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2023年10月

2023年10月30日 (月)

エビネ蘭の群生発見!

今朝、ご主人様はジャッキー君を連れ山入訓練に行っておりました。


7時に我家を出発、猟場には7時30分に到着。

ジャッキー君の首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

ジャッキー君は、我々に同行していましたが、今日からは単犬の訓練となりました。

何故か???・・それは、我々成犬に頼り過ぎ、独立性が無くなるからです・・。

現在は、起こし(獲物の発見)を習得するために、シカやイノシシの獣道をご主人様と一緒に歩いています。

もう、猟場の狩り込みは可成りの積極性が見られますので、後は出会い(起こし=発見)だけになっています。

我々の時は、訓練を開始しますと、みんな10回ぐらいの山入訓練で「初鳴き」をしていました。

しかし、ジャッキー・マイは、未だに初鳴きが無いようです・・(-_-)

何故か???・・・獲物が少ないせいです。

・・ですので、ご主人様は出来る限り林道から離れ、獣道を辿りながら猟場を歩いています。

で、今日は何と!、最近では殆ど見掛けなくなっていましたエビネ(蘭)の群生を発見した様です。

下の写真は、その時エビネです。

写真は一部で、可成りの群生だった様です。

Dsc_00504_20231030202501

一昔前までは沢山ありましたが、約20年前のエビネブームにより、悪徳業者により野生のエビネ蘭(ジエビネ)は殆ど採りつくされました!。

ネットで検索しますと、今でも一株当たり1500円余りで販売されていますが、高い物は20000円余りで販売されています。

野性のエビネ蘭は、現在殆ど見かけません・・。

が、本日はジャッキー君のお陰で、エビネ蘭の群生を見つけることができました。

エビネ蘭は、4月~5月に掛けて花が咲きます。

一般的なジエヒネは、下の様な花を咲かせますが・・

A0031821_14563558

果たして、どの様な花か咲くか・・とても楽しみです。

花の形が素晴らしい或いは変わったものは、愛好家達の中では何十万円と言う高値で取引されることもあるよです。

しかし、ご主人様はお金への執着はなく、どの様な花であろうと猟場で会える可愛いエビネ蘭には愛着がある様です。

ても?、何故かエビネ蘭は冬でも葉は青々しているのにシカが食べないのか?、とても不思議です。

エビネ蘭の敵は、シカ等の野生動物ではなく、お金に執着がある人間の様です。

ご主人様は、一年中訓練犬を連れ猟場歩きをしていますが、エビネ蘭の群生を見たのは何十年振りの発見の様です。

来年の春に咲くエビネ蘭がとても楽しみです・・。


では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月28日 (土)

2023猟期前射撃講習会!

本日、ご主人様は2023年度猟期前射撃講習会に参加されておりました。

実は、昨日のブログをご覧の方はご存知と思いますが、何と!痛恨の「ギックリ腰」を発症。

そこで、予定していたジャッキー・マイの山入訓練もお休みし、消炎鎮痛剤を飲み、一日中大人しくし、夜は7時に休みました。

そのお陰か、今朝は何とか普通に歩け、痛みも少しは楽に成っていた様です。

奥様から、朝の飼育管理の手伝いを申し出てくれましたが、それも断り、何とか我々の世話を終えました。


さて、本日の射撃場は、我家から約15分の近場にあります徳島市内の『 一ノ宮射撃場 』です。

同射撃場は、スキート1面、トラップ1面、ライフル・スラッグ・移動標的の射撃場の他、珍しい空気銃(覆道式)専用射撃場も設備されております。 

本日は、午前9時に現地集合でした。

15分前に射撃場に着きますと、石井地区猟友会の会長さん始め半分以上の会員が来ておられました。

早速、射撃場の事務所で本日の手続き並びに弾(25発)を購入します。

本日は、スキート射撃、トラップ射撃、スラッグ弾・ライフルの3つから選びます。

ご主人様は、何時もトラップ射撃を選んでいます。


9時30分過ぎ・・いよいよ射撃開始です。

射撃は、一度に5人が個々の射台に立ち、5発づつ撃って次の射台に移動・・そして5つの射台を全て撃ち終えますと終了となります。

ご主人様は、何と・・一番でした(汗)

腰の状態を確かめながらの射撃でしたが、25発撃って18個のクレーを割る(当てる)ことが出来ました。

何と!、何時もの成績よりも少し良かった様です・・( ケガの功名か?/笑 )

トラップ射撃には、8名がトライし、何と今年も成績は一番だった様です。

因みに、一番下手くそはクレー3個しか当たらなかった様です・・。

皆さんも、誰が一番下手くそか?・・は、良く知っておりホローの仕方も万全!!!

誰かが『 実猟と射撃は違う!!! 』・・と言うと、みんな『 そうそう 』と相打ちを撃ちます。

これが、鉄砲射ちのコミュニケーションで、和気あいあいの内に本年度の猟期前射撃講習会を終えました。

最後に、みんなが集まり、安全狩猟の確認をし、解散となりました。

ご主人様も、昨日ギックリ腰を発症し、どうなるかと思いましたが、何とか無事終えることができ、我々みんなも安堵しております。

下の写真は、ご主人様達の後の方(3名)の射撃の様子です。

右端は会長で、御年84才ですが、とてもお元気です!・・(^.^)

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年10月27日 (金)

ギックリ腰で山入断念!

今朝、ご主人様はトイレでギックリ腰になった様です。

どうして・・て。

便座に腰かけようとした時に、ギク!!!!!となった様です・・(≧◇≦)

ギックリ腰は、ご主人様の持病でもあります。

最近は、上手く付き合い、本格的なギックリ腰になる前兆が分かるようになり、その日は無理をせずに消炎鎮痛剤を飲んで大人しくしていると、ほぼ治る様です。

ご主人様は、ギックリ腰になる前の状態を「半ギックリ」と呼び、上記の様に腰がギク!となった後は直ぐに消炎鎮痛剤を飲んで安静にしていますと治ることを会得しており、若い時の様に入院したり治るのに1ヵ月も掛かると言う様な重症には至っておりません。

尚、ご主人様は経験上から、ギックリ腰になった時は直ぐに整骨院に行かない方が良いと言っておられます。

凄く痛い時に、痛い所をいじくり回されますと、更に痛みが酷くなり、翌日は歩くことも出来ないことが多く、ある程度消炎鎮痛剤で炎症を抑えてから整骨院に行き、骨の歪み等を治すことで再発を防止するのが一番良いと言っておられます。

これらの経験から得た素人知識もギックリ腰と50年余りお付き合いしているからこその治療法と思います。

これは、あくまでご主人様本人の治し方であって、決して真似をしない様にお願いします(笑)


さて、明日は地区猟友会の「猟期前の射撃講習会」が徳島市内の一ノ宮射撃場で、午前9時から行われます。

何と!、、、このためにも、本日は無理はせず、マイちゃんの山入訓練は中止した様です。

懸命な判断と思います・・。

明日までに、何とか射撃が出来る状態まで治れば良いのですが?・・

まぁ、、、体調が良くても25発撃って15発前後当たるかどうかと言う実力らしいので、また大会でもありませんので無理をせずに楽しんで来てほしいと思います。

また、射撃講習会の様子は後日報告させて頂きます。

・・・ということで、今日と明日はジャッキー・マイの山入訓練はお休みとなります。


話は変わりますが、我家には7頭のサツマビーグルと1頭のアメビー「プーギー系15代目=ルイ」がいますので、ご主人様には気の毒ですが例えギックリ腰になっても我々の飼育管理はしてもらわなくてはなりません。

今朝は、腰を曲げての作業でとても気の毒でした。早く、治って欲しいと我々みんな願っております・・

尚、今朝はジャッキー君に新ら成長が見られました!!!

それは、成犬牡のオシッコ「足上げ」を始めてやりました。

ご主人様は、腰の痛いのも忘れ、ジャッキー君が足を上げてオシッコしているのを笑顔で見守っていました。

その時の写真は、見とれてしまい撮るのを忘れた様です(笑)。


下の写真は、トイレ後のジャッキー君です。


表情にも何か落ち着きがあり、大人になった感が無きにしも非ず(笑)

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連日の山入訓練で、身体も見違えるほど大きく逞しくなっています。

猟場でも、臭いがあれば捜索を行いますが、未だご主人様が恋しいのか50m余りで引っ返しています(笑)。

何時もはハチに同行していますが、ハチが捜索を開始しシカを起こして大声で追跡を始めますと、暫くは付いて行きますが未だ猟欲がイマイチで鳴き声も出ず、ご主人様の下に猛スピードで戻って来る様です(笑)。

現在は、どれだけ遠くで逸れても自分の軌道を辿って行けばご主人様の下に戻れることもマスターしており、山慣れは十分と言えます。

もう、こうなりますと単犬で訓練する方が、落ち着いて臭腺を辿れるので起こしに繋がるケースも増え、初鳴きも期待できます・・。

我々は、みんな先導犬なしの単犬で訓練され、一人前の狩猟犬になりましたが、今は獲物も少なくなっている様ですので、我々の時の様に簡単には行かないと思います。

我家の山入訓練3則『 焦らず 急がず 騒がず 』に準じて、ジックリと山入を楽しみながら訓練に励んで欲しいと願っています。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月26日 (木)

ワカ 親子猪と対峙も?!

