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2021年12月

2021年12月31日 (金)

R3大晦日 今朝の我家!

本年度は、当ブログを拝読して頂き、ありがとうございました。

今年も色々とありましたが、何とか大晦日を迎えることが出来ました。

本日は、今年最後のブログとなります・・。

・・で、今朝の我家を紹介させて頂きます。

先ずは、チェリーアイで目の手術をしていたワカちゃん、一昨日動物病院に行き診察をしてもらいました。

先生からは、綺麗に治っています・・と、太鼓判を頂きました!・・( 良かった! )

手術後は、足で手術している目を触らない様にエリザベスカラーと言う厄介なものを首に巻いていました。

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そして、先程ご主人様に外してもらい、とても喜んでいます。

いよいよ来年は山入訓練を始めます・・( ワカの訓練日記で紹介します )

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下は、朝食が終わってホッとしている様子です。

運動場の外は、冷たい強風が吹いていますが、場内は防寒対策のお陰で暖かいです。

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下は、今朝から繁殖ケージに移ったフクです。

少し早いのですが、外は寒いので今日から入れてもらいました。

出産予定日は1月4日ですが、もうお腹はパンパンで可哀そうに思います。

元気な赤ちゃんを産んで欲しいと、我みんな願っています。

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下は、母屋玄関から写した運動場です(スマホの広角で撮影)。

ビニールシートの防寒対策は、冷たい北西風をブロックしてくれますので、とても暖かいです。

日中は、冷たい風も関係なく、お日様の下でのゴロ寝は、山入で疲れた身体を癒すには最高です。

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下は母屋玄関横の花壇です。

今年も、奥様が種から育てたパンジーが綺麗に植えられています。

もうポツポツと小さい花が咲いていますが、来春が楽しみです・・(^O^)

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以上で紹介は終わります・・



我家は、もうすっかり正月の準備も終えています・・。

来年の干支は「 寅 」ですよね!

実はご主人様の当たり年「年男」何です・・( 72才になります )

来年はワカちゃんの山入訓練も始まりますので、益々お元気で居て欲しいと我々みんな願っています・・(^^♪


本日は、今年最後のブログとなりました・・

本当に今年一年、当ブログをご拝読頂き、ありがとうございました!

皆様の応援のお陰で、にほんブログ村「狩猟・ハンティング」部門で常時上位にランキングされました・・( 感謝! )

ご主人様「老ハンター」はこれを支えに、来年も頑張りたいと申されています・・(^-^;


どうか皆様、良いお年をお迎えくださいませ!・・ヽ(^o^)丿

また来年も元気にお会いしましょう!!!




ては、本年はこれで失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月30日 (木)

狩猟通信(7)鹿嚙み倒し!

本日、ご主人様はナツを連れウラジロ採りに行っていました。

今日は冷たい強風が吹いており、ナツではまだ起こしは難しいだろうと言うことで、運動がてら連れて行った様です。

ところが、驚くなかれ、広範囲な捜索からシカを起こし追い鳴きが始まりました。

ご主人様はと言うと、何とナツにお構いなく、正月のしめ縄のお飾りに使うウラジロを黙々と探していました。

ある程度採れた所で車に戻りGPS受信機を見ますと?、何と一山超えて信号は切れて「?」います。

ほっておけばナツは帰って来ますが、今日は午後から用事があるで車で迎えに行くことに。

途中、四国八十八カ所巡りの歩き遍路さんに『 犬がワンワン言っていませんでしたか? 』と尋ねますと、『 この山の向こうで大きなシカを白い猟犬が追っています! 』と教えて頂きました。

道路で2度ほど鹿とナツに会った様です・・( ビックリしたと思います/ごめんなさいね/汗 )

そして言われた場所に行きますと、丁度道路でナツが居て回収・・( ラッキー )

・・で、GPS受信機で見る本日のナツの成績は、追跡距離=14km、平均追跡速度=9kmでした。

今日の様な強風、しかも道路でトリックを掛けるヒネのシカに対し、これだけ追えれば「大鹿狩り」にも使える・・と、ご主人様は大喜びで帰って来られました・・(^O^)



さてさて・・前置きが大変長くなりましたが、本題に戻すことにします(汗)

・・・・・・・・

昼食後のコーヒータイムで、メールを確認していますと?

またもや大阪に行っていますレオン君のオーナー様H氏より、雪中のシカ猟の写メが届いていましたので紹介します。

また遠征の様です・・

本当に、この大雪の中、幾ら若いとは言え、シカ猟に行くと言う猟欲が凄い!。

流石・・・元ラガーマンだ!!!


それでは、コメントに従って添付写真を挿入し紹介します。

大雪の後、山に来ました・・。

何時もは2分で上がれる道をヘソまでの雪のため2時間かけて車で上がり、自分達で雪かきもしました。

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そんな中で鹿猟しました(笑)。

写真は、雪中のレオン君です・・( カッコいい! )

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レオン君の追跡でも鹿がヨタヨタになってやって来ました。

レオン君も5分遅れで追って来ました。

声だけですが、鹿がメエ-メエ-と鳴いてるので、その鹿を嚙み止めたと思い・・

腰まである雪の中を歩いて行くと、雪の中で「ここだ!」とばかりに鳴き、頭を上げて呼ぶので行くと・・

レオン君くらいの小鹿を止めてました。

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写真は、格闘中のレオン君です・・

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暫くして、シカも降参した様です・・

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お母さん鹿には逃げられたみたいですが、お手柄です。

肉は、全部レオン君用ですね。

尚、本日ピース君はお休みでした。

 
以上が、本日の雪中のシカ猟でした・・。



【 後期 】

小鹿とは言え、追跡しにくい雪中で嚙み倒すとは・・凄いですね!

益々、猟芸も一段と向上し立派なシカ猟犬となり、我々もレオン君の活躍に拍手を送りたいと思います。



今年は、色々とお世話になりました・・。

良いお年をお迎えくださいね!!!

また、来年も素晴らしい猟果を期待しています!・・( 是非写メくださいね!)



では本日は、この辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月29日 (水)

フク 台牝デビュー間近!

本日は、出産予定日(交配後62日目)まで後7日となりましたフクの近況を紹介します。


種牡はナツです・・。

ハク系の直系で我家期待の種牡です。
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(写真は故ハク号)


この度、フクとの交配で子種があることが証明され、名実ともに種牡デビューを果たしました。

写真を見ても分かる様に、ナツは父親ハクと毛色もほぼ同じです。

我々には珍しい真っ白な毛色がとても美しいイケメンです。

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さて、フクはと言いますと、下の様な状況です・・

もう!・・お腹はパンパンです・・(◎_◎;)

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大きいお腹ですが、安産の為、毎夕約1kmのお散歩は欠かせません!

写真は、真上から撮ったのですが、フクのお腹は初産なので今はマエバラで横に膨らんでいます。

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これが、出産3日前になると仔犬はお腹の方に下りて来ます。

この時期から、繁殖ケージに移動し、環境に慣らします。

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ナツは、種牡デビューを果たせましたが・・。

フクの台牝としての評価はこれからです。

今の処は、生殖器に関しては妊娠しましたので正常と判断されます。

しかし、台牝としては、産児数、出産時の仔犬の取り上げ、哺育、育児・・等が試され、無事クリアーされなければ台牝にはなれません!

台牝になるには、とても多くの試練を乗り越え、無事仔犬を大きく出来なければなりません!

仔犬は、体型、性格・・等々のサツマビーグルとしての『 仔出し=遺伝継承 』が問われます。

幾ら台牝が素晴らし体躯や猟芸でも、仔出しが悪い台牝は何の価値もなく、その後の繁殖には使用せず、猟犬として(あるはペットとして)生きて行くしか方法はありません!

・・ので、仔出しの良い台牝は犬種を問わず、ブリーダー間では高価で取引されるのが一般的となっています。


更に、狩猟犬の台牝価値は、その直仔を約1年間飼育・訓練し、その結果を検証しなければなりません!。

仔犬の体型は種牡に、気質や猟芸は台牝によく似ると言われています。

品評会系の犬種は種牡(賞歴あり)が重視され、猟犬は台牝が重視されるのはその所以でもあります。

繁殖は、その犬種の品種改良でもあります・・。

ですので・・ブリーダーは当該犬種の未来を担う重大な責務があることを自覚しなければなりません!

繁殖工場の様な劣悪環境で仔犬が次々と生産される販売目的のブリーダーが居ることも事実ですが、それも本年度6月1日付で改正された動物愛護管理法で淘汰され、廃業を余儀なくされると推察します。

犬にも「犬権」があると思います・・。

生まれて来る全ての仔犬が両親の良血を継承し、素晴らしいオーナー様の下で幸せに暮らして欲しいと願って止みません!



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



< 追伸 >
フクの仔犬は、全て予約済です・・。
※ 現在、予約は中止しておりますのでご了承ください。
尚、サツマビーグルの詳細はHP『 日本狩猟犬サツマビーグルの郷 』をご参照ください。




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2021年12月28日 (火)

大鹿を追い続ける老ハンター!

本日は、ご主人様が意地になって追い続けている大鹿(牡ジカ)のお話しです。

初めてこのシカと会ったのは、3年前にある猟場に移動中の畑でバッタリ会いました・・。

( 写真はイメージです )
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ニホンジカにしては、身体も角もとて大きく、何か森の皇帝の様な気品が漂っていました!

ご主人様も我々が我家にやって来て約11年。

シカ猟では、地元では一目置かれる存在になっています。

因みに、シカが少なくなったのはご主人様と我々が沢山獲ったから・・何て言われています(笑)。

・・が、このシカほど気品に満ちた素晴らしい大鹿は見たことがありませんでした!


話しは少し外れますが・・

大鹿となると、当ブログをご覧になっいる方はご存知と思いますが、言わずと知れた若き大物ハンター栃木のT氏を想い出すのではないでしょうか。

ご主人様は、一般のニホンジカと区別するために『 大角鹿 』と命名しています。

・・と言うのも、下に紹介します大角鹿は、飼育していたエゾシカが逃げ出し、地元のニホンジカと交雑したと言われています。

何れも、100kg超級と言う大物です・・( 過去最大は130kg )

写真① 角がとても太く大きいです。

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写真② 写真の猟犬は、我家のナツの母親ナナです。

それにしても、ナナは中型犬で大きいのですが、この2頭の大角鹿と比べるととても小さく見えます。

森の皇帝と呼ばれるのも良く分かります・・。

こんな大角鹿がマチに飛んで来たら、怖いでしょうね!!!

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話しを本題に戻します・・

ご主人様が見た大鹿は、栃木の大角鹿と比べると小さいと思います。

しかし、共に森で見ますと・・とても威厳と気品に満ちた雄姿に惚れ惚れするのは同じと思います。


ご主人様が執拗に追い続けている大鹿は、もう6才になります。

毎年、訓練や狩猟で数回は見ていますが、全く他の雄ジカとは違います・・。

今年も、11月15日の狩猟解禁日に、猟場の監視パトロール中に林道で会っています。

元気な雄姿を目の前にし、ご主人様はその存在に安堵され、この大鹿を狩りに行く時はとてもやる気十分なのです(笑)

この時見た大鹿は、体も一段と逞しくなり、濃い焦げ茶色は遠目では真っ黒に見え、大きな体躯に大きな角は更に進化している様でした。

ご主人様が、他のシカに目もくれず追い続けるのには申し分のない大鹿です・・。

因みに、地元の老ハンターからも『 化け物 』と呼ばれている様です!。


そして本日も、諦めもせずアサを連れて大鹿狩りに行っておりました・・。

この猟場までの移動中も・・アサが追跡中のマチでもT氏の大角鹿をイメージし胸ドキの様です(笑)

しかし、今猟期は雌シカばかりで、別の雄ジカを見るのも稀になっています・・(≧◇≦)

3年ほど前から、有害駆除の賞金稼ぎハンターが増え、猟場の取り合いも始まっている様で、山は括りワナで一杯。。。

・・で、以前の様に非猟期中に我々を山入させ、追い鳴きを楽しむと言うことは皆無となっています・・(>_<)

我々の追い鳴きを聞きますと、どことなく老ハンターがやって来ては『 有害の邪魔をしないでくれ! 』と??。

しかし、猟期中はお金にならないのか括りワナは殆どありません!・・(^-^;


本日もアサがしっかり追跡しましたが、マチにやって来たのは雌ジカでした・・(>_<)

勿論!・・撃たずにスルーし、アサを回収し帰宅。

ご主人様は、アサとハチとの山入は大鹿でなければ全く無関心です!・・( 無駄な殺生はしません! )

この猟場周辺の雌ジカを残してやると大鹿との間に素晴らしい小鹿も生まれると思います。

大鹿を求め追い続けるのは『 老ハンターのロマン 』の様です(笑)



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月27日 (月)

狩猟通信(6) 雪中のシカ猟!

