仔犬(生後20日) 1回目の駆虫!
本日、リリーの仔犬達は、生後20日になりました!。
出産時は、行き成りの猛暑続きで、母子共々大変心配されましたが、ご主人様の並々ならぬお世話により、本日無事に生後20日を迎えることが出来ました!
我家では、生後15~20日までの間に、母子共に駆虫剤の投与をしています。
そこで、本日、駆虫剤の投与を行いましたので、順を追って紹介します。
① 体重測定を行います。
1kg秤で体重を計っていましたが、オーバーで測定不能となりましたので、今年ネットで購入した秤で測定しました。
その結果、仔犬の体重は・・1020g±60gでした!
生まれ時が320g±30gでしたので、20日間で約3倍になっていました・・( 順調! )
② 駆虫剤の投与を行います。
駆虫剤は、下の『 キウォフプラス 』と言う駆虫剤を投与しました。
※ ドロンタールプラスと同じ成分で効果は抜群です( ネット購入 )
我家では約10年程、この薬を使っています。
効能は、回虫、鈎虫、鞭虫、瓜実条虫、吸虫、線虫、エキノコックスに効果があります。
下の写真は、仔犬に駆虫剤を投与している様子です。
投与量は、体重に応じて決めています。
体重測定の結果、みんな3kg以下でしたので、1/4錠を飲ませました。
飲ませ方は、平坦な場所に仔犬を乗せ、左手の親指と人差し指で顎の中心に向かって差し込みますと、写真の様に口を開けることが出来ます。
次に、右手の親指と人差し指で駆虫剤を掴み、飲みやすくするために水に付けた後、素早く口の中に入れ、人差し指で喉の奥まで挿入し、口を閉じて、喉元をトントンと軽く叩いてやると「 ゴクン 」と飲み込みます。
折角、駆虫剤を投与しても吐き出しては何の効果も得ませんので、暫くは様子を見ます。
お腹の中に虫がいますと、翌日白く長い回虫が出て来ます。
虫は、死んでおり、2日間位は糞と一緒に出て来ますが、この時期は未だ母親が糞を始末していますので分からないことも少なくありません!
この時期は主に回虫が多く、寄生数が多くなると仔犬のお腹がパンパンに膨れて来ますので、この症状が見つかればもう一度駆虫剤を投与します。
今後は2週間毎に、定期的に駆虫剤を投与します。
尚、母親が仔犬の糞を始末していますので、母親も仔犬と一緒に駆虫しないと、十分な効果が出ませんので注意が必要です。
母親のリリーも、食欲旺盛ですので、仔犬達への授乳も順調に行っている様です。
何といっても、これだけ体重が揃ったことは今で一度も経験したことが無く、如何にリリーの授乳・哺育が上手かが伺えます。
リリーは、同じ姿勢で授乳せず、途中で立ち上がり場所を変えることにより、飲めない仔や良く出る乳房を満遍なく飲ませる非常に賢い子育てをしています。
流石は、我家の歴代の台牝でも高知のマレに続く、名台牝と言われる所以と思います・・( 拍手! )
今後は、生後25日から離乳食を始めますが、最初の2日間はミルクのみで慣らし、その後はドックフードをお湯でふやかしたものにミルクを多めに掛けた離乳食を、朝、昼、夕の3回与えます。
兎に角、猛暑対策をしっかり行うことが、哺育上の何よりのキーとなります。
油断をしますと、母子共々熱中症になることも少なくありませんので、再々に仔犬の様子を確認し、問題があれば直ちに改善してやることが必要となります。
ご主人様も、今はお元気ですが、熱中症予防のためにこまめな水分補給を行い、仔犬の哺育に取り組んで欲しいと願っております。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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