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2024年1月

2024年1月31日 (水)

ジャッキー君は使いやすい単独シカ猟犬に!

今朝、ご主人様はジャッキー君を連れ、山入しておりました。

今日も朝は冷え込み、車のフロントガラスも凍っていましたが、風はなく絶好の山入日よりでした。


何時もの様に、我家を8時に出発し、猟場には8時30分に到着。

本日の猟場は、追跡名手「ハチ」の猟場です。

獲物は少なく、猟犬の気配がすると、一目散に尾根に向って逃げて行きます。

・・ので、起こしは約500mほど狩り込めない猟犬は、先ず使い物になりません。

猟犬泣かせの猟場です。

前回は、暫く猟場に入っていなかったのでシカが麓に下りていたので起こせましたが、今日はどうか???

ジャッキー君を車から降し、首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

今日は、臭いが無い様だ!

日曜日に、猟犬を連れ猟師が入っていたのかも知れません!

何方にしても、シカは少ないが居ない訳ではない!

ご主人様は、ジャッキー君の動きを見ながら、何処を攻めるか思案しています。

すると!、ご主人様の心配を他所に、林道下に入って行こうとしています。


下は、その時の様子です・・。


未だ、出たり入ったりで、臭いが拾いきれてない様です。

Dsc_00692_20240130150101

今日は、無風でジャッキー君得意の「高鼻」も使えませんので、地鼻の訓練には好都合です。

そして、微風が吹き出すと、一目散で杉山に飛んで行きました。

・・が、約400mほど行ったところで、右往左往しています。

風が無くなり、地鼻に戻しての捜索の様です。

ここまで、深く狩り込んでも中々シカは起こせません!

並みの猟犬では、これだけ捜索範囲を広げての狩り込みは中々出来るものではありません!

ジャッキー君のお手並み拝見と、何とご主人様はスマホを取り出して見ています。

山入し起こしに入りますと、スマホをマナーモードにますので、メールや着信履歴を確認するのです。

・・・・・・・・・・・・

約10分ほど経ち、やっと起こし鳴きの後、追跡が始まりました!

ジャッキー君の追跡軌道から、マチ(射場)を決め移動します。

ジャッキー君の追い鳴きも、最近声変りして牡犬らしく太く大きくなっていますので、見ごたえが出て来ました。

やはり、尾根を行ったり来たりの逃げ方からして雄ジカと思います。

雌ジカであれば、同じ範囲を行ったり来たりはせずに、今猟期の雌ジカは一直線に尾根越えをして何処までも逃げて行きます。

尾根筋から下りて来ようとはしませので、現場に向かうか迷います。

しかし、こんな時は余り右往左往しますと、尾根に着いた時は先のマチに掛かったりして、悔しい思いを何度もしているご主人様はジャッキー君を信頼し、待つことに・・。

約40分が過ぎたころ、ジャッキー君の追い鳴きが止まり、ご主人様の下に戻って来ています。

本当にジャッキー君は利口で賢いので、獲れないと分かれば追跡を止め、一旦ご主人様の下に戻って来ますので、単独シカ猟犬としてはとても使いやすいです。( ジャッキー君の単独シカ猟犬としての資質の良さが分かります )

アメビーのアカ君だと、何時までも本能で追い続け、体力が消耗するまで追跡を止めようとはしません!。

・・ので、単独猟のご主人様は、今アカ君をどうするか、とても思案されています。

我家に置いておいても、回収がしやすい猟場は限られていますので、何処にでもアカ君を連れて行くわけにも行きません。

アカ君は、既にシカ猟犬として完成しており、グループ猟をされている方に譲った方が、アカ君にとっては幸せかもしれません。


そうこうしていますと、ジャッキー君が帰って来ました!

未だ、10時過ぎですので、今日はもう一山ジャッキー君を入れてやることに!・・。

次の猟場は、今の猟場から二山ほど離れた、昔しノウサギ猟で良く通った所です。

約5分ほどで猟場に到着。直ぐにジャッキー君を放犬。

何と!、車から降ろすと林道下に電光石火の如く飛んで行き、起こし鳴きから追跡を始めました。

どうやら、町道を横切り、先程の猟場に向っています。

これは大変・・どうするか???

回って来るのを待つか、先程の猟場に戻るか?

ところが、ジャッキー君はあっさりと追跡を止めてしまいました!

シカでは無かったのか???

ジャッキー君が、悔しがりもせず戻って来ましたので、恐らくシカでは無いと思います。


それにしても、ジャッキー君は単独シカ猟犬としては、我家では一番使いやすいと・・ご主人様はべた褒めです。

今猟期は2月15日で終わりますが、当地徳島はイノシシとシカに限り、猟期は3月31日まで延長されています。

ジャッキー君は、何とかシカ猟犬としてものになりましたが、後は何とかしてマイちゃんを一人前とは行かなくても、シカを起こして数分でも追い鳴きが出来るまでになって欲しいと願っています。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月29日 (月)

アメビー・アカ君のシカ猟(見学会)!

本日は、先日のブログでアカのシカ猟の見学会をしても良いと記載したところ、早速連絡があり本日の見学会となりました。

見学者は、兵庫県のハンター2で人で、昔トライアルにも出犬されていた様で、ご主人様もプーギー系アメリカンビーグルの事もよくご存じでした、

集合場所は、8時30分に神山森林公園入口です。

同所に近付くと、男性2人が既に待っていてくれました。

早速、簡単な挨拶の後、本日の猟場に移動。約10分で到着。

ところが、何時も駐車している場所にユンボが停めてあったので、山の頂上近くに変更。

本日の猟場は、アカを始めて山入させた場所です。

大きなお椀を伏せた様な山で、山中には林道が幾つも通っており、犬の回収には最適な猟場です。

アカを車から降し、首にGPSマーカーを装着し、放犬。

アカは、放犬するなり雑木林に入ると、直ぐに前鳴きから、起こし鳴きに変わり、大きな声の連続鳴きで追跡を始めました。

幸い、山の頂上付近であったことから、追い鳴きがよく聞こえ、3人で最高のビーグリングを楽しみました。

追い鳴きを聞きながら、お二人から色々と質問された様です・・

流石はプーギー系・・素晴らしい追跡ですね!・・等々の話しを聞きながら、アカのお手並み拝見となりました。

約1時間余り追跡しましたが、ご主人様達が居るマチには掛からず、山下の鮎喰川に向ってアカが鳴いて行きます。

GPS受信機を見ながら追い鳴きを聞いていますと、やはり川に追い込んだ様です。

河原でアカが鳴いていますので、そちらに移動・・。

現場に到着すると、アカはもう別の場所に移動して居ません。

アカが鳴いていた川の対岸畑で農作業をしている方が居ましたので、そこに行って先程のアカの様子を聞きます。

すると・・

朝から前山で犬がよく鳴いているので何事かと・・様子を見守っていると大きな角があるシカと無いシカ3頭が犬に追われて、川に入った。

角があるシカは川を渡ったが、後の2匹は渡れずに浅瀬でウロウロしていると茶色い犬が鳴いて来た。

2匹のシカにワンワン鳴いていると、なんと角がある大きなシカが後戻りし、また川を渡り茶色い犬に角を下げて追い払っていました。

そして、その間に2匹は前山に逃げて行き、暫くしてから、角がある大きなシカも川を渡り逃げて行った!。

・・と、当時のアカとシカとの対峙の様子を詳しく話して頂きました。


そして、アカは?と、川の横側を走っている県道に出て、アカの行方を探します。

すると、暫くして先程の2匹の雌ジカを再び起こし(見つけて)追い鳴きを始めました。

もう、追跡し2時間余り経ちますが、アカは未だ元気に追跡しています。

2人の見学者と車中で色々と話をしていますと・・『 思っていた通りアカは起こしも早く追跡も凄く上手で、何よりも追い鳴きが素晴らしい・・等々 』のお褒めを頂いた様です。

また、ご主人様が凄い追跡力とブログに書いていましたので、お二人はアカの実力は確信しておられた様ですが、実際に仕事を実感しとても驚かれていました。

ご主人様が『 もう回収して良いですか? 』と尋ねられますと『 十分です・・』とのこと。

車まで、先回りして、アカを待つことに・・。

しかし、アカはご主人様の思った場所には来てくれません!・・(>_<)

そして、3時間余り追跡したので、向山の道路に出て追い鳴きを止めました。

すぐさま、車で現場に移動すると、アカが疲れた顔して道路をコトコトと下りて来ていました。

ご主人様は、何時もの様に腰を下ろして、アカを迎えます・・。

アカも朝夕の散歩でご主人様とのコミュニケーションもばっちりで、尻尾をフリフリしてご主人様の下に歩いて来ます。

ご主人様は、『 アカ ヨシヨシ 』と優しく声を掛けながら頭をナデナデしてやります。

そして、アカを車に乗せ、最初アカを放犬した場所に停めているお二人の車まで送って行きます。

道中で、又もやアカの仕事の話で盛り上がった様です(笑)。

そして、やはり『 もしアカを里親に出すなら是非譲って欲しい・・』と言われた様です。

お二人は、何十年もアメリカンビーグルの追い鳴きを聞いてなかったので、とても懐かしく嬉しそうでした。

ご主人様曰く『 アメビーはサツマと違い、回収しないと戻って来ないけど良いのですか? 』と聞きますと、「 グループ猟をしていますので回収は問題なし・・」とのこと。

実は、ご主人様はアカの仕事は素晴らしいと認めていますが、我々サツマビーグルの様に必ず車の下に戻るのに対し、アメビーは回収しないと戻らなく、今日の追跡を見ても、猟場に林道が無ければシカ猟には使いづらく、今後どうするか迷っておられます。

やはりアメビーは逃げる範囲も限定されているノウサギ猟がベストで、逃げる範囲が広範囲のシカ猟では、ご主人様の様な単独猟では難しいと考えます。

ご主人様がお二人に、先日のブログを見た方からもアカを譲って欲しい・・でなければルイちゃんの仔犬を譲って欲しいと言われていますので、里親に出す場合は先ずその方に連絡し、仔犬の方が良いとおっしゃった場合には連絡させて頂きますと約束し、お別れした様です。

本日は、12時前にアカを回収でき、見学されたお二人も満足して帰って頂いた様で、ご主人様も見学会を無事終えホッとされています。

今日のお二人の様に、アメリカンビーグルの追い鳴きを聞きながらシカ猟を楽しみたいと言うハンターもいるのだ!と、改めて再認識させられました。

一般的にシカ猟では、アメビーやハウンドは回収が大変と言う理由からサツマに乗り換えるケースが多い中、アメビーの追い鳴き(ビーグリング)を楽しみながらシカ猟をしたいと言うハンターに賛辞を送りたいと思います。


本日も放犬と同時に捜索が始まりましたので写真を撮るチャンスはありませんでした・・(>_<)

下の写真は、先日山入した時の放犬前のアカの様子です。

アカは写真では大きく見えますが、体高15吋以下の一般的なアメビーの体型です。

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2024年1月28日 (日)

狩猟通信⑬ 雪中シカ猟!