本日は大阪に行っていますレオン君のオーナー様H氏から写メが届きましたので紹介します。


土日は、腰までの雪の中、福知山に出猟しました。 

 午前中で鹿、2つ捕らせてくれました。

鹿は頭と背中が見えましたが、レオン君達は、鹿のラッセルの後を5分遅れで追って来て見えませんでした(笑)。

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今日は、庭で日向ぼっこして、次への英気を養い中です。

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福知山には仲良しの兄弟犬のピース君も一緒だったと思います。

それにしても、凄い雪ですね!!!

四国徳島でも、本日粉雪が舞う寒い一日でした・・(>_<)

凄い積雪の中、レオン君達はよくシカを発見し追跡したものです。

シカが逃げて雪をラッセルした後を追った様ですが、雪が深くてレオン君達は鳴き声だけで姿が見えなかった様です(笑)

四国徳島では、この様な積雪は余り経験がないのでコメントのしようもありません!・・(>_<)


我々は、高鼻と言う漂ってくる獣臭をキャッチして獲物を発見するのも得意ですので、この様な積雪でもシカ猟が出来ます!

この度は残念ながら、捕獲写真が添付されていませんでした。

・・ので、多分こんな様子だったのでは?と・・

京都に行っていますダイ君とマリーちゃんの雪中シカ猟の様子を紹介しておきます。

( 写真前がダイ君、後ろがマリーちゃんです )

こんな雪中でもシカ猟が出来るのですね!。

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シカを2頭獲った様ですが、回収は上の写真の様な感じだったと推察します・・( 凄い! )


愛犬もオーナー様も若いので雪中も関係なしの出猟でとても羨ましいです・・。

何処かの老ハンターの様に、前日のNHKの天気予報で「とても寒いなど」と放送されますと?・・( 山入は中止デス! )

・・で、今日も冷たい風が吹き寒いので山入は中止となりました・・(◎_◎;)

皆さん!・・もう直ぐお正月ですので、風邪を引かない様にして下さいね!!!



では、本日はこの辺で失礼します・・



< 追伸 >

ペットとして我々を飼育されているオーナー様と愛犬の写メもお待ちしております・・。
当ブログの「ホッコリ通信」コーナーで紹介させて頂きます・・( お待ちしています! )
※ 福井のアズキちゃん・・待ってますよ!・・(^O^)



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2021年12月26日 (日)

ホッコリ通信(1)

本日は、日曜日ですので、猟場はサラリーマンハンターに提供するため、山入はお休みです。

今日は冷たい風も強く吹いており、高齢化しているハンター達は山入はしないでしょうね(笑)。



・・で、本日のブログは和歌山に行っていますココちゃんのオーナー様H氏より、ホッコリする写メを送って頂きましたので紹介します。

※ この写メは10日ほど前に頂いたものです・・( 紹介が遅れゴメンね! ココちゃん/汗 )


先ずは、メール記事からご覧ください。

こんにちは。ブログ楽しみに拝見しています。

寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。

ココは寒いと犬小屋からチョコッと顔を出しますが出て来ません(笑)

我家のココと姉妹のフクちゃんは、来年1月4日に仔犬が生まれる様ですね!

どうか、母子ともに健康でありますように祈念しています。

内のココも、来年は仔犬の繁殖を計画していますので、ご指導の程宜しくお願いします。

我家のココは、本来ならシカ猟犬として活躍しているとしころですが、以前にも申し上げましたが嫁と子供達の連合軍に人質に取られ、コンパニオンドックとなっています(笑)

ですので、来年繁殖した仔犬を2頭残してシカ猟犬にする計画です。

最後になりますが、寒さ厳しい折、どうかお身体にはくれぐれもご自愛くださいませ。

少しですが、我家で採れたミカンを送らせ頂きます。

( 以上がメール記事でした! )


次は、添付写真をご覧ください!

ココちゃんの犬小屋の入り口には、寒風対策が施されている様で、温かそう!!!

寒いので挨拶は、顔出しで済ませる利口なココちゃん・・(^-^;

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少し暖かくなったので、犬小屋から出て屋敷の中をお散歩中なのかな?

相変わらず、我々には珍しい毛色「トライカラー」で美しいですよね!

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下は、ミカンの収穫作業を監督している様ですね!

ご家族にとても大事にされ一緒に暮らしている様子が良く分かります・・(#^.^#)

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下のココちゃんは何を言わんとしているのでしょうか?

我々に良いお年をお迎え下さい!・・と言っている様です・・。

ココちゃんもご家族と共に良いお年をお迎えくださいね!

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それにしても、顔付は我家のフクそっくりです(笑)



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月24日 (金)

大猪を獲り逃がす!

今朝、ご主人様は正月までの所用も終えたので、久しぶりにハチを連れ山入していました。

何時もの様に、我家を7時30分に出発し、猟場には8時に到着。

本日の猟場は、雄シカが居る所です。

ハチの首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

ところが・・本日は何かハチの動きがオカシイ???

何時もなら、勢いよく林道を走り抜け、直ぐにシカを起こして、独特の追い鳴きで追跡が始まります。

・・が、本日は捜索範囲も狭く、地鼻を使ってクンクンしてます・・

ハチは、車から100m余りの林道で、行ったり来たりを繰り返しています・・

ご主人様は、何の臭いをっているのか???と・・

今日は、雄ジカを獲ると言う執念で来ていますので、ハチの動きにはご機嫌斜めのご主人様・・。

ハチは、林道下20mの杉林で少しだけ残っているウラジロの周辺をウロウロ・・??

ご主人様は、半矢(手負い)のシカかイノシシが瀕死の状態か死んでおり、あわよくば食ってやろうと様子を伺っている・・と推測。

これには堪忍袋の緒も切れ、ハチを回収しに林道を下りて行きます・・(◎_◎;)
  
そして、ハチの近くに着くと『  ハチ! 』と叱ります!

ハチは、ご主人様が怒っていることも知らぬ顔でウラジロ周辺をウロウロ・・??

ご主人様は、もうカンカンです・・(-_-;)

そして、『 コラッ! ハチ!!! 』と、、、大声で怒りますと・・

何と!・・ドラム缶の様な大イノシシが飛び出して来ました!!!


( 写真はイメージです )

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えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・


鉄砲は銃袋に入れたまま・・更に急な坂を下りるので追い革はたすき掛けにしていました(汗)

ところが!?、大イノシシは50m程走り、少し小高い所でこちらを見ています!・・( これは頂きです )

ご主人様は、大イノシシをチョロ見しながら、ソロッと銃袋から鉄砲を取り出します・・( イノシシは未だ居る! )

そして、弾を装填する為に、上下2連銃を折りますと『 カチッ! 』とエジェクターの音が・・( 汗・汗・汗 )

この音を聞いた大イノシシは、案の定すっ飛んで逃げて行き・・後の祭り!!!・・(≧◇≦)

イャー・・何と大きなイイノシシ!・・( 逃がした獲物は大きく見える/笑 )

ご主人様は、暫く・・本心状態!!!・・・(≧◇≦)

今猟期は、未だイノシシを獲っていないので、悔しさも一塩の様です(笑)


尚、ハチは一切追跡はせずに、イノシシがこちらを見ていた場所まで行き・・暫くしてご主人様の下に帰って来ました。

ハチがイノシシに切られないのが良く分かった様です・・

利口なハチは、己の力を良く知っており、本日の様な大イノシシには鳴かずに寝屋周辺をラウンドすることが分かりました。

しかし、我々と違ってご主人様の下に直ぐ帰ることをしないで、ハチは尻尾を立て少し振りながらラウンドしていた様です・・( 凄い! )


・・・・・・・・・・・

ハチが我家に来て4年。。。

ハチの大イノシシの狩り口が初めて分かりました・・。

小さいイノシシであれば、追い鳴きし今までも何頭か捕獲しています・・が、大イノシシには寝屋周辺で鳴かずにラウンドすることを初めて知りました・・。

次回・・この動きがみられた時は、頂きデス!!!・・( 次回は獲ります! )


ご主人様・・本日はハチに最敬礼!・・( 八ちに叱られる!/汗 )

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【 後記 】

長いこと鉄砲撃ちをやていますと、こんな場面も何回となく経験しているご主人様!・・。

しかし、あんな場所で大イノシシが寝ていたのは初めて見た様です・・(>_<)

今日のことを、猟友に話しますと・・『 最近のイノシシやシカの寝屋は、昔と違い集落近くの竹藪や林の中に土を浅く掘った簡単な所で寝ていることが多い・・』と言うことでした・・( そうなんだ! )

集落の近くでは発砲出来ないことを知っているかの様な行動です!・・それにしても野生動物は賢いですよね!

近年は、ワナ猟でバンバン獲れるので、所持が面倒な鉄砲を止めたハンターも少なくなったことから、猟犬の恐怖からも解放され昔の様な寝屋を設ける必要もなくなったのでしょうか???


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて話は変わり、今日はクリスマスイブです!

山神様のプレゼントは??

大イノシシ ではなく・・見るだけ!

・・でした・・(≧◇≦)。。。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月23日 (木)

フクの出産準備!

本日、午前中に年賀はがきの作成がやっと終わりました・・(^O^)


・・ので、午後よりフクの出産準備をおこないました・・。

以下、我家の繁殖ケージを写真で紹介します。
( 写真はクリックで拡大します )


下の写真は、繁殖ケージの全景です。

約80(幅)×120(奥行)×90(高さ)cmの大型ケージを2台を合体させています

写真右側が産室、左側が休憩室兼仔犬の遊び場です。

尚、作業性を考慮し、ケージは鉄骨の架台(高さ約40cm)の上に設置しています。

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下の写真は、産室に産箱を設置したものです。

組み立て式にしていますので、ネジで固定すれば完成です。

大きさは、約70cmの真四角、入り口の高さは20cmです。
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そして、冬季の繁殖は暖房器具を設置します。

器具は、子豚の保温用を使用しています。

触れると電源が切れ、強さは2段階に切り替え出来ます。

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暖房器具を点灯すると、下の様になります。

尚、産箱下に置いてあるのは特注のステンレス製のスノコです。

出産3日前から、産箱には新聞紙とその上にペットシーツを敷きスノコを乗せ、更に短冊状にカットした新聞紙を敷いています。

下の写真は短冊状にカットした新聞紙です。
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出産中は、とても汚れますので、短冊状の新聞紙を再々新しい物に取り換えています。

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夜の繁殖ケージの全景は、下の様な感じになります。

尚、とても寒い時は、産室の周囲を付属のベニヤ板で囲い、前面の入り口には専用毛布を掛けて、熱が逃げない様に工夫しています。

産箱内の温度は、約15~20℃に調節しています。

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以上が、我家の繁殖ケージです・・。


このケージで、約10年間仔犬を繁殖して来ましたが、問題なくみんな元気に育って行きました。

尚、繁殖ケージを高さ約40cmの鉄骨架台に設置しているのは、ご主人様の腰痛軽減を図るのが主目的です(笑)。

仔犬の世話は立ちったり座ったりと、腰痛持ちのご主人様にはとても辛い作業ですが、この繁殖ケージのお陰で助かっている様です。

( 出産時の対応等に付いては、フクの出産を通して適時ブログで紹介させて頂きます )


本日は我家の繁殖ケージを紹介させて頂きました・・( ご参考になれば幸甚です )



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2021年12月22日 (水)

年賀はがき作成 一難去って又一難!

