« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »

2021年3月

2021年3月31日 (水)

我家の若大将 ナツ!

当地徳島の猟期は、猪と鹿に限り3月31日まで延長されていましたが、本日終わりました。

今猟期もお陰様を持ちまして、無事故、無違反の他、我々もケガはありませんでした!・・(( 山の神に感謝! )

当初は、長い猟期と思っていましたが、アッと言う間に終了した感があります!。

ご主人様曰く『 年取ると!、月日が経つのが早い! 』と申されています・・(≧◇≦)


今猟期の目標は・・何としてもナツとソラをイノシシの恐怖心から払拭させ、本来の素晴らしい猟芸を取り戻してやりたいと言う強い決意でスタートしました。

結論から申し上げますと2犬とも立派にシカ猟犬として復活してくれました・・\(^o^)/


本日は、今猟期で見事に復活を遂げたナツを紹介させて頂きます。

Dsc_0321-2_20210320130301

ナツは、写真を見てもお分かりと思いますが、山入しますと以前の様なオロオロする仕草も全くなく、自信に満ち溢れているように見えます。

体格は、体高52cm、体重19kgで、鍛え抜かれた身体は筋肉粒々でバランスも良く、シカの逃避にも高速で追跡できるスピードとスタミナを持っています。

毛色もそうですが、時速10km以上の高速で長時間追跡できるスタミナは、父親のハク譲りと思います。

下の写真は、父親のハクです。

現在、ハクは栃木のT氏の下に行っています。

113_20210320131101


それでは、ナツの山入の様子(狩り口)を写真で紹介します。

下の写真は、放犬後、風が強いので地鼻で臭いを拾っている様子です。

捜索も高鼻と地鼻をその時の天候で上手く使い分けます。

高鼻ですと、放犬して5分余りでシカを起こし、独特の追い鳴きで高速追跡します。

Dsc_0434

丹念で執拗な地鼻での捜索には頭が下がります!

Dsc_0437-2

下の写真は、先日シカ追い倒した時のものです。

Dsc_0336-3


今猟期のスタート時点では、想像もつかない成長を見せ、今では『 我家の若大将! 』として君臨しています!

この春からは、種牡としてのデビューも予定されています。

今後は、絶滅が危惧されています我々サツマビーグルの救世主として、素晴らしい直仔を後世に残して欲しいと願っています。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月30日 (火)

猟場も黄砂が凄い!

本日、ご主人様はナツをお供に山入していました。

しかし、凄い黄砂で目がザラザラするので、1時間余りで帰って来ました・・(~_~;)

帰宅し、ナツに食事を与えた後、すぐさま薬局に目薬を買いに行きました。

下の写真は、母屋の裏から北山(阿讃山脈)を撮ったものです。

Dsc_0448

本来なら、北山が見えるのですが、黄砂で全く見えません!

ご主人様もこんな酷い黄砂は初めての様です・・(>_<)


今猟期もいよいよ明日で終わりです・・

今日の様な黄砂だと、山入はお休みにするようです!

それは、4月から有害鳥獣駆除が始まりますので、無理して山入する必要もないからです・・

最近は、一年中鉄砲撃ちが出来ますので、昔ほど狩猟期間に拘らなくなりました。

・・・ので、猟欲が半減している老ハンターも多いらしいです・・(笑)


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月29日 (月)

猟場は山菜の宝庫!

本日は、なんと日中の気温は23℃と、暑いくらいの天気でした。

猟期も残すところ、後2日となりました!

ご主人様は、ナツをお供に山入する予定でしたが、今朝の気温が早くも16℃でしたので、山入はお休みにしました。

仔犬の訓練なら良いのですが、我家はみんなシカ猟の完成犬ですので、山入すると最低1時間は追跡しますので体力の消耗は激しく、中には体調を崩すものも居ますので無理はしないことにしています。

・・・と言うことで、本日はご主人様一人での山入です。

お目当ては、山菜の王様と言われています『 タラの芽 』です。。。

ご主人様は、狩猟中もタラの木やワラビの親に注意を払っていますので、採取する穴場は全てご存知です!

ワラビは未だ少し早いようですが、タラの芽は出始めています。

今日は、最も早く芽が出る秘密の場所に行くことに!!

一般人は、先ず入って来れない場所です。

下の写真は、本日採取したタラの芽です。

Dsc_0447_20210329163501

僅か20分余りですが、とても良いタラの芽が採れた様です!

タラの芽は、一本木の先端の芽だけを採って来ましたので、木としては30本余りになります。

下の写真は、採取する前のタラの芽です。

36


これだけ多く良質のタラの芽は、一般人が幾ら山道を車で流してみても、先ず見つかることは無いと思います!。

やはり!、狩猟や訓練を通して群生地を見つけておくことが大事と思います。


タラの芽は、天ぷらにし、揚げ立てのアツアツを頂くのが最高に美味しいです!!

我家では、下の写真の様に、アツアツの天ぷらに醤油マヨネーズを付けて食べます。
シンプルですが、幾らでも美味しく頂けます・・(^^♪

Img_20190401_115902-2


ビールも進みそう!!!・・(^^♪


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月28日 (日)

親方が帰って来た!

本日は、雨が降っており、山入はお休みです。

ご主人様が心配されていました運動場の監視人である親方「アマガエル」が、冬眠から目を覚まし、今日流し台に乗せてた給水器の下に隠れていました。

ご主人様は、大喜びです!・・( たかがアマガエルで?/笑 )


下の写真はその時のものです。


緑と茶色の2匹です・・

< 親方 >
Dsc_0451-2

< 新しいガールフレンド? >
Dsc_0450-2

元気で冬を越し、暖かくなったので、何時もの流し台の所に帰って来ました!

ご主人様は、運動場内で冬眠できる場所を探してみましたが、コンクリートとフェンスしかありません!

ひょっとして、犬舎内の何処かで冬眠していたのだろうか?

まぁ、、、どっちでも良い!

茶色いのは、親方の新しいガールフレンドなのかなぁ~ (^-^;

2匹で冬眠してたのか?、又は冬眠した後にバッタリ会ったのか?

ひょっとして、可愛い赤ちゃんカエルが見えるかも?・・(^^♪



話は変わりますが!・・今、犬舎前山は一年中でもっとも美しい季節になっています。

下の写真は、今朝の犬舎前山の様子です。

Dsc_0452-2

写真では、その美しさは十分わかりませんが、正に『 錦絵 』です・・(#^^#)

若葉とヤマザクラ等々が毎日景色を変え、目を楽しませてくれます。

また、ウグイスやコジュケイ等の野鳥の鳴き声も聞こえて来ます!

母屋の前には、奥様が大切に育てているパンジーも満開です!

後は!、キジ夫婦が顔を見せてくれると、全員集合です!!・・( 早く元気な顔が見たいなぁ~ )


正に!・・我家の春です!!!



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月27日 (土)

頼もしい 狩ガール!

本日は、栃木県から狩ガールに関するニュースの紹介です。

前回、当ブログで紹介させて頂きました栃木の現役90才ハンターの投稿は、多くの老ハンターの励みになった事とお察し致します!

ご主人様も大いに勇気を貰いましたと!申されています。


栃木も全国同様に、イノシシやシカによる食害が多く発生しているにも拘わらずハンターは高齢化等でどんどん少なくなっている様です。

そこで!、現状を何とか打破したいと立ち上がったのが、本日紹介します狩ガールの皆さんです・・(^^♪


先ずは、その雄姿がらご覧ください!

中々の美人ハンターでカッコ良いですよね!・・(^O^)/


( 出典:下野新聞 2021年3月23日 )

狩猟免許を取得して5年目の市村さん(写真=右、昨年12月27日午前、那須塩原市)と動物の気配に五感を研ぎ澄ます山本さん(写真=左、昨年12月29日午前、鹿沼市)

3231


次いで、ニュース記事をご覧ください!


県内でも増えている女性の狩猟免許所持者。猟銃やわなを駆使し、イノシシなどの野生鳥獣と向き合う危険や社会的責任が伴う活動に、積極的に取り組んでいる。「食害を減らし、地域の役に立ちたい」「生態系の循環に貢献したい」。亥(い)年の今年、ここ数年で免許を取得した県内の「狩りガール」2人が意欲を新たにしている。

「今年は作物の被害が少ないねって近所の人から言われると、うれしい」。2014年秋、散弾銃などを扱う第1種銃猟免許と、わな猟の免許を取得した那須塩原市塩原、農業市村(いちむら)さやかさん(46)は話す。

栽培する高原大根などの食害が深刻化し「何とかしなきゃ」と思い立ち、夫と一緒に免許を取った。最初の冬は1頭も仕留められなかったが、狩猟仲間の指導で徐々に腕前は上がった。訓練の一環で参加したクレー射撃では、今や全国大会に進むまでになった。

地元の小学校にイノシシが出たと聞けば駆除に加わり、夏場は山に張ったわなを毎日見回る。農作業や別の仕事との両立は簡単ではないが「今年もとにかく事故なく、地域に貢献したい」と意気込む。

かすかに響く鳥や獣の気配に耳を澄ませる。「こうしていると、人は狩りをする動物だと何となく感じる」。昨年12月下旬、鹿沼市内の山林で同市上粕尾、林業山本久美子(やまもとくみこ)さん(38)は狩猟の魅力を、こう表現した。

以上が、ニュース記事全文です。



【 後記 】

ハンターになる切っ掛けは、農業の営みに大打撃を与えるイノシシやシカに、「 何とかしなければ 」と言う危機感と自己防衛上から始めた様です。

ハンターが減少するとともに、現存するハンターも高齢化等で思う様な猟果が上がらず害獣は増加の一途で農業が成り立たないと思ったのでしょうね!

それにしても栃木の女性は頼もしいですね!