今朝、ご主人様はワカを連れ山入していました。

ワカはノウサギ猟犬として、今猟期は期待されています・・。

ご主人様が最後にノウサぎを獲ったのは14年前で、お供は我家で系統保存しておりましたブーギー系アメリカンビーグルでした。

その後は、シカとイノシシが凄い勢いで猟場を埋め尽くし、仕方なく我々も大物猟犬となりました。

本来は、我々の発祥地「鹿児島」では、殆どが優れたノウサギ猟犬として使用されていました。


ワカは昨猟期に、何とかノウサギ猟犬としてほぼ完成しましたが、絶対数が少ないので捕獲はしませんでしたが、今猟期は是非ともノウサギを捕獲し思い切り噛ましてやりたいと、ご主人様は思っておられます。

何時もなら、マイちゃんが山入の順番でしたが、ノウサギ臭は本当に微臭なため、マイちゃんが周辺でバタバタしますとワカは落ち着いて捜索に集中できないので、本日はワカ単犬で山入しました。

猟場は、けもの道の取材を行った場所で、ノウサギが生息しており、昨猟期はワカが起こして追い鳴きし何度もノウサギを確認しています。

猟場は、我家から20分程の近場で、7時30分に到着。

何時もの場所に駐車しようとしますと、イノシシの仕事(土の掘り起こし)が凄い・・

猟場を変えるか否か思案しましたが、取敢えずワカの首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

ワカは、直ぐにイノシシ臭に警戒するも、相手にする様子もなく林道を進んで行きます。

ワカは変わった犬で、ノウサギは大きく美しい声で追い鳴きしますが、シカ等は無声で追跡しますので、ノウサギか否かの判断は容易です。

我家ではもう1頭これに近い犬がいます。それはフクで、イノシシには大声で鳴きますが、シカは黙って追跡します(笑)。

我家で、これだけターゲットの獲物を決め込んでいる犬は誰も居ません!。我々は、逃げる獲物は大声で追跡します。

本当に、この2頭は変わっていますよね!(笑)


さて、ワカの話しに戻します。

ご主人様は、1年振りにワカのノウサギの追い鳴きを聞きたかったのですが、やはり猟場にはイノシシ臭が充満している様で、ノウサギの捜索に使う地鼻ではなく、盛んに高鼻を多用します・・。

下は、その様子です・・。
Dsc_0052_20231018134501

この場所は、可成り臭いが濃いのか、動こうとしません・・

すると、ワカが一気に雑木林に入って行きます。

GPS受信機で確認しますと、凄いスピードで追跡しています・・が、追い鳴きはありません!

シカだな!・・・何て思っていますと、直ぐにご主人様の方に回して来ました・・

10kgほどのイノシシの子供が2頭、グーグー鳴きながらご主人様の前を逃げて行きますが、ワカは今にも咥えそうな勢いで追って行きます。

暫くすると、追跡がピタッと止み、子イノシシを追い詰めた様です。

2頭でなければ、恐らく咥えたと思います。

子イノシシは、母親を呼ぶように、時たま大きな声で鳴いています・・。

すると、バリバリと大きな音を出しながら、猛スピードで母親がやって来て、ワカに突進・・

ワカは堪らず、『 ギャン 』と一声鳴き、猛スピードで逃げて行きます。

それを母イノシシがグガー・グガーと何とも言えない怒り声でワカを追っています。

暫くして、ワカが母イノシシを振り切り、ご主人様の下に帰って来ましたので、急ぎワカの身体の傷を確認しますが特に無いようです。

良かった! 良かった!・・と、ご主人様はワカの頭を撫でていると・・

なんと、又もやバリバリと大きな音を出しながら、時々グガー・グガーと怒り声で鳴きながらワカを追って来ました。

ご主人様は、とっさに大きな杉の木を盾に、怒り狂った母イノシシに『 コラ! コラ! 』と大声を出し、取敢えず追跡を止めさせました。

大きさは60kg余りですが、怒っていますので体毛を逆立てており、凄く大きく見えます。

母イノシシは、ご主人様とワカの周辺を怒り声で威嚇しながら、突進する機会を伺っています。

子イノシシを守る母イノシシの母性本能には、本当に驚かされます。

ご主人様は、やられない様に注意しながら、大声を出しながらワカを連れ、やっと林道まで辿り着いた様です(冷汗)。

ご主人様はベテラン猟師ですので、冷静に興奮し怒り狂っている母イノシシから避けられましたが、初心者であれば母イノシシにやられていたかも知れません!

そのくらい・・凄い剣幕で怒っていた様です。

母イノシシは、ご主人様が林道に出ても暫く付いて来てご主人様を睨め付け威嚇していた様です。

猟期中であれば、良く肥えた雌イノシシをゲット出来たのですが・・。

まぁ、、、猟期中にはこの様なことは先ずありません!・・

( 写真はイメージです )
202110061111


ところで、これだけ怖い思いをしながら、ワカはと言うと???

何と、尻尾をピンと上げて、車に向ってスタスタと帰って行きます(笑)。

何と言う度胸なんだ!!!と、ご主人様もさぞかし驚かれたと思います。

これを機会に、ノウサギからイノシシに転換しないか?・・ご主人様はとても心配されています(汗)。

我家で、イノシシ猟犬はフクだけで十分・・( フクは動きが敏捷で切られても軽症で済んでいます )

何は兎も角、ノウサギの追い鳴きは聞けませんでしたが、ワカはケガも無く良かった!!!

それにしても、本日の猟場は豚熱でイノシシの生息気配は全く無かったのですが、親子イノシシは何処からやって来たのか???

この猟場は、暫くは行けそうもありません!・・(-_-)

本日の出来事は、地元の猟友に情報提供しましたので、早く獲って欲しいです。

【 後記 】
本日は、たまたまワカ単犬で山入していましたが、何時もだったら今日はマイちゃんが同行する予定でした。
もしマイちゃんが一緒に行っておれば?・・と思うと、ドキッとします。
恐らく、今頃は動物病院のお世話になっていたと思います・・(>_<)
本日の反省として、放犬してイノシシの仕事(土の掘り起こし等)が生々しい場合は、猟場を変え訓練する・・。
訓練犬は、大きな雌イノシシに抱きかかえられ激しく噛まれますと、利口で賢い犬はその恐怖心から山入をしなくなることも少なくありません。
また、その恐怖心を払しょくするには並々ならぬ長い時間と努力が必要となります。
我家でも、ソラとナツがやられており、山入してもイノシシ臭があると、尻尾を垂らして前に行こうとしないことがありました。
現在は、イノシシを相手にしなくなりシカ猟犬として活躍していますが、ご主人様の努力の賜と言えます。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年10月24日 (火)

犬舎周辺の柿は全て食い尽くされる!

先週からカラスの大襲来で、犬舎周辺に10軒ほどの民家が植えてある柿の実は全て食い尽くし、残るはお隣のお婆ちゃん宅のみ。

お隣のお婆ちゃんは、家前の畑で家庭菜園をしていますので、柿木が3本ありますが警戒してか未だ少し柿の実は残っています。

他のお宅は屋敷に植えてあり、仕事に出掛けると、これ幸い誰も居ない安全な果樹園となります。

毎日100羽余りのカラスが襲来しガーガーと騒がしく鳴きながら、次々と柿の実が無くなって行きます。

よくよく見ますと、10軒の柿木は、ちゃんとグループに分かれている様に見えます!

その証拠に、別のグループが自分の縄張りの柿の実を食べつくし、別グループの柿木に近付くと、すぐさま見張り役が追い払いに来てガーガーとバトルが始まります。

最近は、あれだけ沢山なっていた柿の実が殆ど食い尽くされ、お隣りのお婆ちゃんとこの柿木にほんの少し残っているだけ。


下の写真は、早朝、お婆ちゃんが選択物を干している間、近くの電線に止まって待つカラスです。

Dsc_0048

家庭菜園の岸に植えてある3本の柿木の沢山の実も全て食い尽くされています。

今残っているのは、屋敷に植えてある柿木だけです。

上の写真の電線の斜め後ろに柿木はあります。


話は変わりますが、昨日、お孫さんが柿の実を取りに来る予定だったそうです。

前日、来ても柿はカラスに食われてないことを連絡した様です。

お孫さんのガッカリする顔が浮かんできます。

お孫さんは二人共男の子で、上の兄ちゃんは我々ワンコが大好き、下の弟はバイク「ハーレー」が大好きな、可愛い兄弟です。


・・・・・・・・・・・・

本日、ワカとマイちゃんの山入訓練を終え帰宅し、柿木を見ますと何と全て食い尽くされ、数羽のカラスが畑に下りている程で、100羽余りも居たカラスの姿は何処に行ったのか見当たりません!