本日は、我家の年賀はがき作成に纏わるドラブルの紹介です・・(汗)。


ご主人様は、昨日、年賀はがきを作成しようと、何時も使用している日本郵便の「はがきデザインキット2022」をインストール・・。

ところが???????????

昨年までのソフトが廃止され、新しいソフトに全面改訂されていました!・・(≧◇≦)(≧◇≦)(≧◇≦)

なんだこりゃ!!!!

しかし、気持ちを取り直し、新しいソフトを見て・・またまたビックリ???

何と!、新しいソフトに使えるのは住所(宛名)だけ・・

以前、色々と管理していたデータは全てパー・・(≧◇≦)

まぁ・・宛名が移動できれば良いかと、指示通りCSVファイルに変換し新しいソフトに入れるも「エラー」で使用出来ず・・( なんだこのソフトは?/怒! )

パソコンに詳しいご主人様でもCSVファイルの修正は半日経っても解決できず、全て一から入力し直し・・(≧◇≦)

更に、印刷する為にPDFに変換し保管すると、ソフト内のデータは消されていました・・( こんな時だけ親切に削除? )

・・ので、修正は出来ないので間違った宛先は又一から入力し、またPDFに保管???

こんな使い勝手の悪いソフトを何故開発したのか???

日本郵便の開発担当者は、自分で使って確かめたのか?・・( 激怒! )

昨年までご主人様同様・・このソフトで年賀はがきを作成した高齢者の方達は、恐らく新しいソフトに戸惑っていることとご推察致します・・(≧◇≦)

パソコンに詳しいご主人様も手に負えない、欠陥ソフトです・・( PCに詳しくない高齢者には最悪のソフト/汗 )


・・で、ネットで新しい「 はがきデザインキット2022 」の口コミを見てびっくり!!!

凄い書き込み数があり全てを見るのは皆無!・・(>_<)

評価は「★☆☆☆☆」で、みんなご主人様と同じような思い・・。

宛名は自分で書きました!・・と言うご老人も沢山いました!・・( お気の毒 ) 

日本郵便には、対応できない程の苦情電話が殺到した様で、電話が繋がらなかったらしいです・・(≧◇≦)


この口コミを見たご主人様・・長年使用して来た「 はがきデザインキット 」の使用を断念!。

そこで、Amazonで『 筆ぐるめ29 』を購入・・(ダウンロード版=約1600円 )

すぐさまパソコンにダウンロードし、使用を開始!!

そこで、ダメ元で「 はがきデザインキッド2021 」で作成したCSVファイルを入れると?

何と!・・上手く取り込みが出来、新たに住所録を作る手間が大きく省けました・・(^o^)

日本郵便どうしのソフトで認識が出来ないものが、他社のソフトで認識できるとは?・・( バカバカしい! )

Dsc_1600-21


そして、いよいよ印字の段階となり、テスト印刷をすると???

何と!!・・今度はプリンタで打ち出された印字がカスレて文字が読めません(大汗)

プリンタヘッドのクリニングを幾らやっても改善できません!・・(≧◇≦)

そこで、YouTubeで色々と調べ、プリンタヘッドを取り外し洗浄を試みましたがダメでした(汗)

もう年末まで10日ほど・・。

プリンタ修理を何時までやっても時間が経過するばかり・・(≧◇≦)


そこで、思い切って新しいプリンターを購入することに!!!

家電量販店に行くと・・・

と!、殆どのプリンターは売り切れ・・(≧◇≦)

残っているのは上位機種のみ・・それも後2台・・。

店員さんに聞きますと『 メーカーには1ヵ月前から注文を出しているが入って来ない! 』・・

・・で、県内の他店の在庫を調べて見てもらっても「無し」とのこと・・。

仕方なく、残っている1台を購入することに・・( 41000円 )

下の写真が、買って来た新しいプリンタです・・。

Dsc_1599


早速、梱包から新しいプリンタを取り出し、セットアップを開始!・・。

流石はご主人様!・・セットアップは約30分で終了・・。

・・で、早速、年賀はがきの宛名を印字・・。

Dsc_1601

新しいプリンタの大きさは、以前のものとほぼ同じ・・。

しかし、流石は上位機種!・・印字は早くて美しい!・・。

旧機だと打ち出すのに約3時間ほど掛かっていましたが、2時間弱で終了・・。

やはり!・・プリンタも「金」次第と、ご主人様も凄く納得されています(笑)

こんな時でもない限り、上位機種は購入しなかったと思います(汗)


本日、宛名の作成が終わりましたので、明日は裏を作成し印字して終了です・・。

ご主人様も一時はどうなるか気が気で無かったのですが、やっとこれで一安心です(笑)


しかし、未だフクのお産準備も終わっていませんし、ご主人様は何かと忙しく、年内の山入は出来そうもありません!・・(>_<)

まぁ・・年末が来てワカのチェリーアイ手術、この度のプリンタ購入、孫4人のクリスマスプレゼントとお誕生祝、年明けにはお年玉等々と・・年金生活のご主人様にとって多額の出費は死活問題となり兼ねません!・・(>_<)

しかし、本日買ったプリンターは、残り2台の内の1台・・とてもラッキーだったとご主人様も大変喜んでおられます?・・( 物は考え様ですね!/笑 )。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月20日 (月)

ワカ チェリーアイ手術②!

 本日、ワカは左目のチェリーアイ手術を行いました。

右目に続く手術です・・

チェリーアイは、一方がなるともう片方もなる確率が高いと言われています。

ワカは、右目の手術が終わり、6日目に左目が発症しました・・(-_-;)

ワカには本当に手を焼かされます・・(>_<)


しかし、先日初めて母親ソラのシカ猟に連れていた時は良い動き見せ、狩猟センスが良いことをご主人様にも認めてもらいました・・( 拍手! )

また、バセットタイプには稀な走りが非常に早く、これは父親アサ譲りと思います。

・・ので、ご主人様は本日の手術代もさほど気になっていない様で、手術を無事終え、来年度には早くも山入をさせ潜在(保有)する狩猟センスを開化させてやりたいと意気込んでます(笑)。


そして本日、動物病院に。。。

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当院の先生は、若いですがとても勉強熱心で、手術の腕も上手らしいです・・( ご主人様談 )

・・ので、ひっきりなしに当院を訪れる人(犬)が後を絶ちませんし、手術は1ヵ月待ちとなっています(汗)。


下の写真は、診察を待つワカです。

前回手術した右目はほぼ綺麗に治っています。

この度は、左目のチェリーアイの手術を受けます。

( 左目のピンク色のコブ(瞬膜が飛び出しいてる)がチェリーアイです )

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下の写真は、手術を終えたワカです。

飛び出した瞬膜は完全に無くなっています。
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そして、我家に帰り、餌を貰いますとガツガツと食べ、とても元気で我々も安心しました!。

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【 後記 】

ワカは、本日手術も無事終えました!

次回は、12月29日に動物病院で手術経過を診てもらい、良ければエリザベスカラーも外してもらえます。

勿論、この瞬間「完治」と言うことになります。


動物病院の看護師さんに『 ワカちゃんは、また大きくなりましたね! 』と言われた様です(笑)。

右目の時は17kg、この度は19kgとなり、女性看護師さんも抱っこがやっとの様でした!・・( どこまで大きくなるのやら? )

・・で、手術後の車までの移動はご主人様が抱っこして運んだ様です(笑)


尚、待合室で診察を待っている方がワカを見るや『 うわ~可愛い・・この犬何という犬種ですか? 』と、ワカはどこでも人気者でした!。

やはり!、我々サツマビーグルの大きく長く垂れた絞り耳は、初めて見る愛犬家はとても興味がある様でした!・・(^O^)


兎に角、手術も無事終え、一安心と言うところです・・( ワカ・・良かったね! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月19日 (日)

猟銃所持取り消し「違法」 札幌地裁

本日は、2018年8月、北海道猟友会砂川支部長の池上治男さんは、砂川市の依頼を受け、市職員と警察官の立ち会いの下、ライフルでヒグマを駆除したが、道公安委員会は周囲の建物に着弾する恐れがあったと判断し、19年4月に猟銃の所持許可を取り消しました。

これの処分を不服として、池上さんは札幌地裁に裁判を起こしました。

そして、約3年間の裁判期間を経て、12月17日、札幌地裁で池上さん等の訴えを全面的に認め「 猟銃所持取消しは違法 」として処分を取り消すと言う・・

全面勝訴となりました!・・ヽ(^o^)丿 



先ずは、北海道新聞(12/17)の記事をご覧ください!

自治体から要請を受けてヒグマを駆除した際、建物に銃弾が当たる恐れがあったとして、猟銃の所持許可を取り消された北海道猟友会砂川支部長の池上治男さん(72)が道を相手取り、処分の取り消しを求めた訴訟の判決が17日、札幌地裁であった。

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広瀬孝裁判長は「社会通念に照らして著しく妥当性を欠く」として処分を取り消した。

判決によると、池上さんは2018年8月、砂川市の依頼を受けて出動。市職員と警察官の立ち会いの下、ライフルでヒグマを駆除したが、道公安委員会は周囲の建物に着弾する恐れがあったと判断し、19年4月に猟銃の所持許可を取り消した。

広瀬裁判長は「出動は市の要請で地域住民の不安に応じたもので、公共の利益に沿ったものだった」と指摘。弾丸が付近の建物に当たったり、損壊させたりした事実も認められないとした。

その上で「取り消し処分は、発射行為の危険の有無だけではなく、経緯や状況などを総合的に考慮して判断すべきだ」と言及。所持許可取り消しは裁量権の範囲を逸脱し、違法だと結論付けた。

訴訟で原告側は、ヒグマの後方には高さ8メートルの斜面があり、弾丸を遮る「バックストップ」の役割を果たしており、周囲の建物に到達する恐れはなかったと主張。道側は「弾が樹木などに当たって予測できない方向に跳ね返り、建物に当たる可能性があった」などと反論していた。

判決後に記者会見した池上さんは「自分の銃だけの問題ではない。警察、自治体、ハンターで協議して解決しなければいけない」と話した。

猟銃の所持許可取り消しをめぐる判決後、記者会見する北海道猟友会砂川支部長の池上治男さん=17日午前、札幌市
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【 後期 】 

札幌地裁の廣瀬裁判長は、判決の主文で公安委の処分を「取り消す」と明言、続く理由説明で「原告の出動は公益目的で、公共の利益に適う」とし、池上さんに違法行為はなかったと結論づけました。

また仮に鳥獣法違反と判断する余地があったとしても、それを理由とする銃所持許可取り消しは「もはや社会通念に照らし著しく妥当性を欠き、裁量権の範囲を逸脱、濫用したものと言わざるを得ない」と言い切り、公安委の処分を「違法」と断じました。

さらに当初の捜査のきっかけとなった「跳弾」疑いについても、次のようにほぼ全否定することになりました。

「 原告が発射した弾丸については、本件ヒグマから逸れたりすることもなく、これに命中したものである。またこの弾丸がヒグマの身体を貫通し、さらに跳弾してどこかへ飛んだような事実を窺わせる証拠もみあたらない。そもそも原告が発射した弾丸が現場付近の建物に当たったとか、その建物を損壊させたなどといった事実は、本件証拠上まったく認められない 」・・

これに対し、池上さんは「 私に代わり裁判長が全てを喋って頂いた」と意を強くし、「 被告の主張にとどめを刺すような判決だった 」と評価しています。

また、代理人の中村弁護士も「 行政の裁量権について『 著しく逸脱 』としてくれたことを評価したい 」と感慨深げに語った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、池上さんは・・今後の銃によるヒグマ駆除について「 判決は必要条件ではあったが十分条件とは言えない 」と訴えています。

これを受けて・・改めて地元自治体、北海道、及び警察の三者で話し合ってもらい、何らかの合意を経た上で我々に駆除を要請してもらいたい。自身の銃が戻る・戻らないの問題ではなく、地域を守るにはどうするか、ハンターを含めた4者が協力すべきと以前から言い続けてきました。

『 何かあったら逮捕します 』ではなく、一所懸命やってるハンターが私のような目に遭ったらどうなるかを考えてもらいたい・・。

・・・・・・・・・・・・・・

本件の行政訴訟の審理にあたった札幌地方裁判所の廣瀬孝裁判長は、池上さんらの「現場を見てほしい」という声に応えて異例の現地調査に踏み切り、昨年10月に駆除現場を訪ねて自ら現地の高低差などを確認しています。

廣瀬裁判長は、疑わしきは自ら現場検証する等、本当に公平公正な素晴らしい裁判官と絶賛します!・・( 拍手! )

また、池上さんも道公安委員会に怯むことなく、「 処分は違法だ 」として裁判で戦った信念と勇気に心より敬意を表したいと思います。

この間、我々ハンターを守るべき大日本猟友会は何をしていたのか、知る余地もありません!・・(≧◇≦)


・・・・・・・・・・・・・・・


では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2021年12月17日 (金)

猟犬事故!