今では鉄砲の腕前も上がり、クレー射撃で全国大会に進むまでになっている様です・・ヽ(^o^)丿


頼もしい!
と言えば、当地徳島のお隣の高知にも『 はちきん 』と言う男勝りで働き者の女性が居ます。

はちきんとは?、諸説あるようですが、ご主人様は「 男4人分の仕事をする 」と言う説を一押しされています・・(笑)

何故って???・・・男4人ですよ!、、、答えは( 2金?×4人=8金 )・・( 分かりましたか?/笑 ) 

兎に角、女性の頼もしい行動は家庭の他、地域活動にも大いに貢献できるものと確信しています!・・(^^)/~~~


頑張れ! 狩ガール!!!


頑張れ! はちきん!!!



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月26日 (金)

三段角 ナツに追われて角なしに!

本日、ご主人様はナツをお供に山入しておりました。

今日は、天気は良かったのですが風が強いため、風の影響が少ない猟場を選びました。

風が強いと、我々サツマビーグル特有の高鼻が使えないからです。


それでは、本日のナツのシカ猟の様子をご覧ください!

7時30分に我家を出発し、8時前に猟場到着。

風が無い猟場と思って来ましたが、やはり風が強かった様です。

ナツを車から降ろし、GPSマーカーを首に装着し、林道に放犬。

ナツは、元気に走り出し、時折止まっては何時もの様に高鼻で獣臭を確認しますが、風が強く方向が特定できないで様です。

ご主人様は、どの様にしてシカを起こすか「 ナツのお手並み拝見! 」と嬉しそうです!

暫くすると、ナツは臭いを拾った(見つけた)ようで、尻尾を少し振りながら、地鼻であちこちと捜索を開始。

風が強いので、地面に残された臭いも飛び、薄い残臭を一つ一つ拾いながら臭腺に繋げて行くしか起こす方法はありません!

ナツはと見ると、正にその通りの捜索をしながら、杉山に消えて行きました。

・・・・・・・・・

10分ほどして、やっとナツの起こし鳴きが聞こえて来ました!

追跡も風で臭いを飛ばされ、上手く追跡するには経験が必要です・・

ところが、ナツは時速10km余りの高速で追跡をしますので、逃げるシカから30m以内に付いており、目と臭いの両方で上手く追跡しますので切られる(見失う)ことも無く、独特の追い鳴きで追跡を見せています。

・・・・・・・・・

やがて追い鳴きが、ご主人様の方に向かってくる様です。

やって来ました!!!・・三段角の雄ジカです。

雄ジカは、ご主人様の下の谷を上り、林道に登って来ます。

やはり!、ナツとシカの間隔(距離)は約30mでした。

何と!、雄ジカはご主人様を見つけ、前方30mほどの林道で一瞬止まり、こちらを睨みつけます。

そして!、ナツの追い鳴きが迫って来ると、バサッと林道法面に向かおうとした瞬間片方の角がポロッと落ちました!

ご主人様は、TV等で雄ジカが首を振った瞬間に角がポロッと落ちるのを見たことがありますが、猟場で実際にその瞬間を見たのは初めてです。

その落ちた角が、下の写真です。

Dsc_0445

雄ジカの体の割には少し小さめの角でした!

ようやく三段角になったばかりの若い個体の様です。

・・・・・・・・・・・・・・

ナツは、本当に安心して待場で居られる追跡力が付いた様で、とても頼もしいです!

今日は、気温がグングン上がり、ご主人様も上着のジャンバーを取り、シャツだけになりました。

もう!、追跡は60分余りになりますので、今度シカが回ってきたら本日のシカ猟を中止することにしました。

・・・・・・・・・・・・・・

GPS受信機を見ますと、シカは先程と同じコースで、ご主人様の方にやって来るようです。

尚、鉄砲はイノシシの用心用として持っているだけで、シカは残すため撃ちません!


やって来ました!!!

アレッ・・???

片方の角も無くなっています・・

どうやら、ナツに追われている最中に落ちた様です。

角なしの雄ジカに変身です・・(笑)

シカは林道で止まらず、法面を急ぎ上って逃げて行きました!・・( お疲れさん! )

気温が低いと、これだけ疲れていると長い白い息が見えるのですが、今日は口を開けて走っていました!

ナツはと言うと!、気温が上がり追跡スピードは少し落ちて来ましたが、以前素晴らしい追い鳴きを披露しています。

そして、ご主人様は林道下から上がって来るナツを、腰を落として迎えてやります。

『 ナツよ ヨシヨシ よう追うたのぉ~ 』と言いながら、頭をナデナデしてやります。

ナツは、回収した途端!・・ドッと疲れが出た様です・・(笑)

大きな口を開け、満足そうにハッハッハッ・・と、小刻みに呼吸をします・・( お疲れ様でした! )

・・・・・・・・・・・・

ご主人様は、ナツを谷に連れて行き、水を飲ませてやった後、帰宅。

2時間に満たない攻防でしたが、ご主人様はナツの仕事振りにとても満足そうでした・・(^^♪


下の写真は、猟場からの帰り道、車中から撮った『 神山しだれ桜 』です。


Dsc_0447

猟場の神山町沿道には、神山しだれ桜が約5000本も植えられており、帰り道は桜目当ての見物車でごった返しておりました。

土日は、混雑予想から交通規制があるようですので、明日の山入はお隣の吉野川市(旧美郷村)に行く予定です。


では、本日はこの辺で失礼します。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月25日 (木)

猟銃等講習会 まるで老人会!

ご主人様は、本日猟銃許可更新に必要な猟銃等講習会に、午前中行っていました。

帰るなり開口一番!・・講習会はまるで老人会みたいだった!・・(笑)

奥様・・貴方も立派な老人です・・自分は若いと思っていても他人からみれば同じことと一喝!・・( トホホ! )


尚、講習会ですが?・・

毎回、同じDVD(事故防止)を見せられ、県猟友会の老ハンターが講師となって、後で行われる試験に出て来る事項を重点的に説明。

その後、〇×形式の25問で72点以上が合格( 1問4点・・間違いは7問までOK )。


結果は全員合格でした。


・・・と言うより、もし!この常識問題が分からない老ハンターは危険ですので鉄砲撃ちを辞めるべきだと思います・・(>_<)


本当にこの様な講習会で良いのか?・・

認知症テストも良いですが、もっと講習会のテストを厳しくして、ふるいにかけた方が狩猟(猟銃)事故は減ると思います。

そして!、その代償として、3年の許可更新を5年にしたら如何でしょうか?


これ以上、要らんことを言いますと叱られ兼ねませんので、今日はこの辺で失礼します・・( ペロ! )



<  追記 >

下は、本日の講習テキストです

何と!、ご主人様は寝ていたのかと思いきや誤字を見つけ担当警察官に報告した様です・・( 老ハンター/凄い! )


テキスト P6の(4)エ・・


・・・猟銃は12番(大型8番)・・正しくは(大型8番)
・・・ライフル銃は10.5ミリメートル(大型12.0ミリメートル)・・・正しくは(大型12.0ミリメートル)

念のため、3年前のテキストも確認しましたが、同じ間違いでした!・・(>_<)

※ 発行元の(一社)日本指定射撃場協会には、全面的な見直しを行う猛省を促したいと思います。

Dsc_0447-2



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月24日 (水)

3年連続100頭捕獲 現役90才ハンター!

本日は、現役90才の凄腕ハンターの紹介です。


先ずは、その雄姿からご覧ください!

( 出典:下野新聞 2021年3月20日 )

写真は、自作のわなを手にする滝さん(左)と弟子の鈴木さん

3231_20210323110101


次いで、ニュース記事をご覧ください!


【栃木県日光】90歳の現役ハンター滝栄(たきさかえ)さん=沢又=が弟子の鈴木徹(すずきとおる)さん(68)=今市=と共に、昨年1年間でシカとイノシシ計112頭を捕獲した。二人三脚で猟をして3年連続で計100頭超えを達成。今月で91歳になる滝さんは「生涯現役で続けたい」と、さらなる意欲を燃やす。

県猟友会によると、会員数は2179人(2月25日現在)で90歳以上は4人。同会日光支部に所属する滝さんは、55年ほど前に銃で猟を始めた。この20年ほどは試行錯誤の末に開発した、獣の足を捕らえる自作のわなを使った猟に専念。約4年前に鈴木さんが弟子入りし、2018年は103頭、2019年は115頭を捕獲した。

以上が、記事全文です。



【 後記 】

栃木と言えば、ハクとナナのオーナー様で凄腕ハンターのT氏を思い浮かべます。

先日、当ブログでご主人様は「 4年後の75才になる後期高齢者までは現役ハンターでいたい! 」と言う記事を投稿しました。

すると!、全国の猟友から「 それは早い! 」等々のお便りを沢山頂きました!

この度紹介しました90才の現役ハンターからご主人様を見ますと、何と20才も年下で子供の様な年齢です!・・(笑)


ハンター事故等の暗いニュースを見ますと気弱になりますが、この度の様な素晴らしいお話しを耳にしますと全国の老ハンターも「 もうひと踏ん張り頑張ろう! 」と言う気力も湧いてくるのではないでしょうか!・・


どうぞ!
、これからもお元気で「 生涯現役ハンター 」を目指し頑張って欲しいと願っております。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月23日 (火)

今猟期の総括 シカは減少傾向!

