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2023年3月

2023年3月31日 (金)

ワカの訓練日記 第10回(完)!

ワカの山入訓練は、目の病気「チェリーアイ」発症で3回の手術で半年間のブランクの後、猛暑の夏季を経て、やっと今猟期から本格的に訓練を再開しました。

昨年から、当地徳島ではイノシシが激減、シカも一時の様な群れが見えなくなっています。

その反面、10年ほど前よりノウサギが激減し、殆ど生息を確認する上での大事な証拠「新しい糞」は全く見掛けなくなっていましたが、何故かイノシシの減少と共に、徐々に生息が確認できるようになって来ました。

そこで、昔のウサギ猟に通っていました猟場に下見に行きますと、どの猟場でも新しい糞が見られノウサギの復活が確認できました。


ワカは、訓練当初の山入訓練で、行き成りノウサギの子供を咥えると言う、今までにないスタートを切りノウサギ猟犬への期待が膨らみました。

・・ので、ご主人様はワカをノウサギ猟犬にすべく、生息が確認されている猟場に時間が許す限り山入させていました。

幸いにも、ワカは訓練当初にイノシシの寝屋に一度突っ込み、大きなイノシシに追っかけられ(怒られ)間一髪で、車まで逃げ帰りました
が、我々と違って怯えることもなく、堂々としていたのにはご主人様も驚かれました。

ワカは、念願の大型サツマビーグル(体高55cm以上)なので、イノシシ猟犬にはケガが付きものですのでしたくないと、慎重に猟場を見極めた後にワカを放犬していました。

幸いにもイノシシは豚熱や繁殖期での有害駆除等で、殆ど見かけなくなっています。
また、シカも繁殖期に有害駆除で沢山捕獲したためにか、小鹿の誕生も少なく、本当に少なくなっており、もう群れジカを見ることも無くなりました。

これらは、ワカのノウサギ猟犬としての山入訓練で邪魔するものが居なくなり、ノウサギ臭に集中できる環境が整って参りました。

本来、アメビーでのノウサギ猟の訓練には落ち着きのある、あまり足が速くない、前鳴きのある成犬を先導犬に付けて訓練していましたので、当初はワカ単犬での訓練は難しいと考えていました。


ところが・・・・


ワカはノウサギ猟犬としての天性の素質(資質)があるのか、最近はノウサギ臭以外は相手にしなくなっています。

そして、2月に入るなり、一旦ノウサギ臭を拾いますと、粘り強く丹念に捜索しながら範囲を広げ、時には60分も粘って捜索し起こし(発見)に繋げることも・・。

ワカは、臭覚力が極めて強いために地鼻を多用し、我々のシカ猟の様な高鼻は恐らくノウサギの寝屋入りの際の大ジャンプのトリックで臭いが消えた時に使っているのではと推察されます。

現在、7ヶ所のノウサギ猟場を確保しており、どの猟場も山入するたびに起こし鳴きから、追跡をする様に成長しております。

起こしは、出来ますので、後は追跡時間を延ばすのみとなっています。

追跡時間は、若いノウサギの場合は60分から90分と良いのですが、やはりヒネ(古い)に当たりますと、巧みなトリックに惑わされ臭いを切られ、二番起こしに時間が掛かることがありますが、ご主人様が回収するまでは忍耐強く捜索をしており、これにはご主人様も脱帽の様です。

もう山入し追跡に入りますと、2回、3回とノウサギを見ることも出来ることから、鉄砲で撃て獲ることは可能となっております。

狩猟犬の目的は、獲物が獲れること「捕獲」ですので、ワカも一人前ノウサギ猟犬と言っても過言では無いと思います。

ワカがここまで早く、ノウサギ猟犬になるとは本当に想定外の成長と考えます。


以上のことから、「ワカの訓練日記は今回をもって終了」とさせて頂きます。

応援を頂きましたワカファンの皆様には、心よりお礼を申し上げます。



(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


下は、先日、追跡時間90分と言う偉業を成し遂げた時のワカの様子です。

最近は暖かくなって来ましたので、ワカも流石に舌を大きく出し、ハーハー言っています!・・( お疲れさん )

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下の写真は、ワカが追跡しているノウサギを3度も確認したタツマ(射場=待ち)です。

未だ1才ほどの若いノウサギだった様です。

ノウサギにも・・お疲れさん!!!と言ってあげたいですね!

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ワカは、未だやりたい様子でしたが、ご主人様は気温も高くなってきことから回収しました。

来猟期は、ノウサギも増えていると思いますので、捕獲してワカに思う存分噛ましてやりたいと思います。

ノウサギ猟犬は、噛ましてやると猟芸も格段に成長する様ですので、我々もワカの成長をとても楽しみにしております。

我々はみんなシカ猟犬ですので、ノウサギ猟犬の誕生はとても嬉しく思います。

尚、島根に行っている3頭は何れもノウサギ猟犬として活躍しています。

我々サツマビーグルの発祥地「鹿児島」では、元来がノウサギ猟犬として使われていましたので、ワカがノウサギ猟犬になれたとのも謂わば当然と言えばその通りかも知れません。

ワカには、これからも来猟期に向け、頑張って山入訓練に励んで欲しいと願っています。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年3月30日 (木)

可愛い女子の犬舎見学!

28日と29日、東京から今春大学を卒業したばかりの可愛い娘さんお二人が、徳島プチ旅行の際に、犬舎見学に来られましたので紹介させて頂きます。

お一人は、ロク号が行っています茨城のオーナー様M氏の娘さん(Yちゃん)、もう一人は大学の同級生Mちゃんです。

お二人は、今春、東京の津田塾大を卒業したばかりで、次のステップへの徳島プチ旅行です。

尚、Yちゃんは公務員、Mちゃんは大学院に行かれる様です・・( あめでとうございます )。

お二人は、とても環境問題に関心があり、この度は国内は下より海外でも大変有名な環境活動を町民ぐるみで取り組んでいますゼロ・ウエストタウン上勝町を訪れる為に徳島に来られました。

詳細は、右のリンクをクリックしてご覧ください・・ゼロ・ウェイストタウン 上勝町

旅の予定は、2泊3日とも徳島県内を選択して頂きました。。。

しかし、旅行の交通機関がバス等を通うと聞き、特に上勝町は徳島県内でも山奥の過疎地であり、町営バスが1日に何本と言う不便さの中、我家「四国プリンス犬舎」に立ち寄って頂けると聞き、ご主人様と奥様が旅行を車でサポートして上げようと上勝町までお迎えに行かれました。

交通の便が悪い徳島は、車無くして何もできない・・にも拘わらず、我家を旅行コースに入れて頂き感謝しております。

我家に来られると、早速、我々サツマビーグルをご覧になりました。

犬舎には、ソラの仔犬がまだ2頭いましたので、見るなり『 可愛い!! 』と抱っこ・・(^^♪

運動場内では、綺麗なお姉さん達にみんな釘付け状態!・・特にハチとワカはもうメロメロ(大笑)


( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )


下の写真は、犬舎運動場での記念写真の様子です。

写真の右側がMちゃん、左側がYちゃんです・・( 可愛い~~~ )
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下の写真は、奥様が大切に種から育てていますパンジーの花壇での記念撮影の様子です。

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下は、我々の猟場であります隣町「神山町」の桜の名所を案内した時の様子です。

場所は、神山しだれ桜が小山一円に500本余りも植えられた『 ゆうかの里 』です。

今まさに、満開でとても美しい眺めとなっていました。
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下は、ゆうかの里が一望できる撮影ポイントでの記念写真の様子です。

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大変感動して頂き、案内したご主人様と奥様も喜んでおられます。

・・・・・・・・・・・・・

そして、29日は、お二人の観光目的の最終で鳴門市内の大谷焼窯元『 森陶器 』を訪れました。

残念ながら、お二人が販売している陶器に夢中になり、写真を撮り忘れました(汗)。

大谷焼窯元「森陶器」の詳細は、右のリンクをクリックしてご覧ください!・・・大谷焼窯元「森陶器」

写真は、沢山の種類の大谷焼が展示販売されています店内の様子です。
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下は、環境問題から現在は使用されていない登録有形文化財登窯の巨大な登り窯です。

東京の若いお二人が是非にも大谷焼「森陶器」を訪れたいと言うのが良く分かりました。
実は、ご主人様も奥様も初めての窯元訪問でした・・( とても驚驚かれた様です! )

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大谷焼の特徴は、藍染めに必要なとても大きな藍瓶です。

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下は、最近出来ました道の駅「くるくるなると」での昼食の様子です。

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昼食は、名物の「海鮮丼」を食べてもらいました・・

『 美味しい 美味しい 』と言って頂き、徳島の海産物にも大変興味を持ってもらいました。

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昼食後は、一路「徳島阿波おどり空港」までお送りし、お別れとなりました!。

お二人は羽田空港に!・・・そして、それぞれの家族の下にお帰りになりました。



【 後記 】

忙しいスケジュールでの車移動でお疲れになった思います。

28日、お二人を迎えに午前11時に、上勝町のゼロ・ウェイストセンターに行きますと、外国から視察に来られるのか沢山のカメラを持ったスタッフが誰かを待っていた様でした。そして、黒いワゴン車からSP付きの背の高い男性が下りて来ました。

すると!、Mちゃんが男性を見た途端、大好きなハリウッドスターがやって来た・・と、すぐさま小走りで男性の下に行き流ちょうな英語で談笑し始めたのを目にしたご主人様と奥様は目を丸くし、その様子をじっと見守っておられた様です。

男性は、日本の環境活動の先進地を訪問しドキュメント放送する番組のメインキャスタ-として来られた様です。

それにしても、お二人の語学力には、英語ダメダメの老ハンターはタジタジだったことと思います(笑)

お二人曰く『 英語なら何時でもお手伝いさせて頂きます!』と、、、サツマ保存普及活動にも強い見方が出来ました(拍手)。


また、我家に帰る途中の剣山山景の渓谷を見るなり『 うわぁ~ 凄い! 凄い! 』と感激しどうしだった様です(笑)。

日頃、東京の大都会で生活しているお二人にとっては、ご主人様が日頃見慣れている景色も大絶賛となります。

徳島の観光は、阿波踊り、鳴門の渦潮、祖谷のかずら橋だけ・・と言われていますが、それは徳島県人の妄想!

