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2023年1月

2023年1月30日 (月)

ソラ無事出産!

本日は、ヤマト号のオーナー様I氏にとっても、我々サツマビーグルの将来(保存活動)にとっても大変嬉しい報告となります・・(^^♪

現在、5系統(ハク、タロー、ギン、リュウ、マレ)が健在ですが、リュウ系は国内で5頭と・・絶滅の危機寸前でした。

この度、国内最後の牡犬2頭の内の1頭をお持ちの広島県のオーナー様I氏のヤマト号を我家にお借りし、ソラとの繁殖を心待ちにしておりました。

そして、昨年11月28日にソラとヤマト号の交配に成功し、1月27日に7頭(♂3、♀4)無事出産しました。

出産は、午前3時頃にソラの鳴き声でご主人様が起き犬舎にやって来ますと、予定日より3日早いですが陣痛が始まっていました。

最初の仔犬は、午前3時45分に生まれ、次のまでは60分かかりましたが、その後は約30分毎に産まれ、全ての仔犬は8時過ぎに産み終わりました。そして10時までに後産も無事出ていました。

ご主人様は、ソラの出産にずっと立ち会っていましたが、逆子等の難産も無く、産まれて来る仔犬を紙タオルで綺麗に拭いてやったり、長いへその緒を切ってやるくらいで、とても安産でした!・・(^.^)

出産予定日より3日ほど早く産まれましたが、標準体重の350gを上回り、大きい仔は500gもありました。

現在は、母子共に「産後魔の3日間」の危険な時期も無事通過し、我々もみんな一安心していますが、連日の氷点下、油断は出来ません!・・

生後1ヶ月間の仔犬の成長は、一も二にも母親ソラの体調管理が何よりです・・。

現在の処は、食欲も旺盛で産後の日達も問題なく、何よりも子煩悩で面倒もよく見ており、仔犬も満足し鳴き声も殆ど聞いたこともありません・・(^.^)

連日、氷点下の寒い日が続いていますが、繁殖室は家畜用ヒーターで保温し約20℃に設定してもらっており、ソラの子育てを後押しております。

しかし、電気代は既に30%以上も値上がりしており、ヒーターは300Wで24時間点灯・・電気代が心配です・・(≧◇≦)

仔犬の成長には、母乳、母親の育児、保温、睡眠等が必要で、特に極寒では「保温」が成長のキーとなります・・。

産まれている仔犬達が順調に成長しますと、今後の保存活動にリュウ系が加わることで、遺伝障害(重血)を防ぐことにも選択肢が増え、保存活動にも良い効果をもたらしてくれるものと思います・・。


前置きは、この位にしてお待ちかねの母子の写真をご覧ください!

(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


下の写真は、今朝撮影した繁殖ケージ「産箱内」の親子の様子です。

仔犬達は、産箱内に敷いてある床網に後足をヒットさせ、スムーズに母親の下に移動しています。

Dsc_00023


下の仔犬写真は、母親ソラが運動場でトイレと食事をしている間に撮ったものです。


毛色で黒斑が多いのはリュウ系の特徴であります。

Dsc_00312

下は、運動場でトイレを済ませ、食事を待っている母親ソラです・・。

早く!・・とばかり催促鳴きをするほど、食欲は旺盛です(笑)

食事は朝夕2回、ドックフード1000cc+煮干し5匹+粉ミルク3杯にお湯を500cc入れ与えています

※ ドックフード「愛犬元気」、コナミルク「はいはい0才児用」、煮干し「ペット用約5cm」

Dsc_00293

今後共、タイムリーに母子の様子を紹介させて頂きます。

( 尚、仔犬は全て予約済みです・・)


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年1月29日 (日)

改正動物愛護法の適応ケージが届く!


本日は、純血サツマビーグルの法適応(改正動物愛護法)ケージがやっと届きましたのでその経緯を含め紹介させて頂きます。


昨年6月1日付で改正動物愛護法が施行され、飼育ケージと運動場等に数値規制が設けられ、これに対応できないブリーダーは廃業も止む無しとなっています。
ケージ基準=タテ(体長の2倍以上)×ヨコ(体長の1.5倍以上)×高さ(体高の2倍以上)・・高さ制限が最も厳しい。

当犬舎で飼育中の純血サツマビーグルの標準(牡犬)は、体高50cm前後、体長60cm前後、体重20kg前後です。
法適応ケージは、タテ120cm×ヨコ90cm×高さ100cm以上が必要となります。残念ながら、国内の販売ケージは高さ制限がクリアー出来ていません。

小型犬は中・大型犬用を代用できますが、中・大型犬の場合は手の打ちようが無いのが実情です。

そこで、あるブリーダーと輸入商社が中国メーカーとタイアップし、中・大型犬の法対応ケージを製作し販売することを知りました。大きさは=タテ125cm×ヨコ96cm×高さ131cmと言うでことで、当犬舎のサツマビーグル(中型犬)は法クリアーできることから、すぐさま情報を提供して下さいましたFBフレンドさんを通じて1台を注文しました・・。

そして、一昨日、注文したケージが届きました!
中国製と言うこと並びに低価格と言うことから、大きな期待はしておりませんでした(笑)。
しかし、届いたケージは梱包も外内共にしっかりされており、ケージを出してみると、ピカピカ光る美しいオールステンレスケージが現れ、想定外の品質に驚きました。
組み立ても、説明図を見ずとも、(最初にキャスターの取り付けすることを間違わなければ)約30分ほどで簡単に出来ます。

お世辞ではなく、高品質、送料無料で低価格(税込=約45000円)の飼育ケージの販売は、我家の様な中型犬の小規模ブリーダーにとってはとても有難いと感謝しております。

下の写真は、組み立てを終えたケージに純血サツマビーグル(標準サイズ)の『 ハチ号 』を入れた様子です。
大きなハチ号もとても小さく見えます(笑)

(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)
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※ 汚物トレイもステンレス、法対応で求められている肉球保護対策として青いプラスチックも装備されています。
※ ケージに屋根と横板を付ければ、立派な犬小屋としても屋外で十分使用でき、キャスターが付いているので真夏の暑い日には日陰に移動することも可能です。
※ ケージの実測結果は、タテとヨコは同じでしたが、高さは構造物の突起からキャスター底までの高さで、ケージの有効高は108mでした。しかし、我々サツマビーグルの他、標準体高54cmまでの犬種には-法適応ケージとして使用できると思います。

( 保存会員様で、当ケージに興味がある方は「メール送信」にてご連絡下さい )

★ しかし、本当にこんな大きなケージが必要なのか?、今後は運動場の数値規制も含め、再検討する必要があると考えます。
尚、当犬舎は「平飼い」で特別なケージは必要としませんが、仔犬の日光浴、病気療養、隔離等の多目的ケージとして使用する予定です。


最後に・・・上記記事は、あくまでも当方で実感した内容ですので、詳細は販売元に問い合わす等、購入に際してはご自身のご判断でお願いします。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年1月28日 (土)

55年ぶりの同窓会 あなた誰!

ご主人様は、昨日11時から、55年ぶりの高校同窓会に出席されていましたので紹介させて頂きます(笑)。

会場は、我家から車で30分余りの、阿波市の「八幡」と言うお遍路さんの団体さん等が沢山お出でになる大きなお店です。

当日も、3つ団体さんの部屋がありましたが、どの会場の受付係の顔は知らない人ばかり・・

お店の方に聞きますと、部屋に案内されました。

受付の人から、何方さんですか???(部屋を間違っているかの様な顔付で ジロジロ/汗 )

部屋の中には、高齢者の男女が雑談していますが・・(知っている人も無く・・)

そこで〇〇高校の同窓会場ですか・と、尋ねますと・・『 ハイ 』とのこと。。

続けて〇〇です・・と言いますと、名簿を見て・・〇〇君なの???

『 えぇぇぇぇ・・ 』『 ウッソー・・ 』

ご主人様も受付係の名前を聞き・・( えぇぇぇぇ・・顔を見合わせ大笑い・・)


そして、いよいよ開催ですが、司会者の提案で『 顔が殆ど分かりませんので本日は旧姓の名札を胸に付けてもらいます  』・・( 一同大笑い・・)

本会の代表世話人から、『 本来なら、乾杯となりますが先に簡単な自己紹介をしてもらいます・・』と。。。

そして一人が立ち上がり名前を言いますと・・会場から『 うそ~~~ 』の後、大笑い・・

やっとみんなの紹介が終わり、マスクを外し宴会となりました(汗)。

皆さん・・名札を見ながら、ワイワイ・・ガヤガヤ・・

しかし、宴会も1時間を過ぎると、なんとなく?面影が浮かんで来たのか・・

昔話や現在の話しに花が咲き、約3時間の宴会もお開きになった様です。


同窓会の中には、市会議員を7期も務め、既に議会議長も歴任し議会の重鎮として頑張っている方、20haに及ぶ大規模農場を経営している方等々の強者もお出でた様です(拍手)。

ご主人様は、会社を定年した後、現在は『 絶滅寸前のサツマビーグルと言う猟犬の保存活動をしています・・』と自己紹介されていましたので、宴会に入りますと『 そんな犬知らん・・』と言うことから、スマホを取り出し『 サツマビーグル 』と入力してもらえば分かりますと・・

そしてスマホで検索・・・えぇぇぇ・・凄い 〇〇君!!!