本日は、ソラⅡのオーナー様で福岡のA氏から『 今猟期の総括 』として、写メを送って頂きましたので紹介します。


先ずは、コメントからご覧ください。


御無沙汰しております。

当福岡では、3月15日で銃猟による狩猟シーズンが終了しました。
今猟期は、年末年始に寒波が来たぐらいで、全般的に暖冬でした。
私の狩猟フィールドでは、ゲームのシカが年々すくなくなってきているようです。原因としては、自治体によるくくり罠の駆除、山林の環境変化等が考えられます。

駆除の場合、制限がないのか、罠の架設数が多く、狭い範囲に集中しています。また、アナグマがくくり罠に掛かっているのを見たことがあり、軽量な動物でも作動することがわかり、とても愛犬を近くに放すことは怖くて出来ませんでした。放犬後、罠を発見した時はすぐに犬を回収し、別の場所へ移動するしかありません。私のフィールドでは、そのような場所が3か所ほどありました。個人による罠猟は、ほとんどが箱罠なので心配ありませんでしたが…。

スギ、ヒノキ等の木材が伐採された後、再び苗木が植林され、シカからの食害を防止するため、防護網が周囲に張り巡らされています。防護網は支柱が倒れない限り、植林地に侵入出来なくなっています。しかし、シカにとっては、植林地内には魅力的な草木があるのか、中に入ろうとして網に絡まり、命を落としている個体をよく見かけます。また、猟犬も網に絡まり、命を落としたケースモ聞いています。防護網は、カーボン素材で内部にワイヤーが編み込まれているものがあり、道具がない限り簡単には切断できません。若い一本角のシカが多いようです。

また、昨今のコロナ渦からか、猟場の里山に人が多く入り込むようになっています。犬が追跡を始め、待場についていると、リュックを背負ってトレイルランニングする人や、団体で低山をハイクする人等が現れてびっくりしたことも。今猟期ほど猟場で多くの人と出会ったことはありませんでした。そうしたことから、シカを追跡してきても、安全が確認できなくて発砲を見送ったことも例年以上でした。猟果は二の次、安全第一です。

我家のソラⅡ号ですが、二猟期目を迎え、猟芸が完成しました。先代の故カイ号ほどの追跡にはまだ至りませんが、起こしのセンスは素晴らしく、毎回3~4頭の追跡を見せてくれます。昨年までは、追跡していても、一度失臭するとすぐに戻ってきていましたが、失っても再起こしをして追跡し、シカを主人に見せるようになりました。また、獲物が一直線に逃走した場合には、追跡は1.5kmぐらいで止めて、主人の元へ戻ってきます。

私の狩猟スタイルは、単独猟、単犬または二頭引きです。ソラⅡ号と米ビのドル号の二頭引きがほとんどです。
ドル号は故カイ号と共に山入りしていた理由からか、サツマビーグルの様なところがあります。追跡スピードはサツマには叶いませんが、遠方へ追跡して行っても戻りが早く、回収は容易です。米ビの特徴でもある地鼻を使ったねばりのある起こしも時々見せます。家では大人しく、使いやすい猟犬です。
因みに、両犬ともやるのはシカの他はヤマドリぐらいで、イノシシには一切行きません。イノシシの強い臭いがあると、しっぽを下げて主人の元へ戻ってきます。昨猟期に一度イノシシに追われて、戻ってきたことがあります。ケガをする前に、イノシシの恐ろしさを学習したようです。

今後は、次世代の犬つくりを考えています。
後継犬の入手や、ソラⅡ号の繁殖を計画し、サツマビーグルの保存活動に取り組んでいくつもりですので、ご指導ご協力をお願い申し上げます。

以上が、今猟期の総括コメントでした!

素晴らしい総括ありがとうございました!・・( 流石です! )


次に、今猟期印象に残る山入として添付されいました写真を紹介します。

下の写真は、山入し放犬前のソラⅡです。

牝犬にしては骨太でガッチリした体躯はとても素晴らしいと思います!

2_20210322193401

もうダメかと思っていた半矢ジカを、ソラⅡの執拗な捜索で見事に回収!( 雌シカ:70kg )。

Img_0528

ソラⅡ・ドルのコンビで、初となる流れる様な追い鳴きで追跡して来た雄ジカを会心のショットで見事にゲット!( 雄シカ: 80kg )。

後向に黒い犬が居ますが、この犬が米ビのドル号です。

Img_0499-2

ドル号は、ご主人様が系統繁殖して来ましたプーギー系アメリカンビーグルの13代目です。
血統書名はシコクプリンス・ブーギース・ドルと言います。
同系は、濃い黒とタンが特徴で、白が極めて少ない毛色に固定された美犬です。



【 後記 】

A氏は、ご主人様が我々サツマビーグルを何とか後世に残してやりたい!と言う思いに賛同して頂き、保存活動スタート時より大変お世話になっております。

そして、ハクとエスの2度目の繁殖犬「カイ号:牡」を飼育して頂きました。
また、2018年1月からスタートしたNHK大河ドラマ『 西郷どん 』がスタートした時には、西郷隆盛が連れている薩摩犬「ツン」の子孫が今も存在する!と言うタイトルで、A氏宅に九州朝日放送が生中継でカイ号に会いにやって来ました。その際、ご主人様もカイ号の繁殖者として電話で参加しました。・・( カイ号はこの後、惜しくも原因不明の病気で亡くなりました )
この番組で未だサツマビーグルが居ることを知ったハンターから、我家には連日多くの問い合わせがあり大変でした!。

我々サツマビーグルが何故に薩摩犬の子孫かと申しますと、約130前に薩摩犬にイギリスから持ち込まれましたビーグル、ハーリア、バセットハウンド等を交雑し、現在の我々の姿に品種改良(固定)されたと言われております。

即ち!、我々サツマビーグルには西郷さんが愛した薩摩犬の血が延々と引き継がれていると言うことになります。

主人に忠実でベタベタせず、薩摩隼人を彷彿させる気質は今も健在で、帰りが良いのも薩摩犬の資質を受け継いだものと考えます。

尚、サツマビーグの誕生秘話に興味が有る方は、ご主人様が苦労して纏められました『 サツマビーグルのルーツ 』をご覧ください。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月22日 (月)

我家の春はパンジーから!

本日は、奥様が丹精込めて育てています我家の春『 パンジー 』の紹介です。

可愛いパンジーには、よけいな説明は不要と思いますので、本日のブログは写真のみとします。

感じ方は、皆様の感性と情緒に委ねたいと思います・・(^^♪


下の写真は、母屋玄関前の花壇です。

< 側面 >
Dsc_0416

< 前面 > 
Dsc_0413-2


お花は、どれ一つとして同じ顔は無い様です・・(^^)/~~~


Dsc_0417-2

Dsc_0424-2

Dsc_0421-2

Dsc_0418-2

Dsc_0426-2


・・・・・・・・・如何でしたか!・・・・・・・・

パンジーは、前年秋に種を蒔きますが、その後日々温度と水管理を丹念に行わないと、中々発芽はしてくれません!

奥様も、最初1~2年は失敗しましたが、バンジー愛好家の先輩や専門誌を読んだりして試行錯誤を繰り返し、今では毎年春に綺麗な花を咲かせてくれています。

そして、苗を余分に育て、ご近所にもお裾分けをしております。

犬舎前山の麓には、弘法大師が幼少の頃に学問をされたことで有名な『 童学寺 』があるため、我家の横道は朝夕に散歩で通られる方も多く、奥様のパンジーを見つけては足を止め、暫しその美しさに見とれておられます!。

我々は、現在運動場に防風対策用のビニールシートが張られていますので見ることは出来ませんが、時折隙間から心地よいパンジーの香りが運動場に入って来ます・・(^^♪。

我々もこのパンジーを見ますと、春の訪れを感じます!・・( 早く見たいなぁ~! )



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月21日 (日)

ロシアが再び回転式散弾銃を製造!

本日は、雨が降っており、山入はお休みです。

・・と言うことで、例の通り、お気に入りの椅子に座り、コーヒーをサイドに置き、膝にPCを載せ、TVはスイッチを入れたままでチョロ見をしながら、ネット検索を楽しんでいます。

時たま、コーヒーカップをこかして、衣類はビショビショ!・・(>_<)


おぉぉぉぉ~い!と大声で奥様を呼び、掃除をしてもらいながら叱られています・・(笑)

「 物事はそんなに一度にしないで、一つ一つしたらどう?? 」と一喝!・・( 分かっちゃいるけど止められない/笑 )


本日はネット検索で、ハンターにとって少し興味があるニュースの紹介です。


それは!
、ロシアが回転式散弾銃を再び製造を開始するらしいです。

下の写真がその回転式散弾銃です。

( 出典:科学・技術 2021年3月19日 )

321-2


次に、ニュース記事をご覧ください。

2000年代初頭に登場したユニークな5連装ショットガンが間もなく復活し、猟銃市場を席巻することになるだろう。

3月初旬、ロシアの大手兵器メーカー、ロステフ社が回転式ショットガンMTs-255を市場に復活させる計画を発表した。

これは民間用の5連装12ゲージ・ショットガンで、100㍍以内の標的を有効に仕留められる。

回転式散弾銃は、米国の南北戦争で最初に登場した。

コルト社が最初にこの種の銃を製造した。

だが、この武器にはさまざまな設計上の欠点があり、米兵の間では人気を得られなかった。

それが今や、これから狩猟を始めようという人を惹き付け、熟練のハンターの装備の幅を広げる銃になるだろう」と雑誌「祖国の軍備」のヴィクトル・ムラホフスキー編集長はロシア・ビヨンドに話す。


以上が、記事全文です。



【 後記 】

中々、カッコいい鉄砲ですよね!

回転式散弾銃は、アメリカの南北戦争で初めて登場した様です。

単発銃と違って、5連発ですので連続して撃てるので、戦争を優位に出来るとして発案されたのでしょうね!

ところが!、回転式散弾銃の長所は良いのですが、詳細は省きますが回転不良等の短所もあった様です。

この度、ロシアで再び製造される物はその辺の改良も進んでいるとは思いますが、日本の自動銃は3連発までに制限されていますので、それなりの改造が必要となります。

ガンマニアには、堪らない銃だと思いますね!。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月20日 (土)

白いタヌキは親戚同士?

本日は、ネットニュースの紹介です。

少し前のニュースですが、ご主人様がネット検索をしていて見つけたものです。


下の写真は、三重県大紀町・大内山動物園の「ポン」です。


Photo_20210319132001


次に、ネットニュースをご覧ください・・

約170キロ離れた長野県飯田市と三重県松阪市で見つかった白いタヌキ2匹に、偶然できたとは思えない全く同じ遺伝子変異があり、親戚同士の可能性が高いことが分かったと、京都大の古賀章彦教授らのチームが6日、日本遺伝学会の論文誌に発表した。

黒いメラニン色素が作れず体が白い「アルビノ」の個体は、目立って敵に襲われやすく生存しにくいとされる。

チームは2014年に松阪市で車にひかれ、保護された「ポン」と、17年に飯田市で捕獲された「リュウ」のDNAを解析。

メラニンができる過程で働く遺伝子が全く同じ箇所で欠けており、元をたどると同じ先祖に行き着く可能性が高いとした。



【 後記 】

白いタヌキは、良く報告されていますよね!