実は、観光地以外の大自然も都会で生活をされている方には魅力的に見える様です、特に、剣山山景の渓谷等の大自然は最高の「観光」資源になることを痛感させられました。今後は、それを如何にアピールし、観光に繋げるかがキーになると思います。


僅か2日間の徳島プチ旅行のお手伝いをさせて頂きましたが、若い娘さん達が終始同行されていたため、ご主人様と奥様も若いエネルギーを貰い少し若返っている様に思います(笑)、、、老ハンターは特に!・・(笑)

2日間の徳島ブチ旅行が、お二人の想い出として残って頂ければ幸甚です。

お二人の今後のご健康とご多幸並びにご活躍を心よりお祈り申し上げます。

またのご来舎を我々サツマビーグル一同心よりお待ちしております・・(^^♪



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年3月26日 (日)

仔犬達の旅立ち! その(2)!

本日も、昨日に続き、仔犬達の旅立ちのお話しです・・。

本日は2犬です・・

先ず最初は、故リョウ号のオーナー様で福岡I氏の下に空輸で牝仔犬を送犬しました。

下の写真は、徳島阿波踊り空港のJAL貨物の受付での牝仔犬の様子です。

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この牝仔犬は、先にI氏の下に行っていましたリョウ号が、素晴らしいシカ猟犬(兼)優秀なセラピードックの二刀流として活躍していたことから、是非仔犬を取りたいと「リョウ号の花嫁」になる予定でした。
しかし、リョウ号はイノシシにやられた古傷から肺血症を患い入退院を繰り返していましたが、今月4才の若さで亡くなりました。
オーナー様I氏とその狩猟グループにとってリョウ号の死は青天の霹靂で、皆さんのショックは相当なものだったと推察したします。
リョウ号のお葬式は、狩猟グループ全員出席の下、火葬でお坊さんにお経を上げてもい丁重に葬った様です・・( 合掌! )
本来なら、リョウ号とこの度の牝仔犬との間で素晴らしい跡継ぎが出来る予定でしたが、残念でなりません!・・。

下の写真は、福岡のA氏のソラⅡ号との交配時に撮影したリョウ号です。

交配は上手く行かなかった様です。
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尚、本日送犬しました牝仔犬は、生後30日余りで産箱の高さ20cmもある板塀を乗り越え、更に産室と休息室の通路の高さ20cmの鉄塀も乗り越えトイレをすると言う離れ業をやっていました。今日まで多くの仔犬を見て来ましたが、こんに身体能力が優れている仔犬は愛媛に行っていますレイヤ号以降ではこの仔犬で2頭目です。
レイヤ号は生後6ヵ月でシかを追う様になり8ヵ月ではシカ猟犬として完成していますので、この牝仔犬も大いに期待されます。
故リョウ号の後継犬として頑張って立派なシカ猟犬(兼)セラピードックの二刀流を目指して欲しいと願っています。


次いで、イチ号が行っております静岡のS氏が牝仔犬をお迎えに来てくれました!・・( 5時間の長旅ご苦労様でした! )

本日は、雨が降る中、イチ号も里帰りしてくれました!・・(^.^)


先ずは、仔犬を見て頂きました!

S氏曰く『 ブリーダーネットで販売しているサツマとは全然違う! 』・・続けて『 耳の付け根が違う! 』・・と、流石はブリーダーです、よく見ておられます。

そして、この仔犬がS氏の処に行きます・・( うわ~ 良いのですか? )

下の写真は、S氏に抱っこしてもらって記念撮影にする牝仔犬です。

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次いで、里帰りしてくれたイチ号(牡:9ヵ月)を紹介します。

先ずは、写真を撮りに道路に出しますか、我々がガンガン鳴くのが気になるのか?、尻尾を股に巻き込んで警戒しています(笑)

家では、太い尻尾をピント立てていますとのこと。。。

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イチ号は、昨年6月に父:ナツ×母:リリーの間で生まれました。

体形と毛色は父親のナツそっくりですが、顔のタン色が濃いのは母親のリリーに似ています。
斑点が極少なく美しい白毛で、ハク系の特徴を良く継承していると思います。

イチ号は、両親の良いとこ取りした美犬に成長している様ですね!・・(^^♪

牝仔犬が後2年も経つと、是非仔犬を取って欲しいと願っています。


【 後記 】

本日のオーナー様は、何れも第一種動物取扱業の登録認証を取得されているブリーダーでもあります。

今後は、ご主人様と共に我々サツマビーグルの保存普及活動に取り組んで欲しいと願っています。

この度の牝仔犬も、後2年もすれば繁殖可能となりますまで、我々みんなはとても期待しております。

両オーナー様は、未だ40代前後の若い方ですので、我々サツマビーグルの保存普及活動も継続して行って頂けるものと大変期待しております。

この度のリュウ系仔犬7頭は、ずれも保存活動に熱心な方に飼育を託しました。

みんな元気で、成長してくれることを願って止みません!!!

・・・・・・・・

残りの仔犬は、栃木の大角鹿ハンターT氏の下に譲渡する牡仔犬と我家に残す牝仔犬の2頭です。

尚、我家に残す牝仔犬の名は、NHK朝ドラの『 舞いあがれ! 』の主人公「舞」から頂き『 マイちゃん 』となりました!
我家のワンコ達の名前は、慣例的にNHK朝ドラの主人公名から命名されています(笑)




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~




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2023年3月25日 (土)

仔犬達の旅立ち!

父:ヤマト×母:ソラの仔犬達も生後57日を過ぎ、引渡しが可能となっています。


本日は、3犬のお迎えがありましたので紹介させて頂きます。

(・・・添付写真は、クリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


① 滋賀県より牝仔犬のお迎え!( 9:00~ )
オーナー様I氏には、保存普及活動当初から並々ならぬご協力を頂いております。
現在まで、リュウの子「マル号=牡:死亡」の他、繁殖活動を終えたエス号(牝:死亡)、シロー号(牡=現役)の里親として飼育をして頂いております。

下の写真は、オーナー様I氏と仔犬の記念撮影です。

仔犬を見るなり、大変気に入って頂きました・・。
将来は、リュウ系を継承する立派な狩猟犬、且つ、台牝としての活躍を願っております。
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② 広島県より牡仔犬をお迎え!( 10:30~ )
オーナー様I氏は、仔犬の父親「ヤマト号」の飼主で、この度の牡仔犬は種返しとなります。
本来なら、当方から仔犬をお持ちしするのが筋(礼儀)ですが、ドライブも兼ねヤマトの子供達を是非見たいと、何時もの様にご家族でのお迎えとなりました!。

写真は、ヤマト号のオーナー様I氏です・・( 広島のからの長旅もお元気でした! )

仔犬達を見て頂き、「大変良い子だ!」と喜んで頂き、ご主人様もホッとしされておりました(笑)
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下の写真は、I氏の娘さん、仔犬はお孫さんに抱っこされ記念撮影です!。

お孫さんに抱っこされ仔犬も喜んでいる様ですね!・・(^.^)
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下の写真は、ご主人様が仔犬のポーズをとり、奥様が撮りました。

仔犬ながら素晴らしい体躯で落ち着きがあり堂々としていますよね!・・ヽ(^o^)丿
将来は、リュウ系を継承する種牡としての活躍を願っております。
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④ 兵庫県より牡仔犬をお迎え!( 13:00~ )
オーナー様D氏の下には、我家のワカの兄妹犬「コタロー号=牡」が行っていたのですが、不慮の事故で亡くなっています。
故コタロー号もこの度の牡仔犬も我家に種牡として残す予定でしたが、飼育数制限から断念・・。
我家からオーナー様宅まで高速を使えば2時間余りの近県と言うことから、この度も飼育を託すことになりました。
将来は、リュウ系を継承する立派な狩猟犬、且つ、種牡としての活躍を願っております。

下の写真は、オーナー様D氏と仔犬の記念撮影です。

仔犬を見るなり、大変喜んで頂きました・・。
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【 後記 】

この度の仔犬達は、小雪が舞う1月27日の寒い日に生まれました。

連日、早朝は氷点下と言う生まれたばかりの仔犬達にとっては初めての試練となりました!・・(≧◇≦)

繁殖ケージ周辺は毛布で覆い、産箱には家畜用ヒーターを点灯し、約20℃を維持するなどの保温(暖房)を行いました。

なりよりも、母親ソラの子煩悩ぶりで、丁寧で優しい子育てをしてくれた結果、魔の生後1週間も無事通過し、その後はソラの授乳量も多く仔犬達はスクスクと育ち、仔犬がキュンキュン泣くことは一度もありませんでした。

仔犬達は、近年にない美顔、且つ、骨太のガッチリした素晴らしい体躯に育っています。

全てのオーナー様から「素晴らしい仔犬をありがとうございます」と、感謝とお礼を言って頂きました!