今日は、日曜日でサラリーマンハンターに猟場提供で、山入はお休みです。

今朝も、とても冷たく寒い朝でしたが、「お湯割りフード」を食べると身体がポカポカと温まります・・( ご主人様に感謝! )

さて、本日は当ブログではお馴染みの大阪に行っておりますレオン君のオーナー様H氏より、写メを頂きましたので紹介します。

先日のブログでは、レオン君の幼少期を紹介しましたが、大変な反響を頂きました。

レオン君にもあんな可愛い仔犬時代があったのですね・・等々。


H氏は、今朝も大阪から福知山への遠征猟でした。

先ずは、レオン君のお手柄の猟果写真からご覧ください!

今日は、レオン君単犬で雌ジカ2頭捕獲した様です。

2024_20240128151601

相変わらず、レオン君は凄いですね!

レオン君にとって積雪何て関係ない様です。

しかし、写真をよくよく見ますと、お腹がボコリと膨らんでいる様に見えますが(笑)

最近、月~金までは87才のお婆ちゃんのコンパニオンドックをしていますので、おやつの食べ過ぎかな?・・(^O^)


次いで、何時も短いコメントをご覧ください!(笑)

今朝も、早くから福知山の雪山をレオン君一頭でやりました。

積雪50センチの中、車から降ろすと直ぐ香り鳴き・・。

放犬した途端ラッセルしながら、上がって行き、すぐに起こし鳴きから追跡を始めました。

粉雪を舞い上げながら走って来た鹿をHM君が3発発射!。

すると雌ジカ2頭がバタン!。

レオン君がすぐに追いついて、ハムハム・・。

先頭のおっかさんに当たらず、後ろの娘2頭に当たったようです。

レオン君は、ホンマ、ようやってくれます。

来週は、ピースも参加です・・。


【 後記 】

やはり京都の猟場は凄い積雪ですよね!

我家のご主人様なら、絶対に山入はしないと思います(笑)。

我々も寒いのでその方が良いのですが・・( 猟欲ないな~/笑 )

我家の山入は「安全第一」何て言いながら、雨が降ったり、風が強かったり、雪が降りますと・・それを理由に休んでいます・・(>_<)

我々の猟芸が上達しないのも、こに原因があると思います・・

これ以上、要らぬことを言いますと飯抜きの刑にされますので、この辺で止めておきます(汗)

老ハンターも73才。

食欲以外の「欲」は、殆ど無くなって来ております(笑)


話は、変わりますが・・

京都には、エマと言うご主人様が一目置いております牝犬がいます。

そしてエマの相手は大阪のレオン君しかないと考えています。

老ハンターも、犬作りの欲だけは、まだまだ若い者には負けないと自負しております。

又、一旦言い出しますと後に引かないのが老ハンターの悪い所でもあるし良い所でもあります(笑)。

レオン×エマの繁殖は、共に名シカ猟犬ですので、生まれて来る仔犬達の期待も大きいと思います。

犬作りの想いは次々と衰えることがなく、年の割には若く元気でいてくれているのもこのお陰と思います。

今から、仔犬誕生がとても楽しみです・・(^^♪



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月27日 (土)

サツマ塾 重くて軽し!

今朝、ご主人様はワカを連れ、山入しておりました。

本日は、風も強く、地鼻を多用するワカとのノウサギ猟を楽しんだ様です。

・・が、ノウサギは残念ながら起こせなく追い鳴きは聞けなかった様です。

次回に期待しましょう!!!


さて、本日はサツマビーグル発祥地の鹿児島で伝わる格言の一つを紹介します。


それは『 重くて軽し 』と言うものです。

下の写真は、我家のワカです。

ワカは、国内に4頭しか生存してない大型サツマビーグルの1頭で、体型バランスも優れた美しい秀逸犬です。

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約70年前までは、鹿児島の各地で保存されていた系統を集め、その体型審査を競う「品評会」が行なわれていました。

審査は、体高が40cm未満の小型クラス、40cm以上~55cm未満の中型クラス、55cm以上の大型クラスに分かれて行われていた様です。

当初は、各地域で保存されて来た系統も、出水市で保存されていたバセットハウンド系の容姿(長く大きく垂れた絞り耳)を持つ美しいサツマに目を引かれた様ですが、前肢が曲がっている等の欠点を治すことに重点を置いた品種改良を競って行っていた様です。

そして、品評会には欠点を無くしたバセットタイプの犬が多く出品され、優勝犬は高価で取引されたことから、自然と自らの系統にも優勝犬を配し品種改良を繰り返して行った結果、ほぼ現在のサツマビーグルの体型に犬種として固定されたと考えられます。

その審査で最も重要視されたのが『 重くて軽し 』と言う体型だった様です。

言い換えますと、身体はバセットタイプで重々しく見えても、歩いたり、走ったりすると、外見とは全く異なる軽い動きをする犬が最も理想的なサツマと評価された様です。

確かに、サツマは頭部だけを見ていますと大きく長く垂れた絞り耳がまず目を引きますので、他のハウンドと同じ様に見えますが、一旦山入しますと薩摩地犬由来の「高鼻」で臭いを拾い、電光石火の如く寝屋に向って飛んでいく様は、正に格言どうりの「重くて軽し」そのものです。

誰が言ったか分かりませんが、恐らく当時のサツマ飼育者は遺伝学的な事を説明しても分からないだろうと考え、漠然とした言葉ですが理想的なサツマの体型は「重くて軽し」と教えたのではないかと推測します。

品評会に出犬している者ならば、優勝犬等をみながら、しみじみと「重くて軽し」の意味を理解し、自ら品種改良の目標に取り組んで行ったと考えられます。

ご主人様も、我々サツマビーグルの保存活動に「重くて軽し」を重視し、品種改良に取り組んでおられます。

サツマビーグルを知れば知る程に、先人達から言い伝えられ残してくれた格言に、心より賛辞を贈りたいと思います。


次回のサツマ塾は、この様に先人達の並々ならぬ品種改良により日本固有の獣猟犬サツマビーグルが誕生し、全国的に普及して行ったにも拘わらず、「何故サツマは絶滅の危機に陥って行ったのか!?」を考察(お話し)してみたいと思います。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年1月25日 (木)

猟場での動きがまるで別犬!

今朝、ご主人様はマイちゃんを連れ、山入しておりました。

当地徳島は、強風注意報が出ており、冷たい風が吹き荒れる中での強行です。

理由は、明日は高校の同窓会があり出席の為、山入が出来ないからです。

前回の山入から、マイちゃんの猟場での動きが別犬の様になり、ご主人様もマイちゃんも山入が楽しくて仕方がありません!。


何時もの様に、我家を8時に出発し、猟場には8時30分に到着。

猟場に向かう道中で、対向車の屋根に5cm余り雪を乗せ走っているのを見ても、一昨日は可成り雪が降ったと思います。

本日の猟場は、比較的風が当たらない場所を選んだ様で、マイちゃんは初めてとなります。

何時もの慣れた猟場と異なり、どの様な動きを見せるかとても興味があります。

何時もの様にマイちゃんを車から降し、首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

マイちゃんは、トイレを済ますと、勢いよく前進して行きます。

時折、立ち止まっては高鼻で獣臭をキャッチしていますが、風で臭いが分散し、中々定まらず入って行こうとはしません!

今日は、林道は風が強いために、風が当たらない東斜面の林に獲物が集まっているのではとの判断からマイちゃんを誘導し引き込みます。


下の写真は、その時の様子です。

林の中は、3cmほどの積雪がありました。

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林道とは、打って変わり、マイちゃんの動きが活発になって来ました・・。

今日は風があるので地鼻を多用し、100m余り足を延ばしては戻るを繰り返しています。

途中・・「 ワン 」と一鳴きしましたが、ボロボロと羽音がしましたのでヤマドリが居たと思います。

何でも良い・・濃い臭いに反応し鳴きが入るのは、猟欲が付き出した証拠です。

そして、約40分ほど山歩きをしていますと、マイちゃんが何かを咥えて持って来ました。


下が、その時の写真です。

何と、シカの前足です・・。

Dsc_00752

拾い食いの内容も、変わって来ました(笑)

未だ赤い肉が付いていますので、暫くそのままにしておきますと・・

何と、シカ足を睨みつけながらラウンドし、時々鳴きを入れます・・( 良いぞ! )

益々、猟欲も強くなって来た様に思います。

昨猟期まで様に、シカの生息数が多ければ、ここまで来れば何時「初鳴き」があってもおかしく無いのですが・・。

ところが、今猟期はイノシシはおろか、シカも可成り減っており、マイちゃんの様な訓練犬にとっては可成りのハンディになっております。

アメビーの様に先導犬に付いて行けば仕上がりも早いと思いますが、我々サツマビーグルは他犬との協調性が無いものですから、訓練する方もされる方も大変です。

サツマはハウンドにあった協調性が他ハンターの狩りの邪魔になることから、長い時間をかけて無くしたと聞いております。

この協調性はハウンド特有のものであり、無くすのは至難の業であったと考えます。

先人達の努力(苦心)に心より賛辞を贈りたいと思います。

それにしても、マイちゃんの変身ぶりにはご主人様もさぞかし驚いていると思います。

もう、林道で拾い食いをして遊ぶなんてことは全くなくなり、むしろ林道を歩くことが少なくなって来ました。

初鳴きは、時間の問題か???