この度のニュースは何が珍しいのか?

それは!、一般的にタヌキは縄張りを持っており、毎日縄張りをチェックしながら、お気に入りの場所に「溜糞」をすることで良く知られています。

ところが!、この度の白いタヌキは長野県と三重県で見つかったのと同じ遺伝子で、親戚同士の可能性が大きいと言うことです。

三重と長野のでは、何と170kmも離れています!

縄張りを持つタヌキが、どうしてこんな長い距離を移動しなければならなかったのか?、とても興味が湧いてきます。


皆様は、どう思いますか???


正に、自然界の驚異(不思議)ですよね!


恐れ入りました!・・(^O^)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月19日 (金)

また 鉄砲撃ちが居なくなった!

時代の流れか?、又もやご主人様が所属する猟友会から鉄砲撃ちが一人居なくなりました。

Dsc_0398


何せ、猟友会員は27名と少なく、60代以下の若い?会員は数えるほど・・・( 40年前は90名もいたのに! )

その内、鉄砲撃ちは17名(うち空気銃2名)で、平均年齢は75才前後、80才以上が3名、60代以下は3名となっています。

最近、増えているのがワナ猟師で、鉄砲撃ちはゼロです・・(~_~;)


当地は、大河「吉野川」がある為、昔も今も鉄砲撃ちはカモ猟が主流です。

その為、犬猟ハンターは昔から20名余りと少なく、現在はご主人様も含め5名しかいない希少ハンターとなっています・・(>_<)

今日紹介する猟友も希少ハンターの一人でしたが、膝を悪くして山入が出来ないと鉄砲撃ちを諦め許可更新をせず、今後はワナ猟を行うことになりました。

もう一人も入院中で、今後の回復次第では鉄砲撃ちを辞めることになるかもしれません!

更に、今年中に2名が、猟銃許可の更新をしないことを決めています・・( 寂しくなるなぁ~ )

下手すると犬猟ハンターは、ご主人様一人になるかも?・・(≧◇≦)


会員はみんな高齢者である為、同年代の猟友が鉄砲撃ちを辞めると、俺も俺もと連鎖的に辞めて行く様です。

本当に・・・寂しい限りです!!!

ご主人様も、いつ辞めようか思案していますが???

今の処は、未だ元気ですし、4年後に訪れる後期高齢者の75才迄は、我々をお供に山入したいと申されています。


鉄砲撃ちを辞めた猟友は、みんなワナ猟師として頑張っていますが?・・・

ご主人様は、「 ワナは絶対にやらない! 」と言う強い信念を持っていますので、犬猟ハンターを辞める時はあっさりと狩猟から身を引くと思います。

尚、猟はしなくとも我々をお供に山入して楽しむことは、健康である限り一生涯続けたいと申されています。


写真は、山に連れていけ!とせがむリリーです・・(^.^)


大きな垂れ乳では、山入はムリムリとご主人様に笑われています!

Dsc_0407-2



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月18日 (木)

野生動物の交通事故!

野性動物の交通事故は、昨日のアナグマに続き、本日もノウサキが路上で車の犠牲になっていました!

下の写真が、そのノウサギです。

Dsc_0433



今猟期も3月31日で終猟となりますが、野生動物の交通事故を振り返って見たいと思います。

今猟期において、猟場に向う路上で車に跳ねられ死亡していた野生動物は、多い順に以下の通りです。

( 写真は全てイメージです )

① タヌキ

Photo_20210318133201

② イタチ

Photo_20210318133202

③ ノウサギ

Photo_20210318133301

④ シカ

Photo_20210318133101

⑤ ハクビシン

Photo_20210318133401

⑥ イノシシ

Photo_20210318133501

⑦ テン

Photo_20210318150101


この様に、多くの野生動物が交通事故の犠牲になっています。

特に、10年程前から、全国的に減少傾向が続いています『 ノウサギ 』の事故がとても残念でなりません!

しかし、山入してもノウサギを追える犬が居ない為に生息状況が分かりませんでしたが、交通事故で死亡していることは当地では未だノウサギが生息していることが確かめられたことになります。

我々の犬舎前山にもノウサギの生息が、散歩途中にバッタリ会う等して確認されています。

やはり!、全国的に生息域を拡大し数多くなっていますイノシシ等による子ウサギの捕食が原因で少なくなったと言われており、現状ではノウサギの生息数増加には多くの時間が必要になると推察します。


ご主人様は、単調な逃げ方のシカ猟よりも、繊細で逃避能力に長けたノウサギ猟を、是非もう一度我々サツマビーグルをお供にやってみたいと言う願望が御座います。

それは!、シカが大増殖する10年余り前までは、ノウサギ猟一筋35年と言う筋金入りのラビットハンターだったからです!

その為にも!、現存するノウサギには何としても生き残て子孫を増やして欲しいと願っています。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月17日 (水)

猟場に向う道中で見た物は!

四国徳島は、明け方に雨が降りましたが、7時頃には曇り空となりましたので山入しました。

本日のご主人様のお供は、久しぶりのハチとソラの親子です。

徳島の今猟期は、イノシシとシカに限り3月31日まで延長されていますので、もう少し楽しめそうです!


本日は、猟場に向う道中で見たお話しです。

それは、下の写真の野生動物です!

Dsc_0425-2

何とも大きな『 アナグマ 』が車に跳ねられ死んでいました。

ご主人様も、これだけ太く大きいアマグマは初めて見た様です。

凡そ!、10kg余りはあると思います。

先日、同ブログ部門のランキング1位のじゃんさんが、道路で跳ねられていたアマグマを持ち帰り、色々と料理し「とても美味しかった!」と投稿されていましたので、一瞬持って帰ろうか?とも思いましたが、奥様に叱られるのが関の山となりますので、そこはグッと堪えて道路脇に移動してやりました。

ところが!、帰り道にアナグマの姿はありませんでした。

誰かが持ち帰ったのか?・・(笑)


あっ!、そうそう、山入のお話しを忘れていました。

今日の猟場は、明け方に降った雨のせいか、靄がたちこみ、前方50m先が見えない状態でした・・(≧◇≦)

ご主人様は、ハチとソラを車から降ろさず帰ろうかと思いましたが、ハチが下ろせとせがみますので、リードを付けて道路を1時間余り散歩して帰って来た様です。

こんなこともあるのですね!・・( 事故を起こしては大変/適切な判断です! )

仕切り直しで!・・また明日山入させてもらえる様です・・( いいなぁ )

散歩中!、ハチがソラの陰部を盛んにクンクンしているので確認しますと、ヒート(発情)は未だの様ですが近いのかも知れません!

・・と言うことで!、大事をとってソラの山入りは明日から中止となる様です。


ご主人様は、今年アサとソラの繁殖を計画されており、仔犬は大型で美しいサツマビーグルになるだろう!と、今から楽しみにされています。

※ 下のランキングバーナーの仔犬は、アサの生後60日目の写真です・・( 耳が長く可愛い! )



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月16日 (火)

また猟銃誤射 シカ狩り中の男性死亡!

またもや、痛ましい猟銃誤射ののニュースです。

栃木県で、グループでシカ狩り中に誤って仲間の男性を撃って死亡させたようです・・(≧◇≦)

316


先ずは、そのニュースを記事をご覧ください。

( 出典:NHK NEWS WEB 3/16 )

15日午後、栃木県日光市の山林でシカ狩りをしていた67歳の男性が血を流しているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。警察によりますと、狩りをしていた別の男性が誤って撃ったとみられるということで、警察が詳しい状況を調べています。

死亡したのは、栃木県鹿沼市の荻原秀剛さん(67)です。

警察と消防によりますと、15日午後2時半ごろ、日光市中小来川の山林で「人が撃たれた」と現場にいた狩猟仲間から通報があり、消防隊員が駆けつけたところ荻原さんが血を流しているのが見つかりました。

荻原さんは意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。

荻原さんは複数の仲間とシカ狩りをしていたということで、仲間の話などから別の男性が猟銃で誤って撃ったとみられるということです。

警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

日光市によりますと、現場の山林周辺では、シカなどが有害動物として頻繁に駆除が行われているということです。



【 後記 】

この様な事故を見ますと、本当に何と申し上げてよいか正直分かりません!

今猟期は、特に狩猟事故が多かったと思います。

この様な事故がありますと、ハンターに対する世間の目も厳しくなるばかりか、銃刀法等の関連法も強化されると思います。

ハンターも高齢化に伴い、体力の衰えから狩猟に求められる瞬時の判断力等が著しく低下している方も少なくありません!

先日も、申し述べさせて頂きましたが、元気な方は別として、体力の衰えが自分でも感じられる様になれば社会的な責任として鉄砲撃ちを辞める勇断が求められていると思います。

事故を起こしてから『 辞めていたら良かった! 』では遅すぎます。

亡くなられた方は67才で、一般社会で言うなれば定年退職したばかりでこれから人生を楽しもうとする矢先の事故で、さぞかしご家族の悲しみも如何ほどかとお察しいたします。

また、加害者やその家族の方も今後は肩身の狭い生活を余儀なくされると思います。

この様な狩猟事故は、加害者も被害者も何方になっても取り返しがつかない不幸となります。

全てのハンターは、今一度初心に返り、矢先の確認には十分注意し、体調が優れない時は出猟を中止する等、基本的なマナーの励行が求められていると考えます。


最後に、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます・・( 合掌 )


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月15日 (月)

今猟期 最終日も鹿ゲット!

