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2022年10月 3日 (月)

アサとリリーの旅立ち!

本日、福岡に行っていますソラⅡのオーナー様A氏が娘さんとご一緒にアサとリリーを迎えに我家にお出で下さいました。

早朝3時に福岡を出発され、9時30分に我家に到着されました・・( 長旅ご苦労様でした! )

飛行機で送れば、徳島⇒福岡の直行便で1時間で行けるのですが・・

法令遵守とは言え、A氏宅には我々サツマビーグルが行っており、保存活動も当初から積極的に協力を頂いており、初めて飼育するわけでもないのに法律とは言え、今後改善して欲しいと思います。

娘さんは、8年前にハクの直仔「カイ」のお迎えにA氏に同行されましたが、今は大学4年生ですっかり女らしくなられ、とても色白の美人でした。

我々みんなもお会いでき、とても嬉しかったです・・(^^♪

アサもリリーも、娘さんには大変お世話になると思います!・・( どうか宜しくお願いします )


さて、本日のお迎えの様子を写真で紹介させて頂きます・・

(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


下の写真は、アサ号とA氏(右側)とご主人様です。


Dsc_2445

A氏もアサの大きさはブログやHPで知っておられましたが、実物を見てその大きさに驚かれていました(笑)。

こんな大きなアサに、時速12kmの高速で1時間も休みなく追跡されると、雌ジカは疲れ果て意識もうろうとして追い倒されます。

お互い顔を見合わせ・・『 シカでなくって良かった! 』と、大笑いをされていました。

アサには、素晴らしいシカ猟犬としての猟芸をいかんなく発揮し、我々サツマビーグルの普及活動に貢献して欲しいと願っています。

また、種牡としても九州全域で活躍し、同地が再びサツマ王国として繁栄出来る様に頑張って欲しいと思います。

※ 尚、アサの交配を希望される方(純血サツマに限る)は、我家までご連絡(メールに牝写真を添付)を頂ければA氏と調整させてもらいます。


下の写真は、リリー号、A氏(後列右側)と娘さん並びにご主人様です。

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リリーもこれからは、A氏と共に大好きな山入で、楽しい狩猟を満喫して欲しいと願っています。

ご主人様は、リリーはイノシシをやるので、今山入させると3年半のブランクで体力も落ちているので、猟欲に任せイノシシにファイトさせると、ボロボロにやられ深傷を負い死亡する確率が高いので十分注意して下さいとお願いしておりました。

A氏も『 リリーは保存活動の大功労者、その辺は十分承知しています 』との温情あるお言葉を頂きました。

我々もみんな、リリーがイノシシにやられ死にはしないかと心配しておりましたので、A氏の思いやりにとても安堵しました。

ご主人様が心配なくリリーを送り出した理由が、A氏と娘さんを見て良く理解できました。


【 後記 】

アサとリリーは、11時過ぎに、白い大きく綺麗な車に乗せてもらい、A氏と娘さんが住む九州福岡に旅立って行きました!

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我々みんなは、良いオーナー様に里親として引き取ってもらい、とても安堵しています。

・・が、我々は警戒心が強い犬種ですので、上手くA氏とご家族に馴染めるか少し心配です。

10年前に鹿児島から成犬でやって来た、ハク、エス、シロー、テツは、3日三晩食事はおろか水も飲まず、ご主人様を困らせました。

サツマ師匠に問い合わせますと、みんな最初はその様で、散歩しながら時々止まり、腰を落として『 ヨシヨシと名前を呼びながら優しく頭を撫でてやると警戒心も和らぎ、尻尾を立てて歩く様になれば信頼した証 』と教えて頂きました。

それまで、ご主人様はアメビしか飼ったことがなく、我々の様な気質の犬は初めてだったのでとても驚いた様です。

ところで、我々は一旦新しい飼い主を主人と認め信頼しますと、和犬の様に忠実になります。アメビの様に最初から誰にでもベタベタする様なことは一切ありません!。

現在、我家の保存活動に使う種牡や台牝は、姿芸は勿論ですが警戒心が少ないフレンドリー性を重視した繁殖を心がけています。

既に保存活動を開始して11年、5世代目となっており、ペットとしても十分飼育で出来るフレンドリーな気質の犬に生まれ変わっています。


尚、アサもリリーもとてもフレンドリーな気質なので、A氏やご家族にも直ぐに溶け込めると思います。

また、仕事(猟芸)面でも我々は、成犬からやってきた場合は、家庭では良い犬でも猟場では決して良い犬とは限りません!

以前、ご主人様がハチの母親「シロ」を里親で引取り山入させていましたが、愛媛でのシカ猟では2時間余り追跡していたにも拘わらず、当地では僅か5分ほどで追跡を止めました。

その後、前オーナー様にご相談した結果、シロはお返し代わりに子供のハチを里親として引き取ることになり、現在に至っております。

つまり、この理解不能な行動は『 追えないのではなく 追わない 』ことが分かりました。

これも我々サツマビーグルの気質の難しさでもあります・・( 奥が深い! )


ワカも当地の猟場では、とても優秀なシカ猟犬として知られていますが、果たしてA氏とその猟場に適合するか否かは、正直分かりません!

しかし、今まで里親として引き取ってもらった先輩犬は、1シーズンを通して猟場に山入れしますと、段々と本来の猟芸に戻ってくれた様です。

どうか、アサもリリーも無事本来の猟芸を発揮し、A氏と楽しい狩猟を満喫して欲しいと願って止みません!


最後になりますが・・・

アサもリリーも我々サツマビーグルの保存普及活動に大いに貢献してもらい、本当にご苦労様でした!・・( 心より感謝! )

今後は、A氏やご家族の皆様と共に、幸せな犬生を元気に過ごして欲しいと願っています。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

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