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2024年1月24日 (水)

名シカ猟犬レオン君の幼少期!

四国徳島は、今朝氷点下マイナス2℃で、北西風の冷たい風が吹荒れており、山入はお休みです。

四国地方は、平地でも30cmの積雪があるかも?との予報でしたが、当地徳島では西部の池田や祖谷では約5cmの積雪があったようですが、犬舎周辺は小雪が舞う程度で積雪はありませんでした。

ところが、日中の気温は5℃までしか上がらず、一日中冷たい北西風が吹荒れていました・・(≧◇≦)

ですが、我家は防寒対策として、犬舎・運動場のフェンスには建築用のビニールシートが張り巡らされているお陰で、冷たい風もブロックされ、日中はお日様も顔を出してくれ、運動場内はポカポカと温かく過ごすことが出来ました・・( 感謝! )

今朝は、久しぶりに良く晴れていましたが、我々サツマビーグルが得意とする「高鼻」は強風で使いにくく、地鼻での狩りとなり起こしも大変となります。

更に、これだけ冷たい風が吹荒れますと、ご主人様の身体が心配ですので、山入の中止は止む得ない判断だったと思います。

老ハンターにとっては、獲るよりも安全第一が狩猟継続の第一義ですからね!


さて、本日は連日のアメビー記事から久しぶりにサツマ記事に戻すことにします。

本日の写メは、大阪に行っておりますレオン君のオーナー様H氏より、少し前に頂いていたものです。

何時もは、シカ猟犬として大活躍しているレオン君ですが、今から4年前に我家から旅立ちH氏宅で暮らしていた当時の写真を送って下さいました。

我々は、今まで我家から旅立って行った仔犬達がどの様な暮らしをしているのかは知る余地もありませんでした。


先ずは、添付写真をご覧ください!

( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )

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写真を見ますと、H氏宅にはパグ犬とシーズー犬の先住犬がいた様ですね!。

レオン君は生後2ヶ月で体重も4kgほど、小型犬の2匹の方が大きい様です(笑)。

レオン君・・仲間に入れてよ!!!と、ワンワン鳴いているのでしょうか?


下の写真は、だったら僕も考えかあるとばかり、2匹のお休みベットの上で大の字になり、独り占めしているのでしょうか?(笑)

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邪魔をするために、小さい体を目いっぱい大きくしています!・・( 可愛い! )

仔犬ながら、考えたものですね!(笑)

レオン君に、こんなホッコリする幼少期があったなんて、シカ猟犬として大活躍している現在(4年後)からは想像もつきません・・。


本日は、我家から旅立って行った我々サツマビーグルの仔犬時代の暮らしが少し分かり、とても嬉しく楽しかったです・・(^^♪

仔犬達は、この様な幼少期にオーナー様家族と出会い、日々の暮らしに溶け込んで行くと言う情報は殆ど知ることはありませんでした。

・・ので、今後はこの様なホッコリした写メを送って頂き、ブログで紹介したいと考えております・・( お待ちしております )

本日は、大阪に行っております名シカ猟犬「レオン君」の幼少期の生活を拝見することができ、とても楽しかったです・・。

当ブログ拝読者様は、如何でしたでしょうか?

仔犬時代のレオン君・・とても可愛かったですよね!



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2024年1月23日 (火)

アメビー・アカ君のブログ対応に追われる!

今朝、ご主人様は奥様から「寒波襲来」の注意も聞かず、ワカを連れ山入していました。

・・が、猟場に着く否や、雪が降って来るわ、寒風が吹荒れるわ、これでは猟にならないとワカも車から降ろさず飛んで帰って来ました!(大笑)

奥様の注意を聞いておれば良かったのに!・・(~_~;)

ところで明日も更に冷え込む様で、平地でも30cmほどの積雪かある様です・・( 勿論、山入はお休みします/笑 )

道路に積雪が5cmもあれば、四国徳島ではスノータイヤなんか誰も付け替えていませんので、大渋滞となります・・(≧◇≦)


さて、本日は先日アメビー・アカ君のブログ記事が大反響になっており、その対応に追われているご主人様についてお話しさせて頂きます

本日も2件の問い合わせがあり、中々収束する気配が無い様ですので、取敢えず本日までの問い合わせ内容と我家の対応等につき、その概要をまとめましたので紹介させて頂きます。

尚、今後の問い合わせは、本日紹介した内容以外のみ受付したいと考えておりますので、何卒よしくお願い致します。


以下、問い合わせの内容と回答を記載させて頂きます・・。

🔴先ず、どうしてアカ君のブログを知りましたか?との逆質問に対して・・
①サツマビーグルを飼っている猟友から、アメビーの記事が当ブログに載っていると教えてもらった。
②以前から、当犬舎のホームページとブログを拝読していた。

🔴次いで、アカ君についての問い合わせ内容と回答を紹介。

①血統を教えてもらえますか?
 ・簡単に説明・・。後日、ブログで紹介させて頂きます。
②猟芸の見学は出来ますか?
 ・可能です・・。土・日曜日以外の日を指定して下されば対応させて頂きます。但し、ある程度人数が揃った上で行いたいと思っています。
③犬舎見学は出来ますか?
 ・連日(土・日曜日は除く)午前中は山入していますので、見学は午後からになります。予め見学日を連絡頂ければ対応させて頂きます。
④今後繁殖する予定はありますか?
 ・本年度は、3月末にブーギー系の16代目が生まれる予定です。
⑤仔犬の予約はできますか?
 ・可能です・・。予約に関する詳細はホームページ「狩猟犬サツマビーグルの郷」の紹介欄をご覧下さい。

🔴その他・・・
●狩猟系のアメリカンビーグルを探していましたが、全猟誌にも掲載がなく、ネット検索をしてもペット用ばかりで、国内にはもう狩猟系は居ないと諦めていました・・と言うお話しが大部分を占めていました。
●サツマビーグルと共に、是非とも狩猟系アメリカンビーグルの保存(繁殖)もして欲しいです。
●今後はブログにアメリカンビーグルの情報も掲載して欲しいです。
●今はハンターをリタイヤしていますが、毎日ブログを見るが唯一の楽しみで生きがいなっております。毎日の更新は大変と思いますが宜しくお願いします。


【 後記 】


狩猟系アメリカンビーグルを愛好されているハンターが未だおられたことに驚いております。

現在、狩猟系アメリカンビーグルを求めたい場合は、狩猟雑誌「全猟」が唯一の頼みでありますが、最近の紹介欄にはビーグルは愚か他犬種も殆ど無くなっています。

原因は、全猟の紹介欄に掲載するには、動物愛護法で制定されている「第一種動物取扱業(販売)」の登録認可を取得してないと受け付けてくれないのが主因と考えます。

全国的にノウサギが減少し、逆にシカやイノシシの大型獣が大増殖したことから、大物猟に転向されたビーグラーも多いと思います。また、ハンターの高齢化等により猟犬飼育を諦めた方も多いと思われます。

何方にせよ、まだまだアメリカンビーグルでのノウサギ猟を続けられているハンターが居ることは、アカ君の記事で確認でき今後の狩猟系アメリカンビーグルの保存活動への取り組みの励みになりました。

また、問い合わせを頂いた大部分のハンターが、ご主人様の事並びにプーギー系アメリカンビーグルの事をよくご存じであったことに、我々みんなも驚いております。

今後は、サツマとアメビーの二刀流での保存活動が始まる様で、老ハンターの健康(身体)が心配です・・(-_-)


下の写真は、今朝運動場でのアカ君の様子です。

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2024年1月22日 (月)

アメビー・ルイちゃん 交配は無事成功!

