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師匠は知り合った当時、マリとコゾウと言うサツマビーグルでノウサギ猟をされていました。

特にマリは、起こしが早く、追跡がとても上手で、獲れるまで何時間でも追跡するすスタミナも持っていました。

残念ながら、マリの繁殖は上手く行かず、仕方なくご主人様はアメリカンビーグルを購入した様です。

もし!・・マリに仔犬が出来て居ればアメリカンビーグルとの出会いは無かったと思います。しかし、アメリカンビーグルは回収が悪く、酷い時は一週間も居なくなり、会社の行き帰りの他、奥様も犬探しに明け暮れる日も多かった様です。

ところが!、マリは一度猟場が10km余り離れていたにも拘わらず朝が来るとちゃんと前田氏の玄関で待っていたと聞きます。
この頃マリの「帰り」は賢い犬だ!とばかり思っていましたが、今日我々を飼育する様になり「帰り良し」はサツマビーグルの遺伝特性の一つであることが分かりました。


現在、ご主人様が我々サツマビーグルの保存普及活動に一生懸命取り組まれていますが、その当時のマリの見事な追跡「追い鳴き」が目に焼き付いており、サツマビーグルが絶滅の危機にさらされていることを鹿児島の猟友から聞き、それではと10年前の定年退職を機に一念発起し保存活動を決意されました。

ご主人様の狩猟歴は、『 サツマに始まり サツマで終わる! 』ようだ!と申されています。


本日は、猟場に向う途中にノウサギが車に跳ねられ死んでることから、ご主人様がやっていましたノウサギ猟の話に終始しました・・(笑)

現在、ノウサギは全国的に激減しており、アメリカンビーグルを飼育するハンターも絶滅寸前の様です・・(>_<)

しかし、我家の前山でノウサギが何度も確認されており、数少ない生息地となっています・・( 拍手! )

できるならば!・・ご主人様がお元気な内にノウサギが増え、我々サツマビーグルと一緒にノウサギ猟をさせて上げたいと願っています!

 

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