今、数羽いるカラスは犬舎周辺を以前から縄張りにしているカラスと思います。

もう、これからは以前の静かな里に戻れると思います。

喧しいのは、やはり我々だけになり、少し寂しい気もします。

犬舎前山の雄ジカはどうなりましたか?というお便りも頂いておりました・・。

雄ジカは、しっかりと朝夕「ピィーユ・ピィーユ」と大きな声で鳴いています。

まだ、括りワナには掛かってない証拠・・元気で大声をあげ雌ジカに求愛しています・・。

有害駆除班でありながら、雄ジカの心配をしている様では猟友から叱られそう!・・(~_~;)


下の写真は、大河「吉野川」での鳥類の有害駆除の一コマです。

良く晴れ、とても美しい景色・・ですが、カラス、カワウ、カモの姿もありませんでした。

土手の大きく伸びた草も綺麗に刈り取られ、カラスの居場所も良く分かりますのでチャンスは増えて来ると思います。

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2023年10月23日 (月)

毎朝のバトルは凄い!

我家は、夜は犬舎の寝箱に戻され、朝が来ると運動場に出してもらっています。

本日は、朝のジャッキー・マイのお話しです。


先ずは、その写真をご覧ください!

犬舎の寝箱の扉を開けると、直ぐに運動場にすっ飛んで行きます(笑)

Dsc_00554

もう9ヶ月になる若犬ですが、何とも兄妹の様に仲が良いのです。

我々成犬達も、早く運動場に出してもらいトイレをしたいのですが、このバトルに巻き込まれば大変です。

ジャッキー・マイの体は、我々成犬よりも大きいかも???

因みに、現在、ジャッキー君は体高51cm・体重21kg、マイちゃんは体高51cm・体重19kgもあります。

山入訓練で鍛えられ、肩、腰、太腿の筋肉は凄く盛り上がり、元気で力も強いです。

こんな、ラグビー選手の様な凄い体で体当たりされ、じゃれつかれるともうトイレどころではない!・・(~_~;)


ご主人様は、マイちゃんが大人しくなり抵抗しないのを見守ります。

やはり、ジャッキー君は男の子ですので、マイちゃんも最後は体力負けしています(笑)


頃合いを見計らって、ご主人様はジャッキー・マイを何時もの場所に繋ぎます。

そして、我々成犬達を次々と運動場に出し、所定の場所に繋ぎます。

我々は、急ぎトイレを済ませ、朝食を待ちます・・。

ご主人様は、朝食の前にトイレの後始末と汚れたコンクリート床を水洗し、水切りで水を綺麗に掻き取ります・・

この行為を見届けますと、我々は一斉に大声で鳴きます・・(≧◇≦)

鳴かなくても、貰えるのですが・・

そして、ドックフードが入っている各自の給餌器を配ってくれます。

・・・・・パクパクと数十秒で完食です(笑)。

後は、長く大きく垂れた耳に付いたドックフード味を口にふくんでムシャムシャと舐めながら、食事の余韻を楽しみます。


以上が我家の毎朝の様子ですが、毎日毎日、ご主人様に大事にしてもらい、我々はとても感謝をしております。

このお礼は、山入での仕事でお返したいと思っています・・( 頑張ります! )



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2023年10月21日 (土)

マイの高鼻!

我家のマイちゃんは、最近、山入訓練で「高鼻」を良くするようになっています。

下はその高鼻をしている時の写真です。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
Dsc_00604

何か、写真だけを見ていますと、8ヵ月の牝犬とは思えないくらい、良い体型をしています。

我々は、運動場のマイちゃんしか知りませんので、猟場に出て写真の様な高鼻を使うまでになっているとは驚きです。

「高鼻」とは、我々サツマビーグル特有の猟芸の一つです。

一般的に、ハウンドは地鼻で獣臭を辿って行き、獲物を起こし(獲物の発見)追跡を始めます。

しかし、地鼻でクンクンやると起こしが遅くなり、時間が経つにつれて臭いが薄れ起こせなくなります。


その点、高鼻は林道に吹き下ろしてくる風と一緒に獣臭も流れて来ますので、獲物が居る方向をキャッチするには持って来いの猟芸です。また、林道に吹き上げて来る場合も同様です。

獣臭が流れて来る方向を確かめると、我々は流れて来る獣臭に向って走って行きます。

すると、獲物が寝ている場所「寝屋」に行きつき、起こしとなり、追跡を始めます。

・・ので、我家では猟場に到着しますと、必ず林道で放犬し、高鼻で獣臭を探りながら前進して行きます。

但し、高鼻の欠点もあり、風が強く吹く猟場では獣臭が拡散し、流れて来る獣臭の方向性が定まりません!

その際は、ハウンドの様に「地鼻」を使って獣臭を辿り、獲物の発見に繋げます。

即ち、我々サツマビーグルは「高鼻」と「地鼻」を上手く使い分け、素早く獲物の発見「起こし」をすると言う猟芸が特色であります。


ワカの様にノウサギ猟を行うには、地鼻を多用するために起こしに時間が掛かります。ノウサギは寝屋に入る前にはトリックと言って天敵が臭いを辿って来るのを阻止するために、前進して同じ道を逆戻りしたり、途中から直角に曲がったりして臭いを辿れない様なトリックと言う歩き方をします。そして、寝屋に入る時は5m~10mも飛び跳ね臭いを消します。

この様にノウサギは巧みなトリックをしますので、中々起こしに繋がらない場合も少なくありません。

多くは、寝屋の10m付近まで行って、マイマイして迷っている場合が多く、我々サツマビーグルはその際には地鼻を一旦止め、高鼻で臭いの下を突き止めますので、とても早く起こしが出来るのです。

『 サツマは起こしは早い 』と良く聞きますが、これは高鼻を使っているからです。


訓練犬が、高鼻をする様になりますと、やがて起こしとなり追跡が始まります。

この初鳴きの事を昔から『 一声千両 』と表現したりしますが、訓練者にとって訓練犬が初めて追い鳴きすると言うことは、お金では買えない大きな喜びとなります。このことをお金で言うなれば千両にも匹敵すると言うオーバーな表現ですが、汗をかきかき訓練に励んだ者だけが理解できる格言です。

さてさて、マイちゃんも山入して逸れても落ち着いてご主人様の下に戻るなど、猟場では全く迷うこともなくなっています。

後は、先にも申し上げましたが、獲物を発見「起こし」し初鳴きを待つのみとなっています。

これからは、落ち着いて捜索させる為に、単独で山入しさせたり我々成犬に同行し先輩のお越しを学習したり、交互に行う様です。

我々成犬にべったりでは、マイちゃんが頼ってしまい独立心の無い猟犬になり兼ねません・・。

今猟期までには、何とか初鳴きまで猟芸が延びて欲しいと願っていますが、猟場では今までの様にシカ等の獲物も少ないので、焦らずに頑張って欲しいと願っております。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月19日 (木)

柿泥棒が集結!

我家の犬舎・運動場周辺は、約1週間前から柿を狙って、凄い数のカラスが集まり、ガーガーと騒がしい。

今朝も、下の写真の様に犬舎・運動場前の電線にカラスが集結しています。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
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ご近所は、どのお宅も庭や田畑の岸に2~3本の柿の木を植えています。

今は正に、収穫時期。。。

それを狙って、カラスが大勢でやって来ては、柿を食い尽くして行きます。

お隣も、約3日で、殆ど無くなりました。

何時もは、お孫さん達が柿を取りに来ていますが、土曜日までには無くなっていると思います。

皆さん、町役場に何とかして欲しい・・と連絡するも、イノシシやシカと違って銃器での捕獲となり、同地区での捕獲は出来ません・・と、やんわり断られています。

銃器での捕獲は、発砲する地点を中心として半径200m以内に民家が10軒あれば発砲が禁止されています。

犬舎・運動場前は前山麓までは1軒で、殆ど民家はない様に見えますが、木に隠れている民家もあり、よくよく数えますと童学寺溜池土手迄には約13件あり、発砲は出来ません!

但し、童学寺溜池から前山に向っては発砲する際は、民家が7軒と発砲は可能です。

しかし、童学寺溜池のカラス、カモ、カワウは撃っても法的には問題ないですが、お遍路さんが童学寺にお参りに来ますので発砲は控えなければなりません。

但し、童学寺溜池の上にも溜池があり、そこは撃っても影響はありません。

・・が、散弾銃で撃つと大きな音がしますので、お参りのお遍路さんが驚かれますので、ご主人様はエアライフルで駆除しています。

しかし、幾らエアライフルと言っても「パシュ」と言う小さい音はしますので、朝夕のお遍路さんが居ない頃に打つ必要があります。

また、一度捕獲しますと、1週間くらいはカモやカワウも警戒し、やって来ません!!