本日は、少し前の話しです。

12月10日付で、当地町役場産業経済課長より「 猟犬による事故防止の徹底について 」と言う通知が届きました。

※ この通知は、当地で有害駆除に従事するハンターに配布されたものです。


その内容は・・

12月4日午後、阿南市において、狩猟中に猟犬が逸れてしまい、圃場(ほじょう)で飼育されていたヤギに噛みつく事故が発生しました。

( 写真はイメージです )
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猟犬は、銃器等の猟具同様、人命や他人の財産に大きな損害を与える可能性があり、更には捕獲活動に伴う事故の発生は、いかなる理由があっても、捕獲活動に対する社会的意義や狩猟者への信頼性を著しく低下させるものであります。

つきましては、別紙「猟犬による狩猟事故防止に向けた遵守事項」に留意し、改めて徹底頂きます様、宜しくお願いします。

以上が通知です・・。

尚、別紙については、各地方によって異なることもありますので、本稿での紹介は控えさせて頂きます。



さて、この様な猟犬事故がどのくらい全国で発生しているのかネットで検索しますと・・何と紹介できない程の報告数がありました・・(≧◇≦)

我家では、ワクチン接種が終わった生後4ヵ月~8ヵ月の間に、基礎訓練と山入訓練を通し猟犬としての資質を確認しています。

1)他人や他犬並びに家畜等と仲良くする社会学習を行っています( 基礎訓練=生後4ヵ月~6ヵ月 

この訓練で、犬の資質を良く観察し、威嚇したり噛みついたりする行動が見られる場合は「不適」と判断し、猟犬として使用することを断念する様にしています。


2)基礎訓練で「合格」した犬は、実際に猟場に連れ出し猟犬としての資質を確認しています( 山入訓練=6ヵ月~8ヵ月 )

そして、以下に示す欠陥行動が見られる犬は猟犬としての使用を断念する様にしています。

① 呼び戻し用の「犬笛」の合図に順応せず、主人を無視して帰って来ない犬。

② 猟場から里に下りて、うろつく犬。

③ 主人の指示に従わず自分中心の狩り「セルフハンティング」をする犬。


以上が猟犬としての資質をチェックする要旨ですが、幸いにも我々サツマビーグルは今日までこの様な犬は確認されていません!。



【 後期 】

ネット検索の結果、猟犬事故で最も多い犬種は日本犬(地犬含む)でした。

しかし、日本犬全てが他人や他犬並びに家畜に危害を加えると言うのは如何なものでしょうか???

我々は、訓練の仕方が間違っていたと考えています・・(>_<)

ご主人様の猟友のイノシシ猟犬は日本犬ですが、十頭余りの多頭飼育ですが喧嘩などは一切なく、ご主人様に我々が同行し訪問しても、最初は鳴きはしますが直ぐに収まり、みんな尻尾をフリフリして迎えてくれます。

聞きますと、仔犬の時から他人や他犬にできる限り触れさすことを念頭に育てている他、ヤギやニワトリも飼って自然に慣らしている様です。


良くブログやフェイスブック等に括りワナや箱ワナに掛かったシカやイノシシに、猟犬の資質をチェックするためか仔犬を当てて居るハンターを見掛けますが、それは猟犬の猟能テストであって、猟犬の社会的な資質のチェックにはなりません!

ましてや、括りワナに掛かっているシカに先導犬と一緒に仔犬を当てているのをよく見掛けますが、このことと里山にヤギが繋がれているのを猟犬が発見した場合、果たしてシカと見分けることが出来るでしょうか???

我々(サツマビーグル)から見ますと、猟犬はヤギとシカの区別もつかず訓練された通り噛みに行くと思います(汗)

これは!・・猟犬が悪いのではなく訓練を怠った(又は間違った)所有者であるハンターの社会的責任が問われるべきと考えます。


お叱りを覚悟で言わして頂きますと、ただ単に括りワナ等に掛かったシカやイノシシにファイト出来れば、安易に先導犬に付け山入しているハンターも少なくないと考えますが如何でしょうか???・・( これでは猟犬が可哀そうです!)

やはり!、狩猟犬は「 猟犬である前に良き家庭犬であるべき 」と考えます・・( ご主人様の信条 )

万一事故を起こした猟犬は、社会的な責任を追及され処分される他、猟犬所有者のハンターも被害者への賠償責任並びに関連法令上からも厳しい処分が科せられると思います・・(>_<)

事故が起こってから反省するのではなく、可愛い猟犬の為にも基礎訓犬(社会学習など)を実践し、猟犬としての資質が欠落している犬は絶対に使用してはならないと思います。


猟犬事故は、町役場からの通知にも明記されています様に、捕獲活動に対する社会的意義や狩猟者への信頼性を著しく低下させるものであり、全国多くの銃猟(犬猟)ハンターも同様な目で見られることになりますので注意が必要です。

また、猟犬事故が発生しますと、当該地域の有害駆除は事故を起こした犬種の使用を中止したり、又は全ての猟犬の使用を禁止する等の厳しい行政措置が取られています・・。

有害駆除に携わるハンターから見れば行き過ぎの様にも見えますが、猟犬事故の社会的責任から判断すれば、当局の措置は当たり前と言わざるを得ません!


何度も言いますが・・

猟犬事故を起こしますと被害者への賠償の他、猟犬も所有者のハンターも法的処分が科せられます。

・・ので、他人や他犬並びに家畜に危害を及ぼす恐れのある猟犬を所有するハンターは、絶対使用しない決断が必要と思います。

また、仔犬をお持ちのハンターは是非とも基礎訓練をしっかりと実践し、愛犬との楽しい狩猟を満喫して欲しいと願っております。



この度の猟犬事故を「対岸の火事と思わず」全ての銃猟(犬猟)ハンターは真摯に受け止め、狩猟が永遠に存続できる様に努めて頂きたいと願っております。

本日は、当県の猟犬事故を紹介させて頂きました!・・( ご参考になれば幸甚です )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月15日 (水)

ワカ 初めての山入!

今朝、ご主人様はワカとお母さんのソラを連れ山入していました。

ワカは、今日が初めての山入です・・。

どの様な反応を示すか、ご主人様も我々も・・興味津々でした!。

本日の山入は、順番でソラになっていました。

そこで、ご主人様はワカが来週の月曜日に右目に続き、左目のチェリーアイ手術をします。

手術をしますと、又1ヵ月ほど山入は出来ません!!!

・・で、本日はお母さんのシカ猟を体験させてやろうと山入に連れて行きました。


本日の猟場は、我々全員がここで訓練を受けだ「シカ学校」です。

もう車が入れない林道や山道が碁盤の目の様に走り、広い杉林、茶畑、谷川、岩場、上り下りが急な地形等、全ての山の形状が濃縮された猟場です。

・・ので、ここの猟場のシカは獲らないことにしています。


8時に猟場に到着。

本日は、ワカにもGPSマーカーを装着した様です。

何故かって?・・それはお母さんのソラが母親のリリーと初めて山入した時、GPSマーカーを付けず一緒に放犬したところ、ドンドンと山奥まで付いて行き、それでも1時間余りかけて独りでご主人様の下に帰って来たことを思い出しての処置です(笑)。


下の写真は、猟場に着いた時に撮ったものです。

( 写真左がワカ、右がお母さんのソラ )
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ワカは、車酔いも無く、元気でした。


下は、放犬前の記念写真です(笑)

( 写真左がワカ、右がソラ )
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良く見ると、お母さんのソラより体が大きくなっており、ご主人様もビックリした様です・・。

因みに!・・お母さんのソラは、牝犬ではありえない体高53cm、体重19kgと言う大型犬です。
※ また、お父さんのアサは体高59cm、体重27kgと言う超大型犬です。



そして、放犬・・・。

Dsc_1649

本日の山入デビューは、ご主人様の訓練テクニックで、約1時間で切り上げました!・・( 楽しい内に切り上げるのがコツ! )

その間、ワカは終始尻尾をピンと立て、山に怯む様子も一切なかった様です・・( 凄い! )

一般的には、初めて山入りした時は、色んな臭いが交錯しており、尻尾を垂らして警戒するのですが・・。

これも、基礎訓練をしっかりやっていたことから、山入はその応用編の様なもの。

例えば、田んぼの岸での上り下りは林道の法面に応用できます。

・・・・・・・・・・・・・・

ワカは、お母さんのソラにしっかりと付いて行きます。

Dsc_1640

そして、お母さんが臭いを拾っていると・・何々?・・とクンクン。。。

時には、お母さんから離れ・・クンクン!!!

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そして、お母さんはワカが遅れると「 早く来なさい! 」とばかり、待ってやる利口さ・・(^.^)

下の写真は、ワカが寄り道して付いてないと知ると、丘の上で待っているお母さん!

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「 早く来なさい! 置いて行くよ! 」と、言っている様です。

この時、ソラはシカ臭を高鼻でキャッチしていた様で、ワカが来ると猛スピードで寝屋を目指し、起こし鳴きから追跡になりました。

ワカは?とGPS受信機を見ますと、何とお母さんにピッタリ付いています。

ワカは、顔がバセットタイプなので足が遅いと思われがちですが、基礎訓練で広場に連れて行くと凄いスピードで走っていましたので、お母さんのスピードにも余裕で付いて行ったと思います・・( 凄い! )


ご主人様からの距離・・700m。

ソラから離れれば、戻りセンスを見る絶好のチャンスです・・。

しかし、ソラが5分余りで追跡を止め、ワカの下に帰って行きます・・( 子煩悩すぎ? )

そして、暫くして2頭でご主人様の下に帰って来ました。


下の写真は、独り行動するワカ・・

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一人前に、高鼻で下から吹き上げて来る獣臭?をキャッチしているのでしょうか?(笑)


下の写真は、ご主人様に『 早く来い! 』と催促している様なワカ。。。

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【 後記 】

ワカの初めての山入は、上出来でした!・・( 拍手! )

中々、初めての山入で、尻尾をピント上げお母さんにしっかり付いて行くばかりか、時にはクンクンやりながらご主人様から100mも離れることも・・。

ご主人様も、ワカの左目のチェリーアイ手術で訓練が遅れることを悔やんでいましたが、今日のワカの山入を見て安心したと思います・・(^O^)/

やはり!、ワカは基礎訓練をしっかりやっていたこと並びにとても幼犬とは思えない大きな身体と言うこともあり、我々みんなが倒木を飛べなかったり急な法面を上がり下り出来なかったことを難なくやってのけ、母親と同じ様に走れることがこの様な良い結果に繋がったと思います。


ご主人様も、『 ワカの狩猟センスは素晴らしい・・今後が楽しみだ! 』と安堵されています。

ワカ・・よく頑張ったね!

手術も無事終え、我々もワカと山入出来るのを楽しみにしています!