今朝、ご主人様はジャッキー君を連れ山入しておりました。

今日は、とても良い天気でジャッキー君も久しぶりの山入で、元気に狩り込んで行きます。

暫くして、林道下に電光石火の如く飛んでいくや、すぐさまシカを起こし追跡が始まりましたが、シカは回帰せず一目散に尾根を目指して逃げて行きます。

賢いジャッキー君は、尾根越えして30分余りで追跡を止め、ご主人様の下に戻って来ました。

最近は、シカの生息数も少なくなっており、前日我々が追い回しているせいか、昔の様に寝屋中心に一回りしてから猟犬の実力を見て逃げ方を変えておりましたが、今猟期のシカは一直線に尾根越えしますので、単独猟での捕獲は難しくなっております。

まぁ、ご主人様は獲るよりも我々の仕事(捜索・追跡)を見て楽しむ方なので良いのですが・・。

ジャッキー君が帰って来ましたので、車の下に戻っていますと、マイちゃんが行っています岡山のビーグラーM氏より電話があり、今朝ルイちゃんの交配は無事成功しましたと連絡を頂きました。


そこで、本日はルイちゃんの繁殖についてお話しさせて頂きます。

先ず、ルイちゃんの交配相手(牡犬)は、第一候補がマックス、第二候補がケリーでした。

発情12日目と13日目にマックスと交配を試みましたが、未だ若いせいか失敗に終わりました。

そこで今朝、発情14日目に第二候補のケリーと交配させ、無事成功しました。

下の写真が、ルイちゃんの交配相手のケリーです。

写真は、先日M氏の下にルイちゃんを送り届けた時に撮影しました。

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ケリーの母親は、プーギー系12代目のキャンディ号です。

母親に似て、犬舎を訪問した時も「アォーン」と美しい鳴き声で迎えてくれました。

勿論、実猟並びにトライアル(ビーグル猟野競技会=ゲームはノウサギです)でも大活躍している現役犬です。


下の写真は、岡山に行く前日に我家で撮影したルイちゃんです。

ルイちゃんの母親は、プーギー14代目のアブァ(父親は12代:ダイナ)です。

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この度の交配は、我家保存のブーギー系のラインブリード(同系交配)です。

今後、上手く妊娠することを願っています・・。

出産は、交配後62日が一般的ですので、出産予定日は3月23日となります。

ルイちゃんは、初産ですので出産予定日の前後3日間は要注意です。

気候も初春であり、出産さえ無事終えれば、仔犬達も順調に大きくなってくれると思います。

M氏も我家に来ているアカ君(血統書名=ノア)がノウサギ猟犬にならずシカ猟犬になってしまいましたので、ルイちゃんの仔犬達には相当大きな期待を寄せていると思います。

先ずは、無事妊娠してくれることを願っております。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年1月21日 (日)

ダメ猟犬の動きに変化が!?

現在、大相撲初場所が東京蔵前国技館で開催されています。

ご主人様は大の大相撲ファンで、ごひいきは元横綱稀勢の里(二所ノ関親方)と大関貴景勝です。
・・が、貴景勝は二日目の熱海富士戦で古傷の頸椎を痛め四日目から休場となり、来場所は又もや大関カド番で勝ち越さないと大関陥落となります。そこで今場所は、二所ノ関部屋の大の里関と白熊関を応援されています。

一方、正月早々に自宅の母屋、納屋、倉庫等を全焼した鹿児島「サツマ師匠M氏」は、現在はお孫さんのお宅で生活されている様で、師匠も大相撲が大好きですので、相撲をTV観戦されていると思います。少しでも気晴らしになれば幸いです。


さて、前置きはこの位にして、本日の話しに戻すことにします。

今朝は、昨日から降り続いた雨も止んでいましたが、今にも雨が降りそうな曇り空ですので、山入はおやすみしました。

尚、本日は日曜日ですので、ここ10年余りはサラリーマンハンターに猟場を明け渡していますので、雨模様でなくても山入はお休みでした。

・・ですが今朝ご主人様は、山入の邪魔にならないルイちゃんを連れ、傘を持っての林道散歩に出掛けておりました。

今朝の様な雨が降り終わった曇り空の猟場は、落ち葉や地面が湿っていますので臭いが拾いやすく、猟欲が発現していないルイちゃんの様な猟犬にとっては絶好日と言えます。


8時に我家を出発し、猟場(林道)には8時30分に到着。

居なくなることは無いと思いますが、念のため首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

やはり、3日間降った雨で、谷川は増水し、林道にも水が溢れていました。

下の写真は、林道に水が溢れ、マイちゃんがどうしょうか悩んでいる様子です。

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マイちゃんは、猟欲こそ出てないですが、谷川の渡り等の基礎訓練は終えていますので、すんなり渡りました。

今日のマイちゃんは、依然と違い、林道で盛んに臭いを拾っています。

これは、行けるぞ!!!と、ご主人様もニンマリ・・

やはり、ヤマドリ、タヌキ等が雨降り後の曇り空と言うこともあり、日中でも出歩いている様です。

また、濃い臭いを拾うと、我々サツマ特有の尻尾を小刻みに振る動作も出て来ました・・( 良いぞ! )

更に、林道下や上に100m余り足を延ばして臭いを拾って行きます・・。

おっ・・これはひょっとして「初鳴き」か?と、期待を持たせる動きが3度もあった様です。

少しづつですが、やっとサツマ本来の動きになって来ている様で、今後が楽しみになって来ました。

マイちゃんも、今月1月27日で満1才になります・・。

ダメ猟犬の汚名は早く返上して欲しいと願っております!・・( 頑張れ ルイちゃん! )



ては、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年1月19日 (金)

老ハンターの健康はダメ猟犬のお陰!

四国徳島は、昨日から今朝に掛け可成りの雨が降りましたので、山入はお休みしました。

しかし、明日も一日中雨の予報。。。

ご主人様はここ二三日、友人との食事会等で山入は愚か散歩も殆どしていませんので、体重が1kgも増加しています・・(~_~;)

・・で、今朝は今にも雨が降りそうな曇り空でしたが、マイちゃんを連れ林道散歩に出掛けておりました。

我々成犬達と山入しても、多くて2000歩、少ないと1000歩以下ですが重い鉄砲等を持っていますので、それが可成りの負荷となり歩数の割にはカロリー消費が多いのか、歩かなくても体重は維持できています。

これも、我々猟犬達を飼い、一年中特別な事がない限り山入(狩猟・訓練)しているお陰と思います。

特に、ルイちゃんは未だに山入してもヤル気がない(猟欲が出ない)ので、ご主人様の健康への貢献度は断トツの一番です(笑)。

今朝も、6500歩と、我々と山入する3倍以上歩いた様です。

・・で、ルイちゃんはと言うと、今朝も何時もと同じで、食べさせてない子の様に「拾い食い」ばかりで、一向に山に入ろうとはしません。

我々なら、ジャッキー君もそうですが、もうとっくにシカ猟犬としてデビューしていたにも拘らず、マイちゃんは一向に進展しません!

我々サツマビーグルの保存普及活動を通して我家から旅立って行った仔犬達もみんな立派な狩猟犬(鹿、猪、兎、熊など)となっております。

・・で、ご主人様曰く・・・

繁殖した仔犬達がみんな仕事をするのが以外であって、中にはマイちゃんの様な犬が居るのが当たり前・・何てのんきなことを言っております。

更に付け加え・・・

ヤル気が無い者を、あれやこれや言っても、本人にその気がないので絵にかいた餅になりかねない・・。

猟犬の学校は「山」なので、学校にさえ行っておれば何時かはやるはず(猟欲が出るはず)・・なんて、ドンと構えています。

確かに、考えればご主人様の言う通りと思います。

人間でも、母親が自分の事はさておき、子供には「勉強しなさい」なんて、最悪は子供が勉強するのが嫌と言って泣いているにも拘わらず、強制的に机に座らせ、勉強をさせている光景が目に浮かんできます。

昔から「トンビが鷹生んだ」なんてことが言われますが、逆な発想で考えますと「能力がない両親からは優秀な子は生まれない」と言う例えとも取れます。

その点、マイちゃんは優秀なリュウ系の血統を受け継いでおり、「仕事をしない訳がない」・・とはご主人様の弁。

我々の心配を他所に、ご主人様はドンと構えておられます・・。

また、ルイちゃんは「大器晩成型かも?」何て言っておられ、山入訓練を諦めようとはしません!

やはり、我家の訓練三則『 焦らず 急がず、騒がず 』を信条に、訓練犬を信じて山入すれば必ず苦労が報われる時がやって来ます。

同じ兄妹の仔が、『 シカ猟犬としてデビューした! 』・・何て聞くと、飼い主は焦ったり急いだりするものですが、更には我が仔を疑い「まだ仕事をしない」何て騒いでも、訓練犬の仕事が上達する訳もありません・・。

それよりも、他犬は他犬と気にせず、兎に角、訓練犬を信頼し山入させることが、完成犬への第一歩と考えます。

ご主人様は、猟歴50年のベテラン猟師兼ブリーダー経験者でもあり、我々が傍目で思うほど心配はしてない様に見えます。

最後に・・

本日のブログが、マイちゃんの様な訓練犬をお持ちオーナー様への、励ましのメッセーになれば幸甚です。

尚、マイちゃんは未だ猟欲は出ていませんが、我々より優れた素晴らしい美形の持主であり、我家「四国プリンス犬舎」が運営し公開していますホームページ『 狩猟犬サツマビーグルの郷 』のトップページに抜擢され、我家の看板犬になっています。

マイちゃんは、我々サツマビーグルの中でも、特に優れた体躯の持主であることに間違いはありません!

後は、猟欲が発現し、素晴らしい狩猟犬として成長してくれることを、我々みんな願っております。

今月の1月27日は、満1才の誕生日を迎えます・・( 頑張れ マイちゃん! )


下の写真は、今朝の林道散歩のマイちゃんの様子です。

体躯は素晴らしいんですが、猟欲がイマイチです(笑)
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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月17日 (水)

アカ君の追跡力 恐るべし!