そして・・ホームページ、ブログ、フェィスブックもやっている!!!・・・( 若い! 凄い! )

また、カラオケが始まり、何か歌って下い・・と司会者が来られましたので・・

ここは十八番の青江三奈「伊勢佐木町ブルース」で会場を更に盛り上げてやろうと・・(笑)

カラオケ演奏が始まり『 ア~ン ア~ン ア~ン・・・』とやりますと・・( もう会場からバカうけ!/笑 )

口々に『 可成り金払っているな~・・』何て、あちこちから好き放題を言われます(笑)

歌い終わりますと・・何とアンコールの拍手が!!・・

ご主人様は、他の人も居ますので時間があれば後で・・と、何とか交わします(汗)。


まぁまぁ・・そんなこんなで、55年ぶりに同級生に会え、とても楽しかった様です。

55年振りの同窓会は、浦島太郎よろしく、顔、頭髪、体型等は長年の歳月で「著しい経年化」が見られた様です(笑)

そして、出席者全員の賛成で、毎年1月に同窓会をすることが決まった様です・・( 拍手! )

悲しかったのは、40人居た同級生の内、9名が既に亡くなっていたことです・・( 合掌! )

ご主人様曰く『 いつ死んでもイイ年だが、来年も同窓会に出席したい!・・』と、何時もとは違う弱気な発言(笑)

しかし、みんなから、〇〇君は『 鉄砲担いで狩猟をしたり、ハーレーに乗ったり、一番若いわ!・・』と言ってもらえた様で、意気揚々として帰って来られました・・(^^♪

55年ぶりの同窓会は、とても楽しかった様で、我々みんなもご主人様の笑顔を見てホッとしています(笑)

下の写真は、同窓会(宴会)の模様です。

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では、本日はこの辺で失敬します・・(@^^)/~~~



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2023年1月25日 (水)

フェイスブックでとんだ大騒ぎに!

昨日、我々サツマビーグルの保存会員様で静岡のS氏より、下記の情報メールを頂きました。

それは、仔犬通販サイトで、サツマビーグルが5頭販売されていますと・・通販サイトとブリーダーを教えて頂きました。

早速、同サイトを開いてみますと、牡3頭(28万円)と牝2頭(35万円)の写真が掲載されていました・・

ブリーダーは、熊本県の方で第一種動物取扱業「販売」の登録認証は取得されていました。

仔犬達の親犬は何処から入手したのか???

早速、調べて見ますと・・我家から系統が異なる仔犬を熊本に送っていますので、ひょっとしたらその系統か?と思いなながら、更に紹介欄を見ますと、何と下記の記載がありました!


下は、仔犬通販サイト「ブリーダーナビ」に記載されていた記事です。

あすすめポイント

日本で今人気のサツマビーグルです。

天然記念物のため、現在では頭数が限られて入手困難な状況です。

テレビ、雑誌などでも今話題です

ぜひ一度サツマビーグル犬に会いに来てください


下は、福岡の保存会員様E氏よりフェイスブックのコメントに情報提供を頂いた、仔犬通販サイト「みんなのブリーダー」に記載された記事です。

記事は、問合せへの返信の様ですね!

※ 尚、枕崎に昔サツマが居たことは鹿児島のサツマ師匠から聞いたことはありますが、その後の事は分かりません!。枕崎系統とは初めて聞きました。

1_20230125151901



そして、昨日、フェイスブックに以下の記事を投稿しました。

重要なお知らせ
サツマビーグルを『 天然記念物 』と偽り、
仔犬を販売しているブリーダーが要る様ですので十分注意して下さい!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうしますと、30件ものコメントが次々と寄せられてきました(現在も進行中)。

コメントは「けしからん」と言う内容の物ばかり・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこで、本日、仔犬の通販サイトの運営者に対し、

本日は、熊本県の〇〇ブリーダー(実際は実名で記載)が販売しています「サツマビーグル」についてお問合せさせて頂きます。

私は、絶滅寸前の純血サツマビーグルの保存普及活動に取り組んでおり、保存会の会長をしております。

昨日、保存会員様より、「ブリーダーナビ」と言う仔犬販売サイトでサツマビーグルを販売しているが、「おすすめポイント」に、以下の偽証記事を記載し販売しています・・と言う情報をメールで頂きました。

 ーーーーーーーーーーーーーーー
おすすめポイント

日本で今人気のサツマビーグルです。

天然記念物のため、現在では頭数が限られて入手困難な状況です。

テレビ、雑誌などでも今話題です

ぜひ一度サツマビーグル犬に会いに来てください

ーーーーーーーーーーーーーーー

サツマビーグルを販売するのは自由ですが、『天然記念物』と言う偽りの情報で愛犬家の気を引いて販売することは、「偽証・誇大広告」に該当し、特商法第12条に違反しており、100万円以下の罰金が科せられます。
当サイトは、この様な違法販売のチェックはされているのでしょうか?
純血サツマビーグルを後世に残してやりたいと言う一念で保存活動を真摯に取り組んでいます保存会員にとっては痛恨の極みであります。
法令違反をしている〇〇ブリーダーを当サイト「ブリーダーナビ」からの「除名」を要望致します。
以上、よろしくご検討の程お願い致します。

以上の文書を送付しました・・


・・・・・・・・・・・・・・・・

仔犬を販売しているブリーダーは、フェイスブックで自らが販売しているサツマビーグルで、とんでもない騒ぎになっているとを誰かから聞いたのか、又は仔犬の通販サイト運営者から指摘されたのか???

本日午後、同サイトを見ますと、何と・・下の様に文章が書き直されていました。


日本で今人気のサツマビーグルです。

現在では頭数が限られた超レア犬です!
入手困難な状況です。
テレビ、雑誌などでも今話題です
ぜひ一度サツマビーグル犬に会いに来てください

下線を引いた箇所が訂正された文章以前の文章は、天然記念物のため、現在では頭数が限られて入手困難な状況です。

・・・・・・・・・・・・・・

もう、呆れてものが言えません!

幾ら、書き直しても原文はフェイスブックのコメント欄等に、コピーが張り付けられ残っていますので、偽証・誇大広告違反は免れません!

何の反省もなく、単に訂正して済ますなんて、益々許せません!!!

訂正とは、サツマビーグルが天然記念物であることを誰に聞いたのか等をお詫びし訂正するのが一般的と思います。


更に、色んな方から同ブリーダーの事を調べ、フェイスブックに投稿されています。

それによりますと、全猟第61回チャンピオン大会(昨年)でレザーブを受賞されている優秀なトライアルマンであることも分かりました。

また、イングリッシュセッターのブリーダー兼トレーダーとしても有名な方の様です。

この様な優秀な全猟トライアルマンが、何故にサツマビーグルを天然記念物等と偽り、仔犬の通販サイトで販売しているのか?、販売に至る経緯が知りたいです・・。

最近、猟犬はハンターが高齢化していることもあり、繁殖しても以前の様に売れなくなっています。

また、猟犬としてより、ペットとして販売した方が高価で売れることに目をつけ、自らのセッターやビーグル等もペットとして販売している様です。

それにしても、我々サツマビーグルの販売価格が牡28万円、牝35万円とは・・凄い高値に設定してくれたものです・・( 高い評価で驚いています/笑 )

・・・・・・・・・・・・・

お知らせ

本日も、仔犬の通販サイトでサツマビーグルを見たと言う愛犬家から、以下の問い合わせが???

質① 〇〇サイトで販売しているサツマビーグルは純血ですか?
質② サツマビーグルは天然記念物に指定されたのですか?
質③ ブリーダーは保存会員ですか?・

・・等々の質問が数件寄せられて来ましたので、下記の通り返信させて頂いております。

質①・・・両親を見ないと、販売サイトの仔犬写真だけでは純血か否かは判断しかねます。
質②・・・天然記念物とは偽りで、指定などされていません。
質③・・・保存会員ではありません!

そして、詳細は販売者に問い合わせて下さいと返信しています。

※ 前記した「枕崎系統」もその一つなのかも。

そんなこんなで・・ご主人様は昨日からてんやわんや状態で、とても疲れておられます・・(>_<)

でも、通販サイトで販売されているサツマビーグルの問い合わせを、販売者ではなく、ご主人様にされると言うことは、良く言えば、それだけ我家のサツマビーグルの保存普及への取り組みがハンターのみならず一般愛犬家にも周知されて来た証とも取れます(汗)。

改めて、フエイスブックの凄さ(怖さ、威力等)を知らさた感が致します!・・( 本当に疲れました! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年1月23日 (月)

大寒波に備え 出産準備急ぐ!

四国徳島は、今朝、雪模様・・その後はみぞれが降る寒い日でした。

しかし、寒さは明日から木曜日までが本番・・氷点下の予報。


・・と言うことから、ソラの出産準備を急ぐことに。。。

(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


以下、我家の冬季に於ける繁殖ケージの準備を
順に紹介します・・( ご参考になれば幸甚です )


写真①・・繁殖ケージに産箱を設置します。

産箱は、縦70cm×横70×高60cm(入口20cm)の四角型で、コンクリー型枠のコンパネを使っています。
組立は、塗装面を内側にしてネジで固定。
理由は、お産で産箱が汚れても、濡れ雑巾で綺麗に拭き取れます。

※ 繁殖ケージ=125×90×85(cm)を2個連結し、中央に開口部を作り、行き来を可能にしています。

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写真②・・家畜用のヒーターを取り付けます。

電源=100V、スイッチ=強(300W)・切・弱(160W)
※ 本体に触れると、自動的に電源OFFになる安全装置が付いています。

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写真③・・産箱の中に敷紙を入れます。

産箱の一番下には、新聞紙を三重に敷き、次いでペットシーツ、床網(ステンレス製)の順に、最後に適量の敷紙を入れて終了。
床網は、新聞紙とペットシーツを足でガリガリするのを防止すると同時に、出産で発生する汚水を分離する役目を担っています。
※ 敷紙は、仔犬が隠れ母親に敷潰されるリスクを軽減する目的から、余計に入れないのがコツ(保温はヒーターで行う)。

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写真④・・繁殖ケージに保温用の毛布を取り付けます。

190×140(cm)のひざ掛け毛布を2枚使用しています。
外から繁殖ケージに入ってくる冷たい空気を遮断し、ヒーターで暖められた空気を逃がさないために使用しています。