本日は、大阪に行っていますレオン君のオーナー様H氏から昨夜写メが届きましたので紹介します。

今猟期は、今日15日までですが、昨日の日曜日が最終日となった様です、

レオン君は、兄弟のピース君と、何時も一緒に猟をしています。

当日は、2犬も今猟期の狩猟が最終日と分かっているかのように、積極的な狩り込みが見られたようです。

そして、数少なくなったシカを起こして、2犬で追跡を開始。。。。

しかし、中々待場(タツ)に掛からなかった様ですが、2犬は一生懸命に追跡した様です。

何とか、最終日も獲ってやろうと待場を移動し、やっと雌ジカをゲットしたようです。


下の写真は、お手柄のレオン君とピース君です。

Img_3301-2

レオン君とピース君は、我家のソラや山梨のランボー君とは同腹の兄妹です。

父親はハチ、母親はリリーで、2019年8月24日に生まれました。


下の写真は、我家のソラです。

Dsc_0359-3

ソラは、生後8ヵ月余りでシカ猟の完成犬となった秀逸犬でしたが、大きな雌イノシシに抱き込まれ、その恐怖心から一時は山入りしてもご主人様の縁から離れようとしませんでした。

しかし、その後は犬舎で養生させた後、辛抱強く山入させた結果、現在では素晴らしい捜索からの起こし、そして父親ハチ譲りの上手な追跡をみせるまでに復活しています。

最近は、ほぼ一日毎に山入していますが、何時もご主人様の待場にシカを連れて来ています。


山梨のランボー君もシカ猟犬として完成した様ですので、兄妹すべて良いシカ猟犬に成長してくれた!と、我々も大変喜んでいます。

下の写真は山梨のランボー君です。

Dsc_05502628_20210315070101


当地徳島の猟期は、イノシシとシカに限り、3月31日まで延長されていますので、後少しシカ追いが楽しめそうです!

皆さん!!・・今猟期は大きな収穫があり大変満足されている思います。

本当に、ご苦労様でした!!!



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月13日 (土)

猟銃誤射の男性 書類送検!


本日は、今年1月に発生した「 猟銃誤射 」が書類送検されると言うニュースの紹介です。

3121


以下は、当時のニュースです・・・

令和3年1月2日午前11頃、山梨県丹波山村の山の中で地元猟友会メンバーの男性が撃った散弾銃の弾が登山中の男性の手の指に当たりました。
男性は骨を折る大けがをしましたが命に別状はありませんでした。
警察によりますと2日午前11時頃、丹波山村の山の中で狩猟をしていた73歳の男性が発射した散弾銃の弾が登山をしていた東京都の73歳の男性の手の指に当たりました。
登山者の男性は病院に運ばれましたが左手の指を骨折する大けがをしました。
当時、猟友会のメンバー約10人がシカなどを捕獲するため狩猟をしていて登山者をシカと見間違え銃を誤射したとみられています。
警察は業務上過失傷害の疑いで捜査を進めています。


そして、3月9日付で書類送検されるニュースが報道されました。

今年1月、山梨県丹波山村で猟友会メンバーが撃った散弾銃の弾が、登山中の男性の手に当たり大けがをさせた事故で、警察は銃を撃った男性を、10日業務上過失傷害や鳥獣保護法違反などの容疑で書類送検することがわかりました。



【 後記 】

やはり、書類送検となりましたね!

登山者をシカと間違えて撃つ!・・とは、何とも痛ましい事故です。

恐らく!、猟銃所持許可と狩猟免許は、取消しになると思います。

やはり!、狩猟も有害も『 獲るより安全第一 』が、ハンターには求められます。


4月からは、全国的に有害駆除が開始される処も多いと思いますが、十分気を付けてやりたいものです。

猟銃事故は、加害者も被害者のご家族も一瞬にしてどん底の不幸が待ち受けていることを肝に銘じておかなければなりません!

老ハンター(高齢者)は、ご自身の健康に支障がみられる様になれば、社会的責任として鉄砲撃ちを止める勇断が必要と考えます。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月12日 (金)

ナツ 18kmの大追跡!

昨日、ナツがシカ猟で凄い大追跡をやってのけた様ですので紹介します。

当日の追跡記録は、GPS受信機から次の通りでした!

●移動距離(追跡距離)=18km

●移動速度(追跡速度)=9km/h

●追跡時間・・・2時間

尚、ナツは未だ追跡したい様でしたが、ご主人様が追跡途中で止め、回収。

Dsc_0321-2_20210312105301


ご主人様は、この素晴らしい追跡を眺めながら、今日までのナツとの訓練を思い出し自然と涙が!・・・

猟期前は、ソラ同様に猪の恐怖心から、山入してもご主人様の縁から離れられず、もう猟犬としてはダメかも?と思われることもありました。

しかし、ご主人様は我々が山入するときは何時もナツとソラを代わる代わるリードに繋いで連れてきました。

そして、徐々に我々の追い鳴きに刺激され、リードを強く引っ張る様になりました・・

そこで!、ナツ単独で山入させると、少しずつご主人様から離れ捜索範囲も伸び、やがてシカを起こして追い鳴きする様になりました。

しかし、未だご主人様から離れるのが怖いのか、追跡は30分程で戻って来るを繰り返していました。

ここでご主人様は、利口で賢く気遣いができるアサと一緒に山入させました!・・

ところが、やはり追跡途中から帰って来ました。

するとアサも追跡を止めナツの下に戻って来るを何日も繰り返している内に、段々とアサの高速追跡にもついて行くようになり、遂に先日ブログでも紹介しましたが、アサナツコンビで雌ジカを追い倒しました。

その後、ナツは単独で山入していますが、60分余り追跡するまでになり、何時もご主人様の下にシカを連れて来ていました。


そして、昨日です!・・・


ご主人様は、ナツが追い鳴きして約30分で雄ジカをご主人様の下に連れてきましたが、ご主人様は撃たずにナツの追跡がどの程度なのかを実際に見極めることにしました。

ナツは、独特の鳴き声『 グォグォグオ 』と大声で流れる様に追跡しています・・

あのナツが?・・と、何度も不思議で信じられない心境の中、ナツの素晴らしい追い鳴きに惚れ込んでいた様です・・(涙)

約2時間の追跡で、雄ジカも疲れたのか途中で何度も止まっては、角を下げナツを威嚇している様なので、ケガをさせては大変とナツの追跡を止め回収しました。

この間の追跡距離は18km、平均追跡速度は9km/hと、驚異的な数字でした。

この凄いスタミナは、アサと一緒の山入で獲得したことは確かですが、やはり父親ハク譲りのものと考えます。

ご主人様曰く『 ナツは我家で一番のシカ猟犬になった! 』・・と。。。

恐らく!、牝ジカだったら「追い倒し」ていたと思います。

兎に角!、ナツは白毛の美しい体躯をしていますので、森の中で走る姿は白馬の様な美しさに見える様です。

ご主人様は、今後は種牡としてデビューさせる為、ホームページの「 種牡・台牝の公開 」サイトにナツを掲載しました。

我々も、早くナツの二世を見てみたいです!・・(^^♪


<  追記 >

今日追跡した雄ジカは、これだけ走れるものは中々居ない為、今後も捕獲をせず訓練用として残すことにしました。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月11日 (木)

マダニ感染症に注意!

四国徳島は、今日はとても良い天気でした。

温かくなると厄介なのがマダニ感染症です。

昨日、ソラは山入しイノシシからの恐怖心から完全復帰したことをお伝えさせて頂きました。

ソラも昨日は、疲れてぐっすり眠っていたと思います。


ご主人様は、今日も何時もと同じように、朝6時40分頃に犬舎にやって来て、我々を運動場に出してくれます。

我々は、早速トイレを済ませます。

ご主人様は、この間に我々の朝食を準備します。

その後、トイレを始末し、汚れたコンクリート床を綺麗に水洗し、ドライワイパーで水切りをしてくれます。

そして!、いよいよ朝食を運んでくれます。

我々が食事をしている間に、犬舎のケージのスノコを持ち上げ、下に溜まっている抜け毛を綺麗に掃き取ってくれます。


ここからが、今日のブログのテーマのお話しとなります。

ご主人様が、昨日山入したソラのケージのスノコを持ち上げた時の様子です。

0416

遠目には抜け毛が少し見える程度で綺麗ですが・・

近づいて見ますと、下の写真の様に1mm程の極小さい黒いものが沢山見えます。

Dsc_0415

上の写真は、ケージの床の一部分ですが、全体では数百余りあります。

更に、近づいて詳しく見て見ますと、下の写真のマダニの死骸でした。

※ マダニ駆除剤投与による死骸です。

Dsc_0415-2


我々は、一年中を通して、下の写真のマダニ・ノミ駆除剤を、毎月1日に投与(経口)してくれます。


311_20210311140301

この薬の効果は、約1ヵ月間持続し、山入で身体に付着したマダニも約8時間で除去できます。

我々は、この薬のお陰でとても助かっています。

写真の薬は大型犬(25~50kg)用で、我々の体重は約20kgですので、半分に割って朝食のドックフードと一緒に食べています。

お薬は、少々お高いですが、半分で済みますので安く済んでいます。

お薬は、ご主人様がネットで購入しています。

お薬は、一度に沢山購入する毎に安くなりますので、1年分をまとめて買っています。


さて、話をマダニ感染症に戻すことにします。

マダニ感染症は、ウイルス(SFTS)を保有するマダニに咬まれることによって感染します。

マダニ感染症は、活動が盛んになる春~秋に掛けて多く感染しています。

感染は、マダニに咬まれてから6日から2週間程度の潜伏期間を経て、主に原因不明の発熱,消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が出現します。

2013年から19年11月末までの報告をみますと、患者総数492人の約14%に当たる69人が死亡しています。

発生地域は九州や西日本中心ですが、近年は関東(東京都)でも確認されています。

山入した後、発熱や全身のだるさ、下痢や腹痛などの症状がある場合は、速やかに掛かりつけの病院で診察をしてもらうことが必要です。

その場合、ハンターであることや何日前に山入した等々を医師に報告することも診断に役立ちますので、忘れない様にしましょう!。

特に、老ハンターは感染するとコロナ同様、重症化することも少なくないと言われていますので、山入前にはマダニ防止剤の噴霧、また車に乗る前には衣服に付着しているマダニをガムテープ等を適切な長さに切り、衣服をペタペタと張っては剥がしを繰り返しマダニを取り除きましょう!