※ ブリーダーは、この一言で子育ての苦労もすっ飛んで行きます・・ヽ(^o^)丿


明日も、静岡のオーナへ様S氏の牝仔犬のお迎えと、福岡のオーナー様I氏には空輸で牝仔犬を送犬します。
※ 両オーナー様は、第一種動物取扱業の登録認証を取得されています。

仔犬達は、みんなそれぞれのオーナー様の下に旅立って行きます!・・( 元気でね! )

どうか、仔犬達がみんな順調に成長し立派な狩猟犬となり、且つ、種牡/台牝としても是非活躍して欲しいと願っております。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年3月23日 (木)

海外からもホームページ復活を喜んで頂きました!

昨夕、海外のホーページをご覧頂いておりました拝読者様から、沢山のメールやメッセージ等が届きました。

ホームページの閲覧者は、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、カナダ、韓国・・等々の海外の方が全アクセス数の実に70%を占めておりました。

サツマビーグルの体躯は、海外のどのハウンドとも異なっており、小型のポインターにバセットハウンドの頭部を取り付けた様な体躯は実に美しいと絶賛されています。更には、性格は「サムライ」よろしく、主人に忠実、従順で温和、尻癖が良い、体臭が少ない等々も高く評価して頂いています。

サツマビーグルは、国内よりも海外の愛犬家の評価が高いのが特徴の一つでもあります。


では、今朝、韓国のホームページ拝読者様から頂きましたメールを紹介させて頂きます。

( )内は、読みやすく訂正しました。

こんにちは?

私は韓国に住んでいる30代の男性です。

よく見た(よく見ていた)薩摩ビーグルのホームページがなくなった後、別に保存しておいた資料を読んでブログを探しました(見つけました)。

私は日本語を話せず、Google翻訳でブログを読んでいることを理解してください。

英語ができれば英語でお会いしたいのですが(お話ししたいのですが)、まず日本語でお送りします。

薩摩ビーグルのホームページが生まれ変わることを確認、このようにメールを差し上げます(嬉しくてメールを差し上げた次第です)。

返信していただきありがとうございます(復活して頂きありがとうございます)。


以上がメール全文です。



【 後記 】

ホームページの復活をとても喜んで頂き、大変恐縮しております。

当ブログを毎回、グーグルで翻訳して読んで頂いている様で、投稿の励みになります。

今後は、海外の方も拝読して頂いてることを認識し、文体もしっかり書かないとグーグル翻訳も上手く行かないと思います!

ところで、ご主人様は英語は全くダメの様です・・(@_@。 

しかし、この度のメール(韓国語)をグーグル翻訳で日本語に翻訳されていますが、若干おかしいところはありますが大部分は良く分かりますので安堵されています(笑)。

この度ホームページを復活して頂きました茨城のロク号のオーナー様M氏は英語の先生ですので、ご主人様はとても心強く思い頼りにされると思います(笑)。

ホームページの閉鎖(終了)が、海外の拝読者様もガッカリされていた様で、ウエブ上にホームページを公開すると言うことは色んな方々に情報発信できますが、一方この度の様な閉鎖(終了)は大変ご迷惑をお掛けすることが良く理解できました。

・・ので、ご主人様は、今後復活(再公開)させますホームページ『 狩猟犬サツマビーグルの郷 』はM氏にも共同管理者になって頂き、自らに万一何かあっても引き続きホームページが管理運営出来るようにしたいと考えておられます。


サツマビーグルは、今や世界の愛犬家からも大変興味を持って頂いている犬種であることから、今後は気持ちも新たに、引き続き保存普及活動に取り組んで参りたいと思います。

サツマ保存会様並びにサツマ愛好家様には、今後共ご支援ご指導の程宜しくお願い申し上げます。


下の写真は、ソラの仔犬達の様子です。

もう少しでみんな新しいオーナー様がお迎えに来られます・・( 寂しくなります )

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2023年3月22日 (水)

ホームページ復活への想い!

本日は、1月31日付で閉鎖(終了)したホームページ『日本狩猟犬サツマビーグルの郷』の復活に向けてのお話しです。

ご主人様は、年も年だし、多くの時間と技術を要するホームぺージの復活は無理と考えていました。

ところが、1月中旬頃に茨城に行っているロク号のオーナー様M氏(女性)より、『 私が管理運営しているホームページに別サイトを設け、ホームページはブログを除き全て移動できています・・公開許可を頂けるなら今後は私が経費を含めホームページを管理運営させてもらいます・・』との、何とも驚くべき連絡がありました。

M氏は学習塾を経営しており、とてもお忙しいのにどうして出来たのか????????

ご主人様がお聞きしますと、『 ホームページが無くなるとサツマビーグルに関するあらゆる情報や写真等が無くなり、今後幾らサツマビーグルが普及しても、同犬種に関する情報が全く無くなるで、サツマビーグルの犬種の価値が失われてしまう・・との危機感から一念発起し、自らがホームページを管理運用しょうと考えています・・』との、何とも嬉しく頼もしいM氏の考動にご主人様も我々みんなは感動しました。

謂われてみれば、ホームページでサツマビーグルの誕生秘話、特徴(規格など)、飼育・訓練法、国内飼育分布図、写真集、種牡・台牝、ブログ等で詳しく解説していたことから、最近では犬種として認められる様になっていました。

その一例が、一昨年のフジテレビ「坂上どうぶつ王国」の激レア犬種ランキングで国内第一位にランクされました。これは担当ディレクターが当ホームページでサツマビーグルを知ったことから、関係者で協議した結果正式な犬種として認められたことから参加が決まりました。
関係者の犬種としての審査は、犬種改良に至る資料、保存団体の有無、情報公開、活動状況等が審議され、ホームページに全てが記載されていることから純血種として認められた様です(ディレクター談)


このことをM氏は熟知していた様です・・( 凄い! )

サツマビーグルの愛好者は、ハンターが殆どですので、ホームページの活用は仔犬分譲が主目的で、サツマビーグルの誕生秘話等にはあまり関心がなく、又、高齢ハンターが多いためにスマホを持っていても電話のみで、写真、メール、インターネット検索等を出来る人は限られています。

サツマ保存会員の大部分は上記した様な老ハンターが占めていましたので、ホームページが閉鎖されることを知ったハンターはホームページの「分譲犬の紹介」サイトで我家の連絡先をメモった方も少なくなかったと思います。

しかし、「坂上どうぶつ王国」でサツマビーグルを知った一般愛犬家からの問い合わせが、我家には毎日の様にあります。

問い合わせて来られる一般愛犬家はハンターと違ってサツマビーグルの誕生秘話等の歴史も良く勉強されており、何処で知りましたか?とお聞きしますと「ホームページ」を見て勉強しました・・と言って下さいます。

そして、最近は14頭のサツマビーグルも一般愛犬家が飼育してくれています。

この度のM氏もその一人で学習塾を経営し、自らも英語・数学・国語を教えておられます。また、他のオーナー様の職業も医者、獣医、教職員、警察官、公務員、会社員、各種の会社経営、建設業、商業等々、多種多様な方がサツマビーグルの保存活動に協力を頂いております。


この様に、一般愛犬家はサツマビーグルの保存活動にとても感心を持たれており、サツマの普及には本犬を知って頂く上でホームページは絶対に必要と強く後押しをして頂いております。

また、ホームページをリンクされていました各方面の方々や問い合わせをして下さいます方から、「ホームページは復活しないのですか?・・」等を逆に質問されていたのが最近の実情でした。

M氏のホームページ復活の許可願いは、そうした中での実にタイムリーなサプライズとなりました。

その後、ご主人様は重い腰を上げ、M氏のご協力ご指導の下、M氏ホームページの別サイト「日本狩猟犬サツマビーグルの郷」の共同管理者に任命して頂き、毎日、現在もホームページの修正作業を行っています。

現在は、新たなドメイン(ウエブ上の住所)も取得し、ホームページ名称「狩猟犬サツマビーグルの郷」としてウエブサイトの登録もプロバイダー「ウイックス」社より承認を頂いております。後は「公開」ボタンをクリックしますとホームページか復活(再公開)されます。

しかし、まだまだ、インターネット上でグーグル等と前ホームページとの引継ぎ等の最終的な作業も残っていますので、出来れば4月1日からの再公開を目的に準備を進めています。

この度のM氏の我々サツマビーグルに対する想いは、ご主人様も我々みんなも大変感服しており、サツマ保存会にはM氏の様なオーナー様が一人でも多く参加してもらたいと切望しております。

犬種としての認定は、犬の数だけではなく、ホームページ等を通じての情報共有と発信、サツマ保存会の活動等が如何に大事かと言うことが、改めて痛感させられました。

また、M氏は日本狩猟犬サツマビーグル保存会をNPO法人化し血統書の発行等を行うと言う、当初ご主人様の考え実現に向け、「お手伝があれば何なりと言って下さい」と、もうホームページ復活の次を考えておられます・・( 凄い女性ですよね/恐れ入ります/汗 )


下の写真は、ホームページ復活に向け修正中のトップページです。
※ 写真の犬は、香川に行っておりますフクオー号です。

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2023年3月20日 (月)

サツマ師匠 最後の仔犬(新系)!