何処に行ったか?・・それは下の童学寺溜池に集結しています。

溜池の土手は、童学寺までの参道に使われており、お遍路さんが良く通る安住の地と言うことを知っているかの様にのんびりと水面に浮かんでいます。

野性動物の学習能力の高さには、何時も驚かされますよね!・・(~_~;)


学習能力と言えば、ご主人様は大河「吉野川」の河川敷にカラスを駆除しに行かれていますが、ご主人様の猟車「デッキバン」を見張り役のカラスが見つけますと、大きな警戒鳴きを始めます。

そうしますと、みんなが警戒鳴きをしながら、サッサと逃げて行く様です。

時々捕獲して来ますが、大勢いる中には新入りや警戒心が鈍いカラスが居るらしく、そんな時には捕獲しています。

しかし、大河「吉野川」と言えど、土手には朝夕沢山のお年寄り達が散歩をしていますので、少人数で駆除する場合は散弾銃の使用は避けなければ、時に110番通報される場合もありますので要注意です。

ですので、ここでもエアライフルでの捕獲が中心となっています。

お百姓さんは、農作物の被害が出ますと町役場に何とかて欲しいと頼み込みますが、すると町役場は猟友会(駆除班)に依頼するだけです。

自らは何もしないのがお役仕事らしいので、農作物の被害が出ますと猟友会(駆除班)がさぼっている様に思われたりします。

駆除班のハンターは、動物愛護者には目の敵にされているのは分かりますが、農家の方達の中にも良い思いを持たない方も少なくないと思います。

中々獲れないカラスを万一捕獲しても1羽500円、日当、ガソリン代、弾代等を考えますと、駆除活動をするハンター何て居ないのが実情と思います。

町役場も、一方的に猟友会に依頼するだけでなく、他の地域が実施しています移動式の大型捕獲機を購入し、捕獲することを考えて欲しいと思います。

鉄砲を撃つと警察官がやって来る・・では、本来の駆除活動はできません。

せめて、警察との連携はしっかりとして欲しいと願って止みません!


尚、町役場への駆除依頼は、原則専業農家でないと家庭菜園や庭の柿を幾ら捕食されても受け付けてもらえない様です。

確かに、農業を生業とする方からの捕獲依頼を優先するのは理解できます・・。

駆除班員も、捕獲報償金が17000円と高いイノシシやシカには一生懸命ですが、鳥類は1羽500円と少なく、ガソリン代は兎も角として弾代にもならないのでカラス等の鳥類駆除をやっているハンターはご主人様の他数名に過ぎません。


【 後記 】
何時も駆除活動をしていて思うのですが、今正に食害され困っている地域から捕獲依頼があっても、現地を訪問しここは銃器での捕獲はできません・・とお断りし、全く関係ない大河「吉野川」の河川敷のカラスを捕獲しているのには、とても矛盾を感じています。
町役場が、公安委員会の許可を取れば銃器使用禁止地区でも捕獲が出来ます・・。しかし、家庭の柿が食害を受けているので許可して欲しいと言っても先ず無理。
クマの出没でも人的被害が発生しないと許可は出してもらえないと聞きます。人的被害が出ない為の駆除活動であるはずですが、どこかの動物愛護活動を行っている方からの執拗なクレームに対応するのが億劫なのか、本年も東北・北陸地方ではクマによるケガ人が毎日の様にTV等で報道されています。
その際、オレンジベストを着たハンターが銃を担いでいるのが映っていますが、捕獲しますとハンターが悪者みたいに言われるのが何ともおかしい。人命よりクマが大事というなら銃器なしで是非捕獲してほしい・・、具体的な提案も無しに「クマが可哀そう」では無責任と言わざるを得ません!・・。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月17日 (火)

我家の御大将 流石は追跡名手!

今年は、イノシシは豚熱で少ないようですが、あれだけ居たシカも可成り少なくなっています。


そこで、本当に居ないのか???と言うことから・・

本日は、我家の御大将であるハチの山入となりました。

ご主人様は、もしハチでダメなら、本当に今年の大物は不猟になる・・と、神妙な面持ちで猟場に向かいます。

本日、ハチの同行者はジャッキー君です。

多分、ハチがシカ臭に乗って狩り込んで行きますと、恐らくそのスピードには付いていけないと思います・・。

本日は、シカの生息確認とジャッキー君の今までの山入訓練の成果を試すには絶好の機会。


我家を7時に出発し、猟場には7時30分に到着。

本日の猟場は、先日ナツが広範囲に狩り込んでもシカが居なかった場所です。

早速、ジャッキー君、ハチの順にGPSマーカーを首に装着し、林道に放犬。

ハチは何時もの様に、トイレを済ますと、後ろ足で地面を蹴り気合を入れます。

やはり、ジャッキー君がハチの顔にチョッカイを出し、ハチはイヤな顔をしています。

そこで、すぐさま林道を下り、ジャッキーをまこうとしますが、この程度ならジャッキー君も付いて行きます(笑)。

谷筋に差し掛かったところで、ハチが前鳴きしながらギャを上げシカ臭に向って行きます。

どうやら、シカは谷を渡り反対側の山に向かっている様です。

ジャッキー君はと言うと、水が多い谷川を渡り切れず、右往左往しています(笑)

・・・・・・・・・・・

暫くして、ハチが尾根筋で起こし鳴きが始まり、独特の連続鳴きの追跡が始まりました。

GPS受信機で、逃走経路を見て、マチを推測します。

案の定、30分足らずでご主人様が想定したマチを通過し、ジャッキー君が居る谷筋に向って追跡して来ます。

さてさて、ジャッキー君は???

シカは、ジャッキー君に気付き、谷川を渡らず谷筋を上って行き、途中から谷川を渡りご主人様が居る林道に向って来るようです。

ハチとシカの距離は100m余り・・

ご主人様も以前獲ったマチに向かいます。

すると、先ず雌ジカ2が通り過ぎ、続いて若い雄ジカ(2段角)が後を追って逃げて行きます。

ハチは、6ヵ月余りの山入ブランクにも拘わらず、元気に追跡しています・・( 流石! )

暫くは、お手並み拝見と追い鳴きが良く聞こえる場所に移動します。

・・・・・・・・・・・・・・・

ジャッキー君はと言うと、ハチが追っていた軌道に付いています。

そして、先程シカが逃げて来た場所まで到着し、林道に出て来たところでご主人様と合流。。。

前回、ナツとの山入ですっかり山慣れし、逸れても先導犬の跡か自分の跡臭を辿って行けばご主人様に合流できることをマスターしていました。

もう、猟場て迷うことも無くなりました・・( 偉いぞ ジャッキー君! )

ジャッキー君は、もうクタクタで、ご主人様の下で座り込んでしまいました(笑)

残念ながら写真を撮るのを忘れました・・( ごめんなさい! )

ジャッキー君は、学習能力がとても優れており、ご主人様も感心されています。

訓練犬は、山入りすれば何らかの学習を会得するものです・・

我家の訓練三則『 焦らず 急がず 騒がず 』を順守し、訓練犬の自主性に任せた訓練に徹します。

ジャッキー君も、山慣れをしていますので、何れ獲物に執着し狩り込んで行く内に起こしに繋がり猟欲発現になると思います。

・・・・・・・・・・・・

ハチの軌道をGPSで確認しますと・・

何と!・・追跡を止め、一休み。これは、ハチ特有の追跡スタイルです(笑)。

約30分ほど水溜まりや土の上で腹ばいになり、ほてった身体を冷やします・・

暫くして鳴き始めましたが、スピードが遅く、恐らく歩きながら追い鳴きしていると思います(笑)。

我々ならご主人様の下に帰るのですが、そこは追跡の名手・・ガス欠までは追跡は諦めません!

物凄い猟欲と言うか、執念の持主ですよね!・・( 恐れ入ります/汗 )

・・・・・・・・・・・・・・

そうこうしている内に、車を止めている林道入り口の町道に向って追って来ます。

ジャッキー君を連れ、ハチが追って来る道路に向かいます。

すると、先程の若い雄ジカが道路を横切りました・・ので、ここで待つことにします。

5分ほどして、ハチがやって来ましたが、もう声は出ていません!

ガス欠寸前の様です!・・(◎_◎;)

ハチが道路に上がって来ました!、、、もうフラフラです(笑)。

下がその時の写真です。

Dsc_004942


【 後記 】

やはり、猟場は以前の様にシカは居ない様です。

これでは、捜索範囲の狭いシカ猟犬では太刀打ちできません!

今日も大きな谷川を渡れなければ、シカは起こせていなかったと思います。

流石に、ハチは高鼻と地鼻を上手く使い分け起こしに繋げ、2時間半ばかり追跡したのは流石です!

我々では、到底真似ができない猟能(経験)と執拗にシカを求めて行く執念に何時もながら頭が下がります。

一方、ジャッキー君も流石にハチのスピードには付いていけませんでしたが、後から付いて行く執念は素晴らしかったと思います。

もう少し、体力が付けば、ハチに付いて行けると思います・・。

今日は、我家の御大将「ハチ」の真打登場となりましたが、やはり獲物は少ない様です。

我々ですと、今猟期の成果は期待薄とご主人様は嘆いておられますが、今までか多すぎたのです!・・( 何という言い訳/汗 )

獲物が少ないと、名犬を作るチャンスでもあります・・( 獲物が多いと駄犬でも獲れます )

ご主人様の様な老ハンターは、体力も無く我々を引き連れ猟場を歩くことは出来ないことから、今猟期は捜索範囲が広く使いがっての良い犬(戻りが良い犬)でないと獲れないと思います。

ご主人様は、今日まで単犬単独猟でやって来ましたが、今年のシカは回りがなく一直線に尾根筋に逃げるねものが多く、獲る時は共猟を考える必要があると思います。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年10月16日 (月)

けもの道2023秋号が到着 内容満載(必見)!