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以上で、出産準備は終了です・・


通常は、出産の3日前から繁殖ケージに移動させ、慣れさせます・・。

しかしながら、明日から氷点下の予報で、本日もみぞれが降っていますので、早めにソラを移動させました。

産箱内の温度は、ヒーターのスイッチ調整で、出産時~7日までは30℃前後、その後は約20℃前後に設定します。

※ 出産時から「魔の3日間」は、母子共に保温がとても重要。特に母親は出産で出血量も多く、万一体温低下を起こしてしまうと最悪命を落すことも。その為に、保温と同時に、お産や下り物で汚れた敷紙は温度を下げる原因となりますので、見つけ次第に取り除き、新しい敷紙を追加します。
※ 1週間後にヒーターの温度を20℃に下げるのは、母親の体温を求めて移動し暖を取ることを学習させるのと哺乳に繋がる一石二鳥を狙って行います。


下の写真は、繁殖ケージに移動したソラの様子です。

Dsc_00122

温度管理は、下の非接触型の赤外線温度計を使用します。

測定点は約10mまでの距離であれば、測りたい箇所にレーザー灯を照射しますと、測定できます。
一年中使用でき、3000円余りと安価ですので、是非1台は購入し、飼育環境を測定して上げて欲しいです。
※ Amazonで購入出来ます。

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冬季に於ける我家の繁殖は、上記の繁殖ケージで出産・哺育を行っています。

出産予定日は、1月30日です・・

当日の気象は、最高8℃、最低-1℃となっていますので、産まれて来る仔犬と母親の温度管理がとても重要になって来ます。

特に、母親の体温低下は出産に大きく影響しますので保温が大事です・・。

お産は、ご主人様が立ち会いますが、出来れば日中に産んでくれると、ご主人様の負担も少しは軽減できると思いますが・・

しかし、中々、思う様に行かないのがお産です!・・( 何とか、無事出産して欲しいと願っています )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年1月22日 (日)

ノウサギに戦々恐々 食害はイノシシより酷い!

四国徳島は、久しぶりに良い天気でしたが、明日から暫くは寒い日が続くようです。

ご主人様はと言うと、午前中は我々を連れ山入していますが、成犬の場合は直ぐに追跡になりますので殆ど歩きませんので、午後からは前山公園の散歩コースで歩き直しをされています。


さて、本日はネット検索で見つけましたノウサギのニュースを紹介させて頂きます。

ご主人様は、大のノウサギ猟好きで、最近、昔通っていました猟場に少しづつノウサギが復活の兆しが見えており、とても喜んでおられます。

・・ので、ワカも大型サツマビーグルですが、ノウサギ猟犬として訓練しています。


前置きは、この位にして、そのニュース記事をご覧ください!

( 出典:中日新聞 1/10 )

「珠洲」電気設備助成 市が対象拡大検討

 在来品種の大豆の生産が盛んな石川県珠洲市北東部で、野生のウサギによる豆の食害が、ここ数年深刻になっている。今年の干支(えと)で、かわいらしいイメージもあるウサギだが、農家は「今年も大きな被害が出るのではないか」と戦々恐々としながら、対策に頭をひねる。市も対策用の電気設備への助成対象拡大を検討している。(上井啓太郎)
 「ケンケンパ、みたいな足跡があるんだ。ここにもある」。在来種の「あさひ大豆」を生産する同市川浦町の東守さん(68)が、雪で覆われた畑を見ながら指さす。現在は冬のため、何も栽培していないが、足跡は多く見られるという。
 東さんの畑では、ウサギによる食害が二年ほど前から起きた。昨年は三割の大豆が新芽や葉を食われ、損害は三十万円余りに。畑を漁網で囲ったこともあったが、かじって穴を開けられ効果はなし。イノシシ用電気柵でも、跳び越えるのか、下をくぐるのか、防げなかった。
 イノシシ被害に次いで起きたウサギの食害に「(栽培を)やめてしまいたくなることもある。小さい見た目で、イノシシよりひどいとは」。現在は小動物用電気ネットの購入を考えている。ただ、ネットをかけると草刈りがしづらくなり、費用もかかる。「何かうまい方法があればいいが」と嘆く。
 能登半島最先端に近い同市狼煙町で在来種の「大浜大豆」を栽培する二三味(にざみ)義春さん(75)の畑では、二〇二一年に二十万円ほどかけて小動物用電気ネットを導入。被害はなくなったが、ネット周りに土がたまり、管理が大変なため、もっと簡単に効くものはないかと、畑にライトを置くなど工夫を続けている。
 ウサギ増加の理由は不明だ。ウサギを捕食するキツネが減っているためとみられ、二三味さんは近年増えるイノシシと何らかの関係があるのではと推測している。他にも小豆を食べられたなどの被害の声があり、市はこれまでイノシシ用電気柵のみに限っていた助成を、新年度から小動物用電気ネットにも広げるなどの対策を検討している。
 JAすずし(珠洲市)の担当者は「負担増になるが、ネットで対策するしかない。被害が増えつつあるので心配しており、呼びかけなど、さらなる対策を打つことが必要になるかもしれない」と不安げに語る。

ウサギによる食害があった大豆畑。葉が食べられた部分が白くなっている=2022年8月
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現在の様子=至る所にウサギの足跡が見られる様である

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【 後記 】

本日のニュースを見ますと、安にノウサギの復活を喜んでなんていますと、不謹慎だ!・・とお叱りを受けるかも。

しかし、ノウサギが復活してもこの様な深刻な食害がありますと、農家の方も打つ手がない様です。

イノシシやシカの防護柵は、ノウサギには通用しませんので、捕獲対策は非常に難しいと思います。

以前の様に、ノウサギ猟が盛んなときは、ビーグル犬を使用して捕獲も出来たと思いますが、現在、狩猟系ビーグルは殆ど飼育されていませんので、さぁどの様にしてノウサギ対策を実施するのか、当局も頭が痛い所とお察しします。

何とか・・良い対策が見つかることを願って止みません!


さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年1月21日 (土)

そろそろ出産準備をしないと!

ソラの出産予定日は、1月30日。。。


下の写真は、今朝撮ったものです・・。

食欲も旺盛で、ここまでは順調に行っています。

お腹も、日々、大きくなっています。

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下は、リュウ系最後の種牡「ヤマト号」です。

今年8才になりますので、ソラとの繁殖もこの度が最後になると思います。

ヤマト二世の誕生に期待が掛かります。。。

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出産予定日まで、後10日となりましたので、そろそろ出産の準備をしないと。

そこで、準備で一番時間が掛かる「敷紙」を本日作りました。

敷紙は、お産での汚れ除去や保温を兼ねて産箱にいれます。

作り方は、いたって簡単で、新聞紙を3cm×13cmの大きさに切断します。

下の写真は、3cm×13cmに切断した新聞紙(左)、右の箱は切断した新聞紙を1枚1枚丁寧にバラバラにしている様子です。

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下の写真は、「敷紙」が出来上がった状態です。

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後は、繁殖ケージ内に産箱を組立てたり、保温用のランプを設置、繁殖ケージ周辺の保温等をすれば完了です。

そして、出産予定日の3日前からソラを繁殖ケージ入れ、環境に慣らせます・・

来週は10年に1度の大寒波が来る様ですので、場合によっては暖房が効いた繁殖ケージに早めに移動させるとも。

兎に角、ソラの状態を十分観察しながら、ご主人様は万全を尽くすと思います・・。

ご主人様は、繁殖歴45年余りの大ベテランですので、無事出産できると我々は確信しています。

しかしながら、出産は何が起こるか分かりませんが、どうぞ上手く行ってほしいと願って止みません!




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~




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2023年1月20日 (金)

ホームページ終了のお知らせ!


ホームページ『 日本狩猟犬サツマビーグルの郷 』は、1月31日をもって終了となります。

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当ホームページは、今日まで、日本国内はもとより海外(ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ等)からも、毎日の様に多くのアクセツを頂き、我々サツマビーグルも激レア犬種からメジャー犬種へのステップ台となりました。

この間、新聞、雑誌、テレビ等に我々サツマビーグルが紹介されました。

中でも、フジテレビの「 坂上どうぶつ王国 」の激レア犬種ランキングで、国内第1位にランクされた後は、一気に我々サツマビーグルの人気が急上昇し、多くの愛犬家に知られるこころとなりました。

当初、ホームページの目的は、多くの愛犬家に我々を知って欲しいこともありましたが、ハク号とエス号2頭だけでは重血が進み、やがては繁殖不能となり絶滅するとが分かっていました。そこで、当ホームページを立ち上げ公開することにより、国内に残っている純血サツマビーグルの発掘(発見)を試みました。

その結果、若い愛犬家達がペットを散歩中に「 お探しの耳の長い犬を連れている人を見ました・・」等の情報を、写真を添付してメールで送って下さいました。

写真を見て、純血種に近いと判断した場合は、すぐさま現地確認を行う等を実行して来ました結果、幸いにもハクに加え、タロー、ギン、リュウの牡犬達を発見することができ、更に牝犬でもマレを発見し、我家に迎えることができました。

保存活動を開始してから、本年で11年になりますが、現在は全国で157頭が飼育するまでに至っております。


ホームページは、惜しくも今月末で終了しますが、我々の普及活動には大いに貢献してくれました!

ホームページはビスタプリントと言う海外のプロバイダーで、昨年の8月末をもって日本国内の営業をすべて閉鎖しましたが、ホームページは猶予を頂いていましたが、今月末をもって終了となります。

同社も事業継続に至る事情は多々あるとおもいますが、我々サツマビーグルの貴重な資料(記事、写真など)が全て失われるのは断腸の思いであります。

とは言え、ホームページを長年に渡り運用管理をお手伝い下さり、普及活動に多大な貢献をしてもらったことは事実であり、同社に対し心よりお礼と感謝を申し上げたいと思います。

尚、未だ必要な資料や写真をダウンロードされてない方は、1月31日でもってホームページは終了しますので、速やかな対応をお願いします。


最後になりますが、11年間の長きに渡り、当ホームページをご利用頂きました方々に、心よりお礼を申し上げます。

ありがとうございました!!!