マダニは、成虫でも2mmと小さく、春先は幼ダニも多く発生します。肉眼では見えない場合もありますので、ガムテープで接着して除去することは有効と考えます。


下の写真は、マダニの成長を段階的に取ったものです。

写真右端の成虫で約2mmですので、左端の幼ダニが如何に小さいかがお分かりと思います。

0011


4月からの有害駆除や訓練等で山入する場合は、衣服へのマダニ付着防止対策を十分に行い、マダニ感染症に注意しましょう!

そして、猟犬には上記しましたマダニ駆除剤等を投与し、何時も猟犬に付着するマダニを除去しておきましょう!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月10日 (水)

ソラ 完全復活なる!

四国徳島は、今朝気温7℃でしたが、日中は17℃まで上昇しました。

運動場でのゴロ寝には最高の天気でした・・(笑)

さて本日は、とても嬉しい報告です。

それは、イノシシの恐怖心からソラが完全復活したと!言うニュースです。

結論から申しますと!、追跡が20分余りから伸びずにいましたが、最近グングン伸び、本日一気に90分余りの素晴らしい追跡をみせました。

これは、生後8ヵ月で見せていました追跡(時間)に復活したと言って過言ではないと、ご主人様も太鼓判を押されています。


それでは、山入の様子をドキュメントでお話しします。

8時に我家を出発し、猟場には8時30分に到着。

ソラを車から降ろし、GPSマーカーを首に装着し、林道に放犬。

元気よく林道を前進しながら、時折止まっては林道下から吹き上げて来る獣臭を高鼻でキャッチ!

今日は風が強く、しっかりと確認が出来ないでいる様です・・(>_<)

するとソラは、地鼻にチェンジし、臭いを拾い出しました。

下の写真は、杉山に足を延ばし、立木に付着している獣臭をチェックしている様子です。

Dsc_0412

 

3ヵ月前までは、イノシシの恐怖心からご主人様の縁から離れようとしなかったソラとは別犬の様です。

この後、地鼻を使ってグングンとご主人様から離れて行きます。

Dsc_0411-2


捜索は非常に積極的で広範囲に行い、20分余り捜索すると一旦ご主人様の下に戻り、再度別の場所を狩り込んで行きます。

・・・・・・・・

GPS受信機を確認しますと、ご主人様から800m余りも離れました!。

これだけ、ご主人様から離れて広範囲に捜索することは、もうイノシシの恐怖心からは復活していると言って良いと考えます。

・・・・・・・・

本当に今日は風が強いので、高鼻も地鼻も臭いの拡散が進み、起こしは本当に難しいと思いますが、ソラは執拗に臭いを着実に拾っている様です。

そして!・・ようやく起こし鳴きとなり、追跡が始まりました。

・・・が!、今日は風が強いので追跡は短時間で終わるだろうとご主人様はみていました!

しかし、ソラは心配をよそに、口数の多い独特の甲高い追い鳴きで、追跡しています・・( 凄い )

10分経過・・・追跡中

30分経過・・・追跡中

60分経過・・・追跡中

・・・・・・・・・・・・

何と言うことだ!!!

60分を経過しても追い鳴きが途絶えることはなさそうだ!

鳴き声がご主人様の方に向いている様なのでGPS受信機を確認すると、正にその通り!!!

しかし、何と言うことだ!、ご主人様は鉄砲を持ってない・・(>_<)

そして、やって来ました!!!

大きな三段角を持つ立派な雄シカです・・( しまった! )

例によって!、雄シカが20m前にやって来た時『 オイ 』と声掛けすると雄シカは見事に止まりました!

( 写真はイメージです )
640_480_20210217113401_20210310145301

 

・・・・・・・・

ご主人様は、本日はここ迄と!・・ソラをリードに繋ぎ、車に戻り、帰宅。。。


【 後記 】

ご主人様は、ソラがこんなに一気に復活するとは想定外で、鉄砲を持たずに山入したことをとても悔やんでおられます・・(>_<)

今日は、是非とも雄ジカを獲って、ソラに思う存分噛ましてやりたかった!!!

ソラ!・・ごめんなさいね!

しかし、ご主人様から復活宣言と共に、一人前のシカ猟犬として認めてもらった事は、とても良かったと思います。

先日、ナツがシカ猟犬として完成したのに続く、我家にとっては名実ともに『 春が来た! 』感じです・・(^^♪


ソラもナツも大きな雌イノシシに抱き込まれ、その恐怖心から山入するもご主人様の下から離れられず、恐々していたのが嘘の様です。

兎に角、ご主人様は2犬を信頼し、辛抱強く山に引き、あれやこれやと試行錯誤しながら山慣れさせ、3ヵ月余りも辛抱強く訓練に取り組んだことは、本当に頭が下がります。


2犬は、人間で言うなれば恐怖心からの『 鬱(うつ)』状態だったと思います。

やはり症状を改善するために行ってはならないことは『 頑張れ! 』等の励ましの言葉です。

勇気づけと思って声掛けしていても相手にとっては真逆の効果(感情)になってしまいます。

ご主人様は、ナツもソラも『 心の病 』と考え、あくまで山入しても何も指示せず「自主性」に任せて、そっと見守っていたことが功を奏したと考えています。

この度の2犬の成功体験から、ご主人様は大きなノウハウを得たと思います。


イノシシの恐怖心で山入を拒む犬が居たら宣言します!・・『 必ず治ります(復活します) 』


これで我家のみんなは、すべて完成犬となりました!・・( ホント!? )

ご主人様は、嬉しくも、山に行く楽しみが無くなり「つまらない」と思われているかも知れません!

恐らく!・・次に訓練する仔犬が欲しいと思っているに違いありません!?・・(笑)


では!、今日はこの辺で失礼します・・

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月 9日 (火)

シカ撃ちの名人芸!

本日は、ご主人様の師匠からから授かった名人芸を紹介します。

それは、40年余り前のノウサギ猟での事です!

ノウサギの逃げ方は『 脱兎の如く 』と言われているように、猟場の待ち(タツ)には飛んで来る様な速さでやって来ます。

ところがある日、ビーグルが2時間余り追跡し、ノウサギとの距離も可成り離れ、待ちにビョンピョンと走ってました・・

すると師匠は、直ぐに鉄砲を撃たずに、据銃したままで『 オイ! 」と大きな声を出しますと???

何と!走っていたノウサキが一瞬止まりました!・・、同時にパーンと鉄砲を撃ちました!!

勿論!、ノウサギはその場に倒れていました!・・( えぇぇぇ?? )


ここで!、少しご主人様と師匠の出会いをお話しさせて頂きます!

師匠は、九州熊本の出身で、仕事の関係で徳島に来られ、そのままご主人様と同じ町内に住んでおられました。

その当時、猟友会の副会長もされており、仕事は車の日産に努めていました。

その後、ノウサギ猟のご縁で、車は安く手に入れることが出来た様です・・(笑)

以前にもお話ししましたが、師匠は当時、小型の牝犬のマリと中型のコゾウと言うサツマビーグルでノウサギ猟をしていました。

師匠と知り合った時は、ご主人様は犬ナシの鳥撃ちをしていました。

そしてある日・・猟犬がワンワン鳴いているのを目撃し、何をしているのだろうと様子を見ていると、師匠と偶然お会いし、その帰りにご自宅に招待されました。

自宅は、一戸建てでまだ新しく、玄関に通してもらいますと、何とも笑顔がステキな奥様が迎えて下さり『 早よう入り 外は寒かっただろう! 』と、熱いコーヒーを頂き、色々とお話しを聞かせて頂きました。

師匠と知り合った当時、ご主人様は結婚して2年目で長女が生まれていました。

師匠のご子息は、名古屋の大学に行っており、二人暮らしで寂しかったのか、良くご主人様宅をご夫婦で遊びに来られる様になり、家族同然のお付き合いが始まりました。

以上、簡単ですがこの様なことから長いお付き合いが始まったと言う訳です・・


では!、話をノウサギ猟に戻しましょう!!

師匠に弟子入りし、1年余りは犬ナシで師匠の後に付いて本格的な犬猟を学びました。

当時のマリは、今でもよく覚えていますが、アメリカンビーグルの起こし(ノウサギ発見)が30分余り掛かるのに対し、マリは山入するや臭いを拾うと、尻尾を大きく左右に振り、藪の中に吸い込まれる様に入って行きますと起こし鳴きがあり、その後は流れる様な見事な追い鳴き(追跡)に変り、3時間余り追跡する体力を持っていました。

師匠と山入しても、後から付いて行くだけで、暫くは師匠の傍で鉄砲撃ちの勉強しました。

そして!、当時はノウサギが異常繁殖しており、山の谷から谷に掛けて1羽のノウサギが住んでおり、1羽獲ると200円の報償金が貰えたようです!

多い時は、1日に13羽獲ったこともあった様で、近隣では師匠の事を『 ウサギ狩りの名人 』と言われていました。

しかし、ノウサギはとても速く危険を伴いますので、鉄砲の扱い、撃ち方(バックストップ)、脱砲等にはとても厳しい方の様でした。

師匠は何時も口癖で『 獲れる獲れないは山神様がお決めになる! 』と申されていた様です。

即ち!、『 獲るが為の狩猟ではなく、狩猟は安全第一で楽しむものだ! 』と、今ご主人様が良く使われる言葉は全て師匠から学んだものが良く分かります。


沢山獲るから『 ウサギ狩りの名人 』と言われるのも理解できますが、師匠は『 ウサギ猟は犬次第! 』と、猟期が終わってもマリの様な名犬でも週に一回は山入させ、猟芸はもとより体力維持に努力されていました。

この様な素晴らしい師匠に出会え、狩猟や猟犬の訓練等に至るノウサギ猟ハンターに必要な知識を学ぶことが出来ました。

そして、師匠が亡くなった後もご主人様が作出したアメリカンビーグルを13代まで系統保存し、トライアルでは敵なし!・・と言われる素晴らしいビーグルを後世に残すことが出来ました・・( 現在も健在です )


この度、紹介します『 シカ撃ちの名人芸 』は、ノウサギ猟で師匠が良くやっていました声掛け撃ち『 オイ! 』をまねたものです。

今から5年ほど前に、シカ撃ちも大分飽きてきたころ・・師匠の『 オイ! 』をふと思い出し、犬に追われるものの、やや余裕が出て来てゆっくりと走って来た雄ジカ(距離20m余り)に『 オイ! 』と声掛けすると!、ピタッと止まり声の出処を探る様子を見て!!