兎に角、ご主人様の喜びようが半端でなかったことから、ワカが山入訓練を本格的にするようになれば、我々もしっかりしないと直ぐに追い越されれるかも知れません!・・(*'▽')



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月14日 (火)

ナツ・フク繁殖計画は成功するも先行き不安!

我家では、ナツとフクの繁殖計画が進んでいます。

交配は、ご主人様の適切な補助により、11月4日に無事終えています。

交配後30日目に、ご主人様がフクのお腹を触診で妊娠確認をしました結果、無事妊娠が確認されました。

但し、フクが初産と言うこともあり、仔犬は「マエバラ」と言って、仔犬は腹部の前部(胸腔)でおり、ベテランの方でも妊娠確認を失敗される方も少なくありません!。


下の写真は、妊娠30日のフクです・・。

横から見ても・・少しお腹がふっくらしているのが確認できます・・。

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下は、妊娠40日目のフクです。

乳腺も張って来ました・・。

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出産予定日は、来年の1月4日です。。。

因みに!、来年の干支は『 寅 』で、ご主人様の当たり年なんです・・。

・・で、フクには良い子を産んで欲しいと願っております。


< 特記 >

当犬舎の仔犬は全て完全予約制で、この度の仔犬譲渡は2年待ちのオーナー様となります。

仔犬の繁殖は、本年6月1日付の改正動物愛護管理法で繁殖飼育施設等の管理基準が強化され、その施設設備の改修が出来ないブリーダーは止む無く廃業される方も多いと推察されます。

幸い当犬舎「事業所名=四国プリンス犬舎」は、法改正で義務付けられた「運動場」も完備しており、法改正基準はクリアーしていますので従来通り繁殖は可能です。

しかし、全国で現在我々を保存(繁殖)できるのはご主人様お独りですし、高齢でもありますので現在の予約者様全ての方に仔犬を譲渡できるかは定かではありません。

この様な状況下ですので、一刻も早くご主人様に代わる後継者「第一種動物取扱業(販売)の登録認可者」を作らなければ、後10年もすると又もや我々は絶滅の危機に陥ることになり兼ねません・・(>_<)

ところが、法改正における管理基準の強化により、繁殖飼育施設の建築設備には多額の経費も必要であり、保存活動を行うにはある程度生活に余裕がある方が対象となりますので、後継者確保は難しいのが現状です。

現在、ドックフードを始め多くの飼育管理機材等も値上げされており、今後は保存協力金(譲渡金)の値上げも考慮しなければ保存活動は難しと考えます・・。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月13日 (月)

山入していると こんな発見も!

今朝も、ご主人様はソラを連れて山入しておりました。

ソラは、捜索範囲が少し狭いので、シカが少なくなった今猟期はご主人様は林道から山中に入り、シカ臭を拾うのを助けています。

そして、シカ臭を拾うと一転捜索スピードが増し、寝屋に直行し起こし鳴きが入り、追跡となります。

山中に入っていますので、単独猟でもシカの捕獲率は断然良くなります・・。


ハチの様に追跡力が優れていても、単独猟では必ず獲れると言う確証はありません!

むしろ、ソラやナツの様に追跡中に臭いを切られ中断する方が、何故か単独猟では捕獲率が良いのです。

恐らく、良く行く猟場のシカは、追跡力が凄いハチやアサの声を良く知っており、起こされたり周辺で追い鳴きを聞くと、早や逃げをしてドンドンと山奥くまで一気に飛んで行きます。

しかし、反対にソラやナツであればトリックを掛ければ追跡を中断できることを学習しており、起こされたシカも寝屋近くで様子見していることが多く、二番起こしのマチに掛かることが多くなると推測しています。


さて、話を本題に戻すことにします。

上記した様に、今猟期はシカも例年に無く少なく、特にイノシシに於いてはその傾向が顕著で猟果は期待できそうもありません!

全国の保存会員様に聞いても、イノシシ猟は豚熱の影響も大きく捕獲は「サッパリ!」と申されています。


その為、捜索範囲が狭い犬や若犬の場合は、寝屋近くまである程度は誘導してやらないと、中々起こしには至りません。

そこで、御老体に鞭打って、愛犬と共に山中を歩くことも多くなっていると推察します。

・・が、歩くことが少なくなった今日、幾ら気温が低いからと言っても、汗が噴き出します・・。


しかし、何時も入らない山中を歩いていると、思いも掛けないことも発見できます・・(^O^)/

下の写真は、ソラと一緒に山中を歩いている時に偶然発見したものです。

直系が60cmも有ろうかと言う松の倒木に寄生した「サルノコシカケ」です。

ご主人様は猟歴48年のハンターですが、この様なバカでかい物は初めて見たと驚いておられます。

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念の為、上記の価格をネットで調べて見ますと、これだけ大きい物はそうは無い様です・・。

そして、30cm~40cm程の大きさで5000円もの高値で販売されています・・( 凄い )


また、下の写真は30年ほど前に大ブームとなり採りつくされ、今では殆ど見かけなった野生の「エビネラン」です。

山中を歩いていますと時折見かけますが、これだけ多く広い群生地は最近ではとても珍しいと思います。

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これもネットで価格を検索しますと、何と野生のエビネランは一株500円~1000円で販売されいてました。

この群生だけでも、?万円になります・・( 凄い! ) 

エビネランは、全国的にも多くの愛好家がおられ、良いものは一株?万円と言う高値で取引されています。


しかし、上記のサルノコシカケ同様、これを見つけようと山入しても、とても見つかることは少なく金儲けにはならないと思います(笑)

たまたま、山中に入ることが多いハンターだからこそ、それも偶然に発見できるものと思います。

山中を歩き回り疲れている時、こういう珍しい発見をしますと、何かホッコリした気分になります(笑)

・・ので、疲れも癒されます・・(#^.^#)


< 特記 >

この様な記事を投稿しますと、必ずと言って場所を教えて欲しい旨の電話が入りますが、依然教えて上げたら次の日から業者の方がおばちゃん達をマイクロバスに乗せ、周辺の山々のエビネランを根こそぎ採られたことがありました・・(≧◇≦)

・・ので、場所は一切お教え出来ませんのでご了承くださいませ!。

もし欲しければ、どうぞご自分の足で発見して下さい!・・( 見つけた時の喜びは格別と思います! )



おまけ情報!・・

下の写真は、アナグマの巣です。

これも探そうとしても中々見つけられるものではありません!

自然界の要塞ともいえる地形を上手に使った立派なアナグマ城です(笑)

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月12日 (日)

天空の集落で暮らすサツマ!

今日は、日曜日ですので、猟場はサラリーマンハンターに提供するため、山入はお休みです。

・・で、ご主人様は今朝、徳島の山奥で暮らしているナツの兄弟に会いに行くことに!。

名前は・・テツと言います・・

父親はハク、母親はナナの名シカ猟犬を両親に持ち、2019年2月4日に誕生しました!。

そして、テツは2019年6月に我家のナツと兵庫のハヤトと一緒に、栃木から徳島にやって来ました!

下の写真は、我家に来たばかりの3兄弟です。

( 写真左から、ハヤト、テツ、ナツです )
Img_20190621_1816311

写真は、生後4ヵ月ですが、身体の大きさは全く異なっていました。

我家のナツとハヤトは倍ほど違っていました(笑)

ところが、現在、ハヤトは体高49cm(体重19kg)、ナツは体高50cm(体重19kg)とほぼ同じ大きさになっています。

これも遺伝(血筋)と言うことですよね。


・・で、残るは徳島の山奥で暮らしているテツがどの様な犬に成長しているのか、とても気になり本日会いに行くことに。

しかし、テツが暮らしています所は、四国の名峰「剣山」の麓で、標高800m級の天空の集落らしく、我家からはとても遠い所です。

例年なら12月からは雪が降るのですが、今年は未だなので、本日、テツに会いに行くことにした様です。

我家を9時30分に出発し、山にはガソリンスタンドが無いらしいので途中でガソリンを満タンにして出掛けました。

国道までは40分余りで行けましたが、そこからは県道とは言え狭い道路をクネクネと走って行きます(汗)

また、その道ときたら県道も脇道も道幅がほぼ同じ・・_(._.)_

ナビが無ければ到底行きつくことは出来なかったと思います(汗)

・・・・・・・・・・・・・

大分、走って(上って)来ましたので、やつと山奥に集落らしいものが見えてきました。

やっと着いたか???と思いきや・・

ココから、更に細い林道の様な道路をクネクネと走って行きます。

TVで『 ポツンと一軒家 』をよく見ますが、正にそれ以上の道路です(笑)

Dsc_1630

・・・・・・・・・・・・・

そして、やっと目的のテツ君のお宅に到着。

11時30分でした・・・

テツ君の家に行く道は勾配のキツイ坂道を車で下りて行きます・・(>_<)

途中、転げ落ちないか?・・ビクビクしながらテツ君の庭に到着(笑)

テツ君が、ワンワンと鳴いて迎えてくれました。

Dsc_1618

すると、元ハンターで85才のオーナー様がニコニコしながら、テツを静止すると鳴きがピタッと止まりました( 躾が抜群です )

オーナー様は、耳も目も達者で、とてもお元気なのでご主人様もビックリ。。。

昼ごはん前なので、テツ君の写真を撮らしてもらい帰ることに!。

テツ君は、推定ですが体高50cm、体重20kgで、ほぼナツと同じ大きさでした。

Dsc_1628-2

写真の通り、よく発達した頭骨、大きく長く垂れた絞り耳、筋肉質でバランスの良い体躯、短毛で濃い色素の斑点等々、殆ど欠点が見当たらない素晴らしいサツマビーグルに成長していました・・( 拍手! )

コロナ感染の事もあり、長居はしない方が良いと思っていましたが、日頃余り訪問者が無いのかオーナー様はご主人様の訪問をとても暖かく迎えてくれた様です・・( 感謝! )

約20分程、お話しを聞きましたが、現在テツ君は猟犬としてではなく、オーナー様の良き話し相手として仲良く暮らしている様でした。

Dsc_1631

この様な山奥の集落は、一人暮らしは慣れていてもイノシシ、シカ、サル等の野生動物も沢山おり、野菜畑を荒らされますがテツ君が鳴いて追い払うので家には近づいで来ないので助かっている様です。

テツ君は、生後6ヵ月頃までは朝夕放して散歩していた様です・・

すると!、自然にシカを追いかける様になりましたが、大切なテツを無くしてはご主人様に申し訳ないと、10分余り追い鳴きするようになってからは引き綱に繋いで散歩するようななった様です。

聞きますと、オーナー様は昔アメリカンビーグルでノウサギ猟をされており、犬が帰って来なくなり何頭も失ったことが脳裏にあったので、放すのを止めたと推察します。


そしてある事件が???

生後8ヵ月頃に、首輪を外してシカ?を追跡し、集落の頂上の尾根(標高1000m)を超え、剣山山景の奥山まで追って行き帰って来なかったことがあった様です。

そこで、点在している集落の猟友等にも連絡し、テツを探しましたが3日経っても見つかりません!

深い山奥なので、探しに探せず重苦しい気持ちなりましたが、それでもオーナー様は諦めず連日朝早くから夜遅くまでテツを探した様です。

そして、4日目の朝、何時もの様に探しに行こうと車の所に行った時・・何と!、尻尾フリフリ元気な姿でテツがオーナー様に飛びついて来た様です・・。

この時ばかりは、双方が大喜びで・・テツを思い切り抱きしめ涙した様です・・。

恐らく、もう二度と会えないと思っていたので、涙が止まらなかったと思います。

ご主人様もノウサギ猟でビーグル8頭を一度に無くしてしまい、見つけた時は本当に感動し涙が止まらなかった様です。


オーナー様は、1週間探しても見つからない時は、ご主人様の下に謝りに行く予定でしたと・・。

猟友達も、未だにテツが帰って来たのは「 奇跡だ 」と驚いておられる様です。

当集落でテツはとても人気者で、散歩で会う度に頭をナデナデしてもらい、時にはおやつも貰っている様です・・(^.^)

Dsc_1632

・・・・・・・・・・・・・・・

我々は、テツがオーナー様はもとより、集落の人達にも可愛がってもらっていることをご主人様からお聞きし、とても安堵しました。

テツは、ナツ同様に貴重なハク系の直系として、今後も天空の集落で元気に暮らして欲しいと願っています。


しかし、オーナー様は『 テツが大きくなり力が強いので散歩も何時まで行けるか分からない! 』と言うお話しも聞きました・・(>_<)

そこで、ご主人様は『 実は私が系統固定していたアメリカンビーグルの15代目の仔犬がやって来ますが、ノウサギが居なく訓練も出来ません! 』と言いますと・・

何と!・・『 ここはノウサギも沢山いるので是非飼わして欲しい! 』とのこと。。。

更に『 テツは猟欲も強く、訓練すれば良い犬(シカ猟犬)になる! 』とも言われ!