< 追伸 >

今後は、当ブログを通して、保存普及活動に取り組んで参りますので、今後共ご支援ご指導の程よろしくお願い申し上げます。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年1月19日 (木)

悲しい便り!

高知に行っておりましたハナが亡くなったと・・昨夕悲しいメールが届きました。

昨朝、オーナー様F氏より、ハナのお腹がパンパンで、ぐったりして立上らない・・と連絡。

直ぐに、動物病院に連絡しましたが、時間が早く往診はできないとのこと。

仕方なく、他の病院を探していると、1軒だけ連れて来てくださいとのこと。

早速、動物病院に急行し、血液検査、レントゲン検査‥等をした結果、お腹が大きいのは胃内に空気が充満しているとのことで、カテーテルを胃に挿入し空気を抜いた様です。

しかし、体温が28℃しかなかったので、暖めた点滴を打ち始めます・・そして少し経つと、ハナの意識も僅かに回復して来た様です。

先生より、暫く預かり治療をしますが、安心できる状態ではないことを告げられ、一旦帰宅して様子を見守ることに・・

・・・・・・・・・・・・

大丈夫だろうと思っていましたが、何と・・「ハナが亡くなりました」と、悲しいメールが届きました。

F氏ご夫婦はハナのことをとても大事に可愛がられておられましたので、本当に返す言葉も見つかりません!

現在、F氏宅には我家で台牝として活躍し引退したマレを引き取って下さり、大事に飼って頂いております。

恐らく、マレも昨夕は悲しそうに泣いていたと思います(涙)・・

我々もみんな・・ハナの冥福を心よりお祈りいたします・・( 合掌 )


下は、ハナが2才頃の写真です。

ハナを保定しポーズを決めているのがF氏、写真は奥様が撮られ、「ハナの近況」として送って頂いた写真です。
とても、素晴らしいサツマビーグルで将来をとても期待されていました。

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ハナよ・・土佐の高知で素晴らしいF氏ご夫婦に可愛がってもらい、本当に幸せだったね!

今猟期でF氏が鉄砲撃ちを止めることを知っているかのように、私が居ては未練が残ると・・先に天国に旅立ったのか?

だとすると・・ハナらしい最後のご奉公になったと思います・・( 利口で賢いハナらしいです )


どうか天国に旅立っても、F氏ご夫婦や我々サツマビーグルの行く末をしっかりと見守って下さいね!・・( お願いします )


ハナ・・さようなら!!!・・( 合掌 )



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2023年1月17日 (火)

新年初猟果!

本日は、長野に行っていますモネのオーナー様H氏より写メが届きましたので紹介させて頂きます。

新年初猟果・・とありますが、大鹿が初猟果で、雌シカは山入の度に2~3頭、獲っている様です。

猟果は、獲物の生息数にもよりますが、やはり犬次第の様です!・・( 我々も頑張らないと! )


先ずは、添付写真からご覧ください!

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新年早々、大きな雄ジカを獲った様ですね!!!

コメントが「新年初のモネの猟果です・・」・・何とこれだけ・(笑)

写真の雄ジカの大きさは、モネちゃんから想定しますと100kg近くあると思います。

モネちゃんは、体高63cm、体重27kgもある、国内最大級の大型サツマビーグルです。

なんか、写真を見ていますと、モネちゃんが小さく見えます。

長野のシカも大きいのが居るのですね!!!

栃木には100kg超級の大角鹿が居ますが・・・

大きさは何方も100kg超級ですが、よく見ると、栃木の大角鹿はエゾシカの血が入っていると言われているせいか、長野の大鹿より角の太さと長さが違っている様です。兎に角、長野の大鹿はニホンジカとしては最大級と思います。

尚、モネは本当に使い良い犬になり、グルーブの信頼も高く、自慢の犬に成長してくれていますとのこと。



まぁ・・どちらにしても凄い大きさですよね!!!

四国徳島のシカは大きくて、せいぜい70kg前後で、角はとても小さく細いです(笑)

モネちゃんは、我家のワカと同腹の兄妹犬ですが、身体も猟芸も全く違います(汗)

ワカも、目の病気「チェリーアイ」が3度も発症し、手術を繰り返していましたので、訓練を始めるのに適している生後6ヵ月~10ヵ月には全く山入訓練は出来ませんでした!

しかし、今猟期から本格的に山入訓練を再開しますと、やっと猟欲も覚醒し、捜索、起こし、帰り、呼び戻し‥等の狩猟犬としての猟芸も完成に近づいていると思います。

現在、ノウサギ猟犬として訓練していますが、起こしから追跡を90分ほどできる様になっています。

現在、猟場は異常乾燥が続いており、カラカラの状態ですが忍耐強い捜索から起こしに繋げています。

未だシカには興味がなく、追ったことはありませんが、恐らくノウサギをこれだけ追えれば、シカはノウサギの様な巧みなトリックをせず単調な逃げですので、今までの経験から推察しますと約2時間以上は追跡可能と考えます。


話しが反れてしまいましたが、早くモネちゃんに追いつきたいと、ワカも思っていると思います。

因みに、現在のワカも体高58cm、体重24kgもある大型サツマビーグルですが、モネちゃんは更に二回りほど大きい様です。

何方も・・母親のソラはおろか父親のアサをも凌ぐ大型犬に成長し、大女の男勝り、お婿さん選びが心配です(笑)

写真は、山入訓練中のワカです・・( 高鼻で獣臭をキャッチしている様子です。)
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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年1月16日 (月)

便りは 不猟ばかり!

四国徳島は、今日も雨・・後曇り・・の変な天気でした・・

我家は、猟車「デッキバン」は修理中・・

・・で、スクラムバン4WDも、本日より車検・・

山入は、全く不能状態です・・(>_<)


山入も出来ず、ご主人様は、前山公園での散歩のみ・・

ブログを書くにもネタも無し・・(~_~;)

送られてくるメールを見ても・・不猟の便りばかり・・

一帯、今猟期はどうなっているのか???

何か・・猟場がおかしい・・


何故に・・この様に不猟なのか???

原因は、色々あると思います。

例えば、イノシシは豚熱で減少した・・

しかし、シカの不猟原因は???

やはり、有害駆除と狩猟で一年中、捕獲しているのが原因か???


こうなれば、行政等も狩猟以外の有害駆除は、今一度再考する時期になっている様に思います・・

今猟期、何故にイノシシやシカが減少しているか?等に付いて、真剣に見直す時期になっている様に思われます。

何時まで通り、イノシシやシカは害獣との考えは、生物多様性の観点から見ても再考すべき時期に来ていると思われます!!!


下の写真は大阪のレオン君です。

例年ですと、日曜ハンターでも20頭は捕獲しているにも拘わらす、今猟期は三分の一以下と言う・・(>_<)

絶対数が少ないので、数名のグルー猟ではマチに掛からず、レオン君は一生懸命追うも、回収して終了・・と言う、今までにない猟期になっている様です・・(≧◇≦)

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2023年1月15日 (日)

猟車「デッキバン」修理で暫く山入中止!

四国徳島は、ここ2日間は雨で山入は中止しています。

更に、猟車「デッキバン」の修理で、部品が入り修理が完了するには来週の日曜日ぐらいまで掛かる様で、山入は中止です・・(≧◇≦)

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ワカも、折角、猟欲も覚醒し、積極的な狩り込みから起こし鳴きから追跡と、やっと調子が出てきただけに、この1週間余り山入が出来ないのは痛いです・・

・・で、デッキバンの故障の原因はと言いますと・・オイル漏れです。

雨に混じってオイルが浮いているのをご主人様が見つけ、車を移動して見ますと少しオイルが漏れていました。

何時もお世話になっています元猟友の息子さんが経営しています修理工場に、日曜日ですが電話をしますと「仕事をしています」ということで、事情を説明しますと「持って来て下さい」と言って頂きましたので、すぐさま修理工場に車を持って行きました。

修理が終わるまで、元猟友と雑談をして過ごしましたが、一向に「治りました」と言う返事がありません!

聞きますと、オイル抜きのネジか「スカネジ」に閉められていたために、オイル漏れが止まらない・・との説明。

何時も何処でオイル交換してますか?・・と聞かれましたので、「安い価格で年配の方がオイル交換をしている店でしてます」と答えますと、恐らくそこでネジ山が合っていないのに無理やりネジを強く閉めたために「スカネジ」になってしまったと思います・・とのこと。。。

色々とネジを変えて見ましたがダメでした。

少し大きめの穴にしたいのですが、厚みが薄くなりネジを入れても割れると思いますとの説明。

結局、部品「ドレンパン?」交換をすることになりました・・(≧◇≦)

今年は、更新年(車の免許、車検=軽四2台、普通車1台、ハーレー1台)で沢山の出費が予定されていますので、この度の修理は想定外の出費で痛いことに・・(>_<)

まぁ・・猟車をしっかりと整備(修理)することも安全狩猟の一環と思い納得するしかありませんよね!・・( トホホ )

年金生活の老ハンターには、出費の多い年になりそうです・・(~_~;)

★ 皆さん・・安いオイル交換店にはくれぐれもご注意を!!!




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~




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2023年1月13日 (金)

リリー 里親先で大猪初ゲット!