暫くお休みしていました山入訓練も、今朝より再スタートしました。

お供は、ヒートが終わったワカにマイちゃんを同行させました。

マイちゃんも、ワカの広範囲な捜索にも終始ピッタリと付き、良い訓練が出来たようです。


本日は、訓練を終え、帰宅しますと出版社から「けもの道2023秋号」が届いていました。

・・で、訓練の様子は後日報告させて頂きますね!。

早速、けもの道をザっと見ましたところ、何と全120ページ、写真はオールカラーと言う豪華版で、価格は1980円です。

全猟も数ページはカラー写真もありますが、後は全て白黒で、雑誌の紙質も悪く、中身も無いので5分ほどで本棚行に・・(≧◇≦)
しかも、9・10月号は全41ページのペラペラ、価格は何と2500円もします・・(-_-)

2つの雑誌を並べ見比べる時、恐らく誰一人全猟誌を買うハンターは居ないと思います・・(~_~;)


けもの道をざっくり見ましたが、興味深い内容が満載!!!

全猟とは大違い・・・

一度に読むのがもったいないので、本日は我家の記事を拝見。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
Dsc_00664

猟場での取材は、7月の朝7時に行いましたが、既に30℃近くまで気温が上がり、お供のワカが動くか心配しつつ、GPSマーカーを装着し、何時もの様に林道に放犬。

ワカは最初、編集長の佐茂さんが見たこともないカメラ等の取材機材を持っていますので、暫くは尻尾を垂らし警戒していました。

・・が、佐茂さんに頭を撫でてもらいながら優しく声掛けしてもらうと、段々と警戒心も解け、何時もの様に林道を駆けて行きながら、臭いがあると狩りこみを行い、ご主人様も一安心。

この後の山入の模様は、けもの道に詳細に記載されていますので、雑誌を購入しご覧ください。

本来なら、全6ページを当ブログで紹介したいのですが、発売から未だ2日で本日より予約者に郵送されるますので割愛させて頂きました。

我家「四国プリンス犬舎」の取材は、約6時間ほどでしたが、とても良くまとめて頂き、大変恐縮致しております。

流石にけもの道編集長の佐茂さん・・ご主人様との会話を聞き逃すことなく、また我々を1頭1頭芝生の庭に出し、次々と忙しく撮影しましたので、本当に写っているのか心配していましたが、流石に撮影慣れされているせいか、みんな綺麗に撮れていました。

犬舎訪問としては、我家の他に、狩猟系甲斐犬の「高竜犬舎」と英セッターの「チェリーロック犬舎」が紹介されています。

何れも、姿芸両全の秀逸犬を作出されている犬舎で、取り組みはとても参考になります。


雑誌の内容は、ハンターならどれも興味を注がれる項目が盛りだくさんで、一度に読むのはもったいない位です(笑)

ご主人様が興味があった項目として・・

●猪犬訓練会レポート・・熊野猪犬訓練所主催で全国から猪犬がトライ・・(若・成犬共に素晴らしく猪との対峙写真が見もの)
●当世猪犬見聞録・・古血紀州系猪犬で猪を獲る・・(八木さんが取材した記事は何時も中身が濃く臨場感に溢れ感動ものです)
●ジビエ「アン」さんがゆく・・鹿の珍しい料理法を詳しく紹介・・(是非挑戦していたい!)
●エアライフル・マニアックス・・エアスラッグ弾の記事は見もの・・(エアライフルマンは必見!)
●ドリルウインチ・・初めて見るウインチを詳しく紹介・・(是非使ってみたい!)
●トランシーバー2023・・資格や免許を必要としない狩猟に使えるトランシーバー並びに最新のアマチュア無線を詳細に紹介・・(必見!)
●人畜共通感染症・・ハンター必見の参考書・・(怖い感染症から身を守る)

・・以上は、極く簡単にご主人様が興味がある項目を抜粋させて頂きましたが、その他にも参考になる項目が盛りだくさんです。


【 後記 】

月間狩猟雑誌は、現在は全猟がありますが、何時も中身は無く、買ってはガッカリさせられた方も少なくないと思われます。(現在は経費節減から2ヵ月に1回発刊)

前項でも記載しましたが、全猟誌は2500円もするのに9・10月号は全41ページとペラペラで中身も鳥猟犬と宣伝ばかり・・(≧◇≦)

その点、けもの道は何時もその道の専門家が取材をしっかり行い、写真もオールカラーで猟犬が猟野で生き生きと活動している様子を紹介しており、若いハンターには狩猟視野を広げるチャンスと言えます。

けもの道は、単なる狩猟雑誌ではなく、中身が専門的でご主人様の様なベテランハンターにも知識を会得する場として、また参考書として是非保管したいものです。

同誌は何と言っても、美しく素晴らしい猟犬の写真を見るだけでも楽しい!

また、全国でも屈指の猟犬専門犬舎の犬作りの紹介はとても参考になりますし、良い猟犬を入手できるチャンスにもなります。

申し上げておきますが、我家が紹介されていると言っても取材料等はゼロ、全てボランティアです・・。

取材に応じる皆さんは、ご主人様同様に狩猟界の発展・継続を心から望んでおられると思います。


最後に・・


ご主人様は約45年間に渡り全日本狩猟倶楽部「全猟」の会員で、永年表彰も頂いております・

・・が、この度「けもの道」の記事を見て、全猟もこの位の内容であれば現在の様な衰退はしなかったと思います。

是非、全猟役員の方は「けもの道」の記事を熟読され、何故に会員離れが後を絶たず、狩猟誌「全猟」が売れないかが良く理解できると思います。

値段は一流、記事は三流では、今後の全猟継続は皆無と思われます。

厳しいことを申し上げましたが、昔の全猟誌は現在の「けもの道」の様に素晴らしい内容であったことを付記しておきます。


少々、けもの道の紹介が全猟批判になった様ですが、全猟を愛するが故の提言と捉えて頂けれは幸甚です。

狩猟界の永続を心より祈念しております。


下の写真は、今朝の山入訓練の様子です。

( 写真前方がワカ、後方がマイちゃんです )
Dsc_00544_20231016160901



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年10月15日 (日)

静岡のニコ 素晴らしいサツマに成長中!

本日は、静岡に行っていますイチとニコのオーナー様S氏より久しぶりに写メが届きましたので紹介します。

S氏は、昨年度はブリーダーに必要な「第一種動物取扱業(販売)の登録認証を取得されました!・・( 拍手!)

昨年には、ハク系ナツとリリーの牡仔犬「イチ」を、そして今年リュウ系ヤマトとソラの牝仔犬「ニコ」が行っております。

繁殖に必要な種牡と台牝候補は揃いましたので、1~2年後には繁殖を開始する計画です。

ご主人様に代わり、繁殖のお手伝いをして下さいます。

まだ、40代の若いブリーダーですが、既に他犬種の繁殖経験がありますので、非常に心強く思います。


本日は、今年送りましたリュウ系ヤマトとソラの牝仔犬「ニコ」の写真を送って頂きましたので紹介させて頂きます。

ニコは、我家のマイちゃんと同腹の姉妹犬です・・( 2023.1.27生 )

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
82023127

写真を見てもお分かりの様に、牝犬にしては素晴らしい体躯をしています。

ご主人様の寸評・・
よく発達した頭部、大きく長く垂れた絞り耳、胴は筋肉質でバランスよく、短毛で色素が濃く斑紋も実に美しい、四肢も太く長く伸びる等、殆ど欠点が見当たらない素晴らしい秀逸犬に成長しています。

頭部は母親のソラ、体躯と体毛・体色は父親のヤマトの血を良く継承しており、両親の良いとこ取りをした様です・・(^O^)

関東・東海地方には、イチ以外にも素晴らしい牡犬達も健在であり、ニコは純血サツマビーグルの保存普及活動に大いに貢献してくれるものと期待しております。


この写真は、現在開催しています全国サツマビーグル写真大会の「品評会部門」への応募として受理させて頂きます。

写真評価・・
犬もリラックスし表情も温和で従順性が見られ、犬の表情も非常に良い。
品評会部門への応募には、尻尾が水平でありピンと立つていないのが少々残念。
体躯は申し分なく素晴らしいので、もう一度写真を撮り直し、再度応募して欲しいと思います。


サツマ保存会の皆様へ

生後6ヵ月以降であれば、写真大会の応募資格はありますので、是非応募をお願いします。

写真大会の詳細は、当ブログ『 第1回全国サツマビーグル写真大会開催(お知らせ) 』をご覧ください。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月14日 (土)

山入訓練の道中で見たものは?

