フク 予定より2日早く出産!
本日、フクが予定日より2日早く、仔犬を出産しました。
出産は、朝7時にご主人様が犬舎にやって来た時、1頭生まれていました。
何と!、氷点下(-0.5)・・ヒーターも点けてなかったのに、良く生きていたものです。
早速、ヒーターを「強」で点灯し産箱を温め、仔犬は体が冷え切っていましたのでお湯に漬けてやると元気を取り元しました。
その後、2時間経っても仔犬が産まれないので、ご主人様が確認しますと・・
やはり! 産道口(膣口)で大きな仔犬が詰まっていました。
これでは、幾ら陣痛があっても物理的に無理と判断。
・・で、産道口に手を入れ、仔犬を押したり引いたりしながら、フクが大きく息をした瞬間に引っ張り出しました!
思った通り、最初に生まれている仔犬の倍はある大きさ・・時間が経ちすぎ仔犬は残念ながら死産でした。
その後は順調に2頭生まれました・・。
しかし、又もや1時間余り仔犬が出て来ないので、確認しますと・・また産道口で詰まっていました!。
死産の仔犬よりは小ぶりでしたので、割と簡単に引っ張り出せましたたが、瀕死の状態でした・・(>_<)
早速、ご主人様は仔犬を両手で持ち、思い切り地面に向けて3回程強く振りますと、鼻から液体が飛び出し、仔犬はギャーと産声上げました。
すぐさま、母屋に行き、お湯に漬け心臓マッサージをしますと、体も段々と温かくなり、体をクネクネし出しました。
タオルで身体を拭きながらマッサージをすると元気になりましたので、フクの下に連れて行きました。
フクが舌で舐め舐めするとすっかり元気を取り戻し、ハイハイが出来る様になりました。
その後は、次々と2頭生まれ、フクのお腹も小さくなったので、これで仔犬は居ないと判断!。
仔犬は、ご主人様が1頭1頭、フクの乳房を搾り、お乳を付け飲みやすくして、口を開け乳房に暫く押し付けていると、少しづつ吸うようになり、その後暫くそのままにしておくと、やっと自力でオッパイが飲めるようになりました。
下の写真は、仔犬を産み終わり、ぐっすりと眠るフクと仔犬です・・
※ 産児数は、牡2・牝4の合計6頭です( 内牡1は死産 )
※ 最初にできた牝も低体温症でダメかも?
( 午後3時前に撮影 )
その後、フクがトイレをしたそうに産箱から休憩室に出て何かソワソワしているので、運動場に出してやると直ぐにトイレを済ませました。
産室に戻し、ダメ元でドックフードをやりますと、バリバリと美味しそうに食べてくれました。
産後は、偏食になることも少なくなく、ドックフードを美味しそうに食べてくれたので、ご主人様も一安心です・・。
尚、我家は後産は母親に全て食べさせます。
これで、出産後3日程は食事をしなくても大丈夫です!・・( 野生動物は後産を食べ産後3日余りは巣穴で子育てをします )
※ 後産は確認していませんが、後日に黒く粘り気のある糞をすれば、後産は正常に出た証になります。
下の写真は、午後5時に撮ったものです。
フクはトイレに出してもらい食事をし、すぐさま仔犬の下へ・・。
( フクも仔犬もスヤスヤと寝ています )
【 後期 】
よく犬のお産は軽い!・・と言われますが??
初産の場合は、仔犬の大きさにもバラツキがあり、産道近くで詰まって出てこれないことが稀にあります。
特に、フクはサツマビーグルにしては、小型(体高43cm、体重13kg)ですので、難産になる可能性は大きいとご主人様は考えておられました。
・・で、1月3日からは繁殖ケージにヒーターを点け、2時間毎に確認に行く様にしていました。
しかし、フクは予定日を2日も早く出産が始まりました。
それも・・氷点下での出産でした・・(>_<)
お産が始まったのが、恐らく朝6時30分頃だったので、主人様が犬舎に来る時間に合わせて出産した様で、本当にラッキーとしか言いようがありません!!!
この度の仔犬は、本当に幸運だったと思います・・。
しかし、今夜も可成り冷え込み、明朝も氷点下になる予報です・・(>_<)
今後2~3日が仔犬の運命を左右すると考えます・・( 無事育って欲しい! )
※ 子犬がキュンキュン泣いていなければ、仔犬のミルクもトイレの始末もフクが上手くやっている証となります。
フクも初めてのお産で、戸惑いもあり大変と思いますが、どうか頑張って哺育して欲しいと願っています!。
( フクの子育ての様子は順次報告させて頂きます )
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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