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2021年6月10日 (木)

洋弓ボーガンの所持 許可制に!

本日は、ネットニュース記事の紹介です。

以前にも何度か、洋弓ボーガン(クロスボウ)の事故や法整備等に関する記事を当ブログに投稿させて頂きました。

この度、やっと・・・・所持を許可制とする改正銃刀法が8日、衆院本会議で可決、成立しました。

洋弓ボーガンとは、下の写真の様なものです。

( 写真はイメージです )

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次に、ニュース記事をご覧ください!

( 出典:朝日新聞 6/8 )

洋弓銃ボーガン(クロスボウ)の所持を許可制とする改正銃刀法が8日、衆院本会議で可決、成立した。

クロスボウを使った殺傷事件が起きたことをふまえ、使用や販売についても、空気銃並みに規制する。
クロスボウが法律に明記されるのは初めてで、来年3月までに施行される見通し。

下の写真は、警察庁による射撃実験で、クロスボウの矢は合成樹脂製ヘルメットの後部を貫通した様子

691-2

改正法では、矢の威力が人の生命に危険を及ぼし得るものを規制対象にする。
現在流通しているクロスボウのほとんどが対象になる見込みだ。

所持するには、都道府県公安委員会の許可が必要となる。
用途はスポーツの標的射撃や動物麻酔などに限り、許可を受けた用途以外の発射は認めない。
標的射撃は安全性が確保できる場所に限定される。

クロスボウをめぐっては兵庫県宝塚市で昨年6月、家族ら4人が殺傷される事件が発生。
この事件などを受け、警察庁が設置した有識者検討会は昨年12月、所持の許可制などの法的規制を求める報告書をまとめた。

警察庁によると、2010~20年の11年間にクロスボウを使った事件は37件摘発され、うち16件は殺人や殺人未遂、強盗致傷など人の身体や生命を害する犯罪だった。
クロスボウに関する相談は172件にのぼったという。

以上が記事全文です。



【 後記 】

矢ガモが社会問題になるほど報道されたのは確か30年ほど前、人間に被害が出るまで法規制をしなかったのは幾ら何でも遅すぎます。

しかし、この度やっと銃刀法が改正され、許可制になったのは評価したいと思います。

今後は、ボーガン1点ごとに許可が必要となります。

既に流通、所持している物も、改正法の施行から6カ月以内に許可を得るか、廃棄しなければなりません。

不法所持には、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

廃棄費用を要する自治体もあるので、廃棄を促進するため、警察署に持ち込めば、無料で回収、廃棄してくれることになっている様です。


では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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