本日は、今猟期前に九州福岡の里親先A氏の下に行きましたリリーのイノシシ猟の写メが届きましたので紹介させて頂きます。

リリーは、ご存知の方も多いと思いますが、我々サツマビーグルの保存普及活動に大いに貢献してくれました。

過去に4度の出産で数多くの素晴らしい直仔を残してくれましたので、その貢献度から我家に残して大好きな山入(狩猟)をさせてやるのが一番と考えていました。

ところが、昨年、リリーが最後の出産を終え、仔犬達も全国のオーナー様の下に旅立って行ったことをブログで知ったA氏から、『 もう仔犬を取らないならリリーを引き取ってもよいです・・』と、嬉しいお電話を頂きました。

しかし、熟慮の末、A氏に『 リリーだけでは心苦しいのでアサも一緒に貰ってくれますか? 』とお電話を差し上げますと『 アサは現役のシカ猟犬で貰う訳には参りません・・』と、一周されましたので『 ソラⅡと交配し、仔返しをして下さい・・』と申し上げますと、やっと了承を頂きました。

ご主人様も、予てよりA氏のソラⅡにとても興味を持たれており、アサとの仔犬を頂けるとなり、とても喜んでおられました。

本来なら、仔犬が生まれているのですが、残念ながら死産となりました。

A氏の気持ちを考えますと、何とも残念な結果となり、申し上げる言葉もありませんでした・・。


その後、年賀状でソラⅡもすっかり元気になり、今はリリーとアサを連れ山入しています・・とのコメントがありました。

そして、本日お話しさせて頂きますA氏にとって今猟期初のイノシシ捕獲の写メが届きました。

何と!、お供はリリーと聞き、ご主人様も奥様も大変驚かれました。


先ずは、お手柄のリリーと捕獲した大きな雌イノシシとのツーショット写真をご覧ください!

リリーも少し疲れ顔ですよね・・( よく頑張りました! )

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次に、コメントをご覧ください!・・

ご無沙汰をしています。
ソラⅡ号の繁殖が上手く行かず、残念でなりません。
アサ号とリリー号は、今猟期が始まる少し前の11月から猟場に引いていますが、当地はシカ、イノシシ共に少なく、たまに起こしても直線的に逃げられ、中々マチに掛かりません。

年明けの3日、リリーと山歩きに出掛けましたが、全く獲物と出会うことも無いことから、車に戻ろうとしますとオフロードバイクがやって来て走り回り、行く手を阻まれる状況になった為、仕方なく迂回して車に戻ることにしました。
そして、この後、何と思い掛けなく大きなイノシシを捕獲することになりました。
当時の状況は、皆さんの様に上手く書けませんが、以下の通りです。

車まで約300mの所で、リリーの様子がおかしいのに気付き、よく見ますと左側30mぐらい前の藪に向かいます。これはひょっとしてイノシシかも?と鉄砲に弾を装填し見守ります。するとイノシシがリリーに気付いたのか薮が揺れ飛び出して来たので発砲。イノシシは倒れましたが未だ動いているので、念のために2発目を撃ちますと即倒し動かなくなりました。
発砲時は20~30kgと思いきや、獲物に近付くと50kgはあるなと思いながら引出しに掛かりますと意外に重く、よく見ると推定70kgの雌イノシシでした。リリーが我家にやって来て最初の獲物となりました。
取敢えず、ご報告まで・・( 写真は、捕獲現場から林道まで引き出した所です )


以上が、送って頂きました写メです・・( おめでとうございました! )



【 後記 】

恐らく、A氏もソラⅡの繁殖が上手く行かず沈んでいたと思いますが、この度の大猪捕獲で気持ちもパッと晴れたと思います。

また、リリーがサツマビーグル保存活動の功労犬ですので、負傷させず捕獲出来たことにホッとしましたと・・本音も聞けました。

A氏は、我々サツマビーグルの保存活動の取り組み当初よりに、高知県のF氏と共に、大変なご協力を頂いています。

リリーは、台牝生活で約4年間のブランクがあり、狩猟感が戻るには時間が掛かると思っていましたが、想定外で驚いています。

リリーもA氏やご家族には大変大事にされていましたので、その分仕事で恩返しができ、とても喜んでいると思います。

我々みんな、リリーが遠く離れた九州福岡で元気に山入(狩猟)していることに、とても嬉しく思っています。

今後は、A氏と共に大好きな山入を心行くまで楽しんで欲しいと願っています・・(^^♪




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年1月11日 (水)

今猟期後半戦の安全祈願!

ご主人様は、昨日、ワカの山入訓練で、イノシシが突進して来てあわや狩猟事故にあう寸前でした。

ご主人様の咄嗟の判断で事故は回避できましたが、今後も事故が無いとは限りません!

そこで、本日、鳴門市の大麻比古神社にお参りに行っておられました。

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お正月は、我家近くの神社とお寺にお参りに行っておりますが・・

毎年、新年10日を過ぎますと正月にお飾りしたしめ縄を下ろして、大麻比古神社に持って行っています。

・・ので、本日、狩猟の安全祈願も兼ね、奥様同伴で行っておられました。

本日は、平日にも拘わらず、会社の方等、沢山の方がお参りに来られていました!

流石は、県内随一の神社ですよね!・・凄い人出でした。。。


最近、ハンターは高齢化が進み、狩猟事故も多く、中でも猟場での滑落事故が増加しています。

ご主人様も、昨猟期にケガは軽傷でしたが、二度の滑落事故に遭っています・・(>_<)

やはり、本人は大丈夫と思っていても、何分70才を過ぎますと、足腰も弱く、咄嗟の動きも緩慢になっています。

・・で、ご主人様も昨猟期から「杖」を持って猟場を歩かれています。

若い頃、ご主人様のノウサギ猟の師匠M氏が何時も杖をついて歩かれていたのが、今になって良く分かる様です(笑)。

確かに、杖がありますと本当に歩きやすいですし、いざという時には腰の剣鉈を括り付ければ槍にもなります・・( お勧めです! )

だから、もう杖なしでは歩けない様で、前山公園の散歩コースにも持参されています(笑)。

若い人から見れば、何も荷物になる杖をわざわざ持って歩く必要もないのに?・・と思われる方も少なくないと思います。

実は、ご主人様も師匠が持っている杖を、同じ様に思われていた様です。


話しが反れましたが・・狩猟事故だけは是非とも避けなければなりません!

特に、ご主人様は単独猟ですので、滑落事故等にあっても助けてもらえる猟友もなく、とても危険です・・(≧◇≦)

ところが、来猟期は元猟友を通じて若いハンターが弟子にして欲しい旨の依頼があり快く了承されており、奥様も安堵されると思います。

今猟期も新年になり、後半(折り返し)を残すのみとなりました。

つい最近も、ライフル銃でイノシシと間違える誤射事故も起こっています・・(≧◇≦)

ので・・猟期後半も獲ることよりも、安全第一の楽しい狩猟を満喫して欲しいと願っています。




さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年1月10日 (火)

危なかった!!!

 今朝、ご主人様はワカを連れ山入していました!

猟場は、ワカお気に入りのノウサギ猟場です。

ところが、ワカが狩り込みをしていた時、イノシシがワカを追っかけて来て、ご主人様はもう少しでやられる処だった様です・・(≧◇≦)


では、本日の山入の様子を紹介します・・

我家を7時30分に出発し、猟場には8時に到着。

何時もの様に、ワカを車から降ろし、首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

ワカは、動きも軽く、ヤル気満々です・・

本日は、風も強く、ノウサギは中々起こせないだろうと思いながら、ご主人様はワカにじっくりと捜索させる為、林道をゆっくりと歩いて行きます。

そして、ワカが臭いに付くと、その捜索を見守ります。

今日は、何時もの寝屋から未だ距離はありますが、最近覚えた地鼻で林道を100m余り下方に降りて行きました!

もう、姿は見えませんのでGPS受信機で、捜索状況を確認します。

暫くすると、半径30m余りを行ったり来たり、寝屋が近くなり臭いが濃くなったのか足が延びて行きます。

もしかして・・シカに付いたか?・・と思っていると!

何と、ワカは鳴きもせず、高速でご主人様の方に向って来ます???

これは、イノシシだ!と、咄嗟に判断したご主人様は、急ぎ林道法面に這い上がりました!

案の定、大きなイノシシが物凄い剣幕でワカを追って来ました!・・・( ヒャー・・怖わ! )

( 写真はイメージです )
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ワカは、ご主人様に向きもせずに、一目散に車に向って走って行きます!・・( やられるなよ! )

ヤレヤレ・・本当に危なかった!!!

ご主人様が林道に立っていたら、恐らく大イノシシにやられていたと思います・・(~_~;)。

・・で、暫くご主人様も放心状態・・

咄嗟の判断が功を奏した様です。長年の経験が物を言った一瞬だったと思います・・。

ご主人様は、ワカの山入には鉄砲を持って行きませんが、次回からは護身用に持っていく様です。


それにしても、大きなイノシシ・・鉄砲を持っていれば・・と思うも後の祭り・・(~_~;)

・・・・・・・・・・・・

さて、これから・・どうしようか・・戸惑います。

GPS受信機でワカを確認しますと、車の所に帰っています・・

これは恐らく、イノシシはワカの追跡を途中で諦め、何処かに逃げて行ったのか???

しかし、犬が帰って来たら、やってやろうと「待ち伏せ」するイノシシも過去に居たので、ワカが走って行った軌道は危ない!と判断したご主人様は、車まで別ルートで帰った様です。

更に、万一に備え、剣鉈を杖に括り付け、槍にして持っていた様です。

・・・・・・・

ご主人様は、ワカはビビッて我々と同じ様に、尻尾を垂らしオロオロしているだろうと思いながら車に戻ると!

何と!、車から少し離れた場所で、下の様に何かの臭いを取っていました!・・( 何という 肝が据わっているのか! )

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実は、ワカがイノシシに追われるのは2度目です・・

一度目は、昨猟期にナツと一緒に山入し、イノシシの寝屋に入り、物凄い剣幕で大きなイノシシに追っかけられました!

