犬が となりにいるだけで!
先日、NHKのあさイチで犬に纏わるテーマで、本日のブログ題目となっています北川なつさんの本が紹介されました。
下の写真がその時に紹介された本です。
( 本はAmazonで購入:1078円 )
この本のまえがきに、以下の事が・・
たった一匹の犬が 人を笑顔にしてくれる
たった一匹の犬が 人の涙をぬぐってくれる
たった一匹の犬が 人生を変えることがある
十年前のあの日 もしボタモチに出会わなかったら 多くの人たちが また違う人生の終盤を 迎えていたのかもしれない
たった一匹の捨て犬が 誰かの人生を変えることがある
そう となりにいるだけで
【 後記 】
ご主人様が、この本を購入しようと思ったのは、TVを見ながらふと福岡のリョウ君のことを思い出したからです。
以前も紹介しましたが、リョウ君は土日は狩猟(又は有害駆除)、月~金までは障がい者就労移行支援施設でセラピードックとして働いています。
正直、ご主人様はセラピードックの事は良く知りませんでした!
この本を読んで、本当にセラピードックがもたらす人知れない潜在能力(効果)に脅かされた様です!
リョウ君は、本当に凄い仕事をしているんだと!、改めて尊敬の念に堪えません!・・( 大拍手! )
この本は、介護老人保健施設でセラピードッグとして育てられた捨て犬のボタ(ボタモチ君)とハンドラー、施設の職員や入居老人とのふれ合いを描いた心温まる作品です。
この本の感想を!と思ったのですが、あれもこれも書かなくてはとなり、なかなか纏まりませんでしたので、ご主人様の想いと共感したレビューを添付させて頂き、感想とさせて頂きます・・
泣ける名作です。
絵も、言葉も、登場人物も、みんな素朴で純粋です。
エピソードやストーリーも、どこか懐かしく救われたように感じ、カタルシスを味わうことができました。(何度も涙があふれました。)
まだ世間であまり知られていない「セラピードッグ」に光を当て、介護の現場をほのぼの描く、作者のあたたかいまなざしが作品ににじみ出ています。
子どもの頃の悲しい思い出を糧にがんばる主人公コオロギくんを筆頭に、セラピードッグ「ぼたもち」に出会った人々は、みんな少しずつ自分を見つめなおしたり、生きる勇気をもったりします。
でも実は、単に「犬」が起こした奇跡ではない。
野良犬を救う主人公、主人公を叱咤激励するチーフや周囲の人々、施設の入居者やその家族、それぞれの人々が、しんどさや弱さをしっかり見つめ、うまくいかないことも含めて、互いに関わり合い、互いに一歩一歩前進する。
作者はそのようなあるべき人間社会に焦点を当てていると思います。
介護がますます課題になる社会だからこそ、私たちに勇気を与えてくれる人間ドラマです。
次の作品が楽しみです。
まだまだ、紹介したいレビューは沢山ありますが、出来ればこの本を購入し、読んで頂くことが一番だ!と思います。
兎に角、何度読み直しても新鮮な感動が得られ、涙無くして読めません!
この本を読み終わり、改めてリョウ君の偉大さが身に染みています。。。
下の写真はシカ猟犬として仕事をしているリョウ君です。
このリョウ君がセラピードックをしているとは誰も想像がつかないと思いますが・・事実なんです!!
強いて言うなれば、リョウ君の父親アサは、利口で賢く相手の為に尽くすことができるので可能性はあると思います。
セラピードックの条件は、①健康である、②従順で温和である、③状況判断が優れている、④利口で賢い、⑤衛生的である・・等々、多くの資質が求められると思います。
人手助けをする犬には、警察犬、盲導犬、介護犬、麻薬探知犬、救助犬、狩猟犬等がありますが、セラピードックはどの犬にも当てはまらない様に思います。
即ち!、訓練によって達成されるものでは無く、その犬が持つ人に接する際の潜在能力の『 気付き 』が優れていることが問われているように思います。
本を読み終わり!・・ボタと関りを持った意識不明の老人が意識を取り戻したり、何年も車いす生活を余儀なくされていた老人が歩けるようになったり、直ぐに怒って施設を転々としていた老人が思いやりのある優しい優等生に変わったり・・その効果は計り知れません!
セラピードックに対する世論の賛否も色々とあるようですが、理屈はどうであれ、多くの障害を持っている介護老人施設の職員も驚く素晴らしい改善が見られている実情を、皆様はどの様に思われますか?
恐らく!、セラピードックの潜在能力(効果)は現代科学を駆使しても解明は難しいと思います。
最後に!、この本を読み、日頃知られていない介護老人保健施設の内側やセラピードックになるためのトレーナーや職員の熱心で心温まる思いやりやご苦労を知ることができ、ご主人様は今の単純な私生活に大きなインパクト(感動)を与えてもらった!と感謝されています。
そして!、単純な日々の生活が、実はもっとも幸せなことに『 気づき 』ました。
この本に出会い、ボタの生涯を見届けることができ、犬好きのご主人様はとても感慨無量と申されています。
また、この本から・・今イノシシの恐怖心からの復活に向け取り組んでいるソラの訓練法に誤りが無いことも知ることができました。
やはり!、どこの世界でも他人に気遣いが出来る方は、みんなから尊敬される所以であることも再認識しました。
ボタ・・本当にありがとう!!
そして最後に、障がい者就労移行支援施設でセラピードックとして働いているリョウ君とオーナー様I氏(施設の理事長)が如何に大変で大切な仕事に従事されていることを知ることが出来ました。
心より感謝とお礼を申し上げると共に、今後共障がい者目線に立った自立支援に取り組んで欲しいと願っております。
本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
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