ソラの繁殖日記(3)
四国徳島は、今日も良い天気ですが、日中は気温が30℃を超える様です。
ソラの仔犬も生後1週間になり、数が3頭と少ない為にお乳は飲み放題と言うことも手伝って、体重は750g前後とジャンボな子犬に育っています・・(^^♪
今日は、我家における繁殖ケージについて、詳しくお話しさせて頂きます!・・( ご参考になれば幸甚です! )
下の写真が繁殖ケージの全景です。
犬舎の屋根には、断熱塗料で塗ってありますので、約4℃ほど室内への熱の移動が防げます。
更に、犬舎室内の屋根裏には、断熱材の発泡スチロールを貼っている他、夏場は南側の明り取りの透明スレートにも張っており、約4℃ほど熱の移動を防いでおります。
次に、繁殖ケージを紹介します。
800D×1200W×900Hのケージを2台繋げ、右側を産室として産箱を置き、左側を母親の休憩室として、真ん中に開口部を設けています。
仔犬が大きくなりますと、遊び場、食事、トイレの場所となります・・( 我々全員ここで育ちました/笑 )
今、産室の産箱にソラが入り子育てをしていますが、ケージ下のトレイは差し込んでいます。
しかし、暑くなりますと、トレイを抜いて架台の下側に移動させます。
すると、架台高40cmの隙間から、産箱に風が通り、とても涼しくなります。
次に産箱についてお話しさせて頂きます。
産箱は、700D×700W×200H(cm)のコンパネで製作しています。
コンパネは、一面を防水塗料を塗布している物を使用し、箱の内側に向けて組み立てています。
こうすることにより、お産で汚れても綺麗に拭きとることができ、とても衛生的です。
そして、産箱の床には新聞紙を敷き詰め、その上にペットシーツを敷き、更に特注のステンレス製スノコを載せ、悪さを防止しています。
出産時や冬季には、更にステンレス製スノコの上に、3×10cmの短冊状に切った新聞紙を適量入れています。
夏季の繁殖時も生後1週間程は、上記の様にしますが、その後は下の写真の様にステンレス製スノコのみとします。
こうすることにより、架台下から涼しい風が産箱に入って来ます・・(^^♪
下の写真は、架台の横から見た様子です。
茶色く見えるのが産箱です。
架台の東側の開口部から涼しい風か入って来ますので、風は産箱を通り抜け、とても涼しくなります。
また、風が止まった場合は、繁殖ケージ上に設置した扇風機で風を送ります。その場合、風は産箱下に通り抜けますので、産箱内に熱がこもることは無くなりますので、とても涼しくなります。
また、外気が35℃の猛暑日になりますと、大型の業務用扇風機とスポットクーラーを併用し、産室を適温に保つ様にしています。
温度測定には、犬舎の内と外に一台づつ温湿度計を設置しています。
下の写真は、犬舎内の繁殖ケージ斜め上に設置した温湿度計です。
夏季における繁殖は、キーは『 温度管理 』です。
犬舎内や産箱床の温度は常設の温湿度計以外にも、下の非接触式レーザー温度計で、絶えず測定しています。
この温度計は、価格も3000円程で購入できますので、是非1台は持っておきたい飼育管理用具と思います。
以上、我家の繁殖ケージの仕様並びに使用法をお話しさせて頂きました。
繁殖歴45年の経験から、ご主人様が考案したものです。
ご参考になれば幸甚です・・。
尚、ご主人様も高齢になりましたので、これからも飼育、繁殖、訓練、狩猟等・・今までの経験(知識)を惜しみなく公開して行きたいと考えておりますので、ご期待下さいませ。
本日も、大リーグの大谷選手出場のTV観戦をしながら、ブログを書いています・・(^^♪
※ ご主人様・・大谷選手が打席に入った際はホームランを期待し、胸ドキで観戦しています!・・(笑)
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
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