ご主人様としては、願ったり叶ったりでしたが!・・取敢えずはその場での結論は出さずに帰宅された様です。

・・と言うことで、『 本日テツに会いに行ったことは、短い時間ではありましたが色々な事情も知り得ることができ、とてもタイムリーな対面だった 』とご主人様は奥様に話されていました!・・( よかったねテツ! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月11日 (土)

利口なのも良し悪し!

本日は、少し前の話になります・・。

ご主人様は、ソラを連れ、先日猟場監視パトロールで行った、昔のノウサギ猟場に山入しておりました。


猟場には、8時に到着。

早速、ソラの首にGPSマーカーを到着し、l林道に放犬。

ソラは、ご主人様の約50m先の林道をゆっくりと前進して行きます。

昔は車で通れた林道も下の様な有様に変貌しておりました・・(>_<)

Dsc_1549-2

ソラは時より、林道下から吹き上げて来る獣臭をキャッチしようとしていますが、臭いは無い様です。

当時植林されてい杉や桧も驚くほど大きくなっており、林道は薄暗い程です。

この猟場は、当時はとてもノウサギが多く生息していましたが、この様に暗い森になりますと下草も生えないことから生息は難しいと思います。

反面、林道の法面には古い獣道も見られますが、最近使っている様なものは見当たらなかった様です。

そこで、ソラを松林と杉林に引き込むことにした様です・・。


暫くすると、ソラが前方を見詰めたまま動こうとしません???

Dsc_0359-2_20211206155701

恐らく、イノシシ臭をキャッチしたので、進行をストップしたと思います。

・・が、ここはソラのイノシシへの対応を確認するのには良いチャンスと・・。

ご主人様は前進しながら、ソラがどうするかテストをすることに・・( 意地悪! )。

後を振り向かず、GPS受信機でソラを確認しながら暫く前進して行きました。

ところが、ソラは来た道を引き返し車の方に向っています・・(-_-)

やはり!、この先にイノシシの寝屋があるのか?・・等々を思いつつ、折角昔の猟場に来たのでこの先どうなっているのかを調べる為に、ソラをそのままにして猟場を探索することに。

暫く行くと、下の写真の様な真新しいイノシシのヌタ場がありました。

Dsc_1547

やはり!、ソラは高鼻でイノシシの寝屋方向をキャッチしていた様です!・・( 凄い臭覚! )

・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、ご主人様が車の下に帰らないので?

何と!・・ソラが又もやご主人様の下に戻り『 もう帰ろう!! 』と言っている様な仕草をしますので、ご主人様もしぶしぶ車の下に帰ることにした様です(笑)

ご主人様曰く『 利口なのも良し悪し 』・・と。。。

ソラは、本当に利口で賢い犬で、ご主人様もその仕草に苦笑した様です・・。

また、奥様にも本日のソラの仕草を話しますと・・大笑いされた様です・・(^O^)/


かってはこんな事も?・・・

実は、ご主人様は栃木に行っているハクが、イノシシの寝屋が近くになると毛を逆立てイソイソと車の下に帰ることを逆手に取って・・

ハクにこの仕草が見られると、急ぎ帰宅しテツを連れ再度その猟場に向い、何度も大きなイノシシを獲ったことがありました。

下の写真はその一例です!・・


大きな雌イノシシで山出し(回収)に手こずり応援を頼みました(汗)

Photo_20211206171901

しかし、今はテツの様に上手くイノシシを獲らせてくれる犬も無く?

イヤ!・・居るには居るのですが?、小型サツマで妊娠中のフクなんです!(笑)

何時もやられてばかりですが、動きが敏捷なので大ケガはしたことがありません!

しかし、フクは大切な台牝・・テツの真似はさせない方が良いと思います(汗)

我々サツマビークルには、色んなタイプが存在し、上手に組み合わせて使えば面白い効率的な狩猟が出来るかも知れませんね!・・(^O^)



さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月10日 (金)

一皮むけたナツの仕事!

ご主人様は、今朝ナツを連れて山入しておりました。

ナツは、昨猟期はシカを起こすのは上手でしたが、追跡は10分余りとイマイチでした・・(>_<)


ところが・・今猟期になってその猟芸が一変しています。

昨猟期終了日の翌日(4/1)から今猟期の解禁日(11/15)までは一切山入訓練はしていませんが???

ナツの様に、時間の経過と共に猟芸が変わることは良くあることですが、理由は良く分かっていません!

又、その逆もあります・・(>_<)


ナツは、今猟期に入って未だ4回目の山入です。

今日の猟場は、訓練でよく来ていた所で、ナツにとっては庭同然の猟場です。

しかし、この猟場のシカはナツを少しバカにし、ドンドン逃げることも無く、トリックを掛けて姿を消し、ナツが来ると逃げるを繰り返しています。


8時に猟場に到着。

ナツの首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

ナツは、ご主人様の前方約100mの林道を高鼻と地鼻を上手く使い分けながら獣臭を拾って行きます。

Dsc_0000_burst20211207084717213_cover

そして、薄い臭いを拾うと、下の写真の様に慎重に狩り込んで行きます。

Dsc_1564

そして、桧林の小さい草木に付着した臭いも逃がしません!

下の写真は、草木の小枝に付着した臭いをチェックしている様子です。

Dsc_1566

この様に、風が強い日は地鼻を使ってシカの寝屋に向かって行きます。

そして、暫くすると起こし鳴きがあり、追跡に移ります。

以前なら、約10分余りの追跡でご主人様の下に帰っていました・・(~_~メ)

・・が、今猟期に入り、シカに臭いを切られても、粘り強く臭いを拾って、二番起こし・三番起こし・・と、追跡を続けて行きます。

本日も、こうして約2時間余り追跡しましたが、ご主人様の近くまで追って来ますが、距離が遠かったり、バックストップが取れなかったりで、未だ獲って噛ましてやれていません・・(>_<)

昨猟期は、シカを3頭獲りましたが、ナツが追って獲ったと言う実感は無く、山神様がナツにご褒美を下さったと思います。

しかし、今猟期のナツの仕事(猟芸)を見ますと、捜索、起こし、追い鳴き、追跡、帰り、呼び戻し等のシカ猟犬としての仕事は、追跡力を除きほぼ一人前になっています。

もう!・・まぐれでシカを獲ったと言われることも無いと思います。

早く、シカを獲ってナツに思う存分噛ましてやると、更なる猟芸の飛躍に繋がるのですが、今の処は山神様からの授かりはありません!。

山神様から「追跡力」が認められた時に、シカを授かると思います・・( 高いレベルが求められています )

ご主人様も、『 我家のハチの様に流れる様な追跡とはいかなくても、臭いを切られる(落とす)回数が少なくなれば素晴らしいシカ猟犬となるんだが 』と、ナツの奮起(頑張り)に期待しております。

ナツの種牡としての資質(能力)は、後世の子孫に直接関与することから、ご主人様の評価も自然と厳しいものになります。


ナツは既に種牡としてデビューしており、フクとの間で交配も終えており、上手く行けば正月明け(1/4)には父親(ナツ二世誕生)となります。

今の猟芸で父親になっても恥ずかしくないと思いますが、今後はハチの様な追跡名手を目指し頑張って欲しいと願っております。


下の写真は、追跡を終え、疲れ切ったナツの様子です。

本日の成績は、追跡距離16.8km、追跡速度7.8km/hでした・・( よく頑張りました/お疲れ様 )

ナツは若いですから、帰って餌を食べると疲れもケロと取れます・・(^^♪

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2021年12月 9日 (木)

R3狩猟通信(5) 猪・鹿

大阪に行っていますレオン君のオーナー様H氏より、今猟期初の写メが届きましたので紹介します。

写真は、レオン君がイノシシを獲った時の様子です。

Img_4915

撃ったのは、下の写真の新人「黒木君」だった様です・・( 拍手! ) 

Img_4921-2_20211206121401

下の写真は、ピース君がシカを獲ってた時の様子です。

Img_4909

レオン君とピース君は兄弟でとても仲良しで、何時も一緒に山入している様です・・ヽ(^o^)丿


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


上記2犬は、我家のソラや山梨のランボー君と兄妹です。

父親はハチ、母親はリリーで、2019年8月12日に生まれました。

とても暑い中で生まれましたので、ご主人様は暑さ対策でとても苦労しましたが、みんな元気に大きくなり、全国のオーナー様の下に旅立って行きました。

・・・・・・・・・・・・・・・

そして、今猟期は2才となり、猟芸も大分上達していると思っておりました・・。

そして、上記の写メが届きました・・( 拍手! )


そして猟芸を聞きますと・・・


レオン君は、足が早く、目と鼻を上手に使い分け獲物を追う様です。

一方、ピース君は、足は少し遅いですが、地鼻で正確に粘り強く追跡する様です。

2犬共に甘えん坊で、ご近所でも人気者で、オーナー様を見ると鼻をフンフン鳴らし、バタバタと尻尾を振る様です・・( 可愛い! )

家庭犬と猟犬の二刀流ですね!!!

ご主人様が良く言われる『 猟犬は狩りをする前によき家庭犬であるべき! 』を実証している素晴らしい狩猟犬に成長している様です!

最後に!・・今猟期の安全とレオン君とピース君並びに新人K君のご活躍をご祈念申し上げます。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 8日 (水)

ほっこり気分!

久しぶりに高知のマレとハナのオーナー様F氏より写メが届きましたので紹介します。

F氏とご主人様は同い年で、我々サツマビーグルの保存活動を始めた時から大変お世話になっております。

ご主人様は・・よく『 F氏がご近所であれば何時も一緒に山入出来るのになぁ・・』と申されています(笑)

F氏から頂いた剣鉈は、とても軽くてよく切れますので、山入では大変重宝しております。


先ずは、メール記事からご覧ください!

こんばんは!

体調も徐々に回復され・・・安心しました。

本日、ハナをお供に山入をしました。

シカの糞も発見しましたが起こしにならず、散歩気分でワンちゃんに負けない捜索を続けていくと、井戸のポンプの電力盤(メーター)にふと目をやると・・・野鳥が巣を作っておりました。

本能とは言え、風対策・雨対策等を考えている事に関心しました。

つい・・・ほっこり気分になりました。

焦らず訓練のつもりで山入に励みます。

寒さ厳しき折、どうぞご自愛くださいませ。また、奥様に宜しくお伝えくださいませ。

日陰でハッキリしませんが、写真を添付します。


次いで、添付写真をご覧ください!

本当に、絶好の場所に巣を作ったものですね!・・( 拍手! )

10125

下の写真は、上の写真(巣の部分)を拡大しました。

10125-3
                       
良く見ると・・コケを材料にした巣の様です・・。

ご主人様は、早速、得意のネットで検索しますと・・

コケを材料に巣作りをするのは、里山ではエナガとシジュウカラであることが分かりました。

何方か?ハッキリさせる為に、更に調べますと!?

シジュウカラは木の穴等に巣作りをするので、エナガと言うことが浮かび上がって来ました。

更にエナガについて調べますと、下の様な木の幹の間などに器用に巣作りすることが明らかに。

Kap_2473

下の写真は、営巣中のエナガです。

Kap_2467

とても小さな小鳥で、ご主人様が散歩しています前山公園の地蔵峠までのコースでもよく見かけます。

それにしても、巣作りにはコケを材料にクモの巣を巻き付けたりしてとても上手に作ります。

誰に教わることも無く、この様な巣作り技術(DNA)を持ち合わせているなんて凄いことですよね!

