『 サツマ塾 』 ⑤体躯!
本日は、我々サツマビーグルの体躯についてお話しします。
現在、サツマビーグルは犬種としてどこの団体にも登録されておりません。
ここで紹介する内容は、我家(四国プリンス犬舎)が純血種として保存している(又はしていく)サツマビーグルについて記載したものであり、国内で飼育されているサツマビーグルのスタンダードでないことを予めお断りし、ご理解の上でご覧下さい。
( 出典:日本狩猟犬サツマビーグルの郷 )
【 体型 】
★理想的(保存の目標)
※ 小型のポインターにバセットハウンドの頭部を付けた様な体型。
・体格は獲物を長時間追跡するためガッチリとし、筋肉質である。
・頭部は大きく、耳は低い位置に付き大きく長く垂れた絞り耳で、顔より長い。
※ バセットハウンドの顔が引き締まった感じが理想である。
・胴部は真っすぐに伸び、胸部は深く、腹部は締まっている。
・尻尾はやや高い位置に付き、上方にピンと伸び、力強く緊張感がある。
・前肢は太く真っすぐに伸び、後肢は太ももが発達し、バネが感じられる。
・四肢の長さは胴体より幾分短い。(胴体10:四肢8が理想)
・歩様は、力強く、軽快である。
以下のタイプは、繁殖に使用することを禁じています!
★好ましくない
・全体的に細身で精彩がない。
・頭部が極端に短い(マスチフ顔)、又は長い(コリー顔)。
・耳の付き位置が高く、幅広で、顔より短い。
・歩様がノタノタして重い。
★欠 陥
・四肢が大きく湾曲(O脚・X脚)している。
・顔がキツネ顔で、耳が小さい。
・尾が垂れている、又は巻尾である。
・胴長で体高が極端に低い。
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【 大きさ 】
・体重:15~20kg、体高:40~55cm、体長:50~65cmの中型犬。
※ 全盛期は、体高40cm未満の小型、体高40cm以上55cm未満の中型、体高55cm以上の大型の3タイプで品評会が盛んに行われていた。
【 被毛 】
・短く密生している。
・カラーは、頭部はタン(茶褐色)、胴体は白地に黒班に黒又は茶褐色の斑点が入る。
【 体臭 】
・極めて少ない。
※ アメリカンビーグルの様な特異な体臭もない。
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以上が、我々サツマビーグルの保存(繁殖)の基準としています体躯であります。
下の写真は、我家のフク号です。
写真を見ての通り、外観は良く発達した頭骨、大きく長く垂れた絞り耳、バランスの良い胴体、骨量豊かな四肢、尾の位置は真っすぐに伸び、毛並み・配色等、殆ど欠点が見当たらない秀逸犬であります。
特筆すべきは、牝犬とは思えない、筋肉質で全身がバネの様な体躯と知的な風貌を有している他、友好的でフレンドリーな性格は今後の品種改良には不可欠な存在と言えます。
※ ご主人様が「最も理想的な体躯」と高く評価されています。
< 側面 >
< 正面 >
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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