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2021年3月23日 (火)

今猟期の総括 シカは減少傾向!

本日は、ソラⅡのオーナー様で福岡のA氏から『 今猟期の総括 』として、写メを送って頂きましたので紹介します。


先ずは、コメントからご覧ください。


御無沙汰しております。

当福岡では、3月15日で銃猟による狩猟シーズンが終了しました。
今猟期は、年末年始に寒波が来たぐらいで、全般的に暖冬でした。
私の狩猟フィールドでは、ゲームのシカが年々すくなくなってきているようです。原因としては、自治体によるくくり罠の駆除、山林の環境変化等が考えられます。

駆除の場合、制限がないのか、罠の架設数が多く、狭い範囲に集中しています。また、アナグマがくくり罠に掛かっているのを見たことがあり、軽量な動物でも作動することがわかり、とても愛犬を近くに放すことは怖くて出来ませんでした。放犬後、罠を発見した時はすぐに犬を回収し、別の場所へ移動するしかありません。私のフィールドでは、そのような場所が3か所ほどありました。個人による罠猟は、ほとんどが箱罠なので心配ありませんでしたが…。

スギ、ヒノキ等の木材が伐採された後、再び苗木が植林され、シカからの食害を防止するため、防護網が周囲に張り巡らされています。防護網は支柱が倒れない限り、植林地に侵入出来なくなっています。しかし、シカにとっては、植林地内には魅力的な草木があるのか、中に入ろうとして網に絡まり、命を落としている個体をよく見かけます。また、猟犬も網に絡まり、命を落としたケースモ聞いています。防護網は、カーボン素材で内部にワイヤーが編み込まれているものがあり、道具がない限り簡単には切断できません。若い一本角のシカが多いようです。

また、昨今のコロナ渦からか、猟場の里山に人が多く入り込むようになっています。犬が追跡を始め、待場についていると、リュックを背負ってトレイルランニングする人や、団体で低山をハイクする人等が現れてびっくりしたことも。今猟期ほど猟場で多くの人と出会ったことはありませんでした。そうしたことから、シカを追跡してきても、安全が確認できなくて発砲を見送ったことも例年以上でした。猟果は二の次、安全第一です。

我家のソラⅡ号ですが、二猟期目を迎え、猟芸が完成しました。先代の故カイ号ほどの追跡にはまだ至りませんが、起こしのセンスは素晴らしく、毎回3~4頭の追跡を見せてくれます。昨年までは、追跡していても、一度失臭するとすぐに戻ってきていましたが、失っても再起こしをして追跡し、シカを主人に見せるようになりました。また、獲物が一直線に逃走した場合には、追跡は1.5kmぐらいで止めて、主人の元へ戻ってきます。

私の狩猟スタイルは、単独猟、単犬または二頭引きです。ソラⅡ号と米ビのドル号の二頭引きがほとんどです。
ドル号は故カイ号と共に山入りしていた理由からか、サツマビーグルの様なところがあります。追跡スピードはサツマには叶いませんが、遠方へ追跡して行っても戻りが早く、回収は容易です。米ビの特徴でもある地鼻を使ったねばりのある起こしも時々見せます。家では大人しく、使いやすい猟犬です。
因みに、両犬ともやるのはシカの他はヤマドリぐらいで、イノシシには一切行きません。イノシシの強い臭いがあると、しっぽを下げて主人の元へ戻ってきます。昨猟期に一度イノシシに追われて、戻ってきたことがあります。ケガをする前に、イノシシの恐ろしさを学習したようです。

今後は、次世代の犬つくりを考えています。
後継犬の入手や、ソラⅡ号の繁殖を計画し、サツマビーグルの保存活動に取り組んでいくつもりですので、ご指導ご協力をお願い申し上げます。

以上が、今猟期の総括コメントでした!

素晴らしい総括ありがとうございました!・・( 流石です! )


次に、今猟期印象に残る山入として添付されいました写真を紹介します。

下の写真は、山入し放犬前のソラⅡです。

牝犬にしては骨太でガッチリした体躯はとても素晴らしいと思います!

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もうダメかと思っていた半矢ジカを、ソラⅡの執拗な捜索で見事に回収!( 雌シカ:70kg )。

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ソラⅡ・ドルのコンビで、初となる流れる様な追い鳴きで追跡して来た雄ジカを会心のショットで見事にゲット!( 雄シカ: 80kg )。

後向に黒い犬が居ますが、この犬が米ビのドル号です。

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ドル号は、ご主人様が系統繁殖して来ましたプーギー系アメリカンビーグルの13代目です。
血統書名はシコクプリンス・ブーギース・ドルと言います。
同系は、濃い黒とタンが特徴で、白が極めて少ない毛色に固定された美犬です。



【 後記 】

A氏は、ご主人様が我々サツマビーグルを何とか後世に残してやりたい!と言う思いに賛同して頂き、保存活動スタート時より大変お世話になっております。

そして、ハクとエスの2度目の繁殖犬「カイ号:牡」を飼育して頂きました。
また、2018年1月からスタートしたNHK大河ドラマ『 西郷どん 』がスタートした時には、西郷隆盛が連れている薩摩犬「ツン」の子孫が今も存在する!と言うタイトルで、A氏宅に九州朝日放送が生中継でカイ号に会いにやって来ました。その際、ご主人様もカイ号の繁殖者として電話で参加しました。・・( カイ号はこの後、惜しくも原因不明の病気で亡くなりました )
この番組で未だサツマビーグルが居ることを知ったハンターから、我家には連日多くの問い合わせがあり大変でした!。

我々サツマビーグルが何故に薩摩犬の子孫かと申しますと、約130前に薩摩犬にイギリスから持ち込まれましたビーグル、ハーリア、バセットハウンド等を交雑し、現在の我々の姿に品種改良(固定)されたと言われております。

即ち!、我々サツマビーグルには西郷さんが愛した薩摩犬の血が延々と引き継がれていると言うことになります。

主人に忠実でベタベタせず、薩摩隼人を彷彿させる気質は今も健在で、帰りが良いのも薩摩犬の資質を受け継いだものと考えます。

尚、サツマビーグの誕生秘話に興味が有る方は、ご主人様が苦労して纏められました『 サツマビーグルのルーツ 』をご覧ください。



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