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2022年1月30日 (日)

ワカの訓練日記(4) 山歩き(前編)!

本日は、ワカの山入訓練の様子を紹介します。

ワカと同い年のオーナー様は、我々サツマビーグルの訓練法を当ブログのアーカイブやホームページ「 日本狩猟犬サツマビーグルの郷 」の飼育訓練法等で一応は理解されているようです。

・・が、やはり現時点でのワカの山入訓練法を学びたいとのメールや電話がありましたので、今行っています山入訓練を紹介したいと思います。

先ず、山入訓練の前に「基礎訓練」を終えてない場合は、必ず行って下さい・・。

狩猟犬としての資質を見極めるのにとても大事な訓練です。

他人や他犬等と仲良くできる、車道での散歩を通じて車の怖さを学習する、散歩中の後付け、簡単な躾「マテ」等々をしっかりと教えます。

そして、それが出来ると山入訓練の前段階として、休耕田に連れ放し走らせながら呼び戻しを教えたり、岸の上がり下りをさせたり、山の地形を想定した訓練を行います。

以上が基礎訓練の概要ですが、これが出来ない訓練犬は狩猟犬として「資質なし」として使わない様にしています。

これを無視し、単に猟芸ばかりを重点に訓練しますと、稀に家畜、人、他犬を襲い取り返しのつかない事態となり、鉄砲所持許可や狩猟免許の取り消しとなるばかりか、場合によっては莫大な損害賠償を求められることもあります。

尚、基礎訓練の内容や方法等に付いては、当ブログのアーカイブをご覧ください。


前置きが長くなりましたが、現在のワカの山入訓練の様子(進捗状況)を紹介します。

ご参考になれば幸甚です・・( 我々もみんなこの様にして一人前の狩猟犬になりました )


山入訓練の目的は2段階に分けて行います。

先ず、第一段階は、車が通らない延長500m余りの林道を見つけ、何時も同じ場所で遊ばせます。

※ 尻尾をビンと立て、訓練者を意識しながら林道を走ったり、木を噛んだり、クンクンと臭いも取れ、且つ広い杉や桧林でも走ったり楽しく遊べる様になれば「合格」とします。

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訓練のポイント・・

訓練者は、訓練犬の立場に立って考動することです。

そして、『 励ましの言葉 』等は一切してはなりません!・・( 知らぬ顔を通します! )

※ 例えば訓練者が先だって急な坂を下りドンドン訓練犬から遠ざかるとキャンキャンと泣きます。また、同じような訓練で訓練者が「コイコイ」等の声掛けをしても下りれないのでキャンキャン泣きます。しかし、坂を下りたところで止まり、訓練犬に背を向け知らん顔をしている時は訓練犬は泣きません。そして、下りれないとなると先ず下りやすい場所を探し出します。それもない時は元の場所に戻り「どうしょうか?」と思案します。訓練者はこの時10分間でも待つ気持ちで待っていると・・自然と勇気を出して下りて来ます。一度自ら恐怖心を克服しますと、あらゆる猟場での訓練も容易になりす。
また、訓練犬をキャンキャン泣かしますと訓練者との信頼関係が無くなりますので注意が必要です。

山歩きの学習(訓練)は、訓練犬と訓練者の駆け引き試合です・・ので、訓練者は根負けしない忍耐が求められます。

訓練犬の感情は「 尻尾(シッポ) 」に現れます。

※ 尻尾が垂れている場合は何かを警戒し動かなくなりますが、その場合前方に何か気になる物(又は臭い)がある場合が多く、その仕草が見られるとそっとリードに繋いでやり、自ら原因を克服し尻尾が立つまで待ってやります。

これを無視し訓練者が林道を前進しても訓練犬は立ち止まったままで、逆にその怖さから車の方に逆戻りすることも訓練初期にはよく見られる行動です。

・・様は、訓練犬自ら警戒心を取り去ることを学習させ、主人が居れば何も怖くない!・・と信じさせることが重要です。

この様にして、訓練犬と訓練者双方の信頼を構築していくことが、将来狩猟犬となった場合にはとても役に立ち、使いやすい犬になります。


ワカの訓練評価・・・


ワカは、基礎訓練で休耕田等でしっかり遊ばせていましたので、林道に放犬しても尻尾をピンと立て、ご主人様の前後左右を全速力でダッシュする等、「 訓練者から離れて遊べる 」を最初からやってのけ、この訓練は3回で終了「合格」させました。

・・・・・・・・・・・・・・・・

そして、現在は林道から山中に入り、ご主人様と一緒に山歩きを遊ばせながら学習しています。

山の地形は、平場、岩場、杉や桧林、竹林、雑木林、急斜面、倒木、沢(水が流ている谷川)等々がありますので、その日の状況(天気など)によって訓練場所(内容)を設定します。

我家の訓練三則『 焦らず 急がず 騒がず 』を順守し、例えば急な坂の訓練も角度の緩い場所から段々と訓練犬の様子を見ながら行います。
※ 坂は上るより下りる方が恐怖心が増し訓練犬も下りるのを躊躇します。この様な場合はもう一度以前下りれていた角度からやり直します。
注)リードで繋いで強引に下ろすなどの行為は訓練者との信頼関係を壊しかねますので、絶対してはなりません。


ワカの訓練評価・・・


ワカは足が長く体も大きいせいか、倒木等の障害物も難なく飛び越えており、身体能力と学習能力も優れている様に思います。

苦手は、岩場と沢が一緒になった険しい場所の様です・・(>_<)

我々もみんなそうでした!!!

そして、ご主人様の後をついていけないので「 待って!!! 」と、初めて「 キャンキャン 」と大声を出します。

追跡犬なら山での初鳴きは起こし鳴きと思いがちですが???・・我々はみんな「 待ってください 」「 着いていけません 」・・等々の恐怖心から初鳴きをします・・(>_<)

現在、高速追跡でシカを追い倒すアサや2時間の追跡ぐらいは朝飯前のハチも・・みんな最初の鳴きは『 キャンキャン 』でした(笑)

どんな名犬でも通る道は同じです・・。

訓練犬との山歩き訓練は、訓練者の健康にもとても良く、一石二鳥です・・。

ご主人様は、我々と狩猟するよりも、ワカと山歩きする方がとても大好きです(笑)。

何よりも、重い鉄砲を杖に換え、日々変化するワカの動きを興味深く観察するのが一番楽しいと言います。

次回は、ワカが苦手な沢渡りの様子を紹介します・・( 上手く渡れるかな? )


・・ 続く ・・




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

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