本日は、ご主人様のサツマ師匠最後の繁殖仔犬のお話しです。

師匠も86才となり、孫のH君にサツマの保存を託すようです・・。

H君は、とてもサツマビーグルが大好きで、小さい時からサツマビーグルに囲まれて育った様な筋金入りです。

そして、暇を見てはお爺さん(サツマ師匠)からの情報を下に、鹿児島県内はもとより熊本や佐賀にも足を運び、新しいサツマ探しをしています・・( 現在進行形です )

その甲斐あって、昨年、下写真のトム号を出水市の集落で見つけ、早速連絡を頂いておりました。

※ トム号は、顔のタン色も濃く、全体的に筋肉質でバランスの良い素晴らしい秀逸犬です。

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なんと、昔は沢山いたようですが今はトム号だけになっていた様です。

出水市と言えば、バセットタイプのサツマの発祥地でもあります。

サツマの三大産地と言えば、鹿児島県の「薩摩川内市」、「阿久根市」、「出水市」です・・( サツマ師匠=南さつま市 )

そして、昭和初期に3産地の優秀なサツマを基に品種改良が成され、今日の姿のサツマビーグルが完成したと聞いております。

急速に品種改良が進んだ大きな要因は、地元有力者達が保存会を結成し盛んに品評会を開催したことで体型が統一(固定)されました。

品評会は、小型(40cm未満)、中型(40cm以上~55cm未満)、大型(55cm以上)で行われていましたが、やはり中型の固定を目指していた様です。

ですので、現在は稀に大型は生まれますが、大部分が中型が生まれます。

・・・・・・・・・・・・

サツマ師匠に、孫のH君が発見したトム号の仔犬を残して欲しい旨を懇願されていました。そして、孫のH君から1月12日に我家から行ったスズの子にトムを交配し、仔犬が生まれたと連絡を頂いていました。

そして昨日、孫のH君からメールで仔犬の写真を送って下さいました。

牝仔犬は、全て鹿児島に残し、牡仔犬は徳島に送っても良いと言って頂きました・・( 感謝! )

早速、今朝、サツマ師匠にお礼の電話をしましたが、『 貴方に頼まれたので仔犬を取ったが、もうこれが最後だ!・・・』とおっしゃっていました。体も大分弱っており、何時もの元気な師匠と違って弱弱しい声で、ご主人様も少し心配をされています(汗)。

また、『 孫のHは、爺ちゃんが保存して来たサツマは僕が残していくと新犬の発見にも努力しており、出来たら孫を貴方の弟子にして色々と指導してやってほしい!・・』と頼まれた様です。

孫のH君は、何時も主人様の事を師匠と呼んでおり、ご主人様も頼もしい後継者の一人と思っておられます。

・・・・・・・・・・・・

では、送って頂ける仔犬達を紹介します。

先ずは、仔犬の母親フクⅡ号です・・( 我家のフクと区別するためにⅡと記載 )

血統は、ハク号の仔「スズ=我家で繁殖し進呈」に、師匠の持ち犬(阿久根系?)の牡を交配し生まれた子供です。

この系統は、白地に黒い丸班が入った犬が多く、斑点が入らない典型的なサツマビーグルです。

2_20230320140601

では、仔犬達を紹介します。

写真は、撮り方によっては実物と可成り異なりますので、ご了承ください!。

写真① 母親のフクⅡ号によく似た仔犬です。

Img_10463

写真② 典型的な白地に黒丸班の美しい仔犬です・・。

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写真③ 父親のトム号によく似た仔犬です。

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以上の3頭が4月に我家にやって来る予定です・・( 早く見たいな~ )

仔犬達は、ハク系、タロー系、ギン系、リュウ系に加え、今後はトム系として種牡にしたいと考えております。

孫のH君の話しでは、トム号は約40年間に渡り地元のサツマ(出水系)を集落で保存して来た様です。

出水系は我家では初めての入舎となります・・( 大事に育てたいです! )

この3頭はトム系の2代となり、今後の品種改良に寄与してくれるものと期待しております。

尚、ご主人様の本当の気持ちは恐らく3頭全て我家で飼いたいと思われているはずです(笑)

しかし、動物愛護法の第一種動物取扱業の登録申請(飼育数:9頭)から、恐らく全頭飼育は難しいと思われます。

そこで、我々はご主人様と一緒にトム系の継承にご理解あるオーナー様の連絡をお待ちしております。
※ 尚、我家から譲渡しました牝犬には全て交配が可能です。


< 追伸 >

この度、トム号を発見してくれましたサツマ師匠の孫のH君には、心より感謝と敬意を表したいと思います・・( 拍手! )
今後は、保存活動には無くてはならない「第一種動物取扱業」の登録認証取得にも取り組んで参ります・・と力強い決意も頂いております。
H君には、今後ともお爺さん(サツマ師匠)がお元気な内に鹿児島を始めとする近県でのサツマの飼育情報等を色々とお聞きし、この度の様な発見に繋げて欲しいと願っています。

最近はこの度のトムの発見並びにリュウ系の復活(仔犬誕生)と嬉しいことが続いています・・(^^♪
両系の仔犬達は絶滅が危惧されています我々サツマビーグルの保存活動の取り組みに必ずや貢献してくれるものと確信しております。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~




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2023年3月18日 (土)

母親ソラの仔犬躾!

ソラの仔犬達も、いたずら盛りで、育ても大変です。

現在は、仔犬達は母親ソラと一緒におれるのは夕食後の夜だけで、日中は昼食後の授乳のみで夕方まで仔犬達だけで過ごしています。

今日は、母親ソラの仔犬達への躾について紹介させて頂きます。

仔犬達も、「良い子」「悪い子」「普通の仔」の3タイプが存在します(笑)。

躾が必要なのは、悪い子です・・。

授乳が終わっているにも拘わらず、執拗にお乳を飲もうと、乳房に吸い付き、出ないとなると鋭い歯で思い切り噛むのです・・(>_<)

こればかりは、幾ら子煩悩で優しいソラでも『 ダメ! 』とばかりに、大声で仔犬の頭を甘噛みしながら威嚇し叱っています。

仔犬達も、叱られる毎に「こうすれば叱られる」と言うことを学習して行き、してはいけないとをソラの躾を通して学んでいきます。

こうした学習(経験)は、仔犬達が母親となった時にとても役立ちます。

生後40日~50日間は、母親の躾が一番ピークとなり、その後はみんな良い子になります。

今、仔犬達の関心事は、朝、昼、夕の離乳食と、母親ソラの授乳時間となっています・・。

謂わば、飲み食いが一番の関心事で、後は食事後のプロレスごっこ・・疲れると寝る・・の繰り返しです(笑)

ご主人様は、暇さえあれば仔犬達の処に来ては、この仔は将来こんな体躯になるだろう!、こんな猟犬になるだろう!・・等々の妄想にふけってはニヤニヤしています。。。

しかし、後1週間余りで仔犬達ともお別れです・・

この度も、仔犬達の幸せを一番に考え、予約の際にオーナー様からお聞きした事柄並びに保存を考慮し、将来繁殖が近県で行えるよう出来る限り各地方に同じ系統が重複しない事等を考慮し、仔犬達のオーナー様を決定されました。

この度の仔犬達は、リュウ系で全国で3頭しか残っておらず、しかも年齢は8才となり牝犬は繁殖は出来ませんので、とても貴重な仔犬達となります。

即ち、仔犬達7頭のオーナー様が仔犬を繁殖しなければ、約8年後にはリュウ系は絶滅となりますので責任は重大です。

そこで、牝仔犬は、繁殖をして頂けるオーナー様「第一種動物取扱業」の登録認証を取得されている方に譲渡をさせて頂くことになりました。

現在は、ハク系、タロー系、ギン系、リュウ系の4系統が国内で飼育されていますが、その中でもリュウ系はこの度危機一髪で絶滅を回避することができ、種牡ヤマト号をお貸し頂きました広島のオーナー様I氏には心より感謝とお礼を申し上げます。

尚、お迎えの際、オーナー様に喜んで頂けるようしっかりと育てたいと思います( ご主人様談 )


何時もは、仔犬達ばかりの写真ですので、今日は両親も紹介させて頂きます。

下は、生後60日頃の写真です。

上ががソラ(♀)、下ががヤマト(♂)です・・( お互い耳が長く可愛いですよね! )

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下は、現在の両親の写真です。

上ががソラ(♀)、下ががヤマト(♂)です・・( お互い素晴らしい体躯です! )

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下は、両親の仔犬達の写真です・・

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仔犬時の写真を見ていますと・・あの可愛い仔犬が今や立派な父親や母親になるなんて、とても感無量ですよね!・・(拍手! )

仔犬達も両親に似た素晴らしいサツマビーグルに成長してくれるものと確信しております。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年3月17日 (金)

神奈川アオ 素晴らしいサツマに成長!

