老ハンターにも夢がある!
本日は、久しぶりの雨で、山入は中止しました。
さて、最近、我家にはアメリカンビーグルの「ルイ」ちゃんが居ます。
今後、ルイちゃんをどうするのか???
・・と思案するも、もう我家にやって来て1ヵ月が経とうとしています・・
そろそろ、どうするのかを決めないとルイちゃんが可哀そう!!!
ルイちゃんは、ビーグルには珍しい尻癖がとてもよく、ケージの中ではウンチもオシッコも一度もしたことがありません!
これには、ご主人様も驚いておられます・・。
日中は、雨でない限り、芝生の上に繋がれており、一人で遊んでいます。
・・・・・・・・・・・・・・
さて、ご存知の様にルイちゃんは、ご主人様が35年間に渡り系統繁殖して来こられたプーギー系アメリカンビーグル15代目の牝犬です。
当初は、当系統の絶滅を防ぐための「牝犬」として、謂わば保険的な意味合いで我家のアイドルとして飼育する予定でした。
ところが、最近、四国徳島にも雪が降り、猟場にはノウサギの足跡が発見されました。
・・で、改めて生息確認に猟場に行くと???
なんと!、猟場の鉄塔がある場所に下の写真の糞がありました。
それも、雄、雌、子兎の糞もありました・・。
とても新しい糞で、確実に生息していることが判明。
昨夜の糞です・・
左は、とても大きな糞、右は普通の糞です。
・・で、どれだけ大きいかを比較するために20番スラッグ弾と写真を撮って見ました。
約25mmはあろうかと言う大きな雌の糞です。
ご主人様も、昔、約6kgと言うお化けノウサギを捕ったことがありますが、それに匹敵する大きさらしいです。
ノウサギ猟35年のベテランハンターのご主人様が言うので間違いないと思います。
そして、ご主人様はルイちゃんを見るたびに、昔の楽しかったノウサギ猟を回想しておられます。
下の写真は、ご主人様とノウサギ猟の師匠「故前田等氏」との懐かしいノウサギ猟の様子です。
写真右端は、全猟主催の『 第12回ビーグル猟野競技会全国決勝大会 』で総合優勝した「マリー号」です。
この時は、11頭のビーグルを放してのノウサギ猟でした。
静寂の山々にビーグルの美しい追い鳴きが響き渡ります。
ビーグルでのノウサギ猟は、獲るだけでなく、ビーグル特有の美しく流れる様な追い鳴きを楽しむことです。
この追い鳴きを楽しむことを『 ビーグリング 』と言い、ビーグル犬を愛する『 ビーグラー 』の特権となっています。
今でも、目をつむると当時の追い鳴きが聞こえて来るらしいです・・(^^♪
・・ので、ノウサギ猟犬には優秀な先導犬が必要な訳なんです・・
ところが、今やビーグルでノウサギ猟をしているハンターも高齢化が進み、先導犬を探すのは至難の業でもあります。
ご主人様の系統を保存してもらっていいるビーグラーから、期間限定でルイちゃんの先導犬として借りることも考えておられます。
ご主人様は、兼ねがねシカ猟の様な単調な逃げ方では猟犬の追跡を楽しむことも出来ない!
やはり臭いが薄く追跡が難しく、しかも巧みなトリックを使いながら、ある時は脱兎の如く猛スピードで逃げるノウサギを如何に上手に追跡できるかを楽しむノウサギ猟を、出来るならハンターを止めるまでに一度やってみたいと申されています。
ルイちゃんは、足も速く、鼻の位置も低く、とてもノウサギ猟のセンスも良い様です・・
もし!、ルイちゃんが仮に一人前のノウサギ猟犬となれば、我々とのシカ猟も半減するでしょうね!!!
そして、飼育制限上(第一種動物取扱業登録申請=飼育数9頭)から誰かが里親に出されることも???
しかし、ご主人様はルイちゃんの系統繁殖はもう年なのでやらないと聞いています・・( 良かった! )
即ち!、アメリカンビーグルの飼育はルイちゃんで終わりにする様です。
ですので、ルイちゃんは是非とも立派なノウサギ猟犬となり、ご主人様の夢を叶えて上げて欲しいと願っております。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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