出産準備!
我家のリリーが、今月20日に出産予定です・・。
( 写真はクリックで拡大できます )
下の写真は、今朝のリリーです。
そこで、一昨日から「繁殖ケージ」に移してもらい生活しています。
リリーも慣れたケージですので、落ち着いています・・。
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繁殖に関する豆知識
我家は、我々サツマビーグルの保存活動をするために「第一種動物取扱業(販売)」と言う動物愛護管理法の登録認証を受けています。
分かりやすく言いますと、所謂『 ブリーダー 』と言う肩書を持っています。
犬や猫を繁殖し販売(譲渡)する場合は、必ず登録認証が必要となります。
例えば、猟犬の系統繁殖が目的で3年に一度ほど繁殖し、余った仔犬を猟友等に無償で譲渡する場合は違反になりませんが、譲渡に対して何らかの対価(金品の大小に限りません)を得ると、動物愛護管理法違反(無登録営業)として100万円以下の罰金に科せられる可能性があります。
銃砲を所持している方が違反した場合、更新申請書の処罰歴(罰金刑以上)に記載する必要があり、その度合いにより所持許可が認められない恐れもありますので十分注意が必要です。
尚、6月1日の改正動物愛護法により、牝犬の生涯出産回数は6回まで 、交配時の年齢は6歳以下となりました。
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昨日、出産予定日まで後5日と言うことで、産室に『 産箱 』を設置しましたので、我家の繁殖ケージをご参考まで紹介させて頂きます。
上のケージが繁殖ケージとなります。
ケージは2室に分かれていますが、通行は出来る様にしています。
一室当たりの大きさは、800×1200×900(cm)です・・( 大型犬用のケージを流用 )
向って右側が産室となっており、70×70×20(cm)の産箱を置いています。
ケージの下段には糞尿を受けるトレイが取り付けられています。
そして、向かって左側が休息室兼育成室となっています。
母親は、出産して1週間余りは仔犬に付きっきりで世話をしますが、その後は仔犬から離れて哺育する様になります。
休息室はそのた為の場所です。
また、仔犬が生後30日となり離乳食を与える場所となります。
仔犬は、食事を終えますとトイレを済ませ、産箱に戻って休みます。
我々サツマビーグルは、この時から尻癖が良く、絶対に産箱ではしません!
下の写真は、産室と休息室の通路となります。
仔犬は、トイレがしたくなると、この通路を渡って産室と休憩室を行き来します。
以前紹介しました時は、沢山の質問がありましたので、その産箱内を紹介させて頂きます。
産箱内をアップしたものが下の写真になります。
※ 下の産箱は「夏用」です・・( 冬用は700×700cmの板を三方に組み、前は同じ200×700cmです )
産箱内には、68×68(cm)のステンレス製の特注スノコを敷いています。
メッシュ金の網目は「 5mm 」です。
製作は、5mmのステンレス棒で枠を作り、2ヶ所に補強棒を入れた上に、メッシュ金を取り付け(溶接)しています。
もう20年余り使用していますが、今もしっかりと使用できます。
このスノコにより、仔犬が糞や尿をしても下に落ちますので、産箱内の床は清潔に保てます。
スノコは、毎日、洗浄したものと取り換えています。
尚、産箱が木製の床で作られていますと、生まれて間もない子犬は滑って母親の下に中々辿りつけませんが、メッシュ金ですと足指がしっかりフィットし、母親の下に素早く行けますので、仔犬がバラバラにならなく母親の負担も少なくなります。
最後に、繁殖ケージはコンクリート床から、約40cm高い所に鉄製の角材で架台を作り、その上に乗せていますので、ご主人様の管理も大変楽になっています。
以上が、我家が長年使用しています繁殖ケージです・・( ご参考になれば幸甚です )
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
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