本日は、神奈川に行っておりますアオのオーナー様S氏より写メが届きましたので紹介させて頂きます。

アオの血統構成は、父:ナツ×母:リリーで、昨年6月20日生まれの牡犬で、生後9ヵ月の幼犬です。


先ずは、添付写真からご覧ください!


写真を見る限り、両親の良いとこ取りした素晴らしいサツマに成長しています。

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次いで、コメントをご覧ください!

ご無沙汰を致しております。

いつもブログを楽しみに拝見しております。

現在、単身赴任先の長野県松本と横浜を行ったり来たりしながらアオを連れ歩いて育てております。

11/1から解禁した猟期も3/12で終猟としましたのでアオの1年目の猟期を終えました。

残念ながらアオが追った獲物は捕獲する事は出来ませんでしたが、怪我なく無事にデビューし終えることができました事のご報告となります。

今期のアオの山入れは30回を超えました。

11月は綱で引いて山入れし、林道で遊ばせながら徐々にフリーで入れましたが、12月中旬には鹿を追い始めました。

現在は1時間は追い鳴きします。

基本的に戻りは良いのですが、戻りきれず迎えに行ったのは2回で2km先まで追ってしまい行方が分からなくなり、何とか谷底で捕まえライトのみで日が暮れた山中を歩き車に戻ったのは大変でしたが、今は良い思い出になっております。

猟隊でも可愛がってもらえ、何より誰にでも捕まります。

散歩をしていても他の犬に吠えられることがあっても、アオは吠えることもなく尻尾振って愛嬌振り撒いているので皆に人気があります。しかし、簡単に盗まれるんではないかと時折心配になります^^;

来期は非常に楽しみです。射獲の問題は我々の立つ位置やら射撃の腕ですのでこれからお互いトレーニングして来期に備え良い報告が出来るようにしたいと思います。

<追伸>

現在アオは18.5kgで、この1ヵ月の体重は変化なしです。
仲間の撮影したアオの鳴き声も送付いたします。
添付写真は1月下旬頃ですので今はもう少し逞しいかなと思います。


以上がコメントです・・



【 後記 】

今猟期の捕獲は無かった!・・と記載されていますが、生後6ヵ月で単犬でシカを起こし追い鳴きを始め、8ヵ月で1時間の追跡は立派なものと思います。

オーナー様は、若いハンターですので、タツ(射場)の選定が未だ十分でないと思います。

添付の動画も見させてもらいましたが、美しい追い鳴きはとても素晴らしいと思います。

今後は、アオの追跡時のスピードとシカとの距離間が分かりますと、猟果も上がって来ると思います。

また、GPS受信機を頼りすぎますと上手くタツが張れなくなります。

例えばGPS受信機にもよりますが、アオが時速10kmで追跡しているとしますと、秒速では約3mとなり、親機と子機の交信が5秒間隔の場合、受信機に犬マークがタツに来た時は、既に15mも先にシカは通過していると言うことになります。

GPS受信機の性能を良く理解した上で、あくまでアオの追跡方向を確認する程度にし、あまり性能を当てにしないことです。

ようは、失敗を繰り返している内に、アオの追い鳴きと獲物の距離等も自然と身に付き、嘘の様に獲れるようになります。

また、非猟期中の訓練でも、アオはもう立派なシカ猟犬ですので、本番を意識したタツの張り方を学習して欲しいと願っています。

最後に・・飼育(病気等)、訓練、狩猟等で分からないことがあれば、何時でもスマホに連絡を頂ければ分かりやすくご指導させて頂きます。

先ずは、今猟期におけるアオの成長(体躯・猟芸)に拍手を送りたいと思います・・( お疲れ様でした! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年3月16日 (木)

気温20℃ 山入も汗だく!

明日、明後日は雨模様なので、ご主人様はワカを連れて山入していました。

本日の猟場は、日中が20℃まで上がるとの予報から、標高800mの高地に行っておりました。

下の写真は、猟場から撮ったものです・・

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本日は、ポカポカ陽気の春日和でした。

この猟場は、積雪が残っている時にノウサギの足跡を確認していた場所です。


早速、ワカの首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

ワカは、放犬すると直ぐに臭いを拾い、写真の左下に入って行きました。

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暫くして、ワかが追い鳴きを始めました!!!

ご主人様は、お手並み拝見と!・・追い鳴きが良く聞こえる場所に移動・・( 高みの見物! )

しかし、臭いを落としては拾うを繰り返しながらの追跡です?。

ワカには少し荷が重いヒネ(古い)のノウサギの様です・・。

気温もグングンと上がり、ワカの追跡も大変です・・(>_<)

・・ので、ワカが林道に出た来たら回収し、帰宅するとに。。。

・・・・・・・・・・・・・

60分余り経って、ワカはようやくご主人様が居る林道にノウサギを追い回して来ました!

しかし、現場到着が一歩遅く、ワカの回収は失敗!・・(@_@。

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ところが、何と!!ノウサギは巧妙なトリックを使って、ワカを振り切り、ご主人様の前にひょっこり現れました(笑)。

( 写真は、イメージです )

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やはりノウサギはヒネの大きな奴でした!!!

ワカをもてあそんでいる様な巧妙なトリックを披露してくれた様です・・( 凄い! )

これだから・・ノウサギ猟は面白い所以でしょうね!!!

ワカは臭いが拾えず、口を大きく開け「ハーハーハー」と荒い息遣いをしながら帰って来ました(汗)。

今日の追跡は、ヒネのノウサギに軍配が上がりイマイチでしたが、ご主人様の目の前に追って来ましたので、猟期中(ノウサギ=11/15~2/15)であれば捕獲できたと思います。

ワカを呼び、水を飲ましてやり、帰宅。。。

帰る途中、神山町鬼籠野の道路沿いに、下の写真の様に美しい早咲の桜が満開でした!・・

もう・・春ですね!!!

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年3月15日 (水)

大阪レオン・ピース 今猟期最終日は鹿5頭ゲット!

本日も、オーナー様からのお便りを紹介します。

写メを頂きましたのは、もう当ブログではすっかりお馴染みとなっています、レオンのオーナー様で大阪のH氏であります。


先ずは、添付写真からご覧ください!!!

※ レオン君とピース君は、同腹の兄弟犬です。

下は、レオン君です・・

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下はピース君です・・

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次いで、コメントをご覧ください!!!

今猟期も、12日で終了しました。

最終日は、レオン君とピース君に我々猟隊員は、5頭の鹿を獲らせてもらいました。

新人のS氏兄弟も1頭ずつ、ベテランのI氏とM氏が1頭ずつ、そして私も1頭獲らせてもらいました。

ピース君が一山を追い回して追い回して、飛び出した鹿をライフルでドーン!・・

30秒後にピース君が後をワオンワオン鳴きながら追って来て、母鹿をゲット!・・噛み噛み

レオン君は、別の姉さん鹿を追い回して、マチにかかったのをショットガンでバーン!・・すぐ後ろについてたそうです。

ちょっと噛み噛みして、「次行こー」言ったか言わなかったか、また走り出しワオンワオン鳴いて、バンビを追い回し次のマチでショットガンでバーン!・・噛み噛み。

最終猟は、今猟期で一番楽しませてくれました。


今朝は、呼んでも、小屋の中から顔出して、尻尾バタンバタン鳴らして鼻をクンクンいわせるだけで出て来ませんでした・・お疲れ様です。

昨夜は、ドッグフードに鹿肉たんまり。ぺろっと食べてました。

おかげ様で、2頭は素晴らしいシカ猟犬に育ちました。



【 後記 】

レオン君、ピース君・・今猟期の活躍お疲れ様でした!・

猟グルーブの皆さんにも信頼され、今後益々期待が持たれると思いますが、無理をせず頑張って下さい!。

2犬が良いシカ猟犬に成長し、我々みんなも大変嬉しく思います・・(^^♪

これからも、健康に留意し、来猟期も頑張って下さいね!。

また、何かあれば写メくださいね!・・( お願いします! )




では、今日はこの辺で失礼します!・・(@^^)/~~~



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2023年3月14日 (火)

サツマの仔犬 全員集合!

今朝は、4℃でとても寒かったです・・(-_-;)

仔犬達は、朝食の後、母親ソラのミルクを飲み、ひと暴れした後寝箱に戻り、大満足の様子!!!

ご主人様は、我々の飼育管理を終えますと、最後に仔犬達の様子をチェックし、母屋に戻ります。

何と!!!、、、今日は珍しく全員集合でご主人様を見ています・・(^.^)。

こんなシャッターチャンスは滅多にない・・と、早速スマホを取り出すご主人様(笑)。。。

横を向きそうな仔が居ますので、ご主人様は得意の「口笛」で、小さくピーピー・・

すると!、仔犬達は「 なんだ! なんだ! 」とばかり、ご主人様に注目・・・


今だ!!!・・パチ! パチ! パチ!


そして、撮れたのが下の写真です・・(^^♪


(・・・写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)
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( 黄色く見えるのは暖房用のヒーターを点灯しているためです )


これだけ綺麗に撮れたのは久しぶりです・・( 拍手! )

この写真は、今後も多くの場所で「 純血サツマビーグルの仔犬 」として、使用されると思います。

どうですか?・・・この度の仔犬達はみんな、美男美女ばかり・・(^^♪

何時もは、ぶす男やぶす子がいるのですが、とても珍しいです(笑)。


3月24日(生後57日)からは、新しいオーナー様がお迎えに来られます。

寂しくなりますが、それまで元気に育って欲しいと願っています。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年3月13日 (月)

栃木ナナ・ツバサ 今猟期最大の大角鹿ゲット!