今朝、四国徳島は氷点下のマイナス1℃と、とても冷たかったです。

しかし、我家の朝食は「お湯割りフード」ですので、とても暖かく食べ終わると身体の芯からポカポカと温まります。


さて、今日は岡山からやって来ましたアメビーのアカ君(満2才)を連れ山入しておりましたので紹介します。

アカ君は、我家に居たルイちゃんと兄妹で、ブーギー系15代目のアメリカンビーグルです。

アウトブリード(異系交配)の関係から、マイちゃんとは毛色が全く違いますが、50年前に日本に輸入された初期のプーギー系の毛色によく似ています。

我家が系統保存して来ましたプーギー系の体色「黒一枚」はご主人様か作ったもので、本来のプーギー系の毛色とは異にしています。


我家を8時に出発し、猟場には8時30分に到着。

本日の猟場は、唯一ノウサギの新しい糞が確認されている場所です。

アカ君は、他犬とノウサギを追跡中にシカを見つけるとそれを追って帰って来ない・・と言うことから、トライアル(ビーグル猟野競技会=ゲームはノウサギ)に出せないとして、我家のルイちゃんと交換した次第です。何故か?、トライアルでノウサギ追跡中にシカ等他の動物を追うと失格になるからです。

下の写真は、放犬前のアカ君の様子です。

我家で居る時は尻尾を垂らしボーとしていますが、山入しますと尻尾もピンと立ち、ヤル気満々です。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
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アカ君が、どの様な仕事(猟芸)をするか、興味津々で林道に放犬。

ノウサギ糞がある鉄塔までは約500mです。

アカ君は、久しぶりの山入なのか、50mダッシュを繰り返しています(笑)。

身体がボテッとしていますので、動きは鈍いと思っていたのですが、何の何の我々サツマビーグル顔負けの動きです。

そして、暫くすると落ち着き、林道で臭いを拾いながら、ゆっくりと前進して行きます。

すると、臭いがあったのか尻尾を左右に振りながら林道下に消えて行きました。

約500mほど行ったところで、前鳴きが始まり、直ぐに起こし鳴きから追跡を始めました。

ご主人様は、約13年ぶりのアメビーの追い鳴きを聞き、感無量の様です。

アカ君の追い鳴声は、「グアー グアー グアー 」で、グアーンと引っ張り鳴きせず、声は大きく良く通るようです。

早朝の静寂な猟場に、アカ君の追い鳴きだけが響き渡り、暫くはビーグリング(ビーグルの美しい追い鳴き)を楽しむことに。

尚、本日は山入テストも兼ねており、回収に手間取ることを想定し、鉄砲は持って来ていません。

追跡時間は、10分、20分、30分・・・60分・・・2時間と、臭いを落としながらも執拗に追跡を続けます。

あいにく、シカは20分の時に雌の親子2頭を見ただけで、鉄砲を持っていても遠くて撃てなかった様です。

・・・・・・・・・・・

それにしてもアカ君は、起こし、追跡力共に我家のシカ猟の追跡名手「ハチ」に劣らない実力の持ち主であることが判明しました。

勿論、我々みんなより追跡力は上です・・(~_~;)

アカ君の追跡を見ていますと、シカが何とか追跡を振り切ろうと、町道を2回、林道を3回も横切るトリックを見せましたが、問題なく追跡を続けました。

しかし、追跡時間が2時間30分を超えたころから、体力が消耗したのか、追跡スピードもガクンと遅くなり、その後追跡を止めました。

我々サツマですと、暫くすると放犬した場所に戻って来るのですが、果たしてアカ君はどうか???

30分待っても、同じ場所で居ますので回収に行かないと、体力が戻りますとまたシカを起こして追跡を始めますと大変ですので、ご主人様も仕方なく迎えに山を上ります。

そして、アカ君との距離が200m余りになった所で、20番スラッグ弾空ケースを「ピッピッピー」と吹きますが、反応なし。

またしても、アカ君の下に登山を始めます・・( 今日は良い運動になりそうです/笑 )

途中、空ケースを吹きながら上って行きますと、何と笛に反応し、アカ君が下りて来ています。

ご主人様は、アカ君の元まで行かずに済み、ヤレヤレ・・苦笑いです。


【 後記 】

それにしても、アカ君がこれだけやるとは、本当に想定外でした・・( 大拍手! )

大型獣は、急な崖や段を飛び降りたり、飛び上がったりするので、我々の様な中型犬は兎も角、身体の小さいアメビーはその都度上り下りする入り口を見つけて再度追跡をするを繰り返しますので、どうしても追跡が困難になります。余程忍耐力が無いと、追跡は続けられません。

逆にノウサギ猟等の小型獣の場合はブッシュの中を逃げ回りますので、身体の大きい我々はどうしても不利になります。

本日のアカ君の追跡を見ていますと、シカは急な崖や道路を飛び追跡を振り切ろとしているのが良く分かります。

そして、そういう障害に逃げ込み追跡を振り切り、そこで猟犬が迷いますので逃げるのにも余裕ができ、同じ場所をクルクルと逃げ回っていたのだと思います。

我々ですと、最近のシカは一直線に尾根越えして逃げるものが多くなっていますが、アメビーに追われると追跡速度も遅く、障害物でトリックを掛けることにより、全速力で尾根越えしなくて良くなります。

このことからも分かる様に、アメビーで執拗に追跡されても逃げる余裕ができることから、狭い範囲を逃げるだけで追跡を振り切れるこを学習します。

即ち!、我々サツマビーグルの恐怖から解き放され、小さいアメビーがワンワン追って来ても何も怖くない・・と、シカは高を括り追い鳴き声を聞きながらゆっくり逃げることから、捕獲しやすいかも知れません!


岡山の元オーナー様M氏に、早速、本日のアカ君の仕事について連絡(電話)し、楽しい会話をされた様です。

聞きますと、アカ君は特別(笛等)な呼び戻し訓練はしてなく、300m位の距離で臭いを落とし鳴き止んでいる時に、大声で『コイコイ』と呼んでやると、戻って来るらしいです。

ご主人様は、次回の山入から、20番スラッグ弾空ケースと『コイコイ』の両刀使いで呼び戻しを教えたいと言っておられます。

また、アカ君は追跡スピードが我々の様に早くないことから、若犬の山入訓練の先導犬としては最適と考えます。

・・ので、里親に出す予定でしたが、余りにも起こしが早く追跡が上手な事から、我家で飼うことに決まりました。

岡山の元オーナー様M氏も、我家に残し飼うことを告げますと、とても喜んでおられました。

シカ猟の巻き狩りであれば、アカ君なら幾らでも獲れると思います・・。

アカ君・・恐るべし!!!


< 追記 >
ご主人様曰く『 猟歴50年になるが、2才と言う若さでこれだの仕事(猟芸)が出来る犬は少ない! 』と・・
アカ君は、今後の山入で、更に仕事も上達し、素晴らしいシカ猟犬になると思います・・



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2024年1月15日 (月)

シカの逃げ方が変わって来た!

今朝は、四国徳島は久しぶりに雨が降りました。

奥様が管理されている家庭菜園の冬野菜も雨が降り喜んでいると思います。

また、猟場も乾燥しカラカラの状態でしたので、雨が降ると臭いが残りやすく我々は追跡しやすくなります、

ということで、本日の山入はお休みしました。


・・で、本日は昨日久しぶりにハチが山入しておりましたので、その様子を紹介させて頂きます。

当日は、シカ猟見習生2名も同伴しました。

この見習生は、今まで外してばかりの、シカ撃ち迷人なのです(笑)

・・ですので、ハチにも嫌われており、万一輸送箱のハチに「おはよう」何て顔を合わせますと・・

賢いハチは一切輸送箱から出て来ようとはしません(笑)。

本日は是非ともシカを獲りたい(食べたい!)と、練習生の意気込みも凄く、何とか獲って上げようと、先回りでマチを張る作戦に。

暫くして、マチに到着した旨の連絡が入ったことから、ハチを放犬。

下の写真は、放犬直後のハチです。

何時もハチは直ぐに起こしになりますので、中々写真が撮れないので、今日は予めスマホを出し放犬しましたので、やっと撮れました(汗)

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この後、ハチはすぐさま林道下に降りて行くやシカを起こし追跡を始めました・・。

シカは、ジャッキー君が前回追ったコースと同じ方向に逃げています・・( よしよし・・良いぞ! )

本日の練習生に指示したマチに一直線の様です・・( ジャッキー君の時は3発撃つも外れ/笑 )

放犬して僅か10分余りで・・「ドーン・ドーンと2発の銃声が鳴りました!

ところがハチは鳴いていますので、今日も外したか?かと思いきや、何と!『雌ジカを獲った!』とのこと・・( まぐれでも凄い! )

林道近くで捕獲したとのことですので、『 血抜きし、早く持って帰りなさい! 』と連絡。

練習生は、猟欲より食欲の方が勝っており、今日は久しぶりにシカ肉に有りつけたと言うことで、喜んで帰った様です(笑)

・・・・・・・・・・・・・

ご主人様は、GPS受信機でハチの追跡をチェック。

反対側の尾根に向って追っています。

この逃げコースは、長時間の追跡になり中々回収が出来ません!・・。

ので、車で先回りします。

・・・・・・・・・

約10分ほどで現場に到着。

ハチは未だ来てない様でしたが、暫くすると林道に雌ジカが上がって来ました。

雌ジカなので撃つのはスルーし、ハチを待ちます・・

やって来ました!・・殆ど歩いてハーハー言いながら追跡しており、後少しでガス欠でした(笑)

ハチは、ガス欠になりますと、地面に腹ばいになり30分余り休み、再び跡を始めます。

今日は、ラッキーでした!!!

シカ猟練習生にシカもプレゼント出来たし、ハチの追い鳴きも十分堪能できました!

ハッちゃん・・お疲れ様でした!


