小型サツマビーグル作出の想い!
本日は、70年前に居た小型サツマビーグルのお話しです。
昔、我々は小型(40cm未満)、中型(40vm以上~55cm未満)、大型(55cm以上)の3タイプが存在し、品評会も盛んにおこなわれていました。その多くは中型犬だった様です。
下の写真は、体高39cmの小型サツマビーグル『チコ』です。
ご主人様が見たのはこのチコのみで、約12年間の保存活動でも一頭も出来ませんでした。
チコは、鹿児島の老ハンターの持ち犬でノウサギ猟に使用していましたが「身体が思う様に動かなくなり猟には連れていけなくなった」とサツマ師匠に相談され、我家に来ました。
そして、チコをブログに投稿しましたところ、故ハナとマレのオーナー様で高知のF氏より譲渡の申し入れがあり、氏ならと言うことから高知に行きましたが、残念ながら病死しました。
我々サツマビーグルは、ご主人様達の長年の調査(研究)等により、誕生秘話、由来、系統、猟芸、性格、体躯、特性、毛色・・等々の他、猟芸が優れていると伝承されて来た「ゴマ」「ミミジロ」「ハナジロ」等の猟芸も猟場で全て立証でき多くの事が分かって来ました。
昔(60年前)盛んに開催されていた品評会は、体高によって小型、中型、大型の3部門に分かれ実施されていました。
現在は98%が中型となっておりますが、大型についてはアサとその直仔の京都:ダイ(牡)、長野:モネ(牝)、我家のワカ(牝)が居ますが、小型については未だ生まれたことはありません。
我家のフクは、成長過程で大きくならず小さかったことから小型が期待されましたが、我々と比べると可成り小さいですが体高43cm、体重14kgあり、アメビーのルイちゃんの体高35cm、体重9kgと比べますと、随分大きく見えます。
ルイちゃんの様に小さいサツマビーグルが、仮に作出(固定)出来れば、犬の世界に大きなインパクトを持って歓迎されると思います。
生後4ヵ月頃の仔犬を想像して見て下さい・・その体躯が小型なのです・・( 超可愛い! )
ご主人様は、もう高齢で小型サツマの作出には出会えないと思いますが、今後は若いサツマ保存会員により是非作出に挑戦して欲しいと思います。
幸い我家のフクは、小型の遺伝子を保有しているとご主人様は考えておられ、本年度に繁殖を計画されています・・。
老ハンターの夢は、小型サツマビーグルでノウサギ猟をすることなんですよ!・・( 後20年は長生きしないと/笑 )
では、本日この辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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