昨日、栃木のナナとツバサのオーナー様T氏より、今年一番の大角鹿を捕獲しましたとの写メを送って頂きましたので紹介させて頂きます。


(・・・添付写真はクリックすると拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


先ず、添付写真からご覧ください!


やはりデカいですよね!・・

前回の大角鹿がわた抜き90kgでしたので、推定で130kgはありそうですよね!

( 写真は、手前がツバサ、後方がナナ・・ツバサの母親 )
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( ツバサは、我家のナツと同腹(母親:ナナ)の兄妹犬です )


次いで、鹿レポートをご覧ください!・・( ちゃんと書いてくれました!/笑 )


お久しぶりです。気温も上がり暖かくなりましたね。

栃木も春めいてきました。毎日、ブログを拝見させて頂いています。仔犬達も元気そうで何よりです。

猟期も残りわずかとなりました。今週で終猟となります。

先週の日曜日に、今年最大級の3段角を仕留める事が出来ましたのでレポートを送らせて頂きます。


3月5日(日)鹿猟レポート

本日、従兄弟、叔父の3人で出猟。

前日の夜、地元の分会長より入電があり猪の情報をもらいました。「南で80クラスの猪が箱罠に入って、昨日留めてきたぞ。いくらかは残っているみたいだ。」 現場で見切りをかけますが、山裾は2mのフェンスにしっかり囲まれ、肝心の箱罠は、フェンスの外側に仕掛けられています。道路を挟んで反対山は禁猟区なので、多分、反対山から来ているだろうと猪猟は断念!フェンスの中に入り足跡を見ていると、デカい雄鹿の足跡を発見!低山のボサ山なので、叔父も私も半信半疑。括り罠もかなりの数が仕掛けられています。

叔父が私に提案、「猟期中に追われた鹿が逃げこんでるかもよ。今は鹿が増えてるから、馬鹿にした場所に居るのかも・・」

ナナとツバサを積んできます。私を中心に上下でタツをはりました。女竹が背丈まで生えて跳弾の可能性があるので、スラグ装填を指示!。足跡を見ながら2頭を放犬!。ツバサが高鼻で匂いを取りました。一気に2頭が伸びます。いきなり女竹の中で、起こし鳴き!出尾根から様子を見ていると・・、女竹から角を出して一気にフェンス際まで逃げていきます。デカイ!一気にフェンス際を走り抜けていきます。

2頭もガンガン追い鳴きしながら追跡します。

間髪入れず打電・・。

「デカイ角物だよ! ツバサが先頭!フェンス際を走って北に向いてる!出尾根を必ず下から登ってくるよ!」

従兄弟、叔父より了解の入電・・。

フェンス際の山裾に括り罠があったので、私も犬達の後を追います!

GPSを見ると、200m程走ったあたりから直角に山を登り始めました!普通なら尾根に行くはずが・・、私の方に向かって犬が戻ってきています。ひねた鹿です。

少し山を登って23周円を描いて、逃げた道と同じ道を走り、頃合いをみて少し上段の道を走って戻ったのです。山を降りて正解でした。女竹の切れる場所で待機!薬室に装填し息を殺します。裾銃して待ちます!現れました!

私の正面15mに突っ立っています!目だけを動かし、しっかり首に標準。一気に引き金を引きました。

ガクンとなり即倒!放血を済ませて、犬達を待ちます。2頭しっかり到着。今期一番の大物。角の枝は綺麗に揃い、太さはサツマの足位あしました。

全員で搬出。楽しい一日となりました。

今期は、ツバサの驚く様な成長が見られ、改めてサツマの魅力に惚れ込んでいます。


以上が、鹿レポートでした!!!

とてもスリリングなレポートありがとうございました!。

ハンター用語は使わないで、ブログを楽しみにして頂いています拝読者様にわかるように、詳しくレポートをして頂き、とても感謝いたします。ありがとうございました。

3月15日で栃木の今猟期は終了の様ですが、どうか最後まで安全第一の楽しい狩猟でありますように願っております!




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年3月11日 (土)

悲しい知らせ!

本日、福岡に行っていますリョウ君のオーナー様I氏より悲しい知らせが届きました・・(>_<)

何と!、我家のフクと兄妹犬のリョウ君が動物病院で亡くなった・・とのこと。。。

今年に入り、入退院を繰り返し、体調が良くないことは聞いておりましたが、本当に驚きました!!!

リョウ君は、当ブロクでも再々取り上げてきました我々サツマビーグルの秀逸犬でした。

本日は、リョウを偲んで見たいと思います。

リョウ君の血統構成は、父:アサ×母:マレで、同じ交配の2回目の仔で、 2018.8.25に生まれた牡犬です。

兄妹犬は、牡4、牝3で、我家のフクも同じ兄妹です。

オーナー様I氏は、若いハンターで、お迎えには猟グループみんなで来舎されました。

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下の写真は、お迎えに来られた時に撮ったリョウ君(生後60日)です。

本当は、我家に残す予定でしたが、若いハンターグループに飼育を託しました。

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I氏は、サツマを訓練するのは初めてで、分からないことはご主人様に聞き、教えて頂いた訓練方法をひたすら実行されました。

それは、車が通らない林道に連れて行き、リョウ君の自主性に任せ遊ばせながら訓練すると言うものです・・

最初は、こんな事するよりもワナに掛かったシカやイノシシに当てた方が猟欲が早く出る等々を先輩猟師からよく言われた様ですが、I氏はご主人様を信じて、暇さえあれば林道に連れて行った様です。

その甲斐あって、生後6ヵ月頃から、臭いがあると林道から上り下りしながら、捜索範囲も段々と伸ばして行き、やがてシカを起こして追い鳴きする様になりました。

下の写真は、リョウ君がシカを起こし、追跡して来た雄ジカをI氏が撃った捕獲第一号となった記念のツーショットです。

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リョウ君は、その後I氏の猟グループと一緒にシカ猟をやるようになり、みんなからも信頼されるシカ猟犬として活躍していました。

また、セラピードックとしても障がい者支援施設で働き、大変素晴らしい仕事をしていました。

ある日、我家に障がい者施設に入院されていた若い女性よりメールで、「リョウ君のお陰で社会復帰ができ、結婚することもできました・・」と言う大変嬉しい便りを頂きました。そしてメールの末尾に「リョウ君の仔犬が出来たら是非とも飼いたいです・・」と言う旨の依頼もありました。

このメールで、リョウ君のセラピードックとしての仕事ぶりが、本当によく理解できました。

I氏はリョウ君を通して、我々サツマビーグルの狩猟犬としてだけでなくセラピードックとしての能力を見出して下さいました。

下の写真は、リョウ君が捕獲した最後のシカ猟となりました。

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この様な素晴らしいサツマビーグルに成長したリョウ君の仔犬を残したいと、ご主人様は同県のソラⅡのオーナー様A氏にお願いし、昨年交配を試みましたが、残念ながら妊娠はしませんでした。

下の写真は、ソラⅡとの交配の際にA氏が撮影し送って頂いたリョウ君です。

頭部は父親のアサそっくり、全体の体型は母親のマレに似た、所謂、良いとこ取りした素晴らしいサツマビーグルに・・、ご主人様は是非リョウ君の仔犬が欲しいと・・今生まれているヤマトとソラの牝仔犬を譲渡することにしていました。

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来年は、この牝仔犬とリョウ君との間で素晴らしい仔犬が生まれる・・と喜んでいた矢先の悲報に、我々も残念でなりません!

リョウ君は、I氏ご家族や猟グループ達みんなに見送られながら、永遠の旅立ち(お別れ)をされたと思います!

『 良い犬は早死にする 』と言う格言もありますが、正にリョウ君のことを指している様で残念で堪りません!

 

最後に・・

リョウ君のご冥福を心よりお祈りいたします・・・。

そして、今後は遠い天国より、我々サツマビーグルの行く末を見守って欲しいと願っております。

今までありがとう「リョウ君」!、さようなら「リョウ君」!・・( 合掌! )



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2023年3月10日 (金)

単独シカ猟 弟子の成長!

本日の話し、少し前の山入の様子を紹介します。

当日、ご主人様はナツを連れ、鳥猟ハンターの弟子も一緒に山入しました!・・


8時に我家を出発し、猟場には8時30分に到着。

本日の猟場は、弟子と共猟する時に使用する場所です。

もう3年になりますので、我が庭の様にフットワークも良くなっています(笑)

ナツを放す前に、弟子達(本日は2名)はご主人様が指示したマチに車で移動。

5分ほどで、マチに着いた旨の連絡を貰う・・( スマホで連絡 )


ご主人様は、ナツを林道に放犬。

ナツは、ご主人様から50~100mほど先の林道を前進して行きます。

そして、放犬後、5分余りで高鼻でシカ臭をキャッチ!!!

Dsc_0321-21


そして、林道法面を上って行くなり、追い鳴きに!!!

何と!、弟子のマチに一直線でシカは逃げて行きます・・

パン、バン・・・???

