大寒波に備え 出産準備急ぐ!
四国徳島は、今朝、雪模様・・その後はみぞれが降る寒い日でした。
しかし、寒さは明日から木曜日までが本番・・氷点下の予報。
・・と言うことから、ソラの出産準備を急ぐことに。。。
(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)
以下、我家の冬季に於ける繁殖ケージの準備を順に紹介します・・( ご参考になれば幸甚です )
写真①・・繁殖ケージに産箱を設置します。
産箱は、縦70cm×横70×高60cm(入口20cm)の四角型で、コンクリー型枠のコンパネを使っています。
組立は、塗装面を内側にしてネジで固定。
理由は、お産で産箱が汚れても、濡れ雑巾で綺麗に拭き取れます。
※ 繁殖ケージ=125×90×85(cm)を2個連結し、中央に開口部を作り、行き来を可能にしています。
写真②・・家畜用のヒーターを取り付けます。
電源=100V、スイッチ=強(300W)・切・弱(160W)
※ 本体に触れると、自動的に電源OFFになる安全装置が付いています。
写真③・・産箱の中に敷紙を入れます。
産箱の一番下には、新聞紙を三重に敷き、次いでペットシーツ、床網(ステンレス製)の順に、最後に適量の敷紙を入れて終了。
床網は、新聞紙とペットシーツを足でガリガリするのを防止すると同時に、出産で発生する汚水を分離する役目を担っています。
※ 敷紙は、仔犬が隠れ母親に敷潰されるリスクを軽減する目的から、余計に入れないのがコツ(保温はヒーターで行う)。
写真④・・繁殖ケージに保温用の毛布を取り付けます。
190×140(cm)のひざ掛け毛布を2枚使用しています。
外から繁殖ケージに入ってくる冷たい空気を遮断し、ヒーターで暖められた空気を逃がさないために使用しています。
以上で、出産準備は終了です・・
通常は、出産の3日前から繁殖ケージに移動させ、慣れさせます・・。
しかしながら、明日から氷点下の予報で、本日もみぞれが降っていますので、早めにソラを移動させました。
産箱内の温度は、ヒーターのスイッチ調整で、出産時~7日までは30℃前後、その後は約20℃前後に設定します。
※ 出産時から「魔の3日間」は、母子共に保温がとても重要。特に母親は出産で出血量も多く、万一体温低下を起こしてしまうと最悪命を落すことも。その為に、保温と同時に、お産や下り物で汚れた敷紙は温度を下げる原因となりますので、見つけ次第に取り除き、新しい敷紙を追加します。
※ 1週間後にヒーターの温度を20℃に下げるのは、母親の体温を求めて移動し暖を取ることを学習させるのと哺乳に繋がる一石二鳥を狙って行います。
下の写真は、繁殖ケージに移動したソラの様子です。
温度管理は、下の非接触型の赤外線温度計を使用します。
測定点は約10mまでの距離であれば、測りたい箇所にレーザー灯を照射しますと、測定できます。
一年中使用でき、3000円余りと安価ですので、是非1台は購入し、飼育環境を測定して上げて欲しいです。
※ Amazonで購入出来ます。
冬季に於ける我家の繁殖は、上記の繁殖ケージで出産・哺育を行っています。
出産予定日は、1月30日です・・
当日の気象は、最高8℃、最低-1℃となっていますので、産まれて来る仔犬と母親の温度管理がとても重要になって来ます。
特に、母親の体温低下は出産に大きく影響しますので保温が大事です・・。
お産は、ご主人様が立ち会いますが、出来れば日中に産んでくれると、ご主人様の負担も少しは軽減できると思いますが・・
しかし、中々、思う様に行かないのがお産です!・・( 何とか、無事出産して欲しいと願っています )
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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