【 後記 】

今年になって、イノシシは愚かシカまでが少なくなっています。

以前なら、起こし鳴きから30分余りで寝屋近くまで一回し、捕獲することが出来ました。

・・が、今年はシカも少なく、毎日、我々が山入し追い回すことから、逃げ方も随分変わって来ました。

それは、シカを起こし追い鳴きが始まっても、一直線に尾根越えをするシカが多くなりました。

・・ので、ご主人様の様に単独シカ猟での捕獲は、非常に厳しくなっています・・(≧◇≦)

本日は、先日ジャッキー君が追ってマチに掛かった場所に、練習生2名が先回りし、やっと捕獲することが出来ました。

即ち、ご主人様一人では捕獲できなかったと言うことです!。

単独シカ猟で捕獲するには、猟犬に追われてない新しい猟場でないと無理になりました。

尚、イノシシに関しては豚熱で生息数が激減しており、獲ったと言う話を聞いたことがありません・・(≧◇≦)

その点、未だシカ猟は犬次第(猟場次第)では希望があります・・が、ハチクラスのシカ猟犬でも単独猟での捕獲は難しくなっています。

我家には、未だ仕事を覚えていないマイちゃんも居ますので、訓練猟場は是非とも確保しておきたいところです。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2024年1月14日 (日)

狩猟通信⑫ 獲物が少ない中新年初ゲット!

本日は、大阪に行っておりますレオン君のオーナー様H氏より、新年初となる写メが届きましたので紹介します。

先ずは、添付写真をご覧ください!

捕獲した雌ジカとS君並びにレオン君(左)とピース君(右)。

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次いで、メッセージをご覧ください!

明けましておめでとうございます。

今年も、よろしくお願いします。

正月明けから不猟続きでしたが、今朝のラウンドで、S君がやってくれました。

本日は、レオン君とピース君で、お姉ちゃん鹿を追い回して、ネックショット、スラッグ一発で倒してくれました。

山に入るなり、レオン君が先導しワンワン・・。

それについてピース君もワンワン30分くらいでバーン!・・バタン!

レオン君が来てハムハム、遅れてピース君も来て仲良くハムハム。

昼からも頑張ってもらいます。


【 後記 】

昨年は、日曜日毎に出猟し、連戦連勝の猟果・・。

ところが、昨年暮れから、一切写メが届かなくなり、山入しているのか?と心配しておりました。

やはり、御多分に漏れず獲物が減少し、起こして追跡しても中々マチに掛からず、苦戦していた様です。

本日は、我家からレオン君とピース君を引き取った夜の可愛い写真も添付されていましたので紹介します。

下がその写真です。

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顔の鼻筋の白毛から判断し、左がピース君、右がレオン君の様です。

我家で居た時から、2頭はとても仲が良かったと聞いております。

現在シカ猟犬として活躍しているレオン・ピースに、こんな可愛い仔犬時代があったなんて信じられませんよね!(笑)

それにしても・・可愛い!!!



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月13日 (土)

ルイが岡山に旅立ち、アカが我家にやって来た!

本日、ご主人様は奥様同伴で、岡山までルイちゃんを送って、代わりにルイちゃんの兄妹犬のアカ君が我家にやって来ました。

徳島⇔岡山・・往復7時間余りの長旅でした!・・(~_~;)

先ずは、事故もなく無事に帰宅されたことに我々みんな安堵しております。

お疲れ様でした!!!

本日の様子(詳細)は、後日報告するとして、我家にやって来ましたアカ君を紹介します。

( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )


下の写真が、アカ君(2才)です。

明るい赤毛一枚の美しいビーグルですよね!

毛色は「白黒タン」で登録されていますが、白オレンジに近いと思います。

呼名は「アカ」ですが、実際の名前は「ノア」と言います。ルイちゃんは血統書名と同じです。

Dsc_00942

下のルイちゃんの体色(白黒タン)とは全く異なっています。

詳しい事は後日お話しさせて頂きますが、体色だけ見ますとアカ君とルイちゃんは兄弟とは思えませんよね!(笑)

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兄妹なのに、体色も体躯も違う原因は「アウトブリード」によるものです。

アウトブリードとは、異系交配の事で、ブーギー系とは全く関係ない(血縁が無い)犬と交配することを言います。

遺伝学的なことは後日お話しするとして、アウトブリードを行いますと、ルイちゃんもアカ君もブーギー系50%ですが、母親似、父親似、その中間と3種類のタイプの仔犬が生まれます。

即ち、ルイちゃんは「中間」、アカ君は父親似(相手犬=別系)と言えます。

因みに、我家「四国プリンス犬舎」が系統保存して来ましたブーギー系アメリカンビーグルは、全国のビーグラーから下の写真の様な「黒光りする黒一枚の美しい犬」と言われています。

下の写真は、ルイちゃんの交配相手の牡犬です。

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この牡犬こそ、ご主人様が約40年間系統保存して来られたブーギー系アメリカンビーグルなのです。

アカ君、ルイちゃんと見比べてください・・。

全く異なること(体色、顔付、体躯)が素人目でも明らかと思います。

系統繁殖は、血液更新の為に行ったアウトブリードした仔犬内、自系の仔犬を如何に残すかが、その後の系統保存に大きく影響を及ぼすことになります。

幸い我家の犬は、体色を黒毛に統一して系統固定していますので、アウトブリードの際は相手犬の体色が白毛に近いものを選択し、一胎仔の中から全身黒毛の仔犬を選べば良いと言うことになります(毛色遺伝子を応用)。

今後は、マイちゃんを台牝に「戻し交配」をすることにより、我家の系統に戻す(近づける)ことを2代掛けて行います。

この妙味が「系統繁殖(保存)」と言うことになります。

本日は、少し難しい遺伝学的なことをお話しさせて頂きましたが、詳しい事は後日お話ししたいと思います。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月12日 (金)

ルイの旅立ち!

ルイちゃんは、我家にやって来て2年が経ちます。

ルイちゃんは、ご主人様が二十代の若い時に最初に飼った狩猟用ブーギー系アメリカンビーグルの初代「モンロー号」から数え、15代目になります。

下は、運動場でのんびりしているルイちゃんです。
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現在、同系は三重県、岡山県、和歌山県等のビーグルトライアル(猟野競技会)マン「ビーグラー」達の手により、系統保存されて来ました。

・・が、御多分に漏れずビーグラーも高齢化等により、全猟主催のトライアルの開催も継続が危ぶまれています。

ご主人様が、約40年間系統保存して来ましたブーギー系アメリカンビーグルも今手を打たないと、13年前の純血サツマビーグルの様に絶滅の危機に陥ると考えます。

昨日より、ルイちゃんはヒート(発情)が来ており、繁殖をする予定です。

そこで、岡山でご主人様の系統保存のよき理解者で、現在5頭のブーギー系を飼っておられるM氏に相談されました。

その結果、今後ルイちゃんは岡山のM氏の下で飼育・繁殖し、M氏が飼育しているルイちゃんと兄妹犬のアカ君を我家に引取ることで合意。

実は、アカ君はノウサギ猟犬として訓練していましたが、猟場もシカが多く生息する様になり、先導犬がノウサギを追っているにも拘わらず、途中でシカを追う様になっています(アカは今後我家で暫く飼って猟芸を確認した後、里親に出す予定です)。

ビーグルトライアルのゲームはノウサギであり、シカを追ってしまいますと失格となります・・(≧◇≦)

よって、M氏もアカ君をどうするか、とても迷い、再々ご主人様に相談されていました。

しかし、幾ら訓練方法を変えてもアカ君はシカを追うのを止めない為、M氏も泣く泣くアカ君を出す決断をされました。

ご主人様が良く言いますように、シカやイノシシ猟犬と違い、ノウサギ猟犬は非常に訓練が難しく、現在の様にノウサギの生息数が激減しますと更に難しくなります。

一般的に、ノウサギ猟犬は先導犬と3~5頭程度のパック(群れ)に1頭の訓練犬を混ぜて訓練させます。

そうすると、先導犬がノウサギを起こし追い鳴きを始めますと他のビーグルも協調性を示し一緒に追い鳴きを始めます。

この時、訓練犬は最初は何もわからないままに皆が鳴くので協調性を示し一緒に鳴き、ノウサギを追う様になります。

そして、回を重ねる毎に先輩犬達の仕事(ノウサギ猟)を学習し、何れ先輩犬達の先頭を追う様になります。

こうなりますと、完全にノウサギ臭をマスターしたことになります。

この様にして、アメリカンビーグルはノウサギ猟犬として、又トライアル猟犬として活躍するようになります。


ところが、先導犬が居なく、ノウサギの生息数も激減している今日、単犬でのアメリカンビーグルの訓練は皆無となっています。

我家もワカをノウサギ猟犬として単犬で訓練しておりますが、昨年学習したノウサギ猟も今年はノウサギの生息痕跡も本んど見つからず、何時かはシカを追ってしまうのでは・・と、現在ノウサギ猟場の発見に努めているところです。

ご主人様がノウサギ猟を始めた50年前は、全国的に杉や桧の植林が盛んとなり、又温州ミカン畑拡張のパイロット事業も盛んに行われ、ノウサギの生息環境が好転したことから、物凄い勢いでノウサギが大増殖して行きました。

その当時、何処の猟場もビーグルの追い鳴きで、とても賑やかだった様です・・(^^♪

因みに、当時はノウサギの耳2つに200円の捕獲報償金が出ていたくらい、農林業への被害(食害)も多かった様です。

当時の我家は、常時10頭余りのブーギー系アメリカンビーグルが飼育されていました。

そして、ノウサギ猟犬の日本一を決めようと(社)全日本狩猟倶楽部主催の全国ビーグル猟野競技会が行なわれ、各県で予選を勝ち抜いてきた秀犬が愛知県下山村に集まり、盛大な全国大会が行われました。

幸いにも、我家で作出しました「シコクプリンス・ブーギース・マリー」が全猟ビーグル全国決勝大会の成犬部門で優勝し、同時に総合優勝の栄誉にも輝き、内閣総理大臣杯を受賞しました。

下は、全国優勝したマリー号とご主人様です。
Photo_20240112110201

・・と言うことで、ご主人様も我々サツマビーグルと共に、長年系統繁殖をして来ましたプーギー系アメリカンビーグルを、是非とも後世に残してやりたいとの思いから、この度岡山のビーグラーM氏にルイちゃんの飼育・繁殖を託すことになりました。

ルイちゃんは、ブーギー系15代目として、前途させて頂きました名血を継承しており、今後は岡山で貴重な台牝並びにノウサギ猟犬とし活躍してくれることを切に願っております。

幸いM氏宅には、ご主人様が最後に作出した牡の直仔(姿芸両全のブーギー系13代目:牡)がおり、我家「四国プリンス犬舎」が系統繁殖して来ました本来のブーギー系の姿(血統)に戻す(近づける)べく、ルイちゃんと戻し交配を行います。

ルイちゃんは、明日、ご主人様と奥様も一緒に、岡山県のM氏の下に旅立ちます。

また、岡山での様子は、後日紹介させて頂きます。




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年1月10日 (水)

狩猟通信⑪ 大猪ゲット!

