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2022年2月 6日 (日)

テツは昨年暮れに大猪を獲っていた!

今朝、テツのオーナー様で滋賀のK氏より、ご主人様に安心してもらおうと今朝も写メを頂きましたので紹介します。

メールには、犬舎で食欲もあり、11回抗生物質も与えてます。1日も早く元気になって欲しいです。

そして、1枚の写真が添付されていました。

コメントには、昨年暮れにテツに獲らせてもらた100kgの大きな雌猪ですと書かれていました。

2-3

ご主人様も、テツショックから山入はしておりません!

大事な我々をイノシシに負傷をさせたくないと言うことだろうと思います。

全国の我々サツマビーグルを求められる新規オーナー様に早く仔犬をお渡ししたいと言う気持ちが強いからと思います。


本日は、テツとご主人様との出会いについてお話ししたいと思います。


テツは、約7年前に鹿児島でペットで飼われていたものを、サツマの師匠が見つけ交渉の末に我家にやって来た様です。

当時、我家にはハクとエスとアメリカンビーグルが3頭居ました。

我家にやって来た時は、足の長い細い犬で果たしてモノになるか心配でしたが、例え猟犬として完成しなくても貴重な種牡として使えば良いと考えておられた様です。

キャシャナ犬だったので、立派なサツマビーグルになって欲しいとの願望から、名前を『 テツ(鉄)』と命名した様です。

その後、ご主人様とテツは殆ど毎日山入したようです(汗)。

その結果、テツのひ弱な体も段々と筋肉も付き逞しくなると同時に、猟欲も強くなり、覚えがとても早くご主人様も益々山入が楽しくなっ行った様です。

訓練開始から、僅か半年余りでシカ、イノシシ、ノウサギ、タヌキ、アナグマの他、ヤマドリ猟まで熟す素晴らしい万能犬に成長し、ひ弱だった体格も連日の山入でみるみる逞しくなり、堂々のサツマビーグルに成長しました。


ところが、当ブログの拝読者様は良くご存知の様に、優秀なテツの子を残そうと5頭の台牝に交配を試みましたが、何れも不発に終わり残念ながら仔犬は授かりませんでした・・(≧◇≦)


テツは、種牡としては残念な結果となりましたが、猟芸はとても優れていることから、TV、雑誌、狩猟教科書、新聞等に取り上げられ、我々サツマビーグルの普及活動に大きく貢献した第一人者であります。

ご主人様は、我々の保存普及活動をしていなければ、絶対に名犬テツを里親に出すことはなかったと言っておられます。

テツを里親に出すのは、栃木のT氏か、滋賀のK氏しかいないと!!!。

そして、ハクは栃木のT氏に、テツは滋賀のK氏の下へ里親に出された様です。


ご主人様は、今年で猟歴48年になりますが、テツの様に犬舎では何処にいるかも分からないくらい静かで大人しく、しかし一旦山入すると狩猟犬スーパーマンに変身すると言う、正に狩猟犬のお手本の様な素晴らしい資質を持たテツに出会えたことを大変嬉しく誇りに思っておられます。

この様な思いを持たれているテツがイノシシにやられたと言うのは、恐らく今も信じがたいと思います・・(≧◇≦)

ご主人様の大事な大事な分身でしたテツには、何とか頑張って負傷を治して欲しいと思います。

テツは、『 とても物静かで大人しい犬ですので骨折も早く治る! 』と、ご主人様は確信されております。

そして、完治したあかつきには是非里帰りし、元気な姿をご主人様に見せて欲しいと願っております。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

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