収穫に感謝!
夏野菜も終わりが近付いて来ました。
現在残っているのは、ナス、ピーマン、ゴーヤ、ツルムラサキです。
下の写真は、今朝、奥様が収穫したものです。
これから、収穫時期を迎えるのが、徳島名産の『 スダチ 』です。
我家には、ご主人様が当地に自宅を建てた45年前に植えたスダチの木があります。
根本周りは、30cmもある古木です。
収穫がしやすい様に、枝は狩り込んであり、スダチの盆栽と言ったところでしょうか。
毎年、沢山の実を付け、食卓に上っています。
徳島の人は、兎に角、何でもスダチ汁を掛けて食べます。
一般的には、お刺身、お寿司、焼き魚、冷やしソーメン、漬物等の他、みそ汁に入れる人もいます。
ご主人様は、晩酌の日本酒、焼酎にスダチ汁を落として、美味しそうに飲んでいます。
下の写真は、今朝、収穫したスダチです。
今日は、大きなボールに一杯収穫しました。
ボールの大きさは、横の湯飲みで想像して下さい。
我家のスダチの古木は、これだけ大きいボールに、何と!10杯余りも実を付けてくれます。
尚、スダチは収穫しても行き成り冷蔵庫で保存すると腐ってしまいます。
・・ので、10日余り、常温で保管し、表面の水分を取り除きます。
農家の方は、納屋にむしろを敷き、その上に収穫したスダチを並べて干しています。
我家は、それも出来ませんので、上の写真の様に収穫したスダチをザルに小分けし、毎日混ぜながら台所で干しています。
干し上がったかスダチは、野菜専用のビニール袋に入れ。冷蔵庫の野菜室で保存しています。
年内一杯は、美味しく頂けます。
皆様も、是非、徳島特産の『 スダチ 』を沢山食べ、スダチ農家を応援してあげてくださいね!・・( お願います! )
焼酎の水割りに、スダチ汁を数摘落としますと、スダチ特有の香りが焼酎の旨味を倍増してくれます・・( 飲み過ぎに注意! )
我々の猟場は、徳島でも一番のスダチの特産地となっています。
しかし、スダチ農家もご多分に漏れず、高齢者が多くなり、後継者不足になっています。
そこで、最近、県内の大学生等のボランティアが収穫を手伝ってくれています。
中には、会社を早期退職した人がスダチ農家に弟子入りし、将来はスダチ農園を志している方もおり、少しは良い方向に向かっている様です。
尚、シカはスダチの若葉を食べるので、農家の方は防止柵をしていますが、高齢で管理も十分でないことから、食害は毎年増加しています。
我々は、少しでもスダチ農家のお役に立ちたいと、10年程前からこのスダチ特産地のシカを捕獲しています。
毎年40頭余り捕獲していますので、10年間で約500頭余り捕獲していますが、シカは一向に減る様子は見えません!。
兎に角、猟犬を使ってシカを獲っているのはご主人様と香川から日曜日にビーグル犬を連れやって来る二人だけです。
かって県下で3番目に広い面積の神山町でたった二人ですから、捕獲数にも限りがあります・・
地元のハンターは、高齢者が多く、犬猟を諦めワナでイノシシやシカを捕獲していますが、猟果は今一つ上がっていない様です。
事情を知らない、スダチ農家からシカを獲って欲しいとご主人様に依頼されることも多々。。。
『 我々は町外で当地の有害駆除には参加させてもらえません! 』と返答してますが、地元にはハンターが全く居なくなっているのに困ったものだとため息混じりの会話に終始します・・(-_-)
スダチ農家の方も、町役場に被害を報告し駆除をお願いしているようですが、同町のハンターも高齢化が進み、毎年猟を止める人も後を絶たない様です。
我々も、町役場から依頼を受けたら協力を惜しまない思いですが、駆除活動は捕獲報償金絡みで地元猟友会が許可しないと思います。
しかし、このままでは徳島名産の『 スダチ 』も近い将来、作る農家も居なくなるのではと心配しております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
もし宜しければ、応援のつもりでクリック頂ければ幸甚です!
にほんブログ村