昨日、鹿児島「サツマ師匠M氏」の住宅並びに周辺建屋が全焼したことをブログ投稿しました処、多数のお見舞いメール等を頂き、ご心配を頂きましたサツマ保存会員様には、M氏に代り心よりお礼を申し上げます。

師匠と連絡もとれ、家屋は無くなりましたがケがも無くお元気そうでしたので、少し安堵しております。

ご主人様が、正月から能登地震の他、サツマ師匠M氏宅の火災と災難続きでブログを書く気にもなれず、暫く休止することを話しますと、M氏のお孫さんH君より『爺ちゃんもブログを楽しみにしておりますので、是非続けて下さい』と、逆に背中を押して頂きました。


・・と言うことで、本日も頑張ってブログを書くことに。。。

本日の写メは正月に送って頂いたもので、送り主は栃木の若き名ハンターT氏であります。

T氏と言えば、当ブログでは100kg超級の大角鹿で大変有名ですが、この度はイノシシ猟です。

シカ猟は、我々サツマビーグルで、一方イノシシ猟は系譜の紀州犬で行っています。

この度は、紀州犬「明日香(アスカ)」をお供での単独イノシシ猟で、大きな猪を獲った様です。


先ずは、添付写真からご覧ください!


抜き80kgの大猪です・・( 凄い! )

Image0_20240107134901

写真の犬は、お手柄の名イノシシ猟犬の「アスカ号」です。

 Image3_20240107135301 


次に、猪猟のレポートをご覧ください!

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

ナナ、ツバサ、ドンⅡ、寒さにも負けず元気に過ごしています。

鹿児島のサツマ師匠M氏のお孫さんより、お電話を頂き、兎犬の仕込みについてご教授頂きました。

実際、鹿児島の兎犬(サツマビーグル)の名犬の動きや追跡を聞いて大変勉強になりました。

ドンⅡを、兎犬に仕込んでみようと思っています。

2023年12月31日 猪猟レポート

本日は、単独猟にて出猟。

豚熱により猪は減少傾向にありましたが、経口ワクチンが効いたのか、猪がちらほら足を出してきています。山裾をかなり掘り崩しているので早速見切りをかけました。久々に見る80kgクラスの足!

ベテランの紀州犬アスカをチョイス。

ドキドキとワクワクが入り混じりながら防刃ベストを着用し準備を整えました。いざ山入り!

雑木の出尾根の先端に的を絞ります。

山が大きく、尾根筋は他の鹿猟グループが毎週狩込んでいるので、猪は嫌がって先端に寝ていると予想。

息を整えながら静かに登ります。

30m上に女竹の密集地帯が見えてきます。

アスカがスッと中に潜ると…。ワンと一鳴き!

居ました!薬室にスラグ弾を装填。

アスカも鳴きのピッチを上げます。

「ブヒッ、フゴッ」猪がアスカを威嚇しています。

その刹那、ガシャーンと捲ってきました!

まだ女竹から姿を見せません。

もう一度、アスカが誘います。もうこっちのもんです!

ガシャーン、バリバリと女竹から姿を現しました。

耳にピタりと標準!ダーンと一発12番が火を吹きます。猪は、その場に即倒。放血を済ませます。

アスカも怪我無し!・・抜きの80kgの猪でした。

大満足にて年末猟を納める事が出来ました。


【 後記 】

「 山が大きく、尾根筋は他の鹿猟グループが毎週狩込んでいるので、猪は嫌がって先端に寝ていると予想 」

この読みが出来るのが、ご主人様から名ハンターと言われる所以なのでしょうね!

大山の猟場は、犬を何処から掛けるかが猟果に大きく左右しますので、猪の寝屋の読みはとても大事です。

この度も、ズバリ的中・・素晴らしい!!!

T氏とアスカのコンビネーションも抜群で、アスカも大猪に怯むことなく、T氏の下に落ち着いて誘い出し、1発で仕留める技は正に名人芸。

イャイャ、、、正月から凄い大猪の猟果を堪能できました!

新年早々、お忙しいにも拘わらず、とても参考になるレポートを送って頂き、ありがとうございました。

また、大角鹿が獲れましたら写メを送って頂きたいと思います・・( お待ちしております! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月 9日 (火)

正月早々 何と言うことだ!

本日、山入から帰り、スマホを見て絶句・・・・・・

鹿児島「サツマ師匠M氏」のお孫さんH君より、ショートメールで、以下のメッセージが入っていました。

昨日、祖父の家と叔父さん宅、犬小屋、私の会社倉庫が火事にあい、全焼しました。

火災時には、祖父と叔母さん二人が居ましたが、火事に気付いて逃げ出したので、ケガも無く無事でした。

犬達は、私が火の中に入り、サツマビーグル5頭はケガ無く無事に避難できましたが、火元近くの犬舎に居たアメビー2頭は助けることが出来ませんでした。

以上のメッセージが入っていました。


正月早々、能登地震で大きな被害が出て、連日被災されている方々のニュースが報道され、心を痛めていました・・。

その矢先、、、本日の悲しく辛い連絡・・

サツマ師匠のお宅と周辺家屋が全焼した・・と言う、何とも言えない事態が発生!!!

幸い、サツマ師匠のご家族は全員避難し、ケガ無く無事であったことが不幸中の幸いと言えます。

昨年暮れには、お孫さんのH君から、『 爺ちゃんが残してくれたサツマは僕が引き継ぐ・・』と、心強い決意をお聞きし、現在は犬舎を新築中と聞いており、師匠も犬舎が出来上がるのをとても楽しみにされていました。

・・が、それが昨日、火災で全てを失ったとのこと・・何と申し上げて良いか言葉もありません・・(≧◇≦)


今年は、本当に災害が多く、心して生活しなくてはなりません!

師匠宅も、正月早々に火災にあい、今後の復旧も大変と思います・・。

どうか、お身体に十分ご自愛下さり、どうぞこの災難を乗り越えて欲しいと願っております。

先ずは、心より火災のお見舞いを申し上げます。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月 7日 (日)

アサ直仔 生後6ヵ月のチヨ君が鹿初ゲット!

本日は、大分に行っておりますチヨ君のオーナー様T氏より、嬉しい写メが届きましたので紹介します。

チヨ君は、当ブログ初登場ですので、血統から紹介します。

父:アサ×母:ソラⅡで、2023年6月17日生の牡です。

出生地は福岡で、繁殖者は我々サツマビーグルの保存普及活動当初より大変なご協力を頂いております福岡のA氏であります。

出産哺育の秘話は、当ブログでも紹介させて頂きましたが、改めて簡単にお話ししますと・・

ソラⅡは、陣痛が弱く自然分娩は無理と判断し、帝王切開で出産させました。

・・が、お乳の出が悪く、A氏ご家族が交代で人口哺育をされ、立派に育て上げられました。

謂わば、チヨ君とその兄弟たちはA氏ご家族にとっては、我子同然の想いがあると思います。


さて、前置きはこの辺にして、本日のチヨ君の話しに戻します。

正月に、大分のT氏より『 チヨ君が初めてシカを獲りました! 』と、電話の向こうで興奮した声で連絡がありました。

T氏には、チヨ君の成長等の連絡を再々頂いており、12月中旬頃(生後5ヵ月)に林道で散歩しているとチヨ君がスーと山に消えて行くと大声で鳴きだした・・と連絡を頂いておりました。

ご主人様が、『 それはシカを見つけて鳴いている・・』と説明。

GPSマーカーも装着しないで散歩していたので、『 早く購入した方が良い・・』とアドバイス。

昨年暮れから、GPSマーカーを首に装着し、山入していましたが捕獲には至らなかった様です。

そして、年明けの3日に、チヨ君を連れ、自宅裏山に山入したところ、直ぐにシカを起こして追跡に入った様です。

そして、一回ししたところで運よくT氏のマチにシカが飛んで来た所を1発で仕留めた様です。


下の写真が、その時捕獲した雌ジカとチヨ君です。

チヨ君は、生後6ヵ月の幼犬ですが、父親アサに似て立派な体躯をしています。

・・ので、大きな雌ジカが小さく見えますよね!

チヨ君、シカ初ゲット、おめでとう!!!・・( 拍手! )

2024_20240106143801

何と何と!!!・・T氏は嬉しさの余り動画も撮っておられましたので、どうぞチヨ君の勇姿をご覧ください!

動画は、下のリンクをクリックして頂きますと、ご覧頂けます。


チヨ君の鹿初ゲットの動画

どうでしたか???