・・・・・・・・・・・・・・・・

F氏は、愛犬と共に歩猟をしながら、ゆったりと落ち着いて自然を満喫している様で、こちらもホッコリしますよね!

下の写真は、昨猟期のハナが捕獲したアナグマです。

1_20211205134601

F氏は、以前はご主人様と同様にアメリカンビーグルでノウサギ猟を楽しんでおられました。

・・ので、今でもノウサギ、タヌキ、アナグマ等の小物を愛犬が追跡する追い鳴きを楽しみながら猟をするスタイルがお気に入りの様です。

しかし、最近はシカが増え、愛犬も仕方なくシカをやるようになり、大きなシカを獲っても単独の老ハンターでは回収もしずらいと嘆いておられます。

このことは、ご主人様も同感の様です・・(>_<)

・・で、ご主人様は今猟期も、ナツやフク以外がご主人様の下に追ってきても、銃で狙いは付けますが引き金は引かずに、『 口でパン 』と言ってスルーしています・・(笑)。

奥様からも、『 あまり食べもしないのに無駄な殺生はシカが可哀そう! 』と言われています(汗)。

F氏とご主人様は、月に1回は電話で1時間余り長電話で情報交換すると言うとても仲の良い猟友です(笑)


最後になりますが、今猟期の安全と愛犬との山入(狩猟)を満喫されることをご祈念申し上げております。
また、ほっこりする情報(写メ)をお待ちしております・・(^O^)



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 7日 (火)

ワカの兄妹(モネ)の近況!

一昨日、長野に行っていますモネちゃんのオーナー様H氏より写メが届きましたので紹介します。

先ずは、その写メをご覧ください!


大変ご無沙汰しております。

毎日、ブログ楽しみに拝見しております。

その後お身体(ケガ)はどうですか?

モネ共々少し心配していましたが、毎日のブログ拝見からお元気そうでで何よりです。

山入りが何よりのお薬ですね。

当地長野では、初雪もあり、毎朝の気温はマイナスで今季最低気温は−6度でした。

最近は−3度くらいです。

日中は10度に満たない日々ですので、犬の水も凍っていますので、ドッグフードと凍った水にもお湯を足してやっています。

今猟期も始まりましたがモネは家に置いてきぼりなので、軽トラにエンジンをかけると、連れてけコールが凄いです。

現在(12/2)、体重は18キロと、大分大きくなりました。

7_20211206175101

焦らず慌てず大切に育ってています。


先日、庭の箱ワナにキツネが掛かりました。
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下の写真は、箱ワナのキツネを拡大したものです。

フカフカ毛皮の良いキツネです(笑)

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また、適時に写メを送らせて頂きます。

最後に、お身体にはくれぐれもご自愛下さり、楽しい狩猟シーズンを送られることをご祈念申し上げております。


以上が、頂いた写メです・・。



【 後記 】

モネちゃんは、兄妹で少し成長が遅れていましたが、写真を見てビックリしました!!!

18kgと言うと・・我家のワカと一緒です・・( 大きくなりましたね/拍手! )

( 下は我家のおてんば娘のワカです )
Dsc_13232


それにしても・・モネちゃんは足の長い美犬になっており、またまた驚きました!!!

積雪が多い長野にはピッタリの体躯で何よりです・・(^O^)

チェリーアイと言う目の病気に両目がなり、高額治療費でご主人様を困らせている何処かの誰かさんとは全く違いますよね(汗)

今後、モネちゃんが狩猟犬としてどの様に成長するか・・興味津々です!。

もう生後6ヵ月ですので山入訓練も始める時期ですので、頑張って欲しいと思います。


我家のワカは、残る左目のチェリーアイ手術を12月20日に行う予定です。

・・ので、山入訓練は正月明け後になります(汗)

我家の訓練三則『 焦らず 急がず 騒がず 』の精神で、ワカを訓練して行きます・・( ご主人様談 )

その分・・モネちゃんには頑張って欲しいと願っております。



では、本日はこの辺で失敬します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 6日 (月)

猟場監視パトロール中に見た物は?

昨日は日曜日でしたので、ご主人様は猟銃安全指導委員として担当区域における猟場の監視パトロールに行っておりました。

ところが、監視する猟場に向う道路前方に黒いものが???

スピードを落とし、車を停めて確認すると??

何と!・・下の写真の雌ジカでした・・(>_<)

雌ジカとしては大きい方ですので、シカを跳ねた車は可成りのショックとボディにも被害が出たと思います。

Dsc_1546

運転されていた方にケガか無いことを祈るばかりです。

この様な死体を見ると猟場に向うのも躊躇しますが、これも仕事と割り切ってパトロール現場に急ぐことに。

・・・・・・・・・・・・・・・・

本日、監視パトロールする猟場は、昔ビーグルでノウサギ猟を楽しんでいた場所です。

ところが、林道から集落に入る所で道路が崩壊しており、行くことはできません!

しかし、道路が崩壊していると言うことは車も入れませんので、地元の老ハンターも来ていないと思います。

ここは、チャンス・・と、日を変えで猟場調査をすることに。

・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、午前中、周辺の猟場を巡回しましたが、ハンターとの出会いはありませんでした!。


最近はハンターも高齢化しており、定年退職をされた方が殆どと思われます。

・・ので、以前の様に「土日祝でなくても何時でも行ける」と言うことで、本日の様に寒い日は敢えて出猟しなくてもとの思があるのでしょうね!(笑)

良く猟友と長話をしていますと、『 定年前より山入が極端に減った! 』と良く耳にします。

何時でも山入出来ると言う安心感が、猟欲も低下させている様です・・(>_<)

しかし、ワンコ達は堪ったものではないですよね!(笑)

ご主人様も高齢!、ワンコ達も高齢!・・これから狩猟界はどうなるのでしょうかね!・・???



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 5日 (日)

R3狩猟通信(4) 熊捕獲!

先日、ハクとナナのオーナー様で栃木のT氏より、久しぶりに写メが届きました。

メールを開けてビックリ!!!

なんと、メッセージは一言『 クマを捕りました 』・・。

そして、下の写真が添付されていました・・。

Image5_20211130151801 

とても大きなクマですので・・このままではもったいないと!・・

メール返信で『 是非ブログに投稿し紹介したいので当時の様子を教えてください 』とお願いしてありましたら、昨夕電話を頂き、当時の様子をお聞きしましたので、紹介させて頂きます。

電話の中で、この度のクマはT氏の師匠「父親」の指示の下で、見事に捕獲出来ましたとのこと。

そして、以前お父様は腎臓透析をしているとお聞きしていましたが、『 お父さんはお元気ですか 』と聞きますと、『 猟期が始まったので猟欲にスイッチが入り参っています(汗)・・』との嬉しいお話しを聞きました。

そして、下の写真を添付してくれていました。

2_20211130151501

写真を見ますと、昨年より少し太られ、とてもお元気の様で何よりです・・(#^.^#)

自分が指示した狩り口で見事に熊を捕獲出来たので『 どうだ! 』と言わんばかりの雄姿です(笑)

捕獲したクマは、牝で体重100kg弱の大物でした。


お父様が現役の猟師だった頃は、ご自宅の周辺でも毎年数頭のクマを獲っていた様です。

しかし、近年はイノシシやシカが増加した為か、姿を消していた様です。

ところが最近、T氏の自宅周辺にクマが現れ、近くには学校もあることから住民等から捕獲を依頼されていた様です。

そこで、お父さんと叔父さん(お父さんの弟)が、毎日、クマの痕を探していた様です。

そして先週の日曜日、お父さん(元猟師)、叔父さん(猟師)とT氏の3人で捕獲することに。

場所は、何とT氏の裏山だった様です。

お父さんは、昔の経験からクマの行動を読み、二人に山入を指示。

この度は、犬は使わずお父さんの指示に従い、叔父さんが勢子役、T氏はタツ役で手分けしてクマの痕跡を探します。

すると!、お父さんが予想していた山で、叔父さんがクマの痕跡を発見した様です。

お父さんに連絡すると、T氏にタツは「大きなミズナラ」の下で待て・・との指示。

そして、叔父さんはそのタツに向って大声でクマを誘導した様です。

1時間ほど経った時に、真っ黒で大きなクマがタツの50m先にやって来た様です。

・・が、クマはT氏の気配を感じたのか動きを止め、鼻先を上げクンクンと嗅ぎだした様です。

距離は50m・・スラッグ弾で撃てる距離???

しかし、お父さんから『 半矢(手負い)には絶対にするな! 凶暴で手に付けられなくなる 』と言い聞かされていたので、ジッと息を潜めクマの動きを見守ります・・。

すると!、クマは安心したのかT氏の前方30mまで接近!

お父様からの撃つ時のアバイス『 クマは興奮すると毛を立て膨らんでいるのでアバラ三枚より少し上の肩甲骨を狙え 』を思い出し、クマが止まるのを待ちます・・。

そして、パーン!とスラッグ弾を肩甲骨に撃ち込みます・・

クマは、その場でガクンとなりジッとしています・・。

又もやお父様のアドバイス『 クマは最後の息を吐くまで近寄ってはならぬ! 』を思い出し、5分ほど待っても動く気配が無いので10mまで近寄って様子を見守った様です。

勿論、クマが倒れている位置より上側で、銃を構え死に絶えていることをジッと見守ります。

そして、動く様子もないので勢子役の叔父さんに連絡し、合流。

勿論、お父さんには先に連絡し、色々とアドバイスを頂いた様です。

撃った場所が裏山だったので、クマは大きかったですが回収も順調に行ったようです。


クマを車に乗せ、自宅に帰るとご近所の人とお父さんが、今か今かと帰りを待っていてくれた様です。

T氏がクマを捕獲したので、住民や学校関係者にはとても喜んで頂いた様です・・( これで安心! )

全国でもクマの被害(人災)は後を絶ちません!

本当に、捕獲出来たことを心より感謝を申し上げたいと思います・・( お疲れ様でした! )


何時もながら、T氏と狩猟技術には驚くばかりです・・( 良き師匠のお陰ですね! )

また、栃木の大角鹿の写メをお待ちしております・・。


では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 4日 (土)

シカ猟の見学者!

今朝は、四国徳島も気温4℃でとても寒かったです・・(>_<)


さて、本日、ご主人様はアサを連れて山入していました。

今日は、当ブログのファンと言う県内のハンターが見学に来ていました。

通常は、山入は危ないので見学者(以下A氏と記す)はお断りしていますが、当ブログのファンと言われ、断り切れなかったので今回一回限りと言う条件でお受けした様です(汗)

A氏は、ワナ猟は5年ほど前からやっていますが、凶暴なイノシシの止め差し用として昨年猟銃を手に入れた様です。

未だ、銃猟は初心者であり、猟場の選定に苦労したようですが、長く歩きやすい林道がある猟場を選んだ様です。

午前8時に猟場到着。

アサを車から降ろし、首にGPSマーカーを装着し、放犬。

アサは、勢いよくいつもの調子で、ドンドン猟場を狩り込んで行きます。

※ A氏には、シカ猟の心得等をお話ししながら林道を進んで行きます。

そして、林道を200m程行った所で、アサがシカを起こして追跡を開始。

GPS受信機でアサの位置を確認しますと約700m余り離れている様です。

そこで、この猟場のマチ(獲物を撃つ場所=タツ)に向かいます。

マチに着くなり、A氏にシカが飛んで来るコースを詳しく説明。

そして、このコースにシカが来た時以外はバックストップが取れないので、絶対に撃たない様に指示!

ご主人様は、更に奥のマチに向かいます。

すると!、アサの追い鳴きが聞こえて来ましたので、GPS受信機で確認すると・・A氏の方に向っています。

さて・・とうなるか???

あれ!!!・・・鉄砲が鳴らないではないか???

GPS受信機ではA氏が居るマチを飛んで行ったのだが???