本日は、ジャッキー・マイの山入訓練に行く道中での話になります。

獲物が少ないので、効率的な訓練を行う為にジャッキー・マイは我々成犬に同行させています。

本来なら、単犬の方が訓練犬の特徴が良く分かり、将来の種牡や台名に成りうるか否かを判断するは良いと考えています。

丁度、我々の保存活動が始まった約10年前は、全国的にイノシシとシカが爆発的に増加が始まった頃でした。

ですので、生後6ヵ月で山入させても、行き成りシカを追い鳴きした者も少なくありません!

我々は、本当に林道に連れて行ってもらえば、遊びながら自然とシカ等に興味を持ち、林道から足を延ばしシカを見つけ、逃げるシカを追っかけることから猟欲が増して行きました。

本当に、山に引けば、先導犬無しでも立派な狩猟犬になれましたが、今年はそうはいかなくなっている様です・・。


さて、今日は訓練猟場に行く道中で見たものを紹介させて頂きます。

ナツ・ジャッキー君の山入の様子は後日報告させて頂きます。

先日のブログで、今年は獲物が少ない・・と報告させて頂きました。

・・が、本日、道中で見たものには、本当に驚きました。

それも、同時に2例も確認されました。


先ず1例目は、下のノウサギです。

個体は、雌でした。

こんな場所にもノウサギが居るとは???

ノウサギが増えていることは、ワカのノウサギ猟デビューには追い風となります・・(  期待したいです )

Dsc_0049411


次に2例目は、下のアナグマです。

アナグマも一昔前までは殆ど見かけませんでしたが、近年は良く猟場で見掛ける様になっています。

Dsc_00504_20231001093101

アナグマは、臭いが濃く走るのも早くなく、ノウサギの様に巧みな逃避能力もないことから、訓練初歩犬でも長く追うことが出来ます。

我家のソラは、訓練初日に林道で偶然アナグマを見つけ、30分余りも追い鳴きしご主人様を驚かせました。

最初は、アナグマで猟欲が発現しても、将来アナグマ猟犬ではなく、大物犬へのステップと考えて良いと思います。

最初はヤマドリやタヌキ、アナグマに興味を持って猟欲が発現しても、我々サツマビーグルは自然と大物もやる様になります。

最も作りにくいのが、ノウサギ猟犬です。

ノウサギ猟をやるサツマビーグルは、昔居た名犬「テツ号」の様に2刀流(獣類=大物(猪、鹿)・小物(野兎、穴熊、狸)、鳥類=ヤマドリ)の万能犬になる犬も少なくありません。

 

下の写真は、母屋の玄関に飾られている長い尾羽(15節)が美しい四国ヤマドリです。

テツは、ヤマドリを飛び立たせずに追い鳴きする素晴らしい万能犬でした!・・( ご主人様談 )

猟歴49年でご主人様が初めて出会えた名犬「万能犬」だった様です!・・( 凄かったのでしょうね! )

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月13日 (金)

ブログ 70万アクセス突破!

本日は、当ブログのアクセス数が700,000を突破しましたので紹介させて頂きます。

2017年1月より、ホームページ『日本狩猟犬サツマビーグルの郷』のブログシステム「ビスタプリント」の不具合により、プロバイダーを『nifty』に切り替え再スタートしました。

振り返りますと、13年前から我々サツマビーグルの保存活動が開始されましたが、当時は絶滅寸前の危機を迎えていました。

当時、我家には狩猟系アメリカンビーグルのプーギー系を系統保存しており、13代目となっていました。

我家には何時も10頭余りのアメビー達が居ました。

そして、13年前にサツマ師匠からハクとエスを送って頂き、保存活動が開始されました。

翌年には、仔犬も生まれ、我家はもう犬だらけとなり、サツマとアメビー双方の保存活動は到底無理と判断されました・・(>_<)

そこで、全国のアメリカンビーグルのトライアル(猟野競技大会)仲間に保存継承をお願いしたところ、多くの有志から我家「四国プリンス犬舎」が系統繁殖していたプーギー系を預かっても良いとの快諾を頂き、ご主人様は絶滅寸前のサツマビーグルの保存普及活動に特化して取り組んでください・・との、何とも有難く嬉しい協力の申し入れがありました。

現在は、三重県のT氏(全猟ビーグル部役員)を中心に、岡山、広島、和歌山等でプーギー系の系統保存が行なわれています。

ところが、所有者の高齢化が進み、繁殖する機会も少なくなったことから、三重県のT氏が繁殖したプーギー系15代目(シコクプリンス15代目)のルイちゃんを、系統を絶やしてはならぬと2年前に引取り飼育しています。
※ ルイちゃんは、ヒートが来れば岡山のM氏所有のプーギー系と繁殖(16代目)する計画です。

話が本題から大分ずれましたので、戻すことにします(汗)。

当時はハクとエス及びその仔犬のみでしたので、保存活動は極近親繁殖で行うしか方法がなく、このままでは何れサツマビーグルは絶滅するとの判断から、国内に残っている純血サツマビーグルの発掘を目的に、ホームページ『日本狩猟犬サツマビーグルの郷』を開設しました。

お陰様で、一般愛犬家から「散歩中に探しておられる耳の長い犬を連れている方が居る」等の写メを送って頂きました。

その情報源は、やはりサツマ発祥の地「鹿児島」からでした。早速、サツマ師匠に連絡し確認して頂く等を続けてきた結果、タロー、ギン、リュウの牡犬が見つかり、ハクとエスの牝仔犬に交配し、全国のサツマ愛好家に引き取られて行きました。

現在は、お陰様で全国33道府県で172頭が飼育されるまでになっております・・( 拍手! )

保存活動当初から考えますと、現在の状況は夢のまた夢の話しであります。


やはり、保存普及活動の情報発信にネットを活用したことが、功を奏したと考えています。

ブログも、2013年ホームページの開設と同時にスタートし、途中3ヵ月余りのブランクはありましたが、現在のブログに引き継がれ、トータル13年になります。

※ 旧ホームページはプロバイダー「ビスタプリント」の日本国内営業停止に伴い止むを得ず閉鎖していましたが、何と!サツマ保存会員で栃木のM氏(学習塾経営)により全ての記事(写真・動画を含む)をダウンロードしておられ、その後氏の推薦でプロバイダーを「ウイックス」に変更し、M氏と共に約3ヵ月を掛け現システムに校正し、本年4月より『 狩猟犬サツマビーグルの郷 』として復活せることが出来ました。


当初のブログは、約7日毎の更新でしたが、現在のブログはほぼ毎日更新しています。

尚、現在のブログは2017年1月からスタートしていますので、約7年になります。

そして、本日、思いもよらぬ70万と言うアクセス数に達し、1年にして約10万ものアクセスを頂いております。

現在も、ホームページとブログは、我々サツマビーグルの普及活動に大いに貢献してくれています。

いまや、アクセス数の大部分は一般愛犬家であって、高齢化したハンターはネット等に疎いせいかアクセスは殆ど無いのが現状です。

また、アクセス先も大きく様変わりし、国内より海外からのアクセスも多くなっています。

ご参考までに、海外のアクセス先を見ますと、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリス、ポーランド、中国、韓国、台湾・・等々。

また、ポーランドと韓国のサツマ愛好家からは仔犬の問い合わせも頂いております。


以上、極々簡単に今日までのブログの経緯等についてお話しさせて頂きましたが、我々サツマビーグルも海外で飼育されることも時間の問題の様に思われます。

犬を海外に送るには、検疫等の問題をクリアーする必要もあり、今後検討して行くことになりそうです。


下の写真は、今では懐かしい我家で最初に生まれたサツマビーグルです(2013年4月生)

父はハク号、母はエス号です。

父親のハクは、写真左側にチョコッと写っています(笑)。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
Img_20150716_093418

写真の仔犬達によって、我々の今日があります。

現在、国内で残っています純血サツマビーグルにはハクとエスの血が入っており、正に日本国内に現存するサツマの祖犬と言えます。


最後に・・・

今日まで当ブログを拝読しご支援を頂きましたことに、心より感謝とお礼を申し上げます。

今後共、我々サツマビーグルの保存普及活動にご支援ご協力を頂きますよう宜しくお願い致します。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年10月11日 (水)

犬舎・運動場 明るくなりました!

今朝、ご主人様は我々の飼育管理を終えますと、運動場屋根下に張っていました寒冷紗を撤去してくれました。

作業を見守る我々みんな!!!

