有害駆除と捕獲報償金!
本日、ご主人様は午前中、有害鳥獣駆除に行っておりました。
場所は、大河「吉野川」です。
駆除対象は、カラス、カワウ、カモ、サギです。
※ 最近はカモが発芽した若葉を狙って、大群でやって来ては食害を繰り返し、農家の方は死活問題となっています。
下の写真は、吉野川の南岸から北岸を見た景色です。
このあたりの川幅は、約1000mもあります。
下の写真は、カモの付き場です。
この場所は、中州で川が区切られており、手前は絶好のカモ猟場です。
しかし、今日はお留守の様でした(笑)
下の場所は、カワウの餌場になっている猟場です。
4羽ほどが、セッセと潜っては水面に上がるを繰り返していましたが、距離180mで諦めた様です。
下の写真は、ご主人様の猟車「デッキバン」です。
この車は、ハンターにとって強い味方で、とても気に入っておられます。
さて、次は捕獲報償金のお話しです。
何処の猟友会でも金亡者は必ずいると思います。
この様な人は、狩猟期間中はお休みし、有害駆除が始まりますと朝早くからエンジンを始動し、何時もとは一味違う行動をする様です(笑)
鳥類は、今日紹介しました吉野川がメインとなります。
それは、当地は徳島市内から車で30分、電車では15分余りの好条件でベットタウン化が進み、現在では住宅が前山の麓にも沢山建てられており、住宅密集地(半径200m以内に10軒の住宅等がある)に該当し、一部を除き銃器による捕獲が出来ないからであります!
獣類は、当町と隣町の境界線は通称「前山」の稜線から見て北半分が唯一の山(猟場)となります。
更に、前山の約半分は鳥獣保護区に指定されている他、残りの山も散歩道が整備されており、多くの住民が楽しんでいます。
・・・ので、捕獲方法は銃器を使わず、ワナ「箱・括り」猟で行っています。
この前山は、狩猟期間中に追われて逃げて来たイノシシやシカが住み着き、農作物に大きな食害をもたらします。
そこで、保護区とは名ばかりで、一年中有害駆除が出ています。
捕獲報償金は、町から一括して補助金として猟友会に支給されたものを、何は幾ら・・と決めるのですが?
ここが問題で、昨日提示された補助金の分配に問題(不満)がある様です・・(>_<)
詳細は、猟友会の恥さらしとなりますので控えますが、獣類は1頭10000円、鳥類は1羽500円(何故かカワウは3000円)ということなのです。
尚、捕獲報償金は当町の補助金に加え国から支給される(獣類:7000円、鳥類:200円)がプラスされます(但し、総額を上回ると減額)。
更にこの分配には落ちがあり、獣類と鳥類には定額が設定されており、鳥類がその定額に至らなかった場合には獣類に補填すると言うのです。
しかし、その逆や、双方が定額に至らなかった場合の使い道の記載はありません・・(>_<)
捕獲班員の中には、補助金を活動費と捕獲報償金に折半し、活動費にはハンター保険、鳥類一斉捕獲時日当(1000円)、弾代(5000円)、駆除班専用のネーム入りの腕章(更新)、服及び帽子等の駆除活動に必要な用具の整備を優先し、あくまで有害駆除活動は猟友会の社会貢献とすべきだ!と言うベストな意見も少なくありません!・・
ご主人様は、この様な考えを持つ会員(班員)が組織の隅に追いやられない様な運営を心から切望されています。
但し、組織運営は誰がやっても完璧とは行きませんので、問題があればみんなで改善提案して行くことが重要と考えます。
本来、趣味の団体である猟友会が、捕獲報償金がらみでいがみ合うと言うことは誠に遺憾であります。
いっその事、昔の様に有害鳥獣活動は補助金なしのボランティアに戻してはどうでしょうか?・・と言う意見も少なくありません!
しかし、そうなると賞金稼ぎハンターの多くは猟を止めることになり、全国のハンター人数が大きく減少することを恐れている当局としては何としても補助金だけは継続したいと言うのが本音だ!と言う専門家もいます。
まぁ、、イタチ返しで妙案は中々出てこないでしょうね!
では、本日はこの辺で失礼します・・
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