この時も、ご主人様は少し高台で鉄砲を背負い2頭を見守っていました。

この時の2頭の速さは、本当に脱兎の如く、もの凄いスピードで逃げて行った為、何と大イノシシはご主人様に気付かず、前方30m余りの所で停止し、「何て逃げ足の速い奴なんだ!」とばかり、呆然と見送っていました!・・

これを見たご主人様は「しめしめ頂き」とばかり、イノシシに気付かれない様に鉄砲を静かに肩から下ろし、弾を装填するため上下2連銃を折りますと、エジェクター(空弾を飛ばす装置)が入り『カチン』と大きな音を出したため、イノシシに感づかれ逃げられた様です。


帰りの車中で、ご主人様は命拾いした‥等々と反省しきり(汗)・・

やはり、猟場は何が起こるか分かりませんので、今後は狩猟期間中は重たくても鉄砲を持って行く様です。

それにしても、ワカの平然とした態度には、ご主人様も恐れ入っています・・

ひょっとして、ノウサギからイノシシに鞍替えしないか、我々も心配しています。

何故かって・・ワカは10年も掛けてやっと作出した大型サツマビーグルだからです。

未だ、1回も仔犬を取っていないのにイノシシにやられ死亡する等したら・・余りにもご主人様が気の毒です・・(-_-)

恐らく、またイノシシをやると、ある程度猟芸も分かっていますので、仔犬を取るまでは山入は中止すべきと思います。

山入をさせるか否かを決めるのは、あくまでご主人様の専権事項ですので我々は口出しはできません!

大きな身体、俊敏な身のこなし等は、正に父親アサ譲り・・強いて違うところを上げれば図太い神経かも(笑)・・

ご主人様曰く、名前は『 ワカでなく ワ゛カの方が良いかも 』なんて、冗談言って笑っておられます・・(^^♪ 

何とも・・頼もしい大女ですよね!・・( 顔も身体つきも牡犬そっくり/笑 )

まぁ・・本日は、ご主人様もワカも無事で、我々も一安心しました!・・(^.^)




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年1月 9日 (月)

猟場はスカスカ でも!?

今猟期は、全国的にイノシシは不猟の様です!

10年前からは、あれだけ増えたイノシシ・・・

どうなってしまったのか???

年賀状を拝見しても、イノシシを毎年20頭余り獲っているハンターもゼロと言う・・(≧◇≦)

・・で、シカはと言うと、こちらも昨年の半分以下と言う方が多い・・


ところで、四国徳島は?と言うと・・

大物をやっている銃猟ハンターも、異口同音に、未だ1頭も捕獲していないと言う方もいます。

何故、イノシシが激減しているのか???

一番は、有害駆除と狩猟で一年中捕獲。

二番は、豚熱に感染し死亡。

三番は、生態系の変化。

・・等々が考えられますが、さてどうなんでしょうか???


我々が通っている猟場も、イノシシが生存している痕跡(食み跡、掘り起こし、ヌタ場等)は、殆ど見られません!・・

昨日、猟場て出会った猟友と話をしても『 猟場はスカスカで小鳥も居ない! 』と嘆いておられました・・(≧◇≦)

猟友の話しでは、どうやら、イノシシもシカもハンターが手も足も出せない民家近くに生活圏を移していると言っておられました。

確かに、そうかもしれません!

犬舎前山のイノシシやシカも最近は、山に帰らず、荒れ放題の耕作放棄地や休耕田に寝屋を作り、餌も苦労せずに田畑の農作物を盗み食いしている。

一度、楽な生活を覚えてしまうと、昔の様な一日中餌を探してうろつくこともしなくて済む。

犬舎前山の麓に箱ワナを設置していますが、昨年暮れから3頭も獲っていますが、また、1頭がワナの近くをうろついている。


一方、絶滅したかと思われていたノウサギが、イノシシやキツネの減少等で、僅かですが昔通っていましたノウサギ猟場で復活の兆しが見えます。

昨日と今日は休日でしたので、休日ハンターに猟場を提供するために山入はお休みしています。

・・で、ご主人様はと言うと、ノウサギの生息調査で、昔通っていましたノウサギ猟場の下見に行っておられました。

その猟場は、我家から車で約10分と言う近場です。

ここは、50年ほど前にパイロット事業として、ミカンを栽培するために大々的に段々畑に整地した場所です。

パイロット内は、収穫等が容易な様に、アスファルト舗装された立派な農道が整備されていました。

ノウサギにとって、餌も豊富で隠れる所もある等、この上ない好条件であったことから、物凄い密度で生息していました!

また、ノウサギは移植したミカンの苗を食害することから、1羽200円の捕獲報償金も出ていた様です。

我家は、この時期はプーギー系アメリカンビーグルを飼育しており、日曜ハンターであったご主人様でも年間に100羽余りも捕獲していました。


そして、本日、10年振りにパイロットを下見に行っておりました。

何と!!!、、、10年前に絶滅したと思われていたノウサギの新しい糞が、下の写真の様にパイロットの至る所で散見された様です。

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下は、昔、パイロットのミカン畑に設置されていましたスプリンクラーです・・。

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この様に、パイロットのミカン畑には、当時最先端の設備が配備され、且つ、農道は全てアスファルトで舗装されると言う立派なものでした。

また、春にはワラビ等の山菜が採り放題。。。

ご主人様も、奥様、二人の娘さん、それに仔犬のビーグル犬達も一緒に連れて行き、とても楽しい山菜採りだった様です・・(^^♪

山菜を取っている最中にも、ノウサギが飛び出すと言うハプニングも数多く見られた様です・・。

ですので、ビーグル犬は直ぐに一人前のノウサギ猟犬に仕上がった様です・・


しかし、今は・・もう昔のパイロットの面影は全くまありませんでした!・・(~_~;)

僅かに、先に紹介しましたスプリンクラーが当時の面影を残しているぐらい!・・( 寂しい! )

もう・・綺麗に整備されていた農道も竹がアスファルトを突き破り、歩けなくなっていました・・(>_<)

ところが、これが幸いしたのかノウサギの生息には持って来いの好都合な環境になっている様でした。

暫く下見してますと、シカの糞も可成りあり、今も使っている通い道も見られることから、果たしてワカの訓練場にするか否かは思案中です。

ワカには、もう少しシカの居ない場所でノウサギ猟に専念させ、自信を付けた後にこの猟場に入れるのが良いとご主人様は考えています。

今の段階で、シカをやる様になれば・・・もうノウサギ猟犬には戻れないらしいです。

シカは、ノウサギの様に起こしに時間が掛かるわけでもなく、逃げ方も単調でノウサギの様な巧みなトリックもありませんので、楽して追跡ができるからです。

しかし、昔、我家に居た万能犬『故テツ号』の様に、先にノウサギ猟を覚えるとシカを追っても、ノウサギもやれると言う万能犬になることも可能らしいです。


何れにしても、猟場がスカスカでイノシシやシカが少なくなると、もうワナ猟では捕獲出来なくなり、やがて以前の様な銃猟が復活するかも知れません。( どうも今年のワナ猟は、シカは兎も角、イノシシは苦戦していると聞きます。)

その時、ノウサギが増えていれば以前の様にビーグル犬の追い鳴きが猟場の至る所で聞けるかも!・・(^.^)



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年1月 7日 (土)

猟場から帰るのを嫌がるワカ!

ワカは、昨年暮から、ガラッと猟欲が増し、猟場の狩り込み(捜索)が積極的、且つ、粘り(執念)がメラメラに・・

ワカは、生後6ヵ月からの山入訓練を開始し、僅か1ヵ月余りで目の病気「チェリーアイ」を発症し、右➡左➡右再発・・と、3度の手術で山入は中止。

この間、子ウサギを咥えたり、ヤマドリを追い出したり、アナグマを穴に追い詰めたり・・と、とても順調な訓練をしていました。

その後も猛暑の夏季に入り、訓練は全くせずにいました。

その結果、身体だけはグングンと心配するほどの成長ぶりで、母親のソラを追い越し、父親のアサに迫るほど、牝犬としては国内最大級の大型犬になりました。

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そして、令和4年度の狩猟解禁となり、ワカを山入させています。

約6ヵ月間のブランクがあったので、果たして以前の山入訓練で会得したことを覚えているのか?、とても心配しながら訓練再開となりました。

初日こそダメでしたが、2回目以降からは段々と以前の訓練を彷彿させるような動きを見せる様になりました。

詳細は、先日投稿しました「ワカの訓練日記 第9話」で紹介した通りです。

・・・・・・・・・・・・・・

そして、新年の1月4日からは中1日で山入しています。

・・が、何と!・・年明けからワカの狩り込み(捜索)に大きな変化が見られる様になりました。

それは、昨年は臭いがあれば約5~15分ほど、狩り込みを見せていましたが、どうしたことか年明けからは30分余り地鼻と高鼻を上手く使い分け、風が強く臭いが拾いにくい猟場でも忍耐強く丹念な捜索をする様に大変身しています。

これには、ご主人様も大いに感激!!!