段々と運動場が明るくなり、みんなソワソワ・・

特に、ジャッキー・マイは初めての経験ですので、興味津々です(笑)。


( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )

※ 写真は全て「広角」で撮影しました。


写真① 寒冷紗を固定していました結束バンドを外している所です。

まだ、この状態では運動場は薄暗いです・・

全ての結束バンドを外す(カットする)のに約1時間30分ほど掛かりました。

Dsc_00492_20231007110101

結束バンドを全て取り除いた後、3枚の寒冷紗を母屋の方に引っ張り、撤去して行きます。

全て撤去した後は、来年に備え、綺麗にたたんで倉庫に保管しました。


写真② 寒冷紗を撤去した後の運動場です。

写真①と比べると、とても明るくなりました・・(^^♪

みんな明るくなり、大喜びです・・。

ジャッキー・マイは、ワンワン騒ぎ出し、ご主人様に怒られていました(笑)

Dsc_00514_20231007111101


写真③ 母屋玄関から運動場を見た光景です。


前山が良く見える様になりました。

写真は広角で撮りましたので運動場が小さく見えますが、大きさは9m×7mあります。
Dsc_00482_20231007111101

最近、朝の気温は15℃、日中も25℃前後で、寒冷紗がありますと約5℃ほど運動場内の温度が下がりますので、少し寒い位でした。

寒冷紗を撤去してくれたお陰で、気温もゴロ寝には丁度良く、みんなゴロンゴロンと気持ちよさそうに寝ています。


【 後記 】

寒冷紗の取り付けは、奥様に手伝ってもらい、二日がかりで行いましたが、何と取り外しの早いこと・・。

ご主人様一人でも、2時間余りで取り外しは完了しました。

最近、朝夕はとても涼しく本当に秋らしくなって来ました。

犬舎前山では、雄ジカが朝夕大きな声で鳴いております。

どうやら、未だ括りワナには掛かってない様です。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月10日 (火)

小鹿は可愛い!

ジャッキー・マイの山入訓練も、ご主人様の所用や雨等で、ここ1週間余りはお休みしています。


本日のお話しは、少し前の事になります。

朝6時30分に我家を出発し、本日の訓練猟場に向かう道中で・・

何と!、今年生まれの小鹿が2頭、道路を横切りました。

早速、車を止めて様子を伺いますと、もうそこに小鹿は居ませんでした・・。

・・が、気になるので暫く小鹿が逃げて行った方向を見ていますと・・

何と!、小鹿が車のエンジン音に興味があるのか、大きな杉の横まで戻って来て、こちらをジっと見ています。

可愛い~~~~~~い!!!

逆に、小鹿に覗かれていたみたいです(笑)


下がその時の写真です。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
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流石に、小鹿は可愛いですよね!

もう1頭の小鹿は警戒心が強いのか、一緒に居ませんでした!

本日の山入は、ソラとマイちゃんの親子でしたので、ここから放犬しても良いのですが・・

可愛さのあまり、流石にご主人様も兄妹仲良く遊んでいる所に割って入るのは心苦しいと、小鹿を後に本日の猟場に向かいました。

今年は、イノシシやシカの大物は少ないと言っていましたが、やはり猛暑から逃れる為に高地で子育てをしていた様です。

そして、最近は涼しくなって来ましたので、餌の多い従来の住処に戻って来た様です。

猟場では、多くなないですが雄ジカの鳴き声も聞こえて来ます。

ジャッキー・マイの山入訓練には好都合で、期待が持てます・・。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年10月 9日 (月)

放置ワナ!

四国徳島は、昨日から雨が降っており、山入はお休みしています・・。


・・と言うことで、本日はジャッキー・マイの山入訓練の様子を紹介します。

ジャッキー・マイは、ご主人様の所用や雨が降らない限り、山入訓練に行っております。

今年は、シカ等が少ないので、我々成犬の運動並びに猟場の下見も兼ねジャッキー・マイを交替で同行させています。

我々も、何時もなら10月末からの山入をしていましたが、9月末からの山入は暫くなかったと思います。

我々もジャッキー・マイと同様に、大分猟場にも慣れ、筋肉痛も消えかけています。

この時期は、我々も運動不足で長くは山入は出来ませんので、ジャッキー・マイには好都合の様です。

行き成り、元気な成犬達に付けても、せいぜい100m余りついて行っては帰って来るのが関の山・・。

ところが、今の時期の我々にはジャッキー・マイもしっかりと猟場の狩り込みに付いて来ています。

お陰で、お互い猟犬らしい体と体力も段々と付いて来ています。


先日もお話ししました様に、豚熱によるイノシシの復活の兆しはみられるものの、シカは例年になく少ない気がします。

我々の猟芸が落ちているのか?獲物が少ないか?は、もう少し時間が立てば分かると思います。

シカも高地で子育てしているのであれば、もうそろそろ下の猟場に下りてくるはずです。


ところで、本日の猟場は10年前にノウサギ猟で良く通った所です。

猟場に行く途中に6件ほどの集落があったのですが、今は全て草が覆う空き家になっていました。

また、道路も至る所で土砂が崩れ、通行不能となっていました。

昔、集落一帯の山道は綺麗に手入れされ、とても歩きやすく、ノウサギも沢山生息し悪さをしていましたので、ご主人様かやって来ますととても歓迎されていた様です。

何とか通れるくらいなので、ドンドンと進んで行きますと・・

下の箱ワナが放置されていました。

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この箱ワナは、土地所有者が設置されたもので、上部が開いていますのでワナ免許不要の物です。

何頭か入ったのか?、ところどころ大きく曲がっている箇所も見られました。

イノシシやシカが大発生し、農林業に大きな影響を与えたので、集落で防止策として設置されたものと思います。

それにしても、この様な箱ワナが数か所見掛けられた様です。

その被害たるや・・如何ほどだったのだろうか???

この様な野生鳥獣の被害に悩まされ、高齢になり山仕事も出来なくなり、集落の生活に終止符を打ち、下の町に下りて行ったのでしょうね!

本当に、寂しい限りですよね!

帰り道、ご主人様は昔懐かしい集落の方達の顔を思い浮かべ、楽しかった日々を想い出されていました。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年10月 7日 (土)

狩猟雑誌「けもの道」2023年秋号 当犬舎が紹介される!

今年7月に、狩猟雑誌『けもの道』の取材を受けました・・。

その時の模様は こちら をご覧ください!


さて、この度、上記の取材記事が「けもの道2023年秋号」に紹介されました。

雑誌の発売は、10月14日ですが、現在予約を受け付け中です。

雑誌の購入・予約は こちら をご覧ください!。


( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )


下は、雑誌の表紙です。


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下は、雑誌中の取材記事です。

写真は、ご主人様とワカです。

※ 記事は、全5ページに掲載されていますので、是非ご購入され拝読頂ければ幸甚です。

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下は、雑誌記事の一覧です。

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我家「四国プリンス犬舎」が約13年間に渡り、絶滅寸前だった純血サツマビーグルの保存普及活動の取り組みが評価され取材を受け、この度雑誌に紹介される運びとなりました。

雑誌「けもの道」編集長の佐茂様には、心より感謝とお礼を申し上げます。

同雑誌への紹介は、純血サツマビーグルの普及活動に大いに貢献してくれるものと期待しております。

一昨年も、フジテレビの坂上どうぶつ大国の『 国内で飼育されている希少犬種ランキング 』で全国第一位にランキングされました。

以前は、「サツマビーグル」と言っても「ハァー?」と言われる犬種でしたが、今日まで雑誌、新聞、TV等で我々サツマビーグルが度々紹介され、今や一般愛犬家でも知る犬種となっております。

今から13年前、ご主人様が定年退職を機に、絶滅寸前の我々サツマビーグルの保存普及活動に取り組んで来られた結果、当初はハクとエスの2頭でスタートした活動もその後3頭の牡犬も発見され、現在は全国で34道府県で174頭が飼育されるまで普及されています。

ご主人様も、今は大変お元気ですが73才の高齢でもあり、今後はご主人様に代わる保存普及活動のリーダーの養成が急務となっております。

幸い、若いサツマビーグル愛好家も増えて来ており、ご主人様も大変期待されております。

尚、サツマビーグルに関する詳細は、ホームページ『 狩猟犬サツマビーグルの郷 』をご覧ください!



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2023年10月 6日 (金)

犬舎前山で雄ジカが鳴き出す!

四国徳島は、今朝は15℃と肌寒い位でした。

つい1ヵ月前までは35℃超えの猛暑だったのが、まるで嘘の様な涼しさです。

日中も27℃前後で、運動場でのごろ寝には持って来いの気候です・・(^^♪

・・で、そろそろ猛暑対策で運動場屋根下に張っている寒冷紗も撤去しても良いと思いますが・・。


さて、今朝、犬舎・運動場の前山で、今年初めてとなります雄ジカのピューイ・ピユーイと言う大きな鳴き声が聞こえて来ました。

( 写真はイメージです )

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今年は、ジャッキー・マイが山入訓練しています猟場「神山町」ではイノシシやシカの大物は可成り少なくなっている様です。

・・が、何と何と前山麓にはイノシシの親子が悪さをしたり、今朝は雄ジカが鳴く等、前山は居心地が良いのか猟場とは大違いです。

今年(4/1~11/14)の有害鳥獣駆除は、獣類(猪・鹿):40頭、鳥類:40羽(川鵜、鴨、烏)が捕獲目標ですが、鳥類は目標数を達成出来ていますが、獣類は今の処22頭で18頭余り目標数を下回っています。

原因は、豚熱で猪の捕獲数が激減した為です・・。

このままでは、国へ申請した捕獲目標数を下回り、捕獲報償金の返還と次年度の捕獲目標数も再考しなければならず、先日町役場から捕獲目標数の達成に向け一層の協力をしてほしい旨の通知が届いています。

そこで、駆除班員は前山一帯に箱ワナと括りワナを仕掛けましたので、今朝鳴き出した雄ジカも気を付けないとワナに掛かるかも。

イヤ・・駆除班としては何としても捕獲目標達成の為に掛かることを願っています・・

ところが、雄ジカの鳴き声は、里山ならではの初秋の風物詩です。

ですので、駆除に従事するものは、何とも言い難い心境とお察しします。

農家の方にとっては、イノシシもシカも害獣であって、可愛そうですが居なくなって欲しいと言うのが本音と思います。

後18頭・・捕獲できるか???

