« 京都のマリー 無事出産! | トップページ | カラスの葬式! »

2021年5月22日 (土)

エアライフル猟 名手の条件!

( 当ブログの写真は、クリックで拡大できます )


ご主人様のエアライフル歴は、鳥類の有害駆除用として所持し、今年で3年になります。

下の写真はご主人様のエアライフルです。

Img_20190218_111811-2_20210503162301


結論から言って、シカやイノシシの大物猟撃ちの様に簡単には行きません!・・(?_?)

なぜならば、シカやイノシシは我々がご主人様の20m以内の距離に追って行きますので、それを撃ちます!。

しかし、カラス、カワウ、カモ、サギ等は猟犬を使えません!

特に、賢いカラスはご主人様の猟車を覚えており、見つけるや否やサッと早や逃げされ、射撃チャンスはありません。

経験的に申しますと、カラスから見たご主人様の安全距離は、凡そ50mの様です・・

つまり、この安全距離内に侵入せずに撃つしか方法はありません!・・(~_~)


ここで、最も必要な事は、獲物との距離を如何に目測できるかと言うことです。

ご主人様の場合、ゼロイン(スコープ調整)は50mで行っています。

・・ので、距離によって獲物を狙う位置を上下しなければ、幾らスコープの中心に獲物を入れ撃っても命中しません!

また、その時の温度や天気、風の向きや強さによって、獲物を狙う位置を上下左右に変更しなければなりません!

散弾銃と違って、弾は1発ですので、とても射撃センスが問われます。


射撃場でのゼロインは、無風状態の中、ほぼ水平の状態で依託射撃で行われます・・

下の写真は、ご主人様が射撃場でゼロインをしている様子です。

11082_20210503164001

50m先の標的(約10cm)は、スコープなしの肉眼では遠くて見ることは出来ない距離です・・(>_<)

そこで、スコープを覗いて撃つのですが、この調整が上手くいかないと全く当たりません!。

ここで、良く見て欲しいのですが、標的(獲物)と銃は水平と言うことです・・

・・ですが、猟場で獲物を撃つのは水平ばかりではなく、斜め上、斜め下などとなります。

即ち!、ゼロインが上手く出来ていても、獲物を狙う角度で銃口を上下しなければ当たりません!

ましてや、カラスはネックショットでないと即死にはなりません!

カラスの頭は約3cm、これを50m離れたところから撃つのです・・( 神業です )

エアライフル猟が如何に難しいかが少しはお分かりになったと思います。


ここでエアライフル猟を行う上での名手の条件についてまとめてみたいと思います。

先ず、ゼロイン(スコープ調整)をしっかり行うこと。

獲物を狙う時は、気温、天気、風向きとその強さ、獲物を狙う角度が水平、上、下を考慮すること。

また、プレチャージ式エアライフルの場合は、ゼロインをしたガス圧を考慮し、銃口を上下する必要もあります。

そして一番大事な事は、獲物との距離をしっかりと目測することです。

即ち!、エアライフル猟はこれらの事を、獲物が逃げない内に瞬時に判断し、獲物を狙う位置を決定しなければ撃ち落とすことは出来ません!


どうですか!!!・・

獲物をスコープの中心に入れれば簡単に当たると思っていたご主人様も、当初はとんでもない物(銃)を購入したものだ!と後悔しきれりでした・・(>_<)

しかし、今日では上記の記事を書くまでに上達している様です・・(^-^;

兎に角、ご主人様は負けず嫌いの凝り性です・・

今日あるのは、このご気性が上達の秘訣になったことは言うまでもありません!

失敗失敗の連続は、ご主人様を益々エアライフル猟に没頭させ、ネット検索で知識を得たり、度々射撃場に通っては上手な方に色々と教えてもらい、今では距離70m、水平、無風と言う絶好の条件ならば獲物を撃ち落とすことが出来る様になっています。

しかし、雨の日、強風、斜め上・下での獲物を撃ち落とすには、まだまだ経験不足です・・(@_@)


エアライフル猟の名手の条件は、如何に獲物との距離を正確に目測することになります。

ご主人様は、散歩に行く時も必ず距離計を携帯し、前方の電柱や看板、獲物(カラス等)が居ればその距離を目測し、その後距離計で誤差を確認されております。

下の写真は、ご主人様が使っています距離計です。

7-2

この努力が、獲物を見つけた時の一瞬の射撃に繋がると信じておられます。

今では、100mまでの距離なら2~5mの誤差で目測が出来るまで上達しています・・!(^^)!


負けず嫌いで凝り性のご主人様ならではの努力と思います・・( 拍手! )

エアライフル猟の醍醐味は、遠くの獲物を「距離」「風」「気候」等を瞬時に判断し狙いを決め撃った時、コロ!と倒れた時の快感です・・( 狙いはまるで難しいクイズです! )

尚、エアライフル猟で、スコープの中心に獲物を入れ撃つことは殆ど無いことを知っておいた方が良いと思います!・・( 射撃場と猟場は全く条件が異なります )

本日は、ご主人様が3年前に始めたエアライフル猟で会得した経験をお話しさせて頂きました。

本日の記事は、エアライフル猟のベテランハンターからみると笑われるかも知れませんが、それを承知でこれからエアライフル猟を始めてみようか?と思っている方の一助になればと投稿させていた頂きました。

少しでもご参考になれば幸甚です・・(^^♪


では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村



« 京都のマリー 無事出産! | トップページ | カラスの葬式! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事