スマホに連絡・・「 外しました ! 」

ご主人様は、マチをB地点に移動する様に指示。

ナツは、マチの上の尾根筋に追い鳴きして行きます・・

・・・・・・・・・

約30分後にB地点にナツか向かっています・・

パン???・・・

スマホに『 獲りました! 』の連絡・・・

ご主人様は、ナツを回収する様に指示!。


しかし、ナツの追い鳴きは止まりません???

獲ったのは、ナツが追っているのと違うシカを獲った様です。

ご主人様は、『 血抜きをして、持ち帰って下さい 』と連絡。

弟子からは、『 もらって帰ります・・ありがとうございます 』と返信。

・・・・・・・・

ナツは、久しぶりの山入で、元気百倍の様です・・

しかし、シカはドンドンと遠ざかって行き、GPS受信機から信号が消えます・・(>_<)

今日も流れジカ(よそ者)に引っ掛かった様です・・

先日のハチの事もあり、信号が消えた場所に急行します。

現場に到着しますと、ガンガン鳴いています。

上下二連銃にスラッグ弾を装填し待ちます!!!

しかし、ナツはご主人様のマチに来る様子はない様ですので、車で先回り・・

20分程して現場に到着すると、何とナツは林道で臭いを切られクンクンしてます・・

ご主人様は、すぐさまナツを呼び寄せます・・

ナツも疲れたのか、呼び戻しに素直に順応し、ご主人様の下に帰って来ました!。

ご主人様は、ナツの頭を撫でながら『 ヨシ ヨシ 』と褒めてやります。

ナツの息遣いが戻ったのを見計らい猟車に乗せ、甘いビスケットを1枚ナツに与えます。

ナツは、美味しそうに食べた後、輸送ケージに寝そべりましたので、帰宅します。

・・・・・・・・・

本日は、流れジカと何時ものシカが一緒に居た様です・・

どうも、弟子が居たB地点に行く前の谷で、シカは二手に別れて逃走した様です・・

そして、ナツは元気の良い流れジカを追った様でした!!!

・・・・・・・・・・・

最近、シカの生息数が減ったせいか、以前の様に回帰しなくなっていますので、単独猟では中々捕獲は難しくなっています。

本日の様に、猟場を知り尽くしている仲間がいると捕獲も可能と思います。

弟子は、今猟期、キジ2羽とカモ10羽余りの様でしたので、これからも共猟を希望されています。

撃っても、持って帰ってくれます弟子は、ご主人様にとって都合の良い仲間と言えます・・

狩猟の目的が、弟子は「食べるための狩猟」、ご主人様は「楽しむための狩猟」と・・全く異なりますのでお互い好都合・・(^^♪

まぁ、何方にせよ、我々サツマビーグルはガンガン追うのが楽しいのであって、余り早く獲られては面白くありません!・・(~_~;)

先日の猟車の鍵閉じ込め事件等もあり、単独猟の場合は何かあっても間に合わないことも多く、来れば弟子とグループを組んで欲しいと願っています。




では、本日はこの辺でし失礼します・・(@^^)/~~~




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2023年3月 8日 (水)

ソラの仔犬達に2回目の駆虫!

昨日に続き、本日もソラの仔犬達のお話しです・・(^.^)

仔犬達は1月27日に生まれましたので、早くも生後40日になりました。
今月24日(生後57日)からは、新しいオーナーがお迎えに来られます!・・(^^♪
※ 仔犬達は、リュウ系オーナー関係者並びにサツマ保存に熱心な会員「第一種動物取扱業/認証登録取得者」等で所有することになりました。



そこで、本日、2回目の駆虫を行いましたので紹介します。

(・・・添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


先ず、お薬の投与量を決める為に、体重測定を行いました。

下の写真は、体重測定をしている様子です。

この仔は、父親のヤマト号に体形並びに毛色がよく似ています。

何と、生まれた時から兄妹で一番大きく、体重は早くも3.3kgのジャンボな男の子です。

ご主人様は、この牡仔犬を父親ヤマト号のオーナー様I氏に種返しする予定です。

Dsc_00632


次いで、ソラのオッパイを傷つけない様に、奥様に手伝ってもらい「爪切り」を行いました。

凄い、針のような鋭い爪ですので、爪切りを定期的にしないと、母親が授乳するのを嫌がる様になりますので、とても重要な作業です。


そして、最後に体重に合わせた量の駆虫剤を経口投与して、全ての作業は終了しました。

※ 駆虫剤は、飲ます直前に水を付け、喉の奥に挿入し、口を閉じ喉元をトントンと叩きますと「ゴクン」と飲み込みます。


下の写真は、全ての作業が終了した繁殖ケージ内(休息室)の仔犬達の様子です。

一匹写っていませんが、一番元気な女の子で、寝箱(産箱)内でガオガオ吠えながら一人遊びをしています・・(^^♪

この仔は、生後30日頃から、みんなが未だヨチヨチ歩きの時に、産箱の20cmの高さの板塀を乗り越え、更に産室から休息室の通路の約20cmの金属塀をも乗り越え、トイレをしに行くと言う異端児であります。
素晴らしい身体能力の持主ですが、更に鼻も良いのか離乳食の支度を嗅ぎつけますとギャンギャンと大声で鳴きます。すると他の仔も鳴き出し、ご主人様はやいのやいの「エサくれ」催促でもう大変です!・・(@_@。

Dsc_00652
( 全ての仔犬達が揃った写真を撮るのは至難の業の様ですね!/汗 )


本日、爪切りをしていて、珍しい「ミミジロ」が居るのを見つけました!
まさか、リュウ系から生まれるとは想定外です!・・(^.^)
※ ミミジロとは?・・・茶色の耳に白毛が入ったものです。

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年3月 7日 (火)

ソラ仔犬達の尻癖に驚き!

ソラの仔犬達も、明日で生後40日なります・・。

最近は、夜明けも早くなり、日が暮れるのも遅くなりました・・

梅の花も咲き誇っています・・

さて、本日は我々サツマビーグルの特質の一つであります「 尻癖 」について、ソラの仔犬達を紹介したいと思います。

もう、離乳食も「ミルク給食」から「柔らかくふやかしたドックフード」にしております。

離乳食のドックフードは、愛犬元気250ccに85℃のお湯300ccを注ぎ、蓋をして約30分蒸らします。

次に、食べやすくする為にスプーンで丁寧に潰します。

そして、300ccのミルクを混ぜ、予め40℃程度に暖めた容器に移して、繁殖ケージ内で与えます。

下の写真は、離乳食を食べているソラの仔犬達です・・

Dsc_00492_20230306110601

離乳食を食べ出しますと、ウンチの形状やオシッコの色も薄緑色に変わって来ます。

特に、オシッコの量の多さに驚きます・・

考えて見ますと・・

ふやかしたドックフードを作るのに250ccを朝、昼、夕で750cc。

300ccのミルクを朝、昼、夕で900cc

750cc+900cc+ソラの授乳?cc=少なくても1日で2000cc以上は飲んでいます・・( 凄い量ですよね! )

オシッコも多いはずです(笑)


さて、本日の話しは、このオシッコやウンチを『 どこでするか? 』と言うことです・・

何と!、産箱は今や仔犬達の寝箱になっているので、トイレはいちいち寝箱から出てしているのです!!!

未だ、何頭かお漏らしをする仔も居るようですが、多くは繁殖ケージの産室ではなく、休憩室まで出て行ってしているのです・・

我々サツマビーグルの尻癖の良さは、生後40日前に早くも始まっています。

アメビだったら、こうはいきません!!!( 産箱内は寝屋兼トイレとなりドロドロに成ることは経験済です )

最近は日々、足取りもしっかりしており、産箱入り口や産室と休憩室の出入り口の20cmの高さの壁もスイスイと超えています。

トイレがしたくなると夜中でも起き、寝箱➡産室➡休息室(トイレを済ませます)➡産室➡寝箱・・を、寒いにも拘わらずに行き来する仔犬達には脱帽です!・・( 凄い! )

サツマの尻癖は完璧です!!!・・(^^♪



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

 

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2023年3月 6日 (月)

愛媛マキ シカ初ゲット!

本日は、とても嬉しい便りを紹介させて頂きます。

写メを送って下さったのは、マキが行っております愛媛のオーナー様W氏であります。

先ず、マキの血統ですが、父:ナツ×母:リリー、昨年(R4)の6月20日生まれ(♂6/♀4)、生後8ヵ月の女の子です。

みんな生後6ヵ月頃から山入訓練を始めていますが、マキちゃんがシカ猟犬として捕獲第1号です!・・( おめでとうございます )

この様な幼犬がシカ猟犬として完成するには、並々ならぬオーナー様の訓練の賜物と心より敬意を表したいと思います。


さて、前置きはこの位にし、添付写真からご覧ください!

体型は父親のナツに似て、俊敏で足が早そうに見えます。

大きな雄ジカの様で、マキちゃんも誇らしげですね!・・( 拍手! )

Img_1156-2


次いで、コメントをご覧ください!