駆除班員も頑張っていますので、ここで獲れる獲れないの意見は差し支えさせて頂きます。


ジャッキー・マイは、ここ暫くはご主人様の所用から山入訓練はお休みしています。

今週は運動場屋根下の寒冷紗も撤去して欲しいので、訓練再開は週明けになると思います。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2023年10月 4日 (水)

イノシシ 豚熱から復活の兆し!

最近、犬舎周辺の野菜畑にイノシシが現れ、農家の方も対応に追われています。

暫くイノシシが居なくなり、今年の稲昨は被害も全くなく、豊作だった様です。

因みに、昨猟期は豚熱でイノシシは全く捕獲がありませんでした・・。


ところが、ジャッキー・マイの山入訓練で、イノシシの生息を示す「土の掘り起こし」や「ヌタ場」が、まだ一部の地域ですが認められます。

発生から僅か2年ほどで、豚熱に抵抗力を持った個体が出現し、野生動物の疾病への適応能力の高さに驚かされます。

後数年も経てば、可成りの数に増加すると考えられます。

ハンターには良いかも知れませんが、農家の方にとっては死活問題です・・

もし、以前の様な異常増加になり田畑を荒らされますと、高齢化が進んでいます農家は耕作放棄を選択される方も少なくないと思います。

そうしますと、ドンドンと耕作放棄地が増え、数年経てばイノシシにとって絶好の餌場兼寝屋となります。

犬舎周辺もご多分に漏れず、耕作放棄地や休耕地が随分増えて来ています。

80才前後の高齢者が多い農家の方が、年に4回以上も草刈りをすることは体力的に見て、とても無理です。

休耕地の草刈りも他人に委託しますと、一反当たり約1万円も掛かることから、止むを得ず放置しているのが実情です。


犬舎周辺にも、つい最近、豚熱から逃れたか若しくは抵抗力を持ったと思われる親子イノシシが、家庭菜園等にやって来て悪さをしています。

お隣のお婆ちゃんの家庭菜園も、一昨日やって来て、ミミズを取るために折角綺麗にしたマルチ(畝の上に張る黒いビニール)を鼻で破られ、折角ジャガイモを植えようとしたのに・・と、ガッカリされていました。

犬舎周辺は、お隣のお婆ちゃん達(80才を過ぎています)が、唯一の頼みとして色んな種類の野菜を栽培していますが、この楽しみを一夜にして台無しにするイノシシは、皆さんにとってはとんでもない害獣です。

昨夕、お婆ちゃんから『 何とかならないかなぁ? 』と相談され、ワナの所有者にも連絡し、本日は箱ワナをセットしました。

箱ワナは、長らくイノシシが来なかったため放置状態でしたので、先ずは除草から始めました・・。

下の写真は、周辺の草刈りとワナの中に米糠を盛り、仕掛けをセットしました。

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後は、イノシシ親子が上手く入ってもらえることを願うばかりです。

お隣のお婆ちゃん達にも、早速、ワナをセットしたことを知らせて上げますと、とても喜んで頂きました。

獲れる獲れないは別に、困っている農家の方にとっては「ワナを仕掛けてくれた」と言う行為が、安心感に繋がる様です。

・・・と言うことで、今朝のジャッキー・マイの山入訓練はお休みとなりました。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月 2日 (月)

ハチとフク 最後の繁殖!

本日、10月2日、MLBエンジェルス大谷選手が、ALのホームラン王を獲得・・と言う、偉大なニュースが入って来ました。

先ずは、大谷選手に心よりお喜びを申し上げます。


さて、本日はハチとフクの最後の繁殖(交配)を行いましたので、お知らせします。


先ず、種牡のハチから紹介させて頂きます。


ハチは当ブログでも、度々取り上げさせて頂いていますので拝読者様はよくよくご存知の方も多いと思います。

ハチは、愛媛に行っておりますシロのオーナー様T氏が、我家の種牡シロー(現在は滋賀県のI氏の下で飼育)との間で繁殖された牡犬です。

T氏が狩猟を止められた為に、1才の時に我家にやって来ました。

我家にやって来た時には、既にシカ猟犬として完成しており、今日までシカ猟犬として活躍しております。

捜索、起こし、連続の美しい追い鳴き、追跡、帰り、呼び戻し・・等々、シカ猟犬としての特性並びに資質は申し分ないと思います。

コロナ感染拡大前までは、参考犬として猟芸を披露させて頂き、サツマビーグルの普及活動にも大きく貢献しています。

また、今日まで3回の繁殖で20頭の直仔が全国に居ますが、ハチ譲りの追跡力が遺伝継承され、多くはシカ猟犬として活躍しております。

ハチも本年6月で7才となりましたので、種牡としては今回で引退させ、今後は猟犬として使用します。

ハチの体躯は、下の写真の様に、体高48cm、体重20kgでガッチリとしています。

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次に、台牝のフクについて紹介させて頂きます。


フクは、大型犬のアサの直仔で、仔犬の時は大きく父親の様に大型になると期待され我家に残しましたが、何と何と今では国内で最も小型なサツマビーグルになっています。

下の写真を見てもお分かりの様に、素晴らしい体躯の持主で、70年前に品評会が盛んにおこなわれていましたが、恐らく出犬すれば優勝は間違いないと推察されます。

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現在の体躯は、体高43cm、体重14kgで、小型でとても均整がとれた美しいサツマビーグルです。

猟芸は、我家で唯一のイノシシに興味を示し、今日まで3回ほど切られましたが、動きが俊敏なせいか何れも軽傷で済んでいます。

2才迄は、山入させていましたが、その後は貴重な台牝として活躍しています。

フクは、今年の8月で5才となりましたので、この度の繁殖で台牝としては引退させ、その後は猟犬として使用します。


以上、簡単に両犬を紹介させて頂きましたが、ハチの猟芸にフクの美しい体型がミックスされた素晴らしいサツマビーグルが誕生すると、ご主人様は大きな期待をされております。

我家にも、牝の仔犬を残す予定ですが、ご主人様の年齢からしてこの牝仔犬が最後の台牝になるだろうと思います。

今後は、フードの値上がり等、保存活動を取り巻く環境は一段と厳しさも増して来ていますので、引き続き保存普及活動行うためには飼育頭数を減らし、種牡には近県の優秀な牡犬を使用させて頂き、今後は牡仔犬は残さない方向で考えております。

最後に、本日の交配が上手く妊娠に繋がる様に願って止みません!・・( 出産予定=12月4日 )

フクの妊娠等に付きましては1ヵ月後の腹部触診で判明しますので、その折には当ブログで紹介させて頂きます。

尚、サツマビーグルに関する詳細は、ホームページ『 狩猟犬サツマビーグルの郷 』をご覧ください。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2023年10月 1日 (日)

身体だけは一人前(笑)!

今朝は、雨模様で山入訓練はお休みです。

ジャッキー・マイも連日の山入で、身体も逞しくなって来ました。

まだまだ、身体は細身ですが、体高は我々成犬並みに大きくなっています。

朝、運動場に出してもらいますと、物凄い勢いで体当たり・・

以前と違って、身体も大きく、力も凄いで、みんなもタジタジ。

特に、身体の小さいフクとアメビーのルイちゃんはプロレスごっこでクタクタになっています。

もう、運動場では放さないで下さい!・・( 身体が持ちません!/汗 )


現在の体格を紹介しますね!。

先ず、ジャッキー君です・・・体高49cm、体重18kg

次いで、マイちゃんです・・・体高50cm、体重15kg

もう身体だけは、サツマビーグルの標準に達しています。

特に、マイちゃんは、牝犬の標準が体高45cmに対して50cmで、我々よりかなり大きいですが、未だ大きくなる様な気がします。

しかし、大型犬のワカと比べると小さく可愛いです・・( もう大きくならなくてイイよ!/笑 )


・・で、山入はと言うと、イマイチの様です(汗)

下の写真は、ジャッキー・マイの山入の様子です。

( 写真左がマイちゃん、右がジャッキー君です )

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トム系のジャッキー君がどの様な狩猟犬になるか、我々皆な興味深く見守っています。

体格は、中型でガッチリとした体躯になる模様です。

早く良い報告を聞きたいと、みんな心待ちにしています・・( 頑張れジャッキー君! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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