これは!、シカでも通用することを知った様です・・

タイミングは名人芸と言われる様に、非常に難しいと思います!!

ご主人様は、ノウサギ猟で師匠が声掛けして撃つ様子を間近で見ていましたので、自然と身に付いた様です・・( 凄い )

現在シカ猟見習A氏の前でも、何頭も声掛けで獲っています!

これには、A氏も大変驚いておられます・・( やはり名人芸! )


声掛けは、教えて出来るものではありませんが、幾つかのポイントをお話しします。

犬が1時間余り追跡すると、シカは疲れてきますので、余り遠走りをしなくなり、ゆっくりと走る様になります。

待ち(タツ)の20m付近にやって来た時がチャンスです!!

シカに据銃したままで『 オイ! 』と声掛けするとシカは止まりますので、その一瞬を撃ちます!!

注意!・・・

声掛けした後で据銃すると、射手が素早く動きますのでシカは反射的に気付き、猛スピードで逃げて行きます。

この時、絶対に追い撃ちをしない事です。

追い撃ちは、当たっても半矢になるばかりか、バックストップから逸脱している場合が多く、スラッグ弾は700m余り飛びますので非常に危険です!・・( 絶対にダメ )


名人芸ですので・・口では中々上手く説明はできません!


シカが止まることは確かですので、是非挑戦して見てください!

上手くいきますと!、下の写真の様に止まります!・・

( 写真はイメージです )

640_480_20210217113401

 

どうでしたか???

たかがシカ撃ち されどシカ撃ち
・・是非とも名人芸にトライしてみては如何でしょうか・・(^^)/~~~


では・・今日はこの辺で失礼します・・

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりで下写真をクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村  犬舎(運動場)

 

 

2021年3月 8日 (月)

シカ猟の死骸放置絶えず! 

今朝、四国徳島は雨が降っており、山入はお休みです。


そこで、ご主人様は何時もの様に、お気に入りの椅子に座り、TVを見ながら、膝にPCを置きネット検索をしています。

とても器用なことをしていますが、これが一番のお気に入りスタイルなのです・・(^.^)


さて本日は、そのネット検索で見つけましたけしからんニュースを紹介します。

( 出典:北海道新聞 3/8 )

下の写真は、狩猟後に放置されたエゾシカの残滓(ざんし)

38

 

次に、記事をご覧ください!

【小平】シカ猟のハンターが、死骸や解体して肉を取った後の残滓(ざんし)を違法に放置する事例が町内で相次ぎ、道猟友会留萌支部小平部会と留萌署が合同で6日、町内の猟場をパトロールした。この日は風雪が強く、シカが山林内にとどまっていたためか、死骸などの放置は確認されなかったが、猟期が終わる今月末まで巡回を続け、ハンターへの指導を強化する。

パトロールを行った同部会の中村知広部会長によると、今猟期で最初に死骸放置が確認されたのは2月14日。町内の私有地で、ハンターから「シカを撃たせてほしい」と頼まれた地主の住民がその後、撃たれて死んだシカ2頭を見つけた。ハンターは死骸を回収することなく、立ち去った後だったという。



【 後記 】

北海道のエゾシカ猟は、道外からも沢山のハンターが来られている様です。

殆どが、車での流し猟で、ライフル銃での捕獲です。

ただ単にライフル銃で撃つだけで獲物は回収せずに放置する者、あるいは撃ったシカの角又は背ロースのみを取り後の残滓は放置する者等々、ハンターとしてのモラルが欠如している者が後を絶たないと嘆かれています。

これらの行為は、廃棄物処理法違反となり、罰則が科せられます( 5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金  )

このシカの残滓は、北海道だけではなく、全国的に見られると言われています。

特に、シカに於いては、角と背ロースを取った後は放置されていると言う話は良く聞きます。

中には、有害駆除で捕獲したイノシシやシカの背中に白いペンキで日付が書かれているものも少なくない様です!

これも捕獲報償金目当てのハンターの仕業と思いますが、同じハンターとしてとても恥ずかしく許しがたい行為と思います。

イノシシやシカの食害が増え、農林事業者が困っていることから有害駆除で数を減らすことは理解できますが、駆除は獲物の命を奪う行為であり、それなりの弔いをしてやるのがハンターのモラルと思います。

金儲けの殺し屋ハンターだけにはなりたくありません!

残滓を放置していると、グループでの有害駆除で猟犬を放犬すると死臭の下に走り、ガリガリとやって猟にならないと嘆いておられるハンターも少なくありません!

このことは、我々の猟場でもしばしば見られます。

ひと昔前までは、残滓を放置しても一週間もすると何も無くなっている・・と言う話はよく聞きますが、現在はそれを掃除するタヌキ、キツネ、イタチ、イノシシ等の減少が進んでいる猟場ではそのままで腐敗しており、犬を山に入れても猟にならないと言う話は良く耳にします。

・・・ので、中には犬猟を諦めワナ猟に転換する者もいると聞きます・・(>_<)


本当に、シカが増えすぎ捕獲数が格段に多いのが原因と思いますが、ハンターが捕獲報償金で餌付けされている様な現状では、ハンターのモラル等を唱えても皆無と思います!・・本当に弱ったものです・・(>_<)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月 6日 (土)

犬が となりにいるだけで!

先日、NHKのあさイチで犬に纏わるテーマで、本日のブログ題目となっています北川なつさんの本が紹介されました。

下の写真がその時に紹介された本です。

( 本はAmazonで購入:1078円 )
Photo_20210302112801


この本のまえがきに、
以下の事が・・

たった一匹の犬が 人を笑顔にしてくれる

たった一匹の犬が 人の涙をぬぐってくれる

たった一匹の犬が 人生を変えることがある

十年前のあの日 もしボタモチに出会わなかったら 多くの人たちが また違う人生の終盤を 迎えていたのかもしれない

たった一匹の捨て犬が 誰かの人生を変えることがある

そう となりにいるだけで



【 後記 】

ご主人様が、この本を購入しようと思ったのは、TVを見ながらふと福岡のリョウ君のことを思い出したからです。

以前も紹介しましたが、リョウ君は土日は狩猟(又は有害駆除)、月~金までは障がい者就労移行支援施設でセラピードックとして働いています。

正直、ご主人様はセラピードックの事は良く知りませんでした!

この本を読んで、本当にセラピードックがもたらす人知れない潜在能力(効果)に脅かされた様です!

リョウ君は、本当に凄い仕事をしているんだと!、改めて尊敬の念に堪えません!・・( 大拍手! )

 

この本は、介護老人保健施設でセラピードッグとして育てられた捨て犬のボタ(ボタモチ君)とハンドラー、施設の職員や入居老人とのふれ合いを描いた心温まる作品です。

この本の感想を!と思ったのですが、あれもこれも書かなくてはとなり、なかなか纏まりませんでしたので、ご主人様の想いと共感したレビューを添付させて頂き、感想とさせて頂きます・・

泣ける名作です。
絵も、言葉も、登場人物も、みんな素朴で純粋です。
エピソードやストーリーも、どこか懐かしく救われたように感じ、カタルシスを味わうことができました。(何度も涙があふれました。)
まだ世間であまり知られていない「セラピードッグ」に光を当て、介護の現場をほのぼの描く、作者のあたたかいまなざしが作品ににじみ出ています。
子どもの頃の悲しい思い出を糧にがんばる主人公コオロギくんを筆頭に、セラピードッグ「ぼたもち」に出会った人々は、みんな少しずつ自分を見つめなおしたり、生きる勇気をもったりします。
でも実は、単に「犬」が起こした奇跡ではない。
野良犬を救う主人公、主人公を叱咤激励するチーフや周囲の人々、施設の入居者やその家族、それぞれの人々が、しんどさや弱さをしっかり見つめ、うまくいかないことも含めて、互いに関わり合い、互いに一歩一歩前進する。
作者はそのようなあるべき人間社会に焦点を当てていると思います。
介護がますます課題になる社会だからこそ、私たちに勇気を与えてくれる人間ドラマです。
次の作品が楽しみです。


まだまだ、紹介したいレビューは沢山ありますが、出来ればこの本を購入し、読んで頂くことが一番だ!と思います。

兎に角、何度読み直しても新鮮な感動が得られ、涙無くして読めません!

この本を読み終わり、改めてリョウ君の偉大さが身に染みています。。。

下の写真はシカ猟犬として仕事をしているリョウ君です。

このリョウ君がセラピードックをしているとは誰も想像がつかないと思いますが・・事実なんです!!

227-2_20210302131801

この本を読み終わり、我家でセラピードックに適応しているものが居るのだろうか?と考えた時・・

強いて言うなれば、リョウ君の父親アサは、利口で賢く相手の為に尽くすことができるので可能性はあると思います。

セラピードックの条件は、①健康である、②従順で温和である、③状況判断が優れている、④利口で賢い、⑤衛生的である・・等々、多くの資質が求められると思います。

人手助けをする犬には、警察犬、盲導犬、介護犬、麻薬探知犬、救助犬、狩猟犬等がありますが、セラピードックはどの犬にも当てはまらない様に思います。

即ち!、訓練によって達成されるものでは無く、その犬が持つ人に接する際の潜在能力の『 気付き 』が優れていることが問われているように思います。


本を読み終わり!・・ボタと関りを持った意識不明の老人が意識を取り戻したり、何年も車いす生活を余儀なくされていた老人が歩けるようになったり、直ぐに怒って施設を転々としていた老人が思いやりのある優しい優等生に変わったり・・その効果は計り知れません!

