有害鳥獣駆除の在り方!
今朝、ご主人様は久しぶりに大河「吉野川」に鳥類の有害駆除に行っておりました!
最近、有害と言えども猟銃に関する一般人の意識が高まっていることから、暫く出猟を自粛しておりました。
また、使用銃も音が大きい散弾銃を避け、エアライフルを使用することに。
現在、吉野川周辺の農地は、トウモロコシが収穫期を迎えており、カラスの食害は日を追って増加しています。
農家の方は、トウモロコシ畑にやってくるカラスを撃って欲しいと良く耳にしますが、当地の大部分は住宅集合地(半径200m以内に民家か10軒)に該当し、銃器の使用は出来ません!
仕方なく、吉野川河川敷でカラスの駆除を行っています。
本日は、吉野川堤防の除草作業中でしたので、既に作業を終えている所を攻めることに。
有害鳥類の対象は、カワウ、カラス、カモです。
先ず、堤防の管理道を車で流しながら獲物を探します。
下の写真は、牧草地です。
何時もですと、牧草を刈り採った後には、数十羽のカラスが下りていますが、本日は堤防の除草作業に沢山の方が居ますので、警戒して1羽も居ませんでした。
( 添付写真は全て、クリックで拡大し、鮮明な加増がご覧頂けます )
仕方なく、ゲームをカワウとカモに変更します。
下の写真は、カワウが良く付いている場所です。
しかし、長雨で水量が増えており、カワウまでの距離が遠く射程外で、こちらも断念。
仕方なく、まだ堤防の管理道路に戻り、車で流しながら獲物を探すことに。
下の写真は、吉野川の潜水橋です。
ここから約1000m西までが、駆除区域です。
本日は、全く獲物がいなかったので、1時間余りで帰ることに。
帰り際に、トウモロコシ畑を見回りましたが、どこも電線に沢山のカラスが止まっていました。
カラスは利口で、収穫中のトウモロコシは食べごろだと知っており、農家の方か居なくなると一斉に食害します。
農家の方がカラスに、「食べごろですよ!」と、皮肉にも教えている様に見えます・・。
トウモロコシ畑が、住宅集合地に該当している以上、駆除班員も銃を使用出来ず、ただ食害を黙認せざるを得ません!
今後の有害駆除の在り方を再考する時期に来ていると思います。
・・でないと、食害が無い吉野川河川敷でパンパンやっても、農家の方の不信感は募るばかりです。
因みに、鳥類の捕獲報償金は1羽当たり、カワウ(3000円)、カラス(500円)、カモ(500円)です。
また、獣類は猪及び鹿共に10000円です、
但し、国から鳥類は1羽当たり200円、獣類は1頭当たり7000円の捕獲奨励金が追加されます。
この分配ですと、獣類並びに鳥類に於いてはカワウのみに目が向き、カラスを捕獲する者はいない・・と言うのも頷けます。
昔は、猟期が過ぎても鉄砲が撃てると言う喜びから町の有害駆除班にボランティアで参加していましたが、今では捕獲報償金目当てで参加する者も少なくありません!。
・・ですので、猟友会内も昔の様に和気あいあいとしたムードが、今や報償金まがいで一変しています。
やはり、農家の方はカラスの捕獲を望んでおられることから、例えば鳥類は全て一律1羽2000円にすれば捕獲数も増え、トウモロコシ等の食害も軽減されると思います。
今後は、従来の慣例等にとらわれず、有害鳥獣駆除班員の選任並びに捕獲報償金の分配等も含め、有害駆除活動の抜本的な改善が求められていると考えます。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
もし宜しければ、応援のつもりで下の写真をクリック頂ければ幸甚です!
にほんブログ村
« 家庭菜園 トマトが原因不明の病気に! | トップページ | 犬舎・運動場に係留フック取付! »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 大分チョ 今猟期も絶好調!(2024.12.04)
- アメビーのクロとトラ シカ猟犬になりそう!(2024.12.02)
- ボランティア お隣の庭木剪定!(2024.11.27)
- 栃木ツバサ 大鹿ゲット!(2024.11.30)
- 滋賀ジョン 今猟期イノシシ初ゲット!(2024.11.25)