フクのお産⑤ 感染症!
フクは、12月2日、出産予定日より2日も早く産んだにも拘わらず、胎児は700g以上(標準の2倍)もあり、フクの産道から出ずに7匹の内6匹が死産でした。
唯一、牡仔犬が1匹残っていましたが、フクの体調不良でお乳の出も悪く、上手く育つか心配しておりました。
今朝、何時もの様に、フクにささみ肉(150g)とスティクパンをやろうとしますが、産箱から出て来ないので調べて見ますと凄い熱で、仔犬もぐったりしています・・(◎_◎;)
これは術後感染症かも?・・と、すぐさま動物病院に急行します。
早速、診察しますと、過去に傷をしていた箇所で化膿が見られた為に、先ず感染症の治療をした後、子宮摘出手術で開腹し縫合していた糸をフクが嚙み切り傷口が開いているのを再縫合してもらいました。
院長先生より、『 フクの状態を適時に連絡して下さい! 』と言って頂き、今後は動物病院と連携してケアーすることになりました。
そして、10日間のお薬を貰い・・帰宅。
早速、フクを暖房が効いた産室に入れてやりますが、元気が消失しおり直ぐに横になりました。
・・が、仔犬は既に死んでいました・・(-_-;)
尚、エリザベスは仔犬の世話に邪魔になりますので装着しておりませんでした。
帝王切開の場合もエリザベスカラーはしませんが、仔犬が多く母親は傷口を悪さする暇もありません!
・・が、フクは仔犬が1匹であり、術後5日経ち傷口が治りかけると痒くなりますので、歯で傷口を噛んだ為に縫合していた糸が切れ傷口が開き細菌感染した可能性が大です。
感染症で発熱(39.7℃)していると、大好物のささみ肉も欲しくないはずですよね!・・(◎_◎;)
もし、この度のお産が一般愛犬家だとしますと、恐らく産道に大きな胎児が詰まっているのも知らないまま出産予定日を迎え、母子共に殺していたかも分かりません・・(-_-;)
また、今朝もフクの様子がおかしいと気付かず仕事に行ってしまいますと、帰ったらフクが仮死状態となっており、取り返しが付かない事態になっていたかも知れません・・(-_-;)
尚、深夜フクが発熱で意識もうろうとしたため仔犬の面倒が見えなくなっことから今朝には仮死状態となり、残念ながら動物病院から帰って来ますと死んでいました・・(-_-;)
フクも体調が悪いにも拘わらず、献身的に仔犬の面倒を見ており、仔犬も一生懸命生きようと頑張っていましたが、本当に残念でなりません。
仔犬も先に亡くなった兄妹達の下に永遠の旅立ちとなりましたが、天国では兄妹仲良く幸せに暮らして欲しいと思います。
そして、我々サツマビーグルのご先祖様と共に、今後の保存普及活動を見守って欲しいと願って止みません・・。
下の写真は、夕方運動場に出してもらったフクです。
動物病院から帰った時はぐったりしていましたが、夕方トイレに運動場に出してもらった時は体温も38.5℃の平熱まで下がっていました。
抗生剤、解熱鎮痛剤が効いていると思います。
夕食はささみ肉を約150g食べ、まだ食べたそうにしていましたが、病み上がりなので辛抱・・。
ご主人様は、『 感染症は油断できない厄介な病気なので、今後は動物病院と連携しながら、フクをしっかりとケアーしてやります 』と言っておられます。我々も何とかフクだけでも元気に回復して欲しいと願って止みません!。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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