希少 体色「トライカラー」の誕生は!?
国内に現存する我々サツマビーグル(167頭)の内、体色「トライカラー」は大阪S氏所有のマック号と和歌山H氏所有のモモ号のみです。
以前より、大阪マック号(牡)と和歌山モモ号(牝)の繁殖を両オーナー様にお願いしておりました。
第1回目の繁殖は、昨年に行われましたが、失敗に終わりました。
本年度は、2回目の繁殖を行い、7月13日に仔犬が生まれました。
そして、昨日、仔犬も生後2週間が経ち、もう心配ないだろうと言うことから、写メを送って頂きました。
仔犬は、予定日より3日早く、交配後59日目に出産しました。
出産数は、3頭で1頭は死産で残り2頭は牝でした。
我々サツマビーグルの平均出産数は6頭ですので、少なかったですがとても大きかった様です。
我家の大型犬のワカも、兄妹は3頭でした。
余り出産数が少ないと、母体内に仔犬が残っている恐れもあり注意していましたが、母親モモは食欲も旺盛で2週間も経ちましたので心配ないと思います。
下の写真が、生後2週間目の仔犬達です。
残念ながら、仔犬はトライカラーではありませんでした!・( 残念! )
両親の様に美しいトライカラーの誕生を期待していましたが、やはり我々サツマビーグルの体色「トライカラー」は昔からハーリアの先祖返り「隔世遺伝」で遺伝しないと聞いておりましたが、正にその通りとなりました。
ご参考まで、仔犬達の両親の写真を添付しておきます。
両親は美しいトライカラーです。
下の写真は、交配時に撮ったものと思われます。
( 写真左側が母親のモモ、右側が父親のマックです )
先人達も、トライカラーのサツマビーグルを固定しようとしたそうですが、全て失敗に終わった様です。
そのことから、昔から『 トライカラー同士を交配しても仔犬にトライカラーは出来ない 』と言われていました。
この度、幸いにも系統が異なるマック号とモモ号が居ましたので、先人達の言い伝えが本当か否かを確かめられる絶好の機会でしたが、言伝えは正しかったことが実証できたことは、とても良かったと思います。
下の写真は、我家で生まれたトライカラーのサツマビーグル「ドン号」です。
ドンは、1才の時に滋賀県のK氏に飼育を託しましたが、イノシシと対峙した際の負傷で亡くなりました!
トライカラーは、現在まで3頭しか生まれていない希少カラーです。
ドン号は、我家ではシカ猟犬とて活躍し、とても美しいサツマビーグルでした。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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