単独シカ猟 呼び止め撃ち!
本日は、単独シカ猟でのご主人様のシカ撃ちの特技「裏技」お話しさせて頂きます。
ご主人様の狩猟スタイルは、アメリカンビーグルでのノウサギ猟時代から、単独猟をしています。
単独猟は、自らの都合で猟場を決めたり、帰りたい時帰れる等々、縛られず自由に狩猟を楽しむことが出来ます。
アメリカンビーグルは一度に5頭余りを連れ山入していましたが、現在我々と山入する様になってからは1頭連れの単独シカ猟を楽しまれています。
何故1頭引きをするのかと言いますと、我々サツマビーグルは単犬単独猟犬としてハウンド特有の協調性を排除した品種改良がされてきたため、他犬との協調は殆どありません!。例え親子であっても1才を過ぎるころから単独で狩りをする様になります。
※ 我々を外見で判断しハウンドと同じ様に思われているハンターも多いと思いますが、実は全く異なりますのでご注意ください!。
我々には協調性を排除する品種改良がなされているため、2頭引きで山入しても別々に行動し猟になりませんので、単犬で山入しているのです・・。
何故、ご主人様が単犬での単独シカ猟をされているか、良く理解されたと思います・・。
さて、大変前置きが長くなりましたが、本題に戻すことにします(汗)
ご主人様の下には、単独シカ猟の見学や取材が良くあります・・。
本日のお話しは、以前雑誌の取材でご主人様が紹介した単独シカ猟に於ける『 呼び止め撃ち 』について紹介します。
当日のお供は、ご主人様が大のお気に入りの万能犬(猪、鹿、野兎、狸、穴熊、山鳥など)の『 テツ号 』でした。
※ テツ号は、本年度イノシシ猟での負傷が元で、惜しくも亡くなりました( 合掌! )
猟場に到着し、何時もの様にGPSマーカーを首に装着し、林道に放犬しました。
テツは、獲物がいますと前鳴きをし、獲物によって鳴き分けます。
当日は、アォ~ンと軽く高い声で鳴きましたので『 シカ 』であることを取材記者に説明。
その後、テツは見事な追跡を見せ、記者の方も大変驚かれていました。
そして!!!
テツの追い鳴きがマチ「射場」に向って、大声でやって来ます。
90分余り追跡していると、シカとの距離も300m余りテツは遅れ追って来ます。
やって来ました!!!
ご主人様は、記者の方に指差しでシカがやって来る方向を説明。
マチの20mの距離に、シカは速足で周囲を警戒しながら歩いて来ました!
その時です!!!・・
ご主人様は、右足を軽く持ち上げると同時にシカに向って『 オイ! 』と大きな声で声掛けし同時に右足を地面に踏みつけました!
するとどうでしょう!!!
雌ジカは、その場で「 ピタッ! 」と止まり、耳をフリフリしながら辺りを警戒しています。
下の写真か停止した雌ジカです。
遠くに見えますが、距離は約20mです・・
黄色い円で囲んだ所に雌ジカがいます・・( 分かりますか? )
下の写真は、シカが見やすい様に「拡大」したものです。
バックストップもバッチリです!
声掛けする時は、鉄砲を構えたままで行います。
そして、止まった瞬間に「 バーン 」と鉄砲を撃ちます・・。
シカは、その場に倒れ、一巻の終わりとなりました。
・・・・・・・・・・・・・・
取材を終了し、記者から単独シカ猟は難しいと言われていますが、ご主人様の『 呼び止め撃ち 』に大変感動された様です。
単独シカ猟の極意が良く理解できたと・・喜んで帰られました!。
そして、当時の様子は雑誌のカラー4Pと言うスペースで紹介されました・・(^.^)
その後、我々サツマビーグルの活躍は、雑誌、TV、新聞等に取り上げて頂き、保存普及活動を大きく前進させて頂きました。
昨年もフジテレビの『 坂上どうぶつ王国 』の激レア犬種ランキングで全国第一位になりました。
現在も、コロナで取材を中止していますが、TV2社と1雑誌社の取材予定が入っています。
・・が、何時の事やら???・・コロナ感染の終息次第となっています。
本日、紹介しました『 呼び止め撃ち! 』は、ご主人様のノウサギ猟の師匠M氏から教えて頂いた秘伝であります。
オイ!と声掛けしするタイミングは正に名人芸と言えます・・(^-^;
皆さんも・・一度やってみませんか???
止まっているシカやノウサギを撃つのはとても簡単です!。
この様なことが出来るのも単独猟ならではの狩猟の面白さであります。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
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