お久しぶりです愛媛今治のWです。

本日はマキちゃんの近況報告をさせて頂きたいと思います。

今年に入ってからマキちゃんを散歩程度に林道に連れて行き遊ばせながら訓練をしていました。

犬舎周りのサークル内では、近所のおばちゃんや子供がやって来ますとシッポを巻いて隠れるとても警戒心の強いマキちゃんですが、一転、山で放すと見えなくなるくらいまで離れて遊ぶ大胆さもありました。

その後は、週に一・ニ度の狩猟に同行させていると捜索範囲も段々と広くなり、2月中頃には300mくらいになり、2月末頃にはヤマドリを追い飛ばしてみたり、鹿らしい獲物を鳴きながら追ったりしていました。

本日は、久しぶりの休日で気合いを入れて鹿猟に出掛けました。

2山目で思い通りの寝屋からマチ(射場)まで、マキちゃんが美しい追い鳴きと共に雄鹿を連れて来てくれ、目出度く獲ることが出来ました。
写真と共に報告申し上げます。

今後共、ご指導の程お願い申し上げます。


以上が、コメントです・・


コメントは短いですが、オーナー様の努力(訓練)とマキちゃんの成長過程が良く理解できます。

マキちゃんは、連日35℃の猛暑の中で生まれましたが、とても元気に育ってくれました。

お迎えには、オーナー様と奥様もご一緒にお出でて下さいました。

下の写真はその時のものです・・

マキちゃんは、帰宅するまで奥様に抱っこされて帰った様です・・(^^♪

写真の可愛いマキちゃんが、早くもシカ猟犬となったのですね!・・( 凄い! )

Dsc_2424-2_20230306095101

これからも、健康に注意し、オーナー様ご夫妻と楽しい毎日を過ごして欲しいと願っています。

また、時々、お便りくださいね!・・( お待ちしております )




では、本日はの辺で失礼します・・(@^^)/~~~




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2023年3月 3日 (金)

地元猟師との情報交換!

本日の話しは、少し前のものです。

その日も、ご主人様はワカを連れ山入訓練に出掛けてました。

以前のブログでも報告させて頂きましたが、本当にあれだけ居たシカも少なくなっています・・

ワカのノウサギ猟犬としての訓練には、邪魔な臭いも無く、ワカにとっては良い訓練環境と思います。さて、前置きはこの位にして本日の話しに戻すことにします。

その日、猟場に向う途中、国道沿いに設置されている自動販売機に寄っていると、一台の軽トラがやって来ました。

この方は、地元の猟師でご主人様とは顔なじみです。。

ご主人様は、年中、狩猟や訓練で隣町の猟場に行っていますので、生息状況は地元の猟師より詳しいこともあり、イノシシの生息情報を聞かれた様です。

そこで、ご主人様が持ち合わせている生息情報を教えてあげると、お返しとしてワナが少ない猟場を教えて頂きました。

話しの中で、どの猟場に行っても本当にイノシシもシカも随分と少なくなった・・と言う結論に達した様です。

分かれ際に、『 サツマビーグルはノウサギはやらないの? 』と聞かれましたので、『 今若犬をノウサギ猟犬にしようとして頑張っています・・』と答えますと・・

最近、『 イノシシやキツネが少なくなっているので、ノウサギが少し増えて来ている! 』と言う情報を頂きました!

本日お会いした猟師の方は、昔、ご主人様がアメビでノウサギ猟をしていたことを良くご存じの様でしたのでノウサギの生息情報を教えて頂いた様です。


そこで早速、教えて頂いた猟場の鉄塔に向かいました。

この猟場は、アメビでノウサギ猟をよくやった場所ですので、山の地形等はよくご存じのご主人様。。。

約20分ほどで猟場に到着。

早速、ワカを車から降ろし、首にGPSマーカーを装着し、放犬。

鉄塔に向って歩いて行きます・・

ご主人様は、早く現場に行きたいのですが、ワカが何かの臭いを拾い、雑木林に入って行き中々戻りません!

Dsc_2129

鉄塔までは、100m程ですので、本来はワカが入っていた場所で待ってやるのですが、ノウサギの生息が知りたいので鉄塔に向かいます。

下の写真が、教えて頂いた鉄塔です。

Dsc_2142


早速、鉄塔の敷地に植えられている芝の中をチェックし、生息の証となるノウサギの糞を探します。

すると!!!

あるある・・物凄い糞の数です・・( 凄い! )

Dsc_2141_li

黄色線で囲んだ所には、新しい糞もありました・・

Dsc_2140_20220616165401

更に、探していますと、何と今朝にした思われる大きな糞がありました。

それが、下の写真です・・

Dsc_2135

丸い形、楕円形、そして大小の糞も混ざっており、生息密度の濃さが示唆されます。

また、小さい子ウサギの糞も見られました・・

・・・・・・・・・・・・

30分余り経った時、向かいの山でワカが鳴き出しました!!!

わくわくドキドキで・・ワカの追跡を見守ります・・

獲物の逃げる範囲が500mほど・・これは、ひょっとしてノウサギか???

・・・・・・・・・・・・・

20分程経って、ご主人様の30m前に現れたのは、やはりノウサギでした・・

今日は猟場の偵察と・・ワカを待って回収することに!・・

ワカは不満顔ですが、「今日はここまで」と、ワカを車に乗せ帰宅。。。

車の中で、ご主人様はノウサギの生息を確認でき、今後の訓練場所がまた一つ増えたとニンマリ・・。

我々サツマビーグルは発祥の地「鹿児島」ではノウサギ猟犬として品種改良をして来ましたので、ワカのノウサギ猟犬もゼロではないと思います・・( 後は運を天に任すのみ! )

しかし、ワカがシカを起こして追跡すれば、その時点でノウサギ猟犬への夢は露と消えてしまいます(汗)

幸いにも、今のところワカはシカに興味はなく、アナグマ等の臭いがあれば直ぐ反応し、広範囲の捜索から起こして追跡を行い巣穴に追い込んでいます。

また、最近は6ヶ所のノウサギ猟場に代わる代わる山入させており、他の邪魔になる臭いも少ないことから、ノウサギ臭に専念して捜索しております。

そして、最近は忍耐強い捜索から起こしも出来る様になり、ヒネ(古い)ノウサギの場合は巧みなトリックに掛かり上手く追えませんが、若いノウサギの場合は60分余りの追跡をやってのけています。

イノシシやシカが少なくなったことにより、ノウサギ猟犬として成長を助けていると思います。

兎に角、ノウサギの逃避能力は脱兎の如くと例えの様に、物凄いスピード、ジャンプ力、巧みなトリック等々、シカの単純な逃避とは全くことにしており、約500m程の範囲の中をクルクルと回って来ますので、その追い鳴きを楽しみながら、マチにノウサギがやって来るのを待つのはとても楽しいものです。

ノウサギは遠くまで高跳びすることも少なく、昔の様に首に鈴を付けているだけで、GPSナビが無くても回収は可能です。

今は、ノウサギを増やすことに重点を置き、捕獲はしませんでしたので来猟期がとても楽しみです。

現在は、本日の猟場を入れ7箇所を見つけていますので、ワカの訓練も順調に行くものと思います。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


 

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2023年3月 1日 (水)

ソラの仔犬達 離乳食始めました!

ソラとヤマトの仔犬達も、生後30日となりました!

本当は、もう少し早くするのですが、ソラは体も大きくお乳も沢山出る様なので、延び延びになりました。

しかし、ソラに頼ってばかりいますと、仔犬達も甘え成長は遅れます。

そこで、本日より、取敢えず「ミルク給食」から始めることに。。。


(・・・添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます・・・)


下は、産箱内にミルクが入った器を入れて見た様子です。

Dsc_00492

ミルクに関心がある仔、何々と器を珍しそうにクンクンする仔、知らん顔の仔のなど。。。

仔犬の個性もマチマチ!!!

その内、誰かがペチャペチャと美味しそうにミルクを飲み出すと、みんな器に寄って来てます。

そして、ペロペロを舐めては、上手く飲めなくてハクションする仔も(笑)。。。

何と!、5分ほどで、300ccのミルクを完食しました!

お腹が一杯になりますとプロレスごっこが始まりました!

Dsc_00444

もう、写真のピントは合わせようがありません!・・(>_<)

とても、可愛いです!・・(^^♪

今日は、犬舎内の温度も急上昇!!!

Dsc_00422


・・と言うことで、繁殖ケージを覆っていた毛布も、初めて持ち上げました!

初めて見る世界に、みんな戦々恐々・・・

しかし、時間が経ちますと、代わる代わる産箱に乗っかったり、じゃれ合ったり楽しそうに遊びます。

そして、30分も経ちますと、疲れてみんなぐっすりお眠タイム!・・( とても可愛いです )

Dsc_00423

仔犬達は、みんな順調にスクスクと育っています・・(^^♪

生後30日になりましたので、今後の子育てはソラを手伝ってご主人様も、朝、昼、夕と三度の離乳食を与えます。

また、離乳食が始まりますと、オシッコやウンチの量も増え、段々とソラも後始末をしなくなり産箱(~_~;)内も汚れますので、こちらもペットシーツと床網を毎日(朝夕)新しいのと取り換える等の手間のかかる作業が始まります・・(~_~;)

今日は早くも3月1日・・

徳島県は、猪と鹿に限り3月31日まで猟期は延長されていますので、もう少し山入も楽しめそうです。

・・が、ソラの仔犬達も段々大きくなりますと手間もかかりますので、山入も中々行けなくなると思います(汗)。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~




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