セラピードックに対する世論の賛否も色々とあるようですが、理屈はどうであれ、多くの障害を持っている介護老人施設の職員も驚く素晴らしい改善が見られている実情を、皆様はどの様に思われますか?

恐らく!、セラピードックの潜在能力(効果)は現代科学を駆使しても解明は難しいと思います。

最後に!、この本を読み、日頃知られていない介護老人保健施設の内側やセラピードックになるためのトレーナーや職員の熱心で心温まる思いやりやご苦労を知ることができ、ご主人様は今の単純な私生活に大きなインパクト(感動)を与えてもらった!と感謝されています。

そして!、単純な日々の生活が、実はもっとも幸せなことに『 気づき 』ました。


この本に出会い、ボタの生涯を見届けることができ、犬好きのご主人様はとても感慨無量と申されています。

また、この本から・・今イノシシの恐怖心からの復活に向け取り組んでいるソラの訓練法に誤りが無いことも知ることができました。

やはり!、どこの世界でも他人に気遣いが出来る方は、みんなから尊敬される所以であることも再認識しました。

ボタ・・本当にありがとう!!


そして最後に、障がい者就労移行支援施設でセラピードックとして働いているリョウ君とオーナー様I氏(施設の理事長)が如何に大変で大切な仕事に従事されていることを知ることが出来ました。
心より感謝とお礼を申し上げると共に、今後共障がい者目線に立った自立支援に取り組んで欲しいと願っております。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月 4日 (木)

ちょっと 一休み!

ブログのネタ切れです!!!・・(笑)

・・・と言うことで、本日は我家のハチの面白い仕草の紹介です。

先ずは、その写真をご覧ください!

Img_20191208_0836071_20210302161401

 

何と!・・人間並みの『 立ちション 』です・・( 大笑 )

以前、Facebookに投稿し、大いに世間を沸かせました!!

 

毎日、犬舎から運動場に出してもらうと、何時も外を眺めながら気持ちよさそうに立ちションをします!

もう!、これにはご主人様も我々も慣れましたが???

どうですか???・・・

お近くに!、ハチの様なワンコは居るでしょうか?・・(笑)


ところで!・・老ハンターのブログも何時まで続くか、とても心配してます・・(>_<)

元気に続けてもらうためにも、義理ポチッ!(応援)よろしくお願いします!・・(@^^)/~~~



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村



2021年3月 3日 (水)

やはり山入は 楽しい!

ご主人様は、本日、腰痛が再発してから約10日振りにソラをお供に山入していました。

腰痛も、可成り時間を要しましたが、痛みも大分少なくなり、今日は天気もいいので山入りした様です。

帰っても、腰に痛みは無かった様で、なによりでした!・・(^.^)


ご主人様は、久しぶりの山入で、天気も良く、とても楽しかったと喜んでおられます。

今日の山入は、ご主人様もソラも、ビハビリを兼ねておりました!・・(笑)


ソラも、イノシシからの恐怖心から、大分回復している様です。

Dsc_0381-2   

今日は、ご主人様がゆっくり歩いているので安心したのか、積極的(広範囲)な狩り込みが見られた様です。

そして、臭いをキャッチすると足早に杉林を上り、30分余りも捜索した上で、起こし鳴きが始まり追跡に移行し、15分余りでご主人様の下に大きなお腹をした雌シカを2頭追って来た様です。

ソラは、ご主人様が鉄砲を持っていないのを知ってるかのように、少し追った後追跡止め、ご主人様の下に帰って来た様です。

山入し2時間弱ですが、ここでソラをリードに繋ぎ、本日はここで中止しました。


帰り道、早咲の桜が咲き始めていました!

Dsc_0393

今日は、気温は7℃と少し寒かったですが、とても天気も良く、楽しい山入だった!と、ご主人様は大層喜んでおられます。


当地徳島の今猟期は、イノシシとシカに限り、3月31日まで期間が延長されています。

しかし、本日も見かけたように、牝シカはお腹が大きくなっており、心優しいご主人様は捕獲を中止されています。

・・・ので、今後は雄シカのみの捕獲となります。


当地も、イノシシの他、シカも以前に比べ可成り少なくなっており、野生鳥獣保護の観点からも雌シカの捕獲は控えた方が良いと考えます。

山入してもシカの食害も可成り減っており、有害駆除の実施も再考した方が良いと考えます。

こんなことを言いますと、賞金稼ぎハンターからはお叱りを受けるかもしれませんね!

行政も、捕獲報償金目当てのハンターの意見ばかりを聞いて有害駆除を決定するのではなく、自ら山に足を運び実態を調査し、実施の有無や期間、捕獲数等を決定して欲しいと願っています。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村


2021年3月 2日 (火)

久しぶりのイノシシ猟!

一昨日、ハクとナナのオーナー様で栃木のT氏より久しぶりのイノシシ猟の写メが届きましたので紹介します。

栃木も他県同様に、今猟期はイノシシが可成り少なくなっている様です・・(>_<)

特に!、滋賀、三重、岐阜等の近畿圏ではその傾向が顕著らしいです。

やはり!、豚熱による減少が主因と思いますが、猟期を除きほぼ一年中有害駆除(ワナ猟)で捕獲しているのも原因と考えられます。

当地徳島でも、シシ撃ちやワナ師に聞いても、少なくなっていると嘆いておられます。


やや話がそれましたので栃木のイノシシ猟に戻すことにします。

コメントは、「 久しぶりに楽しい猪猟ができました 」と言うことで、下の写真が添付されていました(笑)。

Image26492

使用犬は、写真を見ますと譜代の紀州系猪犬の『 ヒメ号 』の様です。

ヒメ号は有色ですが、兄妹犬のハナ号は白色です。

今までの、コメントから想定すると、恐らく猟場の農家の方からイノシシが悪さをするので獲って欲しいと言う依頼(情報)を下に、叔父様が現地に出向き見切りを行い、イノシシの生息確認したと思います。

そして、当日は、T氏、従弟、叔父様の三名で出かけ、午前中はイノシシの見切りを行い、寝屋を想定した後、午後からヒメ号を連れT氏が勢子を務めたと思います。

そして、ヒメ号が寝屋止めしたところにT氏が駆け付け、御用にしたと思います。

下の写真が当日捕獲したイノシシです。

Image16491-2

我々から見ますと、大きなイノシシと思いますが、T氏から見ますと「 楽しい猪猟が出来ました! 」と言う驚きも無い様ですね!

因みに!、昨年度捕獲したイノシシの最大は下の写真の通りです。

抜き110kgの巨大猪でした。

写真の方は、T氏の師匠(お父様)です。

Img_0410_20210301134701

やはり!、この様な大物は少なくなった様です。

また、大角鹿(体重100kg超級)も少なくなって来たと聞きます。


本日は、我々サツマビーグルのシカ猟では無かったですが、ハク、ナナ、その子ショウとツバサも元気に山入しているようですが、大角鹿でないと写メを貰えませんが、並みのシカは沢山獲っていると思います。

ショウとツバサは、我家のナツと同腹の兄妹です・・

ナツも一端のシカ猟犬として頑張っていますのでご安心ください!

最後に!、またショウやツバサのシカ猟の様子(写メ)を送って下さいね!・・お願いします。


< 追記 >

気分転換に、下のオリジナルランキングバーナーの写真をアサの仔犬時代の写真に変えて見ました!・・(笑)
仔犬の時はこんなに可愛いかったのですね!( 信じられな~い! )

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村



2021年3月 1日 (月)

二刀流のリョウ!

本日も、前々回に続いて福岡のリョウ君のお話しです。

昨夜、本日のリョウ君と猟果です・・と、オーナー様I氏より写メが届きましたので紹介させて頂きます。


それでは、その写メをご覧ください!

久米様、こんばんは。今日の報告をします。

2272-2

今日は日の出とともに猪を狩りに行って3頭獲りました。

2271

9時半には終わり、1時から新人さんを連れて鹿を狩に行きました。

1330過ぎに山入りをして1530頃で終わりました。

リョウは開始早々から起こして10分も経たない内に2回も私の前に連れて来てましたが・・近すぎて外しました(笑)

その後、10分程するとまた目の前に連れてきたので一頭仕止めました。

その後、逃げた群れを追いかけて1時間半追い続けておりましたが新人さんも外してしまい、そろそろ呼び戻そうとすると雄シカを私の前に連れて来たので獲りました。

227-2

一頭をなが〜く追うようになりました!!

 

【 後記 】

リョウ君は、我家のフクと兄妹ですが、全く違いますね!・・( 大笑 )

以前もお話ししましたが、リョウ君は土日は狩猟犬、月~金までは障害者就労移行支援施設でセラピードックとして働いています。

正に『 二刀流 』ですよね!

施設の皆さんの社会復帰に向け、心のケアを中心に働いています・・

施設でも、今日まで多くの方をお世話し、美しい体型と優しく利口で賢いリョウ君は素晴らしい活躍をしていると聞きます。

山入すると狩猟犬としてオーナー様を手助けし、イノシシやシカにも勇敢にファイトし多くの猟果を上げ、

一方、施設では真逆の優しいリョウ君にスイッチを切替え、社会復帰に取り組んでいる多くの方の心の支えとなって働いています。

我々もこの話を良く耳にしますが、リョウ君は本当に我々サツマビーグルの鏡と尊敬しています。

誰も!、猟犬がセラピードックをしているなんて話は聞いたことが無いと思います。


しかし、居るのです!!!・・・その名は サツマビーグルのリョウ君 です!


リョウ君の良血は、絶やしてはなりません!!

是非ともご主人様には、リョウ君の二世を後世に残して欲しいと、我々みんなが願っています。


リョウ君はイノシシもやりますので、春先の雄イノシシは痩せ動きが機敏になっていますので、どうか気を付けて欲しいと思います。

また、夏場の有害駆除は、以前感染し生死をさまよったレプトの再感染もありますので、出来ればセラピードックとしての仕事に専念して欲しいと願っています。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりで下写真をクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村  犬舎(運動場)

 

 

« 2021年2月 | トップページ | 2021年4月 »