ワカは、年明けから山入の度に素晴らしい狩り込みからノウサギを起こし、切られながらも2番起こし、3番起こしと・・ご主人様が回収するまで追跡を諦めない様になっています。

これには、ワカのずば抜けた臭覚力が異常乾燥中の猟場で発揮できているからだと推察します。

そして、昨日は、約90分余り追跡した後、起こしに時間が掛かっているのを見たご主人様は、絶好の呼び戻しタイミングと20番スラッグ弾空ケースで「ピッビッピ-」と吹きますと合図に反応し、大きな口を開け、誇らしそうにご主人様の下に帰ってきた様です!・・(^^♪

この時ご主人様は、ワカのノウサギ猟犬として覚醒したことを認識された様です・・

ノウサギ猟犬は、シカ猟犬と違い、先導犬に付けなければ絶対に仕上がらないと思っていただけに、ワカの猟芸は全く想定外の出来事で、改めて我々サツマビーグルの資質(猟能)の高さを再認識された様です。

年明けから、3回山入していますが、ノウサギはその都度ご主人様の前に追い回して来ています・・( 凄い! )

( 写真はイメージです )
5112_20230107102501

鉄砲を持っていればノウサギを撃って、ワカに噛ましてやれば更に猟芸アップも望めますが、やっとノウサギが復活してきたばかりで、今は増やしていくことが将来に繋がると・・グッと堪えて見守っています。

ご主人様曰く『 先導犬なしの単犬で、シカ、イノシシ、アナグマ、タヌキ、ノウサギ等の獣猟犬に成長する我々サツマビーグルの猟能には今さら驚かされる 』と。。。

ご主人様の山入訓練は、車が入れない林道で我々を遊ばせながら猟能の覚醒を待つだけ・・そして、短い時間でも毎日連れて行くだけ・・です(笑)

我々を何の獣猟犬に仕上げるかは、何よりも猟場選びが一番・・

ワカは、ノウサギ猟犬にするためシカやイノシシが出来る限りいない場所で、且つ、新しいノウサギ糞が見られる猟場に連れて行っていました。

すると、自然とノウサギ臭に興味を持つ様になり、先導犬に付けづとも、何とかノウサギ猟犬に近付いています。

・・・・・・・・・・・・・

・・で、何時もは猟車「デッキバン」に戻り、荷台扉を下ろし、輸送箱の蓋を開けてやると、ビョイと飛び乗っていたワカですが・・

何と!・・前回からは「まだ帰るのはイヤ」とばかり、ご主人様の指示にも従わず「尻尾を下げトボトボ(悪いことを感じてる)」と車から遠ざかり、ご主人様に大声で叱られるとピタッと止まって身体を伏せます・・(~_~;)

ドンドンと猟場に入って行かないだけワカは賢いと思います・・。

仕事も覚え、体力も付き、山入が楽しくて仕方ない若犬に良く見なられる行動です・・

これが、見られる様になりますと「完成犬=一人前」に近付いたと、ご主人様は判断されています・・

しかし、この行動をほっておくと、獲物を捕った後も次々と猟場を狩り込んで行くコントロールのきかない犬になり兼ねません!

・・で、ご主人様は我々成犬には、山入を止める場合はリードで繋ぎ、車に戻る様にしています。

我々も、リードに繋がれると「山入は終了」と判断し、大人しくしています(笑)。

そろそろワカも、我家で第一号となるノウサギ猟犬になることも時間の問題の様です!・・( 拍手! )


下は、猟場で自信に満ちた狩り込み中のワカのワカの様子です・・( 頼もしくなってきました! )

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年1月 5日 (木)

新年 シカ猟レポート!

令和4年度の猟期も、新年を迎え、早くも後半(折り返し)となりました。

前半の猟果は、全国的に振るわなかった様ですが、皆様は如何でしたか?


さて、令和5年、新年の狩猟通信のトップを飾ってくれましたのは、ナナとツバサのオーナー様T氏であります・・。

T氏については当ブログでは、すっかり『大角鹿』でとても有名な凄腕ハンターです。

この度は、大変すばらしい写メを送って頂きましたので、早速紹介させて頂きます。

(・・・添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

 

鹿猟レポート

2023年1月2日(月)

本日、従兄弟、叔父貴の3人で出猟。

使用犬は、ツバサ単犬。

朝、準備を済ませて軽トラに向かうと、父親が助手席に乗り込んでいて、『仔犬の仕事と鳴きを聞かせろ』

と言って、降りようとしません…。

林道が尾根に一番近づく場所から放犬しようと思っていましたが、

父親が『そんな事やってたら、それまでの犬にしかならない!一番下の沢筋から引いてこい!。

崖の登りも経験させろ。雄鹿は朝方、沢の中を歩き回ってるから必ず当たるから早く行け!』

渋々、歩きます。一番渋った理由は、崖が電波を遮るのか尾根まで上がらないとGPSが良く受信出来ないのと、山が立って通称心臓破りの出尾根と言われて地元の猟師も敬遠する場所なのです。

いざ猟開始!ツバサさを放犬。一気に200m沢筋を飛んで行ってしまいました。予想通りの出尾根先端付近で起こし鳴き。山中に鳴きがこだまします。上から石が降ってきます。危なくてしょうがない。

私が出尾根を四つん這いになって必死で後を追います。「火の玉じゃ。もう尾根で鳴きが聞こえる。」

私が皆に無線を入れます。

親父から、『無線なんか入れずに、早く登れ!ツバサが命懸けで仕事してんだぞ!』

必死で登り終えるとツバサは、もう1キロ先まで本筋尾根を走っています。所々鹿の蹴り跡が残されており大物と確信。この尾根の反対側は別の町なので県道でしかアプローチできません。

一か八か!運頼みです…。むなしく尾根の裏側にツバサが回り込みます。「絶望的みたい。反対側の5合目まで下がったら従兄弟、叔父貴で犬回収だね〜。」

そんな無線を入れていると、大きな円を描いて鳴きがこちらに向いてきました!私より100m程奥の尾根にツバサが鳴いて現れます。ここで皆に無線を入れます!

「ツバサが裏側から戻してきたよ!注意ね!」

皆から了解!の無線を受信。私も薬室に装填!息を殺して待ちます。既に60分経過。ツバサも頑張ります。

山を翼が下ります。3合目まで一直線で山を下っています。その時、銃声が2発!叔父貴から無線!

「留めたよ!川に着いたら浸かってたよ。大物だよ!

下りに入った雄鹿は、やっぱ早いわ!いつものカーブから川に落ちてる」

私も急いで山を降ります。ツバサは最期のトリックを必死に捜してます。親父から無線!

『落ちた場所から、川の中をツバサを連れて引け!』

「親父〜。防水足袋じゃ無いよ〜」

『匂いが強い内に引け! 家帰ったら履き替えろ!』

翼を従えカーブから川の中を歩きます。冷たい冷たい。これには参ります。下流70mに叔父貴と鹿が見えてきました。ツバサがガブガブ!

叔父貴も、「ご苦労さん。」苦笑い…。

回収。稀に見る2段角の大鹿。回収にて完了。

親父も現地に到着。大変な猟でした(笑)

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以上が、シカ猟レポートでした!!!

笑ってはいけないと思いながら、思わずプッと吹き出し笑いをしてしまいました!・・( ごめんなさいね!/笑 )

 

追伸

1月3日(火)

この日もツバサ単犬にて3段角を仕留めました。

私のミスで片側の角に弾が当たり角が折れてしまいました。

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下の写真の手前がツバサ(我家のナツと同腹の兄妹犬)・・後方:母親のナナ。

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【 後記 】

ご主人様が一目置く凄腕ハンターのT氏も、師匠(父親様)にはタジタジでしたね!・・( 初笑いさせてもらいました! )

師匠は、透析をされているのですが、狩猟となると猟欲にスイッチが入り・・まるで現役の勢子長!!!

T氏も、やはり師匠の前では弟子扱い(笑)・・( 厳しいけど的確な指導ですよね! )

この度はコメントに、師匠とのやり取りを入れて頂き、とても面白く拝読させてもらいました!・・(^.^)

正月早々、冷たい川に入り、、、お疲れ様でした!!!。

素晴らしいレポートありがとうございました!・・( 今年も宜しくお願いします! )

 


では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~




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2023年1月 3日 (火)

ワカの訓練日記 第9話

ワカの訓練日記は、第8話で休止していました!

ワカは、6ヵ月から山入訓練を開始し、順調に行っておりましたが、目の病気『チェリーアイ』を発症し、3度の手術を受け山入訓練を中止していました。

その後、やっと山入開始かと思いきや、何とヒートが始まり1ヵ月は山入を中止・・

その後は、リリーが出産しご主人様は忙しくなり、また猛暑の夏となり、今猟期が始まるまで山入は中止していました。

以上の様に、ワカの山入訓練はハプニングの連続でした・・(-_-;)


やっと、11月15日の狩猟解禁日から山入訓練を再開しています。

既に、8回の山入訓練でやっと猟芸の成長が見られる様になりましたので、この度『第9話』でその訓練の様子をまとめて紹介します。


第1日(11/15)・・まるでダメ!


ワカは、生後1才3ヵ月で山入訓練再開!。さてどうなるか???
案の定、草を食べたり、吐いたり・・やはり以前の山入の学習は忘れたのか???
車酔いは、一切なかったのが救いかも・・本日はやる気がないのでここまでと帰宅。


第2日(11/19)・・
 ヤマドリを鳴きながら追い詰める!

今日は、動きが違っている!
前回がまるでダメだったので、余計に良く見える(笑)
本日の猟場は、林道横に沢が流れており、ヤマドリも多い所。
案の定、雌ヤマドリが早や逃げする。
その後に飛んで行って、軽く鳴く・・
そして、見違える様な捜索でヤマドリを追い鳴きし、見事な雄ヤマドリを出す!
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第3日(11/21)・・1分程追い鳴き(ノウサギ糞多数)


本日の猟場は、昔、アメリカンビーグルでノウサギ猟に通った所。
前回のヤマドリで猟欲が覚醒したのか、農道を出たり入ったりの積極捜索。
耕作放棄地にスーッと入って行くなり、追い鳴きが始まる。
口数の多い追い鳴きで、声も大きい。
1分余りで臭いを切られ、柿畑でマイマイしている。
よく見ると、新しいノウサギの糞が・・
やはり、ノウサギは残っていた・・( これからの訓練が楽しみだ! )
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第4日(11/25)・・ 前回と同じ山も鳴きは出ず

本日も前回と同じ猟場に入れる。
積極的な捜索はするももの、追い鳴きはなし。


第5日(12/7)・・ 約5分ほど追い鳴き  タヌキか? 捜索は見違える

昨日は雨・・ひょっとしてタヌキが出ているかも?と期待を持って放犬。
捜索範囲も広くなり、時間も長くなったので、起こし鳴きがあるかもと息を飲んで見守る。
すると、大きな声で起こし鳴きの後、口数の多い大きな連続鳴きが始まる・・。
今日は地面が雨で濡れているせいか、1分、2分、3分、4分・・と続く。
凄いぞワカ!と思ったところで、追跡は終了。
僅か5分足らずの追い鳴きでしたが、ご主人様には60分にも感じたのか・・目はうるうる。
その後も20分余り二番起こしの捜索をして、ワカはご主人様の下に帰って来ました・・( 拍手! )

第6日(12/8)・・ 前鳴きするも追い鳴き無し

本日は前回と同じ猟場です。
ワカは、放犬するや、見違える様な積極捜索をするも、残念ながら鳴きは無し。
約2時間余り山入しましたが、捜索範囲が100m~200mまで延び、今後に期待が持てました!