僅か6ヵ月の幼犬とは思わない・・堂々としたチヨ君に心より賛辞を贈りたいと思います。



【 後記 】

福岡のA氏ご家族が人口哺育で大事に育て上げた仔犬のチヨ君が恩返しと思えるような働きで、僅か生後6ヵ月で雌ジカをゲットしました。

さぞかし、A氏ご家族の皆さんも、お喜びになられると思います・・(^^♪

オーナー様T氏も、A氏宅にチヨ君を引き取りに行っ際、さぞかし想うところがあったと思います。

因みに、T氏宅は山里の集落の一番上にあるらしく、庭先にシカやイノシシ等の野生動物が頻繁に出没すると言う絶好の訓練猟場でもあります。

チヨ君は、この様な自然豊かな環境の中で、生後4ヵ月迄は日中は放し飼いで遊ばせていた様です。

生後5ヵ月からは朝夕約1時間ほど、T氏と散歩を通して呼び戻し等の基本訓練をされたと聞いております。

しかし、如何に好猟場とは言え、チヨ君の狩猟センスの良さが無ければ、生後6ヵ月でシカ猟犬デビューはならなかったと思います。


余談ですが、チヨ君の父親アサは、膝蓋骨脱臼の治療で生後11ヵ月から山入訓練を始めましたが、訓練初日にタヌキを見つけ約30分の追跡(追い鳴き)の後、タヌキを木上げすると言う離れ業を見せ、ご主人様を驚かせました。

下の動画はその時のタヌキを木上げし、激しく鳴いているアサの様子です。

動画を見るには、下のリンクをクリックしますとご覧頂けます。

アサが訓練初日にタヌキを追い木上げさせ鳴いている動画


本日のブログは、如何でしたか???

A氏ご家族が人工保育で大切に育て上げたチヨ君が、生後6ヵ月と言う幼犬ながらシカを獲って、育ての親に恩返しをしたと言う・・何とも言い難い親孝行のお話をさせて頂きました。


< 追記 >

昨夜、又もやT氏から電話があり『 今日、地元猟友会の鹿管理捕獲があり、チヨ単犬でシカを2頭獲りました! 』と、何とも嬉しそうな声で話されてました。参加者もチヨ君が僅か生後6ヵ月と聞き驚かれていた様です。
それにしても、もうチヨ君の実力は本物の様ですね!。


最後に・・・

以前、T氏より仔犬の名前を「チヨ」にしたと連絡を頂いた時、ご主人様は「女の子の様な名前だな」と言いますと、T氏曰く『 元横綱・千代の富士の千代(チヨ)です・・』と説明を受けたことを思い出します。

やはり、名前通りのシカ猟犬に成長しており、ご主人様も我々みんなも、大変嬉しく思っております。

今後の活躍を期待したいです・・( チヨ君 頑張れ! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年1月 6日 (土)

狩猟通信➉ 令和6年早々に鹿ゲット!

本日は、京都に行っておりますユキのオーナー様N氏が、令和6年早々に写メを頂いておりましたので紹介します。


今年に入り、悲しい重大ニュースが続きましたので、捕獲した獲物等の写真入りのブログを投稿するのを躊躇し、本日となりました。

尚、能登地震で被災され山入が出来ないハンターに少しでも元気になって欲しいと願い、今後もタイムリーな情報をブログで紹介して行きたいと考えています。


先ずは、添付写真からご覧ください!

ユキも3才になり、益々シカ猟犬として磨きが掛かって来た様ですね!。

2024


次に、コメントをご覧ください!


明けましておめでとう御座います。

本年も宜しく願い致します。

本日、今年初めて出猟致しました。

去年の終わりにオスの猪にかけられ、猪の匂いを取ると怖がって山入りをしなくなって心配しておりました。

しかし、ユキは去年の出来事を忘れたかの様に、猟を開始して15分で追い鳴きを始め、なんと私の待ちに追い込んで来てくれました

シカが遠かったので3発矢を掛けましたが、なんとかゲット出来ました。

今年も幸先が良い年となりました。


【 後記 】

ユキちやんは、父親がハチ、母親がリリーの2回目の子です、

同じ両親で1回目の子に、当ブログで有名な大阪のレオン君が居ます。

2頭は、謂わば腹違いの兄妹と言うことになります。

やはり、追跡上手は父親ハチ譲りと思います。

ユキちゃんは、1才頃から既にシカ猟犬としてデビューした秀逸犬です。

年も3才と繁殖には持って来いの年齢ですので、良血を後世に残して欲しいと願っております。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月 4日 (木)

今年になって未だ山入出来ず!

 四国徳島は、お正月は良い天気で新しい幕開けとなりました。

・・が、元旦から大きなニュースが入り、TVで連日報道されています。

改めて、被災された方々へのお見舞いと、亡くなられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。

一日も早い復旧をご祈念申し上げております。


我家のご近所でも、大晦日に亡くなられた方がおられ、昨日は通夜、本日は告別式と言うことで、ご主人様はご近所の方と一緒に受付等のお手伝いに行かれていました。

亡くなられた方は、昨年定年退職をされた65才の男性で、我家の在所では一番若い跡取りで今後地域の先導役として期待されていただけに残念でなりません。


この様に、令和6年度は大変不幸な幕開けとなりました・・。

・・ので、今年に入り、未だ一度も山入は出来ていません。

我々みんな、可成りストレスも溜まっています・・(~_~メ)

本来なら、3日にジャッキー君の山入を公開する予定でしたが、この様な状況下から中止にされました。


下の写真は、年末に山入した時のジャッキー君の様子です。


久しぶりのイノシシの生存確認です。

Dsc_00594_20240104093201

何故か、ジャッキー君は興味がある様ですが、シカの様に電光石火で起こしに行かなくてホッとしています。

大切なトム系の種牡として大事にしたいのですが、狩猟犬ですのでこればかりは何ともなりません。

幸い、その後にこの猟場に行ってもイノシシの生存は確認できませので、豚熱感染から逃れた数少ない生存個体で縄張りを持たない「渡り」の様です。

本年度は、ジャッキー君の仔犬を残す計画ですので、イノシシには行かないでシカ猟犬としての猟芸に磨きをかけて欲しいと願っております。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年1月 2日 (火)

今年初のブログは若武者サツマ!

今年も当ブログをご支援の程お願い申し上げます。

ご主人様も、猟歴50年を迎えました!・・。

・・で、今年はどんな一年に成るかと、希望に胸を膨らませておられました。

・・が、何と!元日早々、とんでもない大きなニュースが飛び込んで来ました・・

それは、石川県能登で震度7の大地震が発生した・・と言うものです・・(≧◇≦)

お正月と言うことで、子供さん達も里帰りし、久しぶりの家族団らんでお孫さん達の笑い声も絶えない楽しい年末だったとお察しします。

それが、元旦早々に大きな地震に見舞われ、一瞬の内に楽しみは打ち砕かれてしまいました・・( 悲しい! )

被災されました方々には、心よりお見舞いと一日も早い復旧をご祈念申し上げております。


さて、令和6年度はどの様な年に成るか?・・・

我家は昨年度、色々な事がありました。

一番は、ご主人様が終活として、愛車ハーレーを手放されました。幸い、サツマ保存会員様で栃木県のT氏がご主人様の想いを受け継ぎ大事に乗って頂けることになり、安堵しております。

また、新しく鹿児島「サツマ師匠M氏」最後の繁殖となりました「ジャッキー君」が我家の仲間になりました。

我家は現在、7才のハチを筆頭に、6才のフク、4才のソラとナツ、2才のワカとアメビーのルイ、1才のジャッキーとマイの8頭です。

今年は、少し早いのですが、幼犬ながら姿芸両全の活躍を見せてますジャッキー君の繁殖を考えています。

・・と言うのも、狩猟犬は猟場で何が起こるか分かりません、のでジャッキー君の仔犬を残す計画です。

台牝は、今年で引退するソラになると思います。


昨年は、3台の車検でご主人様の出費も多かった上に、ドックフードが大きく値上がりし経済的に大変な一年でした・・(>_<)

今年は、鉄砲所持許可の更新と狩猟免許の更新があります・・。

我々の保存活動と共に、何時まで続けるか?、今後におけるご主人様の終活となっています。


最近、幸いにも我々サツマビーグルの保存活動に明るい兆しが見えて来ております。

それは、静岡のS氏が第一種動物取扱業の登録認証を取得し、30頭余り飼育できる犬舎も完成しております。

また、鹿児島「サツマ師匠M氏」のお孫さんが「爺ちゃんが残して来たサツマは僕が受け継ぐ・・」と、とても頼もしい後継者が現れ、現在犬舎を建設中です。師匠がお元気な内に沢山勉強し、将来は立派な後継者になって欲しいと願っております。

ご主人様は、お二人に大きな期待をされており、今後は犬の交流を含め、全面的な協力を惜しまない様です。


最後になりますが・・

今年一年、拙いブログですが、今日まで50年の猟歴並びに繁殖歴から、技術的なノウハウも含めたタイムリーな情報を分かりやすく紹介したいと考えておりますので、宜しくご拝読して頂きます様お願い申しげます。


下の写真は、元旦に送って頂きました茨城のロク君です。

オーナー様は、HP「 狩猟犬サツマビーグルの郷 」の復活に大変なご尽力を頂きました学習塾経営のM氏であります。

ロク君を立派なサツマにしたいと、一年中早朝1時間の運動は欠かしたことがなく、その甲斐あって下写真の様に素晴らしい体躯の若武者サツマに成長しております・・( 拍手! )

202401

今年一年が、皆様にとって素晴らしい年であります様、心よりご祈念申し上げております。



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2024年1月 1日 (月)

謹賀新年!

皆様、あけましておめでとうございます

当犬舎「四国プリンス犬舎」は、本年も絶滅が危惧されています純血サツマビーグルの保存普及活動に取り組んで参ります。

どうか、宜しくご指導の程お願い申し上げます。

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本年も我々サツマビーグルが全国各地で活躍してくれることを願っております。

また、サツマ保存会員様の今年一年が、素晴らしい年になります様、心より祈念しております。

愛犬の写メを心よりお待ちしております・・



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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