携帯を鳴らして確認すると・・『 シカは私を見て上に逃げ、それをアサが追って行きました! 』とのこと。

犬の鳴き声が少し聞こえたら、銃に弾を入れ、動かず静かに待つ様に指示!

※ A氏は、今か今かと身体を上下左右に、シカを見つけようと動いていたと思います。

この猟場は、アサが2回雌ジカを嚙み倒しています・・。

しかし、今の体力ではそうは行かないと思います。

もう!、追跡して1時間余り・・

GPS受信機でアサの軌道を確認しますと、可成り広範囲に追っていますので、そろそろシカも疲れるころ・・

逃避コースが狭まり、ハチ(8)の字を描きましたので、尾根筋から林道に下りて来るハズ!。

暫くすると、ご主人様の想定通り尾根筋を下り始めた様です・・

そして、又もやA氏のマチに行く気配です!!!

さて、お手並み拝見!!!

すると・・パーン パーン・・と2発撃ちかけた様です?

・・が、アサの追い鳴きは止まらず、林道下に追って行きます(笑)

すると!、A氏よりシカとの距離は20m余りでしたが、早くて外しました!・・と連絡。

ご主人様は『 分かりました・・そちらに合流します 』と返事。

現場に着くと、A氏は興奮状態でた・・(◎_◎;)

※ ワナ猟でシカは何頭も捕獲していると思いますが、犬が追って来たシカを撃つのは初めて!・・

ご主人様は、アサが帰ってくるまで、A氏に射撃のコツを伝授したようですが、言葉で理解しても実猟では何よりも経験(慣れ)がなければ、幾らシカが大きく至近距離だとしても中々当たるものではありません!

失敗し覚えるのが実猟です!・・A氏も良い経験になったと思います。

アサの追い鳴きも止まり、車の方に帰って来る様なので、そちらに向かいます。

勿論、アサが帰ってくるまでは、A氏から質問攻めにあった様です(笑)

また、今日はA氏の鉄砲が鳴ったので、ご主人様も喜んでおられます。


尚、今日はA氏への説明に終始した為、写真を撮るのを忘れていました・・(>_<)

下の写真は、以前別の見学者が来られた際に撮って頂いたものです。

今日もこんな感じでしたし、相棒も同じアサでした・・

Original

別れ際に、A氏よりお礼と同時に銃猟(犬猟)の醍醐味を絶賛された様です。

特にアサのスピーディな狩り込みからの起こし、追い鳴き、追跡力には本当に驚きましたとのこと・・。

我々サツマビーグルが如何にシカ猟に優れているかを実感して頂いた様です・・( アサご苦労様でした! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 3日 (金)

先日のリベンジ!

本日、ご主人様は奥様にも手伝ってもらい、お隣で独り暮らしのお婆ちゃん宅の生垣と庭木の剪定をしました。

実は、当ブログでも先日投稿させて頂いたのですが、お婆ちゃん宅の大きなモチノキの枝が伸びて、ケーブルTV線に接触しているのでカットしたのですが、下りる際に足を滑らし背中からコンクリート庭の上に落ち、後頭部を打撲しました。

その為、奥様の忠告から約1週間は山入も控えていましたが、一昨日から始めました。

・・で、今日も午前中は山入していました!・・(  シカ猟の見学者が居ましたので、後日紹介します )


そして本日午後より、先日のリベンジで隣のお婆ちゃん宅の生垣と庭木を剪定しました。

尚、先日の様にケガをしない様に、奥様にも脚立が倒れない様に補助をしてもらいながら剪定作業を行いました(汗)。


先ずは、その仕上がりからご覧ください!

写真は、南側から見たものです。

庭には、松、モチノキ等がありますが、綺麗に剪定されています。

Dsc_1544

下の写真は、北側から見た生垣です。

尚、生垣はカシとサザンカで、とても苦戦した様です・・(>_<)

Dsc_0000_burst20211203105939854_cover

どうですか???

ご主人様は、手先がとても器用で几帳面な性格ですので、素人とは思えない出来上がりです(笑)

ご主人様は、我家の庭木( 松、スダチ、モミジ、キンモクセイ、サザンカ、サツキなど )はもう30年余り選定しています。

今では、ご近所の方に松の剪定等を教えておられます・・

お隣のお婆ちゃんは、一人暮らしで中々庭木の剪定まで出来ませんので、5年ほど前から良い正月を迎えられる様にと剪定をしてあげています。

作業が終わったことを、お婆ちゃんに告げますと・・・

『 ありがとう!! これで今年も良い正月が迎えられます・・ 』と、とても喜んで感謝された様です。

お婆ちゃんは、家庭菜園と花作りが大好きで、パンジー以外は奥様の先生になっている様です(笑)

そして、年間を通して、我家に植えてない新鮮な野菜をお裾分けして頂いております・・( 感謝! )

本日の剪定作業も、そのお礼も兼ねてのご奉仕です・・。

「 持ちず持たれず(困った時はお互いに助け合う) 」・・これが田舎暮らしの秘訣です・・(^^♪


【 追記 】

最近、朝はとても冷え込み、本日も4℃しかありませんでした!。

そこで、本日よりドックフードに掛けてもらっていた水をお湯に変えた上、食事量も夏場の2倍に増量してくれました・・(^O^)

下の写真は、バケツのお湯を注いでくれるのを待っています我々です。

食器のすぐ横に居るのは、食いしん坊のハチです(笑)

※ 食器が1個足りないのはアサの分です・・( 我家では山入する時は朝食抜きにしています )

Dsc_1539_20211203195301

とてもホクホクして美味しかったです・・。

ご主人様は、寒さによる体力消耗にとても気遣って下さり、このお湯を掛けるのも、一昨日の寒風対策の一環でもあります・・( 感謝! )

猟犬は、寒い山中で激しい仕事をして体力を消耗しますが、日常でも体温維持に凄くエネルギーを消費し、幾ら食事量を増やしてもらっても痩せて来ます・・(>_<)

ご主人様は、猟犬の寒さ対策は一般犬に比べ、より重要な飼育管理の一環と考えておられます。

お陰様で、我家はみんな体重減少も無く、元気に山入させてもらっています・・( 感謝! )

・・・・・・・・・・・・・・


では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 2日 (木)

犬舎・運動場の寒風対策!

本日、ご主人様は午前中、ハチとナツを連れて山入していました。

今猟期は解禁されていますが、ご主人様に何かとトラブル等が発生し、みんな未だ1回~2回しか山入していません。

・・ので、何時もは単犬の単独猟ですが、本日は体力アップを兼ね、追跡が難しい猟場に2頭を入れました。

何と!・・放犬するなり行き成り追い鳴きとなり、30分余りで2頭の雌ジカを追い回して来たようですが、バックストップが取れずスルー・・。

その後、2頭の素晴らしい追い鳴きを楽しむことに・・。

しかし、暫くすると2頭が別々に追跡をした様ですが、ナツは案の定30分余りでご主人様の下に帰って来た様です。

ハチは流石に追跡の名手!・・流れる様な追い鳴きを披露し、ご主人様の前方30mに牝ジカを追い回して来ましたが、ナツなら撃って噛ましてやりますが、これも撃たずにスルーし、ハチが来るのを待って回収し・・本日終了となりました。

勿論、久しぶりの素晴らしい追跡を堪能し、ご主人様は笑顔で帰って来られました(^^♪

でも、最近はシカも大分少なくなって来ていますので、この猟場はワカの訓練に残してやることにした様です。


さて、前置きが長くなりましたが本題に戻すことにします。

最近は、朝夕とても寒くなり、冷たい寒風(北西風)も容赦なく運動場に吹き込んで来ます・・(≧◇≦)

そこで本日午後より、奥様にも手伝ってもらい、毎年やっています寒風対策として建設用のビニール養生シートをフェンスに張ってくれました。


では、出来上がった寒風対策をご覧ください!

向って右が犬舎、左が運動場です。

白く見えるのが寒風対策として張ったビニールシートです。

花壇の赤い花は、サルビアだそうです(笑)・・( 奥様に教えもらいました/汗  )

Dsc_15241


下の写真は、運動場内から見た寒風対策です。

この対策をしますと、来春撤去するまで外を見ることは出来ませんが、贅沢は言っておられません(笑)

冷たい北西風がブロックでき、お日様が顔を出しますとポカポカと狩猟で疲れた身体を癒すのには最高となります。

何時もながら、ご主人様には何かと大事にしてもらい・・感謝!感謝!です。。!(^^)!

Dsc_1521


本日は、奥様の家庭菜園と花壇も紹介させて頂きます。

下の写真は、犬舎・運動場前の家庭菜園です。

今は、ホウレンソウ、大根、サニーレタス、春菊、小松菜、ネギ等が植えられております。

野菜大好きなご主人様は、我々の飼育管理中も「未だ食べられないか?」と、よく覗いています(笑)

Dsc_1523


次に花壇ですが、今は上の写真の様にサルビアが咲き、赤色がとても綺麗です!。

しかし、もう少しするとサルビアも撤去し、代わりにパンジーを移植する様です・・。


下の写真は、種から育てたパンジーの苗です。


今年も450本余りの苗が順調に育っています・・(^^♪

Dsc_1527

因みに!、来春、寒風対策シートを撤去してもらいますと、下の様な美しいパンジーに育っていると思います!・・ヽ(^o^)丿

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2021年12月 1日 (水)

20番真鍮ケースの犬笛!

本日は、猟犬を呼び戻す際に使用する「犬笛」を紹介します。

実は、現在は20番スラッグ弾空ケースを使用しています。

それは、本日紹介します犬笛を何処にしまったのが分からなくなったから、仕方なく使用していました。

しかし、先日、狩猟用道具箱を整理している時に、偶然見つけました・・。

下の写真がその犬笛です。

Dsc_14822

この20番真鍮ケースは、約30年前にノウサギ猟の師匠「故前田氏」から頂いたものです。

前田氏が、何時も真鍮ケースで犬を呼んでいましたので、何処で手に入れたのか聞きますと「上げようか!」と言って2個下さったものです。

大事にしている真鍮ケースを頂いたものですから無くしては大変と!・・チェーン付のワニ口を取り付けました。

真鍮ケースは2個頂きましたので、同じものを2個作り師匠にも差し上げましたところ、とても喜んでもらった様です。


製作は・・・


先ず、化粧ネジにリングをハンダ付けした物を作り、その後20番真鍮ケースの雷管部とネジ底をハンダ付けしました。

そして、最後に紛失防止用としてチェーン付のワニ口を装着し完成させました。

下の写真は接合部を拡大したものです。

Dsc_1487

この犬笛は、師匠とのアメリカンビーグルでのノウサギ猟に愛用していたもので大変思い出深いものの様です。

今後は、「 肌身離さず山入の際は持ち歩きたい! 」と、ご主人様は申されています。

犬笛を吹く度に師匠を想い出すことでしょうね・・!(^^)!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

発見した犬笛は、大分真鍮が曇っていましたので、愛車ハーレーで使用しています下の写真の「ピカール」で磨いて見ました。

Dsc_14892

すると・・どうでしょう!!!

下の写真の様に、ピカピカのゴールド色に変身しました・・(^^♪

眩しい位に美しいですよね!。。。

しかし、出来れば・・この犬笛を頻繁に使わない猟犬でありたいものです(笑)。


【 ご参考まで 】

ご主人様が我々サツマビーグルに連絡する時の犬笛の音色(吹き方)は下の2つです。

① ここに居るよ!(ご主人様の居場所を知らせる)===・・ビィー~・・ビィー~・・と、優しく長く引っ張ります。
  ※ 我々が広範囲に捜索している場合に知らせてくれます。
  ※ 我々は単独猟ですので、獲物をご主人様の方に追って行くに役立ちます。

② 帰って来い!===・・ビィ・ビィ・ビィ・・と強く短く切って連続で吹く・・10秒ほどあけ・・再度吹きます。
  ※ どんな理由があろうと、ご主人様のコールがあれば我々は必ず帰ります・・( サツマの特質! )

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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