第7日(12/10)・・ アナグマを20分余り追跡し巣穴に追い込む

本日の猟場は、訓練開始間もなく子ウサギを咥えたところです。
ワカを放犬するや、行き成り杉林に走り込み、追い鳴き開始・・
ノウサギか?・・だったら追跡は1分程か?。
しかし、追い鳴きは止まらない・・
・・・・・・・・・・・
ワカは口数の多い大きな声で追跡している・・( 良いぞ ワカ! )
ご主人様は、ワカの追跡を胸ドキで見守っています・・
・・・・・・・・・・
そして10分の追跡壁を通過・・
GPS受信機を見ますと、広範囲に追い、直線とジグザグの逃げを繰り返しています。
これは、ノウサギではなく、アナグマの逃げ方。。。
・・・・・・・・・・・
20分が経った所で、鉄塔の下で止まり、更に大きな声で鳴いている。
間違いなくアナグマだ!と思い、現場に急行!
案の定、ワカは下の写真の様に顔を穴に入れ吠えている。
Dsc_26721

早速、ワカを繋ぎ、穴から離します。
下がその巣穴です・・
Dsc_26741
入り口は一つですが、直ぐに2つに分かれています。
恐らく、中では一つに繋がっていると思います。


第8日(12/26)・・ ノウサギを切られながらも再お越し続けて約40分間に渡り追跡!

19日に大雪が降り、山入は休んでいましたが、本日もダメもとで山入。
本日の猟場は、昔のノウサギ猟場・・( 未だ雪が沢山残っています )
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ワカは、鉄塔で放犬すると、行き成り濃い臭いに付いたのか地鼻でドンドンと狩り込んで行きますが、200mの範囲を言ったり来たり・・
リス?と思っていると・・大きな声で起こし鳴き!!!
すると、ご主人様の前に大きなノウサギが飛んできました・・
すぐさまワカが口数の多い追い鳴きで追跡して来ました・・
ノウサギは、ご主人様に気付き林道を直角に法面をかけ上げって行きます。
案の定、ワカは林道を直進するも・・臭いが無い???
暫く、周辺の臭いをかぎ回さているが臭いは発見です、ご主人様の下へ・・
ご主人様は、ノウサギが逃げた場所から2m程手前です。
ワカのお手並み拝見だ!
すると!、やっと見つけて法面を上って行きますが、鳴きが無い???
又もや・・トリックを掛けられた様だ!
初めての相手(ヒネウサギ)としてはワカには荷が重そう!(笑)
これだからノウサギ猟は面白い!!!
・・・・・・・・・
5分程して二番起こし!!!
大きな声で追い鳴きを開始・・この度は雪のせいもあり足臭が濃く、ワカでも順調に追跡している。
・・・・・・・・・
又もや、臭いを切られ追い鳴きが止まり、再度ノウサギを起こすため積極的な捜索をしています。
やがて起こし鳴きの後、追跡が始まります。
・・・・・・・・・
今日は、この様にして、起こしては切られ・・を繰り返し、ご主人様がリードに繋ぐまで積極的に狩り込んで行く姿は・・猟欲も一皮むけた感じがする・・
ワカは今まで、ヤマドリ、リス、タヌキ、アナグマに興味を持っていましたが、本命のノウサギを起こし切られながらも、約40分に渡り追跡したことは褒めてやりたい!・・
ご主人様も、ワカがノウサギ猟犬になることを切望されています。
今の処、シカやイノシシには興味はないようですが、一度シカを追ってしまえばノウサギ猟犬には戻れないと思います。
幸いにも、イノシシが激減したお陰で、昔通った猟場にノウサギが復活しているのは希望がもてます。

・・・・・・・・・・

以上、ワカの訓練再開の様子を紹介させて頂きました!

初日こそ、山慣れ感が戻れず動きはイマイチでしたが、2日目にヤマドリ猟場に連れて行ったのが猟欲発現に良かったと思います。

訓練者は、ターゲットの獲物を最初から望みますが、そこは猟犬も人間と同じ。

保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学・・と、段階を踏んで立派な社会人となります。

ので、猟犬も同じで、基礎訓練(社会学習)、山入訓練と段階的に、その時期(年令)に応じた訓練が求められます。

また、犬種に応じた訓練をすることも重要です。

日本犬(地犬)の訓練法をハウンドに押し付けても、自ずと猟芸が異なりますので、良い犬にはなり得ません!

ワカも今の処、シカやイノシシの大物には興味がない様ですので、出来れば追い鳴き(追跡)が楽しめるノウサギ、タヌキ、アナグマ等の小物猟犬になって欲しいと、ご主人様は願っています・・

・・が、果たして思いどうりに成るか否か、今後の山入訓練の結果を待つことにします。


< 追記>
ナツとリリーの仔犬達も、生後6ヵ月が来ると思います・・
猟付きの早い仔犬は、追い鳴きを始めても良い頃です。
飼育や訓練で分からないことがあれば、何なりとご相談(電話)ください・・
ご主人様が、分かりやすく丁寧な指導をして下さると思います。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年1月 2日 (月)

初オーナー通信 茨城のロクが凄い!

全国の我々サツマビーグル保存会員様より、沢山な年賀はがきや年賀メール等頂き、ありがとうございました。

改めて、新年あけましておめでとうございます。

どうか、本年も宜しくご指導ご協力の程お願い申し上げます。


さて、本日はメールで年賀を頂きました中に、カッコ良い写真が添付されていましたので紹介させて頂きます。

先ずは、その写真からご覧ください!

(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)

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お正月らしい、朝日を浴びた清々しく凛とした姿ですよね!

写真の主は、茨城に行っていますロク君です。

オーナー様は、何時も写真を送ってくれますが、お世辞にも上手とは言えませんでした(笑)

しかし、この写真は実に素晴らしい!!!・・( ご主人様もビックリ! )

四肢の足(握り)を見ても、十分な運動量を伺えさせてくれます。

特に幼犬に似合わず、落ち着き払った顔貌、よく発達した筋肉は実に素晴らしい!!!

良く発達した頭部、大きく長く垂れた絞り耳、骨量豊でバランスの良い胴体、真っすぐに伸びた尻尾、配色が良く色素が濃い体色・・等々、素晴らしいサツマビーグルに成長しています・・( 拍手! )

同犬は、昨年生まれた父:ナツ×母:リリーで、生後6ヵ月の男の子です。

現在は、体重18kg余りですが成犬時には体高52cm、体重25kg前後の堂々たる体躯になると確信します。

オーナー様は、学習塾を経営されていますので、毎朝の運動は早朝に行ってもらい、日中は番犬としてお留守番をしている様です。

学習塾の近くには、あの大相撲で有名な『 二所ノ関部屋 』があるらしく、連日見学者が沢山来られている様です。

親方は、ご主人様が大ファンでした元横綱「 稀勢の里 」関です。

・・と言うことで、昨年暮れに二所ノ関部屋の刺しゅう入りTシャツと、横綱「稀勢の里」タオルを送って下さいました。

ご主人様は、使うのはもったいないと、部屋に飾っています(笑)


話しは変わりますが、ロク君と兄妹犬達も山入訓練をスタートしており、年賀はがきに嬉しいコメントも見られました。

山入訓練は、生後6ヵ月からスタートし、早いものは生後8ヵ月でシカ猟犬として完成する秀逸犬も少なくありません!

猟犬の学校は、『 山 』です・・

時間があれば、時刻を問わず1時間でも林道に連れて行って、遊ばせながら自主性に任せた訓練が最も良いと思います。

あれこれと、括りワナや箱ワナに掛かった獲物に当てることは、我々サツマビーグルには好ましくない様に思います。

我々は、少なくともそうして林道で遊びながら自らシカ猟犬として完成しています!

単犬で訓練された我々は、台牝活動等で3~4年山入をせずとも、仕事はしっかりと身についており、里親先に出て行った先輩犬達も体力さえ戻ればシカ猟犬等として立派に活躍しています。

我々は、本来狩り込み(捜索)は元々良い犬種ですので、山慣れすれば自然とシカ等を起こして追い鳴きする様になります。

尚、訓練や飼育で分からないことがあれば、何時でも何なりとご主人様に連絡(携帯)してもらいますと、分かりやすく納得がいく説明(指導)をしてもらえると思います。


今猟期も、いよいよ折り返しとなりました!

獲るよりも、愛犬の猟芸(追い鳴き)を楽しむ安全狩猟に徹して、楽しい狩猟を満喫して欲しいと願っています。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


 

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2023年1月 1日 (日)

謹賀新年(令和5年)!


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旧年中は大変お世話になりました


本年もよろしくお願い申し上げます

                令和5年 元旦


🔴 純血サツマビーグル
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🔴 プーギー系アメリカンビーグル
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狩猟系ビーグルは、全国的なノウサギの減少並びに銃猟ハンターの高齢化等により、正に絶滅の危機に陥っています。
我家(四国プリンス犬舎)が、35年間余り系統繁殖して参りましたプーギー系アメリカンビーグルも本場アメリカはおろか、日本国内でも純血種が極わずかしか生存していないのが現状となっております!

そこで、何とか後世に残してやりたいと言う一念から、本年度から純血サツマビーグルに加え、プーギー系アメリカンビーグルの保存普及活動も約10年振りに取り組んで参ります。

今後共、ご支援ご協力の程お願